JPS5920278Y2 - アイスホツケ−用ステイツク - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軽金属製のアイスホッケー用スティックに関す
るものである。

アルミニウムやマグネシウム等の軽金属でできたアイス
ホッケー用スティックは木製にくらべ強度が大で折れに
くいという特徴があり、また量産性にも優れている。

しかしながら、いかに軽金属といえども木よりは比重が
大きいので、木製のものと同一寸法に作ったのでは重く
て使えない。

本考案は上記のような問題点をなくした軽金属製のアイ
スホッケー用スティックを提供するものである。

以下図面を参照して本考案の具体例を詳細に説明する。

図において、１はアイスホッケー用スティックのブレー
ド、２は柄である。

ブレード１は軽金属製の板状体からなり、多数の穴３が
形成されている。

このブレード１は鍛造、鋳造又は板からの打抜などによ
って所定の形にした後、穴３をあけて作られる。

穴３の大きさと数はブレード１の重量が所望の重さにな
るように選定される。

また、柄２は軽金属製の角管で構成することにより軽量
化がはかられている。

ブレード１と柄２の接合は、溶接、圧接又はリベット止
め等により行なわれる。

４はその接合部である。

本考案のスティックは上記のような構成であるから次の
ような効果がある。

（１）柄は中空であり、ブレードには多数の穴がおいて
いるので軽量であり、重量的には木製のスティックと同
様な使用感が得られる。

（２）特にブレードの部分に多数の穴があけであるので
゛、バッティングシュート（パックを叩くようにして行
なうシュート）を行なうときにブレードにかかる風圧が
少なくなり、バッティングを敏速に行なうことができる
。

（３）ブレードの部分に多数の穴をあけると、穴のない
場合に比べ、パックを扱うときにひびきのある金属音の
発生が少なくなり、使用者に不快感を与えない。

これは実際の使用効果から判明したものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案のアイスホッケー用スティックの具体例を
示す正面図である。 １・・・・・・ブレード、２・・・・・・柄、３・・開
穴、４・曲・接合部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 軽金属製板状体からなるブレードと軽金属製角管からな
   る柄とを有し、前記ブレードには多数の穴があけである
   ことを特徴とするアイスホッケー用スティック。