JPS5920267Y2 - イオン発生用導電シ−トを備えた指圧効果を有するパツド - Google Patents

イオン発生用導電シ−トを備えた指圧効果を有するパツド

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Publication number
JPS5920267Y2
JPS5920267Y2 JP233480U JP233480U JPS5920267Y2 JP S5920267 Y2 JPS5920267 Y2 JP S5920267Y2 JP 233480 U JP233480 U JP 233480U JP 233480 U JP233480 U JP 233480U JP S5920267 Y2 JPS5920267 Y2 JP S5920267Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
conductive sheet
protrusions
large number
independent hollow
Prior art date
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Expired
Application number
JP233480U
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English (en)
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JPS56104543U (ja
Inventor
博太郎 西田
卓由 石野
喜雄 岩本
Original Assignee
アキレス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は負イオン発生用導電シートを備えた有効な指圧
効果を有する寝具用のパッドに関するものである。
従来より合成樹脂フオームはその有する緩衝性を利用し
て寝具類に用いられ、快適な寝心地を得るための構造の
研究がおこなわれている。
−青貝イオンが身体の健康上優れた効果を有することが
従来より知られ、各種の形式のイオン発生器が既に実用
化されているが、従来これを寝具に適用して快適な寝心
地を得るとともに健康の増進を図るための試みも行なわ
れている。
たとえば実開昭54104207号にみられるように寝
具に指圧作用をもたせるとともにイオン発生器を寝具に
適用し、積極的に健康の増進を図ろうとするものがある
この実開昭54−104207号の寝具は、イオン発生
体の両面が人体が直接発生体に接触するのを防ぐため絶
縁性フィルムで被覆されている。
従来のこのような絶縁被覆されたイオン発生体において
は、イオン発生体に生ずる負イオンを絶縁体が受けてイ
オン発生体に面する所で正イオンが発生しこの絶縁体反
対側に負イオンが静電誘導効果によって発生し、この上
に臥床する使用者の人体に負イオンを作用させることか
で゛きるもので゛ある。
しかしながらイオン発生体の両面が絶縁被覆されている
ため静電誘導効果にロスが生じ、特に帯電性のあるもの
を使用すると正イオンと相殺されてほとんど効果が無く
なってしまうこともある。
又一方寝具の表面に多数の均一の高さの中空突出部を形
式して指圧作用を及は゛すものであり、この中空突出部
はかなりの硬さを有するものであるから、寝具に横たえ
た身体に及は゛す中空突出部の押圧感触が無く、長時間
継続して使用することは困難であり、従って負イオンを
施与する時間も短かくなり必ずしも効果が充分であるも
のではなかった。
本案のパッドはこのような欠点を解消したもので、指圧
効果と効率の良い負イオン効果をより効果的に施与する
ことができるとともに寝心地の良いパッドを提供するこ
とを目的とするものである。
すなわち本案は熱可塑性軟質合成樹脂フオームシート1
の表面に、一定範囲にわたりイオン発生用導電シート5
を積層し、熱成形により両者を一体に結合させるととも
にその積層体の表面に多数の独立中空突出部3と該独立
中空突出部3より高さの低い多数の突出部4を形式させ
てなるイオン発生用導電シートを備えた指圧効果を有す
るパッドである。
本案の寝具は第3図に示すように軟質ウレタンフオーム
、ポリエチレンフオーム、塩化ビニルフオームなどの熱
可塑性合成樹脂フオームからなるフオームシート1の上
面に、柔軟性を有する導電シート5を置き、その上面に
、前記フオーム1と同質のフオームシート21及びカバ
ーとなる編織布2を積層し、フオームシート1の下面に
該フオームシート1と同質で、所望の色彩に着色したフ
オームシート22を重ね合わせ、この積層体Aを熱プレ
スMで一体に結合するとともに第1図、第2図に示すよ
うに上面に多数の独立中空突出部3と該独立中空突出部
3より高さの低い多数の突出部4を形成したものである
また導電シート5に接続したリード線17の端末にコネ
クタ8が取付けられている。
そしてこのコネクタ8は直流電圧イオン発生器11にコ
ードで直結されたコネクタ9と接続し得る。
又必要に応じてカバーとなる編織布2及び/又はフオー
ムシート21は省略することができ、成形後適宜カバー
を被覆して使用しても良いものである。
次にその製造工程について説明する。
すなわち、熱プレスMの雄型7には、前記積層体Aの独
立中空突出部3を形成する多数の円形の突出部16が設
けられ、また雌型12にはこの突出部16を受は入れる
多数の円形の孔部14が設けられており、更に雌型12
には該独立中空突出部3より高さの低い突出部4を形成
すべき円形の穿孔13が設けられており、フオームシー
ト1は部分的に肉厚を異ならせ、その厚肉部1A及び薄
肉部1Bにより形成された段差面を雄型7側に向け、各
厚肉部1Aを雄型7の各突出部16の位置に合致させて
これを両型間に設置する。
また導電シート5としては体積固有抵装置が1O6Q以
下のものを用い、これを第1図に示すように就寝時、人
体の胸部より下の部分に対応させてフオームシート1上
に設置し、このフオームシート1と、導電シート5の上
にそれぞれ編織布2.フオームシート21を重ね合せ、
フオームシート1の下にフオームシート22を置き、こ
の積層体Aを両型7,12で挟圧して均一な厚さに熱プ
レス加工を行なうものである。
熱プレス条件は、積層体Aの厚みや素材によって異なる
が、180〜230℃の加熱温度で、0.10〜10.
0kg/cm2の圧力の下で約3.0〜180秒間加圧
して加圧を行なうのが通例である。
上記処理によって第2図に示すようにフオームシート1
の肉厚部1Aおよび肉薄部1Bの部分にそれぞれ椀型の
独立中空突出部3及び高さが低い突出部4か゛上面に形
成される。
一般に各独立中空突出部3の形状を椀型とすることより
圧縮強度を大きくすることかで−きる点で好ましいが、
これを円錐型、三角離型、四角錐型、三角柱型、四角柱
型、五角柱型、ダイヤ型又は直列した半円筒型などの形
状に設定し、あるいはこれらの形状を適宜組合せて積層
体に設けてもよい。
また独立中空突出部3及び高さの低い突出部4の配列に
ついては縦横の列状、千鳥状、その他の配列を自由にと
らせることができるが、指圧効果を高めるために人体の
いわゆるつぼ部分に集中して独立中空突出部3を配置す
ることができる。
本案の寝具を使用するときには、これを適宜マット(図
示略)上に敷いて第1図に示すように直流電圧イオン発
生器11のコード10に設けたコネクタ9を寝具のコネ
クタ8に接続し、直流電圧イオン発生器11の電源を投
入すると、タイマー(図示略)で設定された一定の時間
、寝具内の導電シート5に電圧が印加され、該シート5
に負イオンが発生し、この負イオンを臥床する使用者の
人体に直接作用させる。
本案のパッドは以上のようにフオームシート1上に硬さ
があり強度の高い独立中空突出部3と該独立中空突出部
3より高さが低い軟かく強度の弱い突出部4が多数形成
され、イオン発生導電シート5が内蔵されているもので
あるから、本案のパッド上に身体を横たえたとき、第4
図に示すように身体15は独立中空突出部3によって強
く圧迫されて指圧作用を受けるが、該独立中空突出部3
は裏側が中空であるために身体15の荷重を受けて偏平
状に変形をし、身体15は高さの低い軟らかい突出部4
にも接触して支持されることになる。
従ってパッドの突出部表面への身体接触面積が大きくな
り荷重分散が従来のものに比較して飛躍的に向上し、使
用感がきわめて良好になる。
又イオン発生導電シート5は直流電圧イオン発生器11
に接続されており、直流電圧がかかつているものであり
、電圧特性の相違により交流電圧に比較して、電気的な
ショックは小さく(交流電圧は直流電圧の約1.4倍の
電気的ショックがある)絶縁被覆しなくても人体への影
響は殆どない。
従って負イオンは損失なく効率的に発生するものである
実験によると出力350■の交流電圧イオン発生器を使
用し、イオン発生体に絶縁体として綿エステル50:5
0%ブロード生布で被覆した場合280Vに減衰し、出
力600■においては380 Vに減衰していることが
判明している。
このように臥床する人体へ負イオンを有効に作用させら
れることはもとより、快適なパッドの使用感と相俟て負
イオンの治療効果が飛躍的に向上するだけでなく、長時
間の継続使用も可能となるものであり、健康上置に有効
で寝心地の良いパッドを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案パッドの一部切欠斜視図、第2図は要部拡
大断面図、第3図は本案パッドを成形する状況を示す説
明図、第4図は使用時の状態を示す説明図である。 1・・・・・・熱可塑性軟質フオームシート、3・・・
・・・独立中空突出部、4・・・・・・高さの低い突出
部、5・・・・・・導電シート、11・・・・・・直流
電圧イオン発生器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性軟質合成樹脂フオームシートの表面に、一定範
    囲にわたりイオン発生用導電シートを積層し、熱成形に
    より両者を一体に結合させるとともにその積層体の表面
    に多数の独立中空突出部と該独立中空突出部より高さの
    低い多数の突出部を形成させてなるイオン発生用導電シ
    ートを備えた指圧効果を有するパッド。
JP233480U 1980-01-11 1980-01-11 イオン発生用導電シ−トを備えた指圧効果を有するパツド Expired JPS5920267Y2 (ja)

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JP233480U JPS5920267Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 イオン発生用導電シ−トを備えた指圧効果を有するパツド

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JP233480U JPS5920267Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 イオン発生用導電シ−トを備えた指圧効果を有するパツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56104543U JPS56104543U (ja) 1981-08-15
JPS5920267Y2 true JPS5920267Y2 (ja) 1984-06-12

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ID=29599176

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JP233480U Expired JPS5920267Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 イオン発生用導電シ−トを備えた指圧効果を有するパツド

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