JPS59202225A - ポリビニルアルコ−ル系ブロツク共重合体の製造法 - Google Patents

ポリビニルアルコ−ル系ブロツク共重合体の製造法

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JPS59202225A
JPS59202225A JP7710583A JP7710583A JPS59202225A JP S59202225 A JPS59202225 A JP S59202225A JP 7710583 A JP7710583 A JP 7710583A JP 7710583 A JP7710583 A JP 7710583A JP S59202225 A JPS59202225 A JP S59202225A
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Kiyokazu Imai
今井 清和
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なポリビニルアルコール系ブロック共重合
体の製造法に関する。その目的は品分子1(1 とがある。)を有するポリビニルエステル系重合体3 は炭素数1〜6のアルキル基、X1nハロゲン原子)よ
シ選ばれた基、凡3、R4は炭化水素基金表わす。)(
以下YSi−基と略記することがある。)と反応させる
ことによシえられたポリビニルエステル系重合体、とり
わけポリ酢酸ビニル系重合体とポリシロキサンのブロッ
ク共重合体をけん化することによりポリビニルエステル
部分をポリビニルアルコールにすることによりポリビニ
ルアルコールとポリシロキサンのブロック共重合体を得
ることにある。
ポリビニルアルコールはポリビニルニステルトりわけポ
リ酢酸ビニルをけん化することによシ容易にえられるこ
とから工業的に大規模に生産され、繊維、フィルム、シ
ート等の成型物のほか、水溶性のポリマーとして接着剤
、紙加工剤、繊維サイジング剤等広範な分野で利用され
ている。
一方ボリシロキサン例えばポリジメチルシロキサン、ポ
リフェニルメチルシロキサン等ハシリコンオイ/L/、
シリコンゴム、シリコンゴムス等のシリコン系樹脂とし
て、その無機のシリケート結合にもとづく耐熱性、撥水
性等の特性を生かして棟々の用途で利用されている。
上記有機系材料と無機系材料を結合することにより、両
者の特性を併せ有する新しい材料をつくシだすこと全期
待し、先ず両材料のブレンドによる方法を検討したが、
両者の相溶性がなく、性能の良い材料とはならないこと
がわかったっ本発明者らは両材料を結合することによシ
、性能の良い材料を見出すべくさらに検討を加えた結果
、高分子末端にニーSiX基を有する特定のポリビニル
エステル系重合体、とりわけポリ酢酸ビニル系重合体を
末端にYSi−基を有する特定のポリシロキサンとその
末端同士で反応することによりえられたポリビニルエス
テル系重合体、とりわけポリ酢酸ビニル系重合体とポリ
シロキサンが結合したブロック共重合体をけん化し、ポ
リビニルエステ)v fポリビニルアルコールにするこ
とによシ新規な親水性と疎水性のブロックの結合したブ
ロック共重合体かえられることを見出し、本発明に到達
したものである。
本発明の特徴は一8iX基という特定の末端基を有する
ポリビニルエステル系重合体とYSi−基という特定の
末端基を有するポリシロキサンを用い、末端同士を反応
させ、次いでけん化することによりポリビニルエステル ルにする点にある。そしてこのようにして得られたポリ
ビニルアルコール系ブロック共重合体はポリシロキサン
とポリビニルアルコールの結合が炭素−硅素(C−Sり
結合になっておシ、耐加水分解性にすぐれておシ、多く
のシロキチン誘導体に見られるC−0−8+結合の場合
のように容易に加水分解し、結合が切れたシすることが
ない。ざらにまたこのブロック共重合体はポリビニルア
ルコール部分の親水性ブロックとポリシロキサン部分の
疎水性ブロックからなるため、両成分がミクロ相分離す
ること、しかも両成分の分散が均一性にすぐれ、さらに
成形した場合の機械的性能がすぐれているため、分離1
1労などの機能性材料として有用であるなどの利点を有
している。
以下本発明を具体的に説明する。
本発明で使用される一8iX基を末端に有するポリビニ
ルエステル系重合体は一般式R1= R2S i (X
)H( R1、It2は炭化水素基を表わし、たとえば
炭素数1〜10の脂肪IA:(アルキル基など)または
芳香族炭化水素基があげられる。好寸(2い炭化水素基
としてはメチル基、フェニル基があげられる。また且1
、R2の炭化水素基は同じであってもよいし、また異な
っていてもよい。Xはハロゲン原子を表わし、たとえば
塩素原子、臭素原子があげられるが塩素原子が好ましい
。)で示されるジアルキルヒドロハロシラン共存下にビ
ニルエステル系41 m 体特に酢酸ビニルエステルを
主体とする単bk体をフジカル重合することによシ容易
にえることができる。この重合によりR’ R2S i
 (X)、Hが連鎖移動剤として作用し,ポリビニ)v
エステル系重合体末端に1 一山i−X基が結合した重合体かえられる。すなわ五2 ち#酸ビニルの場合、模式的に示すと 1 ビニルエステル系単量体としては、例えばギ酸ビニル、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニ
ルなどがあげられる,とシわけ酢酸ビニルは工業的に大
量に生産され、安価でアシ、また重合体のけん化も容易
であシ好ましい。ビニルエステル系単m 体の重合時に
ビニルエステル系単量体とランカル共重合可能な化ツマ
−を共婁モすることができる。例えばエチレン、プロピ
レン、ブテンなどのオレフィン類塩化ビニル、メタクリ
ル酸エステル、アクリル酸エステル、アクリルアミド、
スチレン、ビニルエーテル、等のビニル系中量体、ブタ
ジェン、イソプレン等のジエン類などがあげられる。
ビニルエステル系単量体の重合は通常のフジ力)v重合
法で実施される。すなわちアゾビスイソブチoニトリル
、過酸化ベンゾイル、ラウロイルパーオキシド、ジイソ
プロポキシパーオキシシカ−ボネート等のフジル刀)v
重合開始剤、γ線、電子線等の放射線′−S、を用いて
、塊状重合、溶液重合、スラリー重合等の方法で、回分
式、半連続式、連続式等の公知の方式で重合される。連
鎖移動剤であるジアルギルヒドロハロシフンは重合中K
 消Rされるので、重合系中の濃度(単量体に対する)
が一定になるよう補給することが好ましい。
末端にYSi−JJf有するポリシロキサンとけ片末端
もしくは両末端にYSI−基を有するポリシロキサンで
、主鎖のシロキチン結合はジメチル、ジエチル、あるい
はジフェニルシロキチンなどのジアルキルシロキサンの
単独または共縮合体で、特にポリジメチルシロキサン、
ポリジフェニルシロはLi、Na、に等のアルカリ金属
、几は炭素数1〜6のアルキ)v基、Xlは塩素原子、
某オさ原子などのハロゲン原子を表わす。)から選ばれ
る基で、中でもOMが好ましく、さらに−ON a、が
ゴd良でるる。
R3、R4は炭化水素基を表わし、たとえは炭素数1〜
10の脂肪族(アルキル基など)または芳香族炭化水素
基があげられる。好ましい炭化水素基としてはメチル、
エチル、プロピル、フェニル基があげられ、中でもメチ
ル、フェニル基が好ましい。
またR3、R4の炭化水素基は同じであってもよいし、
両末端が効率よく反応し結合することができるので特に
好ツしい。0■の場合は反応を促進するために水酸化す
トリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトギシド、ア
ンモニア、トリメチルアミン、ジエチルアミン、ブチル
アミン等のアルカリ化合物を反応によ’) k giL
するハロゲン化水素の脱離、促進と中和剤として使用す
ることが望ましい。Yがoit、xの場合は水と上記の
アルカリ化合物を併用することが望ましい。
本発明の末Ai+jに特定の一8iX基を有するポリビ
ニル系111合体と!特定のYSi−基を有するポリシ
ロキサンとの反応は両者を接触させることによシ反応さ
せることができる。よシ反応を円滑に進めるためには両
者をより均一に混合接触させることが好捷しく、そのた
めに両型合体を適鮨な溶剤に溶解した溶液を混合するこ
とが望ましい。溶剤としてはベンセン、トルエン、テト
ラヒドロフラン、ジエチルニーデル、クロロホルム、な
どのポリビニノー25合体およびポリシロキサンを溶解
できるものが好ましい。反応温度は反応が進行する温度
を適宜選択されるが、副反応の抑=+1と反応速度のバ
ランスから10〜80°Cの範囲が好ましい。
ポリビニルエステル系重合体とポリシロキサンの割合は
目的とするブロック共重合体の性能に応じて適宜選択さ
れるが、ポリビニルエステル系重合体の末端の一8iX
基に列するポリシロキチンの末端のYSi−基のセル比
を1以上にすることが反応速度が大きく好ましい。YS
i−基を両末端に有するポリシロキサンを用い、YSi
−基/ −8i X 基モル比が1以上の条件で反応さ
せた場合、未反応のYSi−基末端をそのま一残してお
くことは加熱成型時等に着色したシする副反応がおこる
ことがちシ、たとえば下記の式(白に示すとおりR5R
6R7・8iX (ここでR5、R6および凡7は炭化
水素基を表わし、たとえば炭素数1〜10の脂肪族(フ
ルキル基々ど)または芳香族炭化水素基があげられる。
好ましい炭化水素基としてはメチル基、フェニル基があ
げられる。また凡5、R6およびR′は同じであっでも
よいし、また異なっていてもよい。)等の単官能性シブ
ン低分子化合物を残存YS1−基と反シロキチンの反応
によるブロック共連合体の製造の例について模式的に示
すと次のとおりである。
CI(3CH30H3CH3 出せ聴力 (15 ポリビニルエステル系重合体およびポリシロキサンの重
合度は目的とするブロック共重合体の組成、性能から適
宜選択されるが、ポリビニルエステル系重合体は50〜
10,000、好ましくは100〜2,000、ポリシ
ロキサンは5〜5,000、好ましくは10〜1,00
0が末端基の反応性、共重合体性能のバランスから好ま
しい。
このようにしてえられたポリビニルエステル重合体とポ
リシロキサンのブロック共重合体を通常の方法でけん化
することによシボリビニルエステル系重合体を部分的に
あるいは高度にけん化してポリビニルアルコール系重合
体にすることによシポリビニルアルコール系亜合体とポ
リシロキサンのブロック共重合体をえるこ七ができる。
けん化反応はけん化触媒を用いてアルコール共存下−反
応させるいわゆるアルコリシスによる方法や大量のアル
カリや酸を水系で直接反応させる会換与す仙φ品直接け
ん化する方法など公知の方法で実施できるが、アルコー
ルを用い、けん化触媒共存下にアルコリシス反応によシ
けん化する方法がけん化時のポリシロキチンの分解が少
なく好ましい。
けん化触媒としては水酸化すl− ’Jウム、水酸化カ
リウムなどのアルカリ金属の水酸化物、ナトリウムメチ
ラート、カリウムメチラートなどのアルコラードあるい
はアンモニアなどのアルカリ性触媒あるいは塩酸、硫酸
などの酸性触媒が使用できる。
工業的にはアルカリ性触媒、とシわけ水酸化ナトリウム
、ナトリウムメチラートなどが安価であり好ましい。触
媒はビニルエステル単位に対しセル比で0.0 0 1
〜0.5、好筐しくは0,0 0 3〜0.2が望′ま
しい。
ア ル コ ー ル トシ ては メ チルレア ルコ
 ー/し、 エ チルアルコール、イソプロピルアルコ
ールなどの低級ア/L/ コールが使用されるが、メチ
ルアルコールが工業的には好ましい。アルコ一ルはけん
化されるベキヒニルエステル単位と等セル以上、好まし
くは2倍モル以上用いられる。また酢酸メチル、酢酸エ
チルなどの有機溶媒を任意に含有させてもよい。さらに
反応媒体としてジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエ
チルエーテル、ベンゼン、トルエン等のポリビニルエス
テル系重合体とポリシロキサンのブロック共重合体の溶
剤特に極性の大きいエーテル類を用いること(は反応を
より均一に進行させるのに有利であシ好ましい。
けん化温度は通常10〜1 0 0 ’C、好ましくは
10〜50°Cの範囲から選ばれる。けん化反応によジ
ビニルエステル単位は部分的にあるいは高度にけん化さ
れてビニルアルコール単位に転換されるが、この転化率
(けん化度)は本発明のブロック共重合体の使用目的に
応じて任意の値とすることができるが、50モル%以上
が望ましい。
このようにけん化したものをさらに必要に応じて粉砕、
洗浄、乾燥することによって目的とするブロック共重合
体を得ることができる。
このようにして得られたポリビニルアルコールとポリシ
ロキサンのブロック共重合体は、親水性部分と疎水性部
分を有し、親水−疎水のミクロ相分離溝造をもち、しか
も製膜性等の成形性がよく、さらに成形した場合の機械
的性能も優れているので、生体親和性の良い、例えば抗
血栓性にすぐれた新規生医学材料、あるいはガス透過性
の選択性が大きい特性を利用した膜材料などへの広範な
応用が期待される。またガラスなどの無機物との接着性
が優れているので、これらの特性を生かした用途に使用
することができる。たとえば石膏ボード、ガラス繊維、
ロックウール、セラミックスなどの無機物のバインダー
、接着剤、被覆剤としてさらにはセメントやモルタルの
添加剤あるいは表面仕上剤として有効に使用できる。ま
た繊維加工剤、紙用加工剤、感光性材料などの通常のポ
リビニルアルコ−ル 本発明のブロック共重合体は単独で使用するのみならず
、曲のポリマーと併用することもできるし、また能のフ
ィラー例えばシリカ、クレー、マイカ、ガラス繊維など
と混合複合化して使用することも可能である。
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。なお部は特に指定し
ないかぎシ、重量部を示し、重合度および分子量はそれ
ぞれ平均重合度および平均分子量を示す。
実施例1 酢酸ヒニ)v 4 6. b 部sジメチルクロロヒド
ロシラン[ (OH3)2Si (Ol)H )  2
,4部、アゾビスイソブチロニトリル0.27部とベン
ゼン50容量部を重合管に入れ窒素置換した後密閉し、
攪拌下60°Cで6時間加熱重合した。重合終?後重合
管内容液を真空留去することによシベンゼン、未反応の
酢酸ビニル及び(CH3)2Si (CJI?) H 
を除去したところ、10部の重合体をえた。GPC分析
の結果重合度は128であった。この重合体全脱水乾燥
ベンゼン100容量部に溶解し、これにポリジメチルシ
ロキサン両末端ナトリウムシフルート( M 合INI
 B (7) NaO((CHs)2Si−0)nNa
p 4 8部と乾燥ベンゼン150容旦部を加え、室温
で1時間攪拌反応させ、次いでトリメチルクロロシフン
((OH5)sSiO’j?)1o容量部を加え、さら
に1時間攪拌した。反応混合物を加過して生成したNa
C# を除去した後、p液を加熱してベンゼンを留去し
た後、残留ポリマーをn−ヘキサンで抽出洗浄してポリ
ジメチルシロキサンホモポリマーを抽出除去した後、乾
燥し、残留ポリマー12部をえた。ポリマーを重水素化
クロロホ7レム中60Δfezのプロトン核磁気=共鳴
(Nb2−a)スペクトル分析した結果、ポリ酢酸ビニ
ルにもとづくシグナルの池に、0、17ppfflにポ
リジメチルシロキサンのメチルプロトンのシグナルが認
められ、そのシグナル強度からジメチルシロキサン単位
を14モ/l/%含有することがわかった。また生成ポ
リマーをゲルパーミェーションクロマトグラフ(GPC
)分析したところ、使用したポリジメチルシロキサンよ
シも低カウント側、すなわち高重合度側にピークが認め
られ、ポリジメチルシロキサンに相当する位置にはピー
クが認められなかった。すなわち高重合度側のピークが
ポリ百¥1竣ビニルとポリジメチルシロキサンのブロッ
ク共重合体にもとすくものであることがわかった。この
N Jvi RおよびGPCの分析結果から生成ポリマ
ーはポリ酢酸ビニルーボリジメチルシロキサンブロツク
ボリマーで、その組成はポリジメチルシロキサンを1 
4 mo1%含み、その分子量はj 2,0 0 0で
あることがわかった。
こうしてえられたポリ#酸ビニルとポリジメチルシロキ
サンをポリテトラヒドロフランに溶解した20%溶18
 5 0 部にメチルアルコ−/v 5 0 部に加え
、40℃に保持し、この溶液にナトリウムメチラートの
20%メタノール溶液をa.6mmえ、60分放置後析
出したポリマーを分踵後、酢酸含有メタノールで中和後
、メタノールでよく洗浄し、60°Cで5時間乾燥し、
5.3部のポリマーをえた。
コ0)ホ’) マー’izfi水素ジメチルスルホキシ
ド中プロトンNMR測定した結果、ポリビニルアルコが
認められ、°その強度比がらビニルアルコール単位84
モ/L/%、ビニルアセテート単位2モ/V%、ジメチ
ルシロキサン単位14七/V%からなるブロック共重合
体であることがわかった。すなわちポリジメチルシロキ
サン14モル%含有のポリビニルアルコール部分のけん
仕度が97−、7モ/L/外のボリどニル7/レコ−ル
とポリジメチルシロキサンのブロック共重合体かえられ
た。
実施例2 酢酸ビニ/+z91部、ジフェニルヒドロクロロシラン
5部、ベンゾイルパーオキシドo、4部トチトラヒドロ
フラン50部を重合槽に入れ、窒素置換した後、窒素雰
囲下に攪拌しながら、60°Cで5時間加熱重合した。
、 rfr定時定時間合重合槽内容液空留去することに
よシテトラヒドロフラン、未反応の酢酸ビニル及びジフ
ェニルヒドロクロ巨シランを除去したところ、18部の
重合体をえた。GPC分析の結果重合度は245であっ
た。この重合体10部を脱水乾燥テトラヒドロフラン1
00重合度12 ) 0.56部を含む乾燥テトフヒド
ロフラン溶液10部を40°Cで攪拌しながら、滴加し
、滴加終了後さらに2時間40°Cで攪拌した。反応混
合物を沖過して生成結晶を分離した後、p液を加熱して
、テトラヒドロフランを留去して、残留固型ポリマー1
0,5部をえた。
このポ1ツマ−を実施例1と同様FcGPC分析したと
ころ、反応原料のポリ酢酸ビニル重合体およびポリジフ
ェニルシロキサンよシも高分子量側に大きなピークが認
められ、分子量は44・000であった。またNMR分
析の結果ジフェニルシロキサン単位を4モル%含有する
ことがわか9、ポリジフェニルシロキサンとポリ酢酸ビ
ニルのブロック共重合体かえられたことが認められた。
このポリジフェニルシロキチンとポリ酢酸ビニルのブロ
ック共重合体の20%メチルアルコールと酢酸メチルの
5:1混合溶液を調整し、65゛Cに加温した。この溶
液20部に1Nの水酸化ナトリウムのメタノール溶液0
.3溶量部を加え、十分攪拌した。系がゲル化固化した
後、粉砕した。粉末を酢酸含有メタノール中に浸漬して
中和した後、メタノールでよく洗浄した。粉末を乾燥し
たところ2.2部のポリマーをえた。
このポリマーはNMR分析の結果、ポリビニル7 /L
/ m−ル単位のけん化度が82モ/L/%で、ポリジ
フェニルシロキサン単位の含i 75f 2 、5モル
多のポリビニルアルコールとポリジフェニルシロキサン
のブロック共重合体であることがわかった。
このポリビニルアルコール系ブロック共重合体の10%
水溶液ガブス板上に乾燥後の皮膜厚みが50μになるよ
うに流延し、室温で乾燥した。その後2 D’CX6 
5 4 RHで7日以上調湿した後、皮膜にセロテープ
を張シつけの補強した後、巾2a尾切断し、ヘッドスピ
ード100H/分で90’剥離し、その剥離応力を接着
力としてもとめたところ、600g/備であった。
対照として重合pis s o 、けん化度88モル%
のポリビニルアルコールを使用し、同様にしてガラスに
対する接着力を測定したところ,100g/nであった
実施例3 酢酸ビニル50部、ジエチルクロロヒドロシフン[ (
C21(5)2Si((J?)fl )  1.5部、
2,2′〜アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル
0.2 iをinlに入れ、窒素置換した後、攪拌下に
55°Cで3時間加熱重合した。重合終了後、未反応の
酢酸ビニル、ジエチクロロヒドロシランを真空留去し、
ポリマー12部をえた。このポリマーは重合度405で
、末端にジエチルクロロシランを有していることがわか
った。このポリマーを脱水トルエン100と 部に溶解した。とのポリマー溶液侍、攪拌下ポリジメチ
ルシロキサン両末端ナトリウムシラルー゛\ ト(重合度550)−90部を含むトルジエン溶液20
0部中金滴加した。滴加終了後、30℃で2時間攪拌を
継続した後トリメチルクロロシラン1部を含むトルエン
溶液5部を加えさらに1時間攪拌した。
析出結晶を戸別したp液を真空蒸発し、残ったポリマー
を石油エーテルで洗浄した後、ポリマーを乾燥した。そ
の結果15部のポリマーをえた。
実施例1と同じ方法でポリマーを分析した結果、ジメチ
ルシロキサン単位を45モル係含み、分子量が60,0
00のポリ酢酸ビニルとポリジメチルシロキサンとのブ
ロック共重合体であることがわかつた。
このポリマーの20%ジオキサン溶液を調整し、その溶
液50部に50°Cで水酸化ナトリウムの0.5%メチ
ルアルコール溶液10 部を、l]工、50分攪拌し、
析出したポリマーを戸別後、5%含水メチルアルコール
でよ<a浄後、さらにメチルアルコールでよく洗浄した
後、乾燥し、7部のポリマーをえた。
このポリマーはNMR分析の結果、ポリビニルアルコー
ル部分のけん化度が98.5モル外で、ポリジメチルシ
ロキサンの含量が45モ/1/%のポリジメチルシロキ
サンとポリビニルアルコールのブロック共重合体である
ことがわかった。
このブロック共重合体の10%ジメチルスルホキシド溶
液を調整し、アセトン中に押呂湿式成膜し、100°C
で乾燥したところ、きれいなフィルムかえられ、強度も
大きくすぐれていた。一方対照として重合度405のけ
ん化度98.4モ/I/%のポリビニルアルコールと重
合度350のポリジメチルシロキサンの45:57の混
合体を用いて同様の方法でフィルムをつくったが、両ポ
リマーの相溶性が悪く、べたついた透明性の悪いフィル
ムしかえられなかった。
実施例4 実施例3の酢酸ビニルの代シに、酢酸ビニルとバーサチ
ック酸ビニルのモル比で5:1の混合モノマーを用い、
2,2′−7ゾビスー2,4−ジメチルバレロニトリル
0.25部を用いる以外は実施例3と同一条件で重合を
行ない、ポリ酢酸ビニルとバーサチック酸ビニルのモル
比5:1の共重合体12部をえた。
生成ポリマーとポリジメチルシロキサンの末端ナトリウ
ムシラル−トとの反応を実施例3と同様ニ行ない、分子
i50,000.ジメチルシロキサン単位の含量55モ
/L’%のポリ(酢酸ビニル/バーサチック酸ビニル)
共重合体とポリジメチルシロキサンとのブロック共重合
体16部をえた。このようにしてえられた重合体を実施
例1と同様の条件でけん化したところ、(酢酸ビニ/L
//バーサチック酸ビニ)v)共重合体部分の酢酸ビニ
ル単位ノケン化度は25モル石、バーサチックy、ff
fpビニ/V単位はほとんどけん化されていないポリビ
ニルアルコールとポリジメチルシロキサンのブロック共
重合体12部をえた。
実施例5 酢酸ビニル1,00♂5=アゾビヌイソブチロニトリル
2部、ジメチルブロモヒドロシラン65 Mar Yr
: mt圧重合槽に入れ、窒素置換した後エチレンガス
を50 kg/dまで加圧封入し、60℃で7時間重合
した。重合終了後、反応液をとシだし、未反応の酢酸ビ
ニル、エチレン、ジメチルブロモヒドロシランを真空留
去しポリマー125部をえた。N At 1−L、GP
C!、および化学分析にょ)、エチレン含i 40モ/
L/%、重合& 3 D O、末端に一8i (CH3
)2C1を有する#酸ビニ)v /エチレン共重合体と
認められた。このポリマー100部をベンゼン500i
に溶解した溶液を調整した。この溶液を攪拌下にポリジ
メチルシロキサン両末端エトキシ(重合度270 )5
00部と水酸化ナトリウムのIO%水溶液20部を含む
40°Cに保ったテトラヒドロ7ラン溶液1.000部
中に滴加し、さらに攪拌を1時間k ケfc 後、さら
にトリメチルクロロシラン60部を含むベンゼン溶液2
00部を滴加し、攪拌を1時間続けた。析出した結晶を
戸別した後p液を真空蒸発して残留固形物をヘキサンで
よく洗浄した後、乾燥し7てポリマー200部をえた。
ポリマーの分析の結果、分子量59.000、ジメチル
シロキサン単位の含量51モ)V%のポリ(酢酸ビニ/
L//エチレン)共重合体とポリジメチルシロキサンと
のブロック共重合体であった。
この共重合停会100部をテトラヒドロフラン1.00
0部に溶解した溶液を水酸化ナトリウム5.6部を含む
メチルアルコ−/l/ 200部と混合し、50°Cで
1時間加熱した。えられた粉末ポリマーを戸別し、酢酸
を含有するメチルアルコール中に浸漬し、中和後、メチ
ルアルコールでよく洗浄した。
ポリマーを100℃で3時間乾燥し、ポリマー80部を
えた。このポリマーはNΔIR分析の結果、ポリジメチ
ルシロキサン含量50モル%で、酢酸ビニル単位のけん
化度99モ/V%ポリ(ビニルアルコー)V /エチレ
ン)共重合体トポリジメチルシロキサンとのプ11ツク
共重合体であることが認められた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子末端に基(Xはハロゲン原子、R1、R2
    は炭化水素基を表わす。)を有するポリビニルエステル
    系重合体を、末端に几3 Y−8i−基(YはOK、0■、OR,X”(Mはアt
    4 ルカリ金属、且は炭素数1〜6のア/v子p基、X′は
    ハロゲン原子を表わす。)よシ選ばれた基、R’、R4
    は炭化水素基を表わす。)を有するポリシロキサンと反
    応させたポリビニルエステル系重合体とポリシロキサン
    のブロック共重合体をけん化することによシボリビニル
    エステル部分ヲポリビニルアルコールにすることを特徴
    とするポリビニルアルコールとポリシロキチンのブロッ
    ク共重合体の製造法。
  2. (2)  ポリビニルエステル系重合体がポリ酢酸ビニ
    ル系重合体である特許請求の範囲第1項記載のブロック
    共重合体の製造法。 ■ン6 記載のブロック共重合体の製造法。
JP7710583A 1983-04-29 1983-04-29 ポリビニルアルコ−ル系ブロツク共重合体の製造法 Granted JPS59202225A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6084366A (ja) * 1983-10-14 1985-05-13 Taiyo Bussan Kk 静電防止性コーティング剤の製造方法
JPH04130137A (ja) * 1990-09-20 1992-05-01 Shin Etsu Chem Co Ltd グラフト共重合体及びそれを用いた被覆組成物
DE10215962A1 (de) * 2002-04-11 2003-10-30 Wacker Polymer Systems Gmbh Silikonorganocopolymere und deren Verseifungsprodukte

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