JPS59202474A - トナ−濃度制御装置 - Google Patents

トナ−濃度制御装置

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JPS59202474A
JPS59202474A JP7733083A JP7733083A JPS59202474A JP S59202474 A JPS59202474 A JP S59202474A JP 7733083 A JP7733083 A JP 7733083A JP 7733083 A JP7733083 A JP 7733083A JP S59202474 A JPS59202474 A JP S59202474A
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JP
Japan
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developer
toner
density
toner concentration
concentration
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Pending
Application number
JP7733083A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Furuichi
正義 古市
Morio Oota
太田 守雄
Nobuo Akiba
秋場 信雄
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I D KK
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
I D KK
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59202474A publication Critical patent/JPS59202474A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0848Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
    • G03G15/0849Detection or control means for the developer concentration
    • G03G15/0853Detection or control means for the developer concentration the concentration being measured by magnetic means

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電子写真複写機等に使用される現像剤のトナー
濃度制御装置に係り、特に現像剤を一旦測定用容器に貯
留した上で濃度を測定するトナー濃度制御装置に関する
〔従来技術〕
電子写真複写機等の現像剤としては9例えば1〜ナーと
キャリヤ(磁性材の粉体)とから成る二成分現1象剤か
用いられており、感光層上に形成された静電潜像はこの
現像剤のトナーを付着させることで可視像化されている
。したがって複写枚数の増加にともなって現像剤中のト
ナー濃度が低下し。
複写像の質の劣化を招来するため、トナーを補給する必
要がある。しかし鮮明で良好な複写像を得るためには、
トナー濃度を所定の値に維持しておくことが極めて重要
であり、そのために精度の高い濃度検知と濃度制御が望
まれている。
今日広く実用化されているトナー濃度制御方法において
は、コイルのりアクタンスがコイルに接した現像剤中の
トナー濃度により変化すると(、>う現象が利用されて
いる。特に現像剤を一旦測定用容器に貯留した上で測定
する方法は測定精度が高り、シかも一定タイミング毎に
測定された測定値に基づいてトナーを補給するために、
トナー濃度を一定に保つ制御方法としては高精度で有効
な手段となっている。以下この従来例について述べる。
第1図及び第2図は、上記した現像剤測定用容器である
リアクター1の一部破断の側面図及び平面図である。リ
アクター1ばコ字形の磁路を形成するコア2.ボビン3
.コイル4.非磁性材6゜シールド7、そして蓋9から
構成されている。コイル4の側面と、コア2の対向面と
、非磁性材6とに囲まれて貯留部5が形成され、貯留部
5に樋10を介して現像剤11が供給される。貯留部5
の底は、軸8に取付けられた蓋9によって形成され、閉
じることで現像剤11を貯留部5に貯留し。
開くことで排出できるようになっている。
以上のようにリアクター1を構成しておき、コイル4の
端子4′及び4″に所定の交流電圧を印加する。コイル
4のリアクタンスXは現像剤のトナー濃度が低下するに
従って高くなることがわかっているので、蓋9を閉じて
貯留部5に現像剤11を貯留した時点でコイル4のリア
クタンスXを測定すれば、そのリアクタンスXの設定値
からの変化によって現像剤11の濃度変化を検知するこ
とができる。そしてこの検知出力に応じてトナーを補給
し、現像剤11の濃度を調整するわけである。
リアクター1の蓋9は一定のタイミングで開閉するので
、現像剤11が貯留する各時点でのトナー濃度が監視で
き、濃度変化に対する細かい対応が可能となる。
〔従来技術の問題点〕
このように従来の濃度制御方法においては、現像剤のト
ナー濃度の変化に従属してコイルのりアクタンスが変化
するという現象が利用されているわけであるが、実際は
コイルのりアクタンスが変化したからといってトナー濃
度が変化したと断言することはできない。というのは第
3図に示すように、現像剤の密度が変化してもコイルの
りアクタンスは変化するからである。同図中の曲線12
は、ある決まった濃度の現像剤に圧力を加えて密度を変
化させた時のその密度とコイルのりアクタンスXとの関
係を表わしている。同図に示されているように、現像剤
が何らかの原因で加圧され密度が高くなるとそれに従っ
てコイルのリアクタンスXも上昇する。そのために実際
はトナー濃度が正常であるにもかかわらずトナー濃度が
低下した時にみあったりアクタンス値が出力され、その
出力に応じた量のトナーが補給されてしまい、オーバー
トナーとなって複写像の画質を劣化させる結果となる。
このような現像剤の密度変化は、現像剤がリアクター1
の貯留部5に貯留されたまま放置されている間に現像装
置へ機械的な衝撃が加えられたりすると容易に発生する
ものである。このような密度が通常より高い現像剤で濃
度検知を行ないトナーを補給しても、上述したようにト
ナー濃度の正しい制御が行なわれないことは明らかであ
り、ここに従来のトナー濃度制御方法の欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の欠点を解決するものであり。
所定時間以上滞留した現像剤の濃度測定値に基づいての
濃度制御は行なわないことで正確なトナー濃度制御を行
なうトナー濃度制御装置を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の要点〕
そして上記目的は本発明によればトナーとキャリヤから
なる二成分現像剤を所定タイミング毎に一定量貯留、排
出できる容器と、現像剤のトナー濃度を検知する検知手
段と、該検知手段の出力に応じてトナーを補給するトナ
ー補給手段とを有するトナー濃度制御装置において、所
定時間以上滞留した現像剤についてはトナー濃度を検知
しない或いは検知しても抽出しない手段を設けたことを
特徴とするトナー濃度制御装置を提供することによって
達成される。
〔発明の実施例〕
以下本発明によるトナー濃度制御装置の一実施例を図面
を用いて詳細に説明する。
第4図はりアクタ−1とりアクタ−1の底にある蓋9を
開閉させる駆動部とを搭載した現像装置16の側断面図
である。
磁気ローラ18は所定の位置に着磁を施されており、そ
の磁力によってスリーブ19上に現像剤11が吸着し、
磁気ローラー18とスリーブ19が矢印47方向に回動
するのに伴ってスリーブ19上に吸着した現像剤11は
ドクタ一部21によって整髪され、磁気ブラシ20を形
成する。磁気ブラシ20はドラム13の感光層14に対
接しており、感光層14上に形成された静電潜像を可視
像化する。
現像に供したスリーブ19上の現像剤11は掻き落し板
44によって掻き落され、攪拌混合用の籠形ローラー4
1側へ送られる。籠形ローラー41は軸40に円板を複
数枚取り付け、細がい丸棒を連通して籠形にしたもので
、矢印43方向に回動してトナー供給口46より供給さ
れるトナーと現像に供した現像剤11とを攪拌し、混合
させる。このように攪拌混合された現像剤11は。
その一部が濃度検知用のサンプルとして磁気円板22に
よって吸着収集されることになるが、その具体的な構成
及び動作は第5図及び第6図を用いて説明する。
第5図及び第6図は、第4図のりアクタ−1と蓋9を駆
動する駆動部とを詳しく示した斜視図である。第5図及
び第6図中のりアククー1.蓋9゜樋10.そして磁気
円板22は軸受23及び24を境として現像装置16の
カバー17内に位置しているが、ここではカバー17は
説明の便のため省略しである。
磁気円板22が固定されている軸25はシールを施され
た軸受23によって回動自在になっており、更にカバー
17の外部において軸25にはボイルギヤ26及び円板
29が固定されている。ホイルギヤ26は、ウオームギ
ヤ27と噛み合っていて、ウオームギヤ27が固定され
ている軸28は図示していない駆動源によって回動を与
えられる。これによって所定の速度の回動が磁気円板2
2及び円板29に与えられることになる。
次にリアクター1の貯留部5への現像剤11の注入につ
いて第5図を用いて説明する。
すでに述べたように、供給口46がら供給されたトナー
と攪拌混合された現像剤11は、その一部が濃度検知用
のサンプルとして、ドクタ一部21によって整髪される
直前に磁気円板22によって吸着収集される。磁気円板
22は所定の速度で回動しているから、吸着した現像剤
11は上方へ汲み上げられ、第5図及び第6図に示す樋
1゜の凹部ではがされて樋1oに乗り移る。乗り移った
現像剤11は自然に流下するが、あるいは後続する現像
剤に押されて樋1oより流出し、リアクター1の貯留部
5に落下する。
落下した現像剤11は、貯留部5の蓋9が閉じている時
は貯留部5を満たして行くが、その際複写装置16の駆
動部の回動等によって適度の振動が貯留部5に与えられ
ているために、落下した現像剤11は常に測定に良好な
状態で満たされることになる。貯留部5が満たされると
余分な現像剤11はリアクター1のシールド7 (第1
図及び第2図参照)の外側を流下する。
貯留部5の底を形成する蓋9は一定タイミングで開閉す
るが、蓋9の閉じた状態は第5図に、開いた状態は第6
図に示されている。以下M9の開閉動作について説明す
る。
蓋9が固定されている軸8は、シールを施した軸受24
によって回動自在になっており、他方の端にはカラー3
4が固定されている。カラー34には反対方向にのびた
アーム35とアーム36とがとり付けられ、アーム36
にはスプリング37が掛けられている。スプリング37
ば、他端を取付部利38に取付けられたピン39で固定
されているためアーム36を引き寄せ、そのカによって
蓋9がリアクター1の底に押し付けられて第5図の状態
が維持されている。
一方、矢印78方向へ所定の速度で回動してぃる円板2
9には、軸30′が外周近くに固定され。
この軸30′にコロ30が回動自在に取り付けられてい
る。コロ30は円板29の回動に伴って矢印78方向へ
回動し、アーム35の先端部分を引掛け、アーム36に
掛けられているスプリング37の張力に抗してアーム3
5を押し下げる。アーム35が押し下げられることで、
アーム35に軸8を通して連動している蓋9が開くこと
になる。
第6図には、アーム35がコロ30によって押し下げら
れて蓋9の開いた状態が示されている。
蓋9か開くことで、貯留部5を満たしていた現像剤11
は流下する。そして円板29はなお回動を続け、コロ3
0とアーム35がはずれるとスプリング37の張力によ
ってアーム36は引き寄せられ、アーム35が所定の位
置にもどると同時に蓋9も閉じて第5図の状態に復帰す
る。そして空になった貯留部5に新しい現像剤11が供
給されて、上述してきた動作を繰り返すわけである。
次に、第7図ないし第10図を用いて現像剤11の濃度
測定のタイミングについて詳細に説明する。
第7図乃至第10図には、第5図及び第6図におけるマ
グネット31.ホール素子32及び33、コロ30.そ
してアーム35の相互の位置関係とその変化が概略的に
示されている。アーム35は軸8を通して蓋9と連動し
、矢印78方向へ所定の速度で回動する円板29上には
コロ30が取付けられ、同じく円板29上にコロ30と
所定の角度だけずれてマグネット31が固定されている
。またマグネット31から発生する磁力線を検知するた
めにポール素子32及び33が所定の位置に取付けられ
ている。
今、第7図の状態で停止していた円板29が複写装置の
電源がオンされることで回動を開始した場合を考える。
この時、コロ30はアーム35を引掛けていないので蓋
9は閉状態にあり、貯留部5には前回複写装置の電源が
オフされた時点で放置されたままの現像剤11が滞留し
ている。
円板29が矢印78方向へ回動を開始すると。
先ずマグネット31がホール素子32を通過する。
ボール素子32はその際磁力線を検知して検知信号を出
力する。さらに第8図に示すようにマグネット31がホ
ール素子33と相対し、ホール素子33が検知信号を出
力する。と同時にコロ30がアーム35に接触してアー
ム35を押し下げ始める。さらに第9図に示すように円
板29が所定の回動角だけ回動するとコロ30はアーム
35を最大限に押し下げる。アーム35と連動している
蓋9もその時最大限に開き、貯留部5に滞留していた古
い現像剤11とその古い現像剤11の上に今回新たに供
給された現像剤11とが共に排出される。
さらに円板29が回動するとコロ30とアーム35がは
ずれ、蓋9が閉じて新しい現像剤11が貯留部5に供給
される。そして第10図に示すようにマグネット31が
ホール素子32に再び相対するまでの間に貯留部5には
新しい現像剤11が満たされている。マグネット31が
ホール素子32に相対した時、ホール素子32は検出信
号を出力し、上述した動作を繰り返す。
以上の動作の目的とするところは、すでに述べたように
貯留部5に滞留したまま所定時間以上放置された現像剤
11についての濃度測定値は抽出せずに、その現像剤1
1を一旦排出した後で貯留部5に一定のタイミングで貯
留する現像剤11についての濃度測定値のみを抽出しよ
うとする点にある。
そのために本実施例においては、:a度測定値の抽出条
件を次のように指定している。すなわち。
マグネット31がホール素子33を通過した後の所定時
間内で、かつマグネット31がホール素子32を通過し
た時のみ濃度測定値が抽出される。
という条件が指定されているわけである。
この点について再度第7図ないし第10図を用いて説明
を行う。第7図の状態で所定時間以上停止していた円板
29か矢印78方向へ回動を開始すると、マグネット3
1は先ずホール素子32を通過する。しかしこの時点で
はマグネット31はホール素子33をまだ通過していな
いために濃度測定値は抽出されない。次に第8図の状態
となつてマグネット31がホール素子33と相対し、ホ
ール素子33から検知信号が出力されると、その時点か
ら所定時間内は、いわば濃度測定値を抽出する準備が完
了した状態となる。そして第9図6三示されるように所
定時間以上滞留した現像剤11が排出され、そして新た
に現像剤11が貯留部5に供給される。現像剤11が貯
留部5を満たした第10図の状態でマグネット31はホ
ール素子32と再度相対する。しかし今回はマグネット
31がホール素子33をすでに通過した後であり。
いわば濃度測定値を抽出する準備が完了した状態にある
ため、ホール素子32から出力される検知信号によって
濃度測定値の抽出が行なわれるわけである。以下同様に
マグネット31がホール素子33を通過した後の所定時
間内であれば、マグネット31がホール素子32を通過
する毎に現像剤1、1の濃度測定値が抽出されることに
なる。
以上の説明では、−例として第7図の状態を停止状態と
して説明したが、実際の停止状態は無数にある。もし第
9図に示したような状態で停止したならば、蓋9が開い
ているために現像剤11の滞留はなく、従って貯留部5
内の現像剤11の密度変化の問題も無くなるわけである
。しかし本実施例では第9図の状態で回動が開始された
場合でも、最初に貯留した現像剤11は排出することに
している。その理由は、装置の複雑化を避けるためであ
り、また確率的に考えて第9図のような蓋9が開いた状
態で停止する確率は低く2本発明の課題となる蓋9の閉
じた状態、すなわち第7図。
第8図、第10図に代表される状態で停止する確率の方
がはるかに高いからでもある。
次に上記濃度測定値の抽出条件を成立させるボール素子
32及び33の出力信号の具体的な処理について詳細に
説明する。
第12図は本発明の特徴となる制御回路の第一実施例を
示している。同回路は濃度測定値としてのコイル4の分
担電圧変化分とホール素子32及び33の出力信号を入
力として、ホール素子33からの入力信号を受信した時
点から所定時間内にホール素子32からの入力信号を受
信した時のみ濃度測定値が抽出され2図示されていなシ
)トナー補給機構へ信号が送出される。という動作を行
なうものである。
先ずコイル4を含む濃度測定部から説明を始める。本実
施例ではコイル4のリアクタンスの変化を公知のブリッ
ジ回路によって検出して濃度浬11定を行なっている。
ブリ・ノジ回路は保護抵抗器53゜可変抵抗器52.コ
イル4.そして抵抗器54及び55とによって構成され
、端子50及び51力1ら所定の交流電圧が印加されて
いる。ブリ・ノジ回路の終点a及びbには、それぞれダ
イオード56及び57の各アノード端子が接続されてい
る。ダイオード56のカソード端子には、増幅器62の
一方の入力端子とさらにコンデンサ60及び抵抗器61
とが接続され、また同様にダイオード57のカソード6
1M子には増幅器62の他方の入力端子とコンデンサ5
日及び抵抗器59とか接続されている。
コイル4の両端に現れる分担電圧と抵抗器55の両端に
現れる分担電圧は、それぞれダイオード。
56と57によって整流される。ダイオード56のカソ
ード側に現れた整流電圧はコンデンサ60と抵抗器61
によって平1%され、ダイオード57のカソード′側に
現れた整流電圧はコンデンサ58と抵抗器59によって
平滑される。そしてこのように整流平滑されたダイオー
ド56のカソード例の電圧とダイオード57のカソード
側の電圧とが濃度検知信号として増幅器62に入力され
ることになる。
コイル4の分担電圧の変化は、二つの原因、すなわち現
像剤11のトナー濃度の変化と密度の変化によって引き
起こされる可能性があるねりであるが、ここでは一応コ
イル4の分担電圧の変化分それ自体を濃度検知信号と呼
んでお(。そこでこのコイル4の分担電圧の変化分を取
り出すためには、先ず通常の密度で所定のトナー濃度(
例えば12%)をもつ現像剤を用いて、ブリッジ回路の
終点aとbが同電位になるように可変抵抗器52を調整
する必要がある。すなわち第11図の曲線48に示され
るようにダイオード56側の整流電圧とダイオード57
側の整流電圧との差の絶対値が零となるように調整して
おくわけである。そうすれば、トナー補給によって濃度
が例えば12%より高くなった時コイル4のリアクタン
スXが低下するのでダイオード56例の整流電圧が低下
し。
結果としてダイオード57側の整流電圧の方が高くなる
。両整流電圧の差の絶対値は濃度が高くなるに従って大
きくなり、その様子が第11図中曲線48の右上りの部
分で表現されている。
またその逆に、トナーの消費によって濃度が低くなると
、コイル4のリアクタンスXが高くなり。
ダイオード56側の整流電圧が上昇することでダイオー
ド57例の整流電圧との間に電位差が生じるから、濃度
が低くなるに従って両整流電圧の差の絶対値は大きくな
り、第11図中曲線48の右下りの部分でその様子が表
現されている。
以上のようにして、現像剤11の濃度変化に対応した電
位差が濃度検知信号として増幅器62に入力されるわけ
である。
しかし先に述べたように、この濃度検知信号は所定時間
以上滞留したために機械的衝撃等により密度が高くなっ
た現像剤11の検知信号である場合が実際にはあるわけ
である。すなわち第3図に示したように現像剤11の密
度が高くなるとコイル4のリアクタンスXも上昇するか
ら、ダイオード56側の整流電圧がダイオード57側の
整流電圧よりも高くなるのである。その結果、たとえ現
像剤11の濃度が所定の12%であっても第11図中曲
線49上の点X′に示されるように、あたかもトナー濃
度が低下しているかの如く判断されてしまい、トナーが
不必要に補給されて複写画像の地汚れや解像度の低下を
引き起こしてしまう。
この事態を回避するために1本実施例でばホール素子3
2及び33を含む濃度検知信号抽出部を設けて、濃度検
知信号を抽出するタイミングの制御を行なっているわけ
である。以下本発明の特徴となっているこの濃度検知信
号抽出部について詳細に説明する。
第12図において、ホール素子32は増幅器71の入力
端子に接続され、増幅器71の出力端子はリレー72に
接続されている。リレー72が動作すると接点72−1
が閉じる。他方ホール素子33は増幅器73の入力端子
に接続され、増幅器73の出力端子はダイオード74の
7ノード端子に接続されている。ダイオード740カソ
ード端子は増幅器76の入力端子と接続している一方で
、コンデンサ75及び抵抗器63とも接続している。増
幅器76の出力端子にはリレー77が接続されていて、
リレー77の動作によって接点77−1が閉じるように
なっている。接点72−1と接点77−1が共に閉じて
いる時のみ、増幅器62の出力端子は抵抗器66を通し
てトランジスタ67のベースと接続状態となる。トラン
ジスタ67のベースはさらに分流用の抵抗器65と接続
され、コレクタはトナー補給機構を作動させるリレー6
8に接続されている。また端子69゜70には直流電圧
が印加され、増幅器71,73゜76.62.そしてト
ランジスタ67及びリレー68に電流を供給している。
さらに端子51と70を結ぶ配線は、零電位としてコイ
ル4.抵抗器55,59..61,65,63.コンデ
ンサ58、’60,75.増幅器71,73,76゜6
2、そしてトランジスタ67のエミッタにそれぞれ接続
されている。ここで再度第7図乃至第10図を参照しな
がら第12図の回路動作の説明を行なう。
現像剤11が貯留部5に所定時間以上滞留した第7図の
状態から複写装置の作動が開始されたとすると2円板2
9の回動によって先ずマグネット31がホール素子32
に相対する。その時ホール素子32は検知信号を出力し
、その出方信号は増幅器71によって増幅されてリレー
72を作動させる。リレー72の作動によって接点72
−1が瞬時閉じるが、接点77−1が開いているために
濃度測定部の増幅器62からの出力はトランジスタ67
を動作させず、従ってトナー補給機構を働かせるリレー
68は作動しない。この時の増幅器62からの出力は2
.滞留して密度変化を起こしている可能性のある現像剤
11の濃度検知信号に対応しているのであるから、この
濃度検知信号は抽出されなかったことになる。
マグネット31はホール素子32を通過するとホール素
子33と相対する(第8図参照)。この時ホール素子3
3は検知信号を出力し、その出力信号は増幅器73によ
って増幅され、ダイオード74を通ってコンデンサ75
に蓄電される。このコンデンサ75の端子電圧がさらに
増幅器76に入力し、増幅されてリレー77を作動させ
る。リレー77の作動によって接点77−1が閉じるこ
とになる。この場合コンデンサ75と抵抗器63の時定
数によって決まる時間だけ増幅器76の入力電圧が保持
されるため、接点77−1はその保持時間だけ閉じてい
ることができる。この保持時間は5分から30分位あれ
ばよいが、今は仮に5分としておく。従ってマグネット
31がホール素子33と相対してからの5分間は接点7
7−1が閉しているわけである。
接点77−1が閉じた状態で1円板29はさらに回動し
、第9図に示されるようにコロ30がアーム35を引掛
けて蓋9が開き、滞留していた現像剤11が排出される
。そして次に蓋9が閉じると貯留部5には新たに現像剤
11が供給され、第10図に示すように再びマグネット
31がホール素子32と相対する状態になるまでに、貯
留部5は新しい現像剤11で満たされている。マグネッ
ト31がホール素子32と相対すると、ホール素子32
は検知信号を出力し、この出力信号が増幅器71で増幅
されてリレー72を作動させ、接点72−1が瞬時閉じ
る。この時、当然接点77−1は閉じた状態が継続して
いるから、接点72−1が閉じた瞬間に濃度測定部の増
幅器62の出力端子は抵抗器66を介してトランジスタ
67のベースと接続された状態になる。しかもこの時の
増幅器62の出力は、新たに貯留部5に供給された現像
剤11による濃度検知信号に対応した出力である。従っ
て密度変化による濃度検知の(るいは除去され、トナー
濃度の変化のみを忠実に反映した信号が抽出されたこと
になる。
以上のようにして円板29が回動し、現像剤11の貯留
部5への貯留、排出が繰り返され、マグネット31が一
定のタイミングでホール素子32及び33を通過してい
る限り、接点77−1は常に閉じており、接点72−1
はマグネット31がボール素子32を通過する毎に閉じ
るため。
その毎にトナー濃度の変化だけを反映した濃度検知信号
が抽出されるわけである。抽出された濃度検知信号とし
ての増幅器62の出力は抵抗器66を介してトランジス
タ67のベースに電流を流し。
コレクタ側に接続されたリレー68を作動させて。
図示されていないトナー補給機構を働かせトナーを現像
装置内に補給し、所定濃度12%を維持させるのである
今の場合、コンデンサ75と抵抗器63の時定数によっ
て保持時間を5分と決めているから、5分以上貯留部5
に現像剤11が滞留していると接点77−1が開いてし
まい、その結果上述したようにその/!1+i留した現
像剤11についての濃度検知信号は抽出されず、その現
像剤11が一旦排出された後に供給されてきた現像剤1
1についての濃度検知信号が抽出されることになる。
以上説明したように、第12図の回路構成によって、所
定時間以上滞留した現像剤についてはトナー濃度を検知
しても抽出しない事が可能となる。
また第二実施例として第13図に示すように。
リレー77の接点77−1を濃度測定部のブリッジ回路
内で抵抗器53.可変抵抗器52.そしてコイル4と直
列に接続すれば、所定時間以上滞留した現像剤11につ
いてはトナー濃度を検知しないことが可能である。接点
77−1の接続位置以外の回路構成及び動作は第一実施
例である第12図の回路と同様であるから説明は省略す
る。
また濃度測定用のコイル4としてソレノイドコイル等を
用いることも可能であり、上記の第−及−び第二実施例
に限定するものではない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、現像剤の長
時間滞留に伴う密度変化等のトナー濃度以外の原因によ
るトナー濃度制御への影響を回避することができるため
、複写画像の質を左右するトナー濃度を所定の濃度に確
実に維持することができ、その結果画像濃度が安定し、
コピー品質が向上するという効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はりアクタ−の一部破断側面図、第2図はりアク
クーの平面図、第3図は現像剤の密度とコイルのりアク
タンス値の関係を示す特性図、第4図は現像装置の側断
面図、第5図及び第6図はりアクタ−とりアクタ−に関
係する駆動部を示した斜視図、第7図ないし第10図は
りアクタ−の底が開閉するタイミングと濃度測定のタイ
ミングを説明する概略図、第11図はトナー濃度及び密
度に対する濃度検知信号の関係を示す特性図、第12図
は制御回路の第一実施例の回路図、第13図は制御回路
の第二実施例の回路図である。1・・・リアクター  
 4・・・コイル 5・・・貯留部   9・・・蓋   11・・・現像
剤   16・・・現像装置   31・・・マグネッ
ト   32.33・・・ホール素子   75・ ・
 ・コンデンサ   72.77・・・リレー   7
2−1.77−1・・・接特許出願人   カシオ計算
機株式会社〜     アイ・ディ株式会社 代理人弁理士  大 菅 義 之 第3図 密度→ 第4図 9−啼 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第11図 1廖(χ)→ 宕度−参 第12図 ココ   Od  コー btJbl 第13図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  トナーとキャリヤからなる二成分現像剤を所
    定タイミング毎に一定量貯留、排出できる容器と、現像
    剤のトナー濃度を検知する検知手段と。 該検知手段の出力に応じてトナーを補給するトナー補給
    手段とを有するトナー濃度制御装置において、所定時間
    以上滞留した現像剤についてはトナー濃度に関する情報
    を抽出しない制御手段を設けたことを特徴とするトナー
    濃度制御装置。
  2. (2) 前記制御手段はトナー濃度自体を検知しない手
    段からなる特許請求の範囲第1項記載のトナー濃度制御
    装置。
  3. (3) 前記制御手段はトナー濃度を検知してもトナー
    濃度情報を出力することを禁止する手段を有してなる特
    許請求の範囲第1項記載のトナー濃度制御装置。
  4. (4) 上記トナー濃度を検知する検知手段として現像
    剤のトナー濃度に応じてリアクタンスが変化するコイル
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    トナー濃度制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4975742A (en) * 1987-11-26 1990-12-04 Mita Industrial Co., Ltd. Toner density control device
JP2007219455A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Ricoh Co Ltd 現像剤濃度検知装置、現像装置、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4975742A (en) * 1987-11-26 1990-12-04 Mita Industrial Co., Ltd. Toner density control device
JP2007219455A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Ricoh Co Ltd 現像剤濃度検知装置、現像装置、及び画像形成装置

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