JPS5920221A - レイノ−症状の改善・治療剤 - Google Patents

レイノ−症状の改善・治療剤

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JPS5920221A
JPS5920221A JP12737382A JP12737382A JPS5920221A JP S5920221 A JPS5920221 A JP S5920221A JP 12737382 A JP12737382 A JP 12737382A JP 12737382 A JP12737382 A JP 12737382A JP S5920221 A JPS5920221 A JP S5920221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raynaud
symptoms
improving
diltiazem
treating agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP12737382A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mizuno
浩 水野
Takao Oshima
孝夫 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジルチアゼムもしくはその薬理的に許容し得る
酸付加塩を有効成分とするレイノー症状の改善・治療剤
に関する。
ジルチアゼム〔化学名;d−3−アセトキシ−シス−2
,3−ジヒドロ−5−[2−(ジメチルアミ7ノエチル
)−2−(#−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾチ
アゼピン−4(5// )−オン〕はすぐれた冠循環増
強作用を有する有用な医薬物質であるが、従来当該化合
物自体のレイノー症状の改善・治療作用は全く知られて
いない。
レイノー症状は指肢末端においてチアノーゼ。
蒼白化、冷感、しひれ感、知覚11#を害等が(時に対
称性を伴なって)現われる症状であって、これらの症状
を承り疾患としては例えはレイノー病があり、このレイ
ノー病(J血肯神経機能異常により指肢動脈が収@rj
+閉塞し阻血(1sch1++8in)が生じることに
よって血流用が減少する結果、減少部位への酸系及び栄
養の供給がl1l−J害され、当該組織の不可逆的な変
性(壊死necrosi□S)をもたらす0また、その
他レイノー症状を発現する疾患としては例えは振動病、
職業性閉塞性動脈疾患、朋霜神経圧迫#ii:、候i!
f’ 、末梢神経炎等の神経性障害、閉塞性動脈映化症
、閉塞性血栓血間炎(Buergpr病)、血栓塞栓症
等の閉塞性動脈疾患等のいわゆるレイノー症候群がス1
1られでいる。史には強皮1fl;+全捌性エリトマト
ーテス等の膠IRt病においてもレイノー症候群がIj
%頻艮に発現°りることか知られている。しかしf、f
からこれらの疾患番こ伴うレイノー症状の改善、治療に
ついては現在まで満足Vべき方法が知られ−Cおすず1
例えはヒドララジン、レセルピン、ベラトラムアルカロ
イド等の血5t′(運動中枢1111制薬を用いる方法
、テトラエチルアンモニウム、アザメチオニウム等の神
経節遮W[薬を投与する方法等が知られている。しかし
これらの方法によっても名門/、[改善効果は得られず
、むしろ血圧低下。
ロ渇、脱力感等の副作用が発現するという難点がある。
又、外科的に交感神経節切除を行なう方法も知られてい
るが、この場合手術適用”J能部位に制限があり、しか
も切除によって血流量の増加した指肢の対側指肢血管に
は逆に血流量減少がみられることがある上、11発の恐
れがないとは言えないという問題もあった。
かかる状況に鑑み本発明者らは鋭意研究をmねた結果、
急性にもジルチアゼムもしくはその薬理的に許容し得る
酸イ」加塩が+:iJ記の諸疾患のレイノー症状に対し
tぐれた治療効果、改善効果を有し、ずみやかにチアノ
ーゼ、冷感、蒼白化その他の知覚症状を改善1゛ること
を見出し不発明を完成するに至った。
ずなわぢ、不発明はジルチアゼムもしくはその薬理的に
許容し得る酸イー1加塩を有効成分とするし本発明の有
効成分たるジルチアゼムは遊離のものであっても薬理的
に許容し得る酸伺加塩であってもよい。薬理的に許容し
得る酸伺加塩としては例えは酊、酸塩1 シュウ酸塩、
マロン酸塩、酒石酸塩1 クエン酸塩、乳酸塩、アスパ
ラギン酸塩の如き有機酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫
酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩の如き無機酸塩を用いること
ができる。
ジルチアゼムもしくはその塩の投与量は血行阻害の+!
t’度および疾患の種類によっても若干変動するが約1
〜81)’i/KV/day 、  とりわ−り約2〜
7 mF//に9/dayが好ましい。
本発明の薬剤はその投与方法、投与剤型について特に制
限はな(経口的にも、非経L1的にも投与することがで
きるが、とりわり経口的に投与するのが好適である。
本発明の薬剤は経し1的、非経口的のいずれの投与形態
をとる場合にも通常用いられる医薬担体を用いて適当な
製剤とすることができる。かかる医薬担体としては1例
えは結合剤(シロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ンル
ビット、トラガント。
ポリビニルピロリドンなど)、賦形剤(乳糖、砂糖、コ
ーンスターチ、リン酸カリウム、ソルビット、グリシン
など)、潤滑剤(ステアリン酸マグネシウム、タルク、
ポリエチレンクリコール、シリカなど)、崩壊剤(バレ
イショデンプンなど)及び湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリ
ウムなど)があげられる。剤型としては1錠剤、火剤、
散剤、カプセル剤、顆粒剤の如き薬剤であってもよい。
更に、非経口的に投与する場合には9例えば注射用蒸留
水、生理的食塩水、ブドウ糖水溶液等を用いて注射剤1
点滴注射剤として投与できる他、グリセリン、プロピレ
ンクリコール、単シロップ、エタノール、脂肪油、エチ
レングリコール、ソルビトール等を用いて懸濁剤1分散
剤、乳剤として投与することができる。
又、レイノー症候群にあってはレイノー現象の引金とな
る種々の疾患1例えは閉塞性動脈硬化症、閉塞性血栓血
管炎等に対する血管拡張剤、血小板凝集抑制剤、高血圧
症、糖尿病、鶏脂血症等に対吏る血EE降士剤、血糖降
壬剤、抗脂血剤を併用乃至合剤として用いることもでき
る。これらの薬剤は臨床的に用いられる量であれは特に
問題なくジルチアゼムもしくはその薬理的に許容し得る
酸付加塩と共に用いることができる。
以上の如く本発明の改善・治療剤はレイノー病を治ゆせ
しめると共に、レイノー症状を示すレイノー症候群、膠
原病等に対してはレイノー症状を除去し得るものであっ
て、いずれの疾患のレイノー症状に対しても、又その症
状が軽度のものは言うに及はず再度のレイノー症状に対
しても前記投与h1の範囲で投与iυ、を適宜増減する
ことにより該症状を改善・治ゆせしめるこ々のできるす
ぐれた薬剤である。しかも副作用が殆んどなく長期の連
月」かh」能であるところからjlJ発の恐れがlよく
なるまで投与することがb」能であって治療を全うし得
るという特徴をも併せ有するものである。
以−ト1本発明を臨床例、実施例により史に詳細に説明
する。
臨床例1 33才女子;レイノー病 両手指に炎症を持ち、レイノー発作時に疼痛を伴なうレ
イノー現象を9両歯対称性に示す。
ジルチアゼム(塩酸塩) 180 mg1日を経口投与
した。投与後10週後にレイノー発作時の疼痛の緩和と
冷感・シビレ感の改善が認められたが1手をつづけたと
ころ、24遁後には、レイノー発作を出現しtよくなり
1手指の温度も正常となった。
臨床例2 37才女子;ヒュルガー(Buerger )病患者は
左の足から踊にかけてシビレを訴え力ルホキシラーセ5
 Q my静静注冶金うけたことがある。
約1平手Bすに左足のシヒレ感を主訴、シ、左足皆勤脈
博動の消失を認めた時期があった。左足中指末節に蒼白
発作及び冷感、シビレ感を訴え、 A11en7−ス)
ニて両足側動脈の閉塞をも認めた。ジルチアゼム(塩酸
塩)90my1日を経口投与した。投与開示後4週間で
皮膚の蒼白かなくなりこれに平行して、t、1感、シヒ
レ感も消失した。さらに投薬をつつけるうぢレイノー現
象は出現しlJ <なった。
臨床例3 69才男子:閉塞性動脈硬化症 左足の第2.3踊に蒼白、ヂアノーゼと壊4M、をg忍
めた。ジルチアゼム(塩酸塩)18Q++y7日を経I
」投与した。投与開始後4週間で懐石の縮小がみられ蒼
白、ヂアノーゼ発作の頻度も減少した。その後もジルチ
アゼム(塩酸塩)の投与を3ケ月継続することにより冷
感も消失し歩イJも問題がなく?−jなえるようlこな
った。
臨床例4 52才す」子°強皮症 約8年前より血1拡張剤の治療をうりているが現イ1も
寒冷に暴pKされると両手の指にレイノー発作が起こり
冷感、シビレ感、紅潮、疼痛、さらに手指の5clar
odactory (強度1止)を認める。ジルチアゼ
ム(塩酸塩) 180 me/E1−¥経口投与した。
投与開始後4遁間で自覚症状や疼痛を訴えなくなり、そ
の後冬期になってもレイノー症状は出現しなかった。
臨床例5 35才女子;シェークレン症候群 手指に、冷感、シビレ感を訴え、しもやけ様の紅斑、レ
イノー発作に伴う両手の1〜5指に蒼白、うっ血による
モアノーゼ、及び反応性の紅潮を認めた。ジルチアゼム
(塩酸塩)90mg1日を経口投与した。投与開始後4
週間でしもやけ様の紅斑の軽減、レイノー症状の出現頻
度が減少し出現時の症状も改善された。
臨床例6 45才女子二全身性エリテマトニデス 両手の指に5clerodactory (強皮症)が
認められ1手指の冷感、シビレ感とレイノー症状を訴え
る。ジルチアゼム(塩酸塩)90myl臼を経口投与し
た。投与開始後2過間でレイノー発作の頻度か減少した
。投与開始後約2ケ月で自覚症状は消失し1手指のチア
ノーゼのみ持続したが、さらに3ケ月投与を継続した結
果完治した。
見、法例7 43才男子:振動病 両手の2.3.4指に冷感と激しいしひれ感を訴え、容
積脈波は正常であるが冷水浸漬テス1−は正常値を示さ
ず、又このとき発作による皮膚のチアノーゼを8忍めl
こ。
アデノシンジリン酸5%注射液を250(fl隔週毎点
滴投与したが6遁間後も改善効果は認められなかった。
ジルチアゼム(塩酸塩)90mg1日を経]−]投与し
た。投与開始後1ケ月で症状の著るしい改善がみられ、
冷水浸漬テストでも正常値に回復した。
実施例 (錠剤) ジルチアゼム(塩酸塩)      45.0Fi’ト
ウモ【3コシデンプン       201y礼   
糖                    824 
yポリヒニルビロリドン        3.、Og!
結晶セルロース         380yステアリン
酸マグネシウム      152台    at  
             1 9 0  yジルチア
ゼム、乳糖及びトウモロコシデンプンをポリビニルビ、
ロリドンのアルコール溶液と混合し湿式造粒法によって
混練造粒、乾燥して顆粒とする。次いでステアリン酸マ
クネシウム、結晶セルロースを加え、t]錠機で直径8
問9重h1.190mgの錠剤とした。
実施例2 (注射剤) ジルチアゼム(塩酸塩)102を注射用蒸留水21!に
溶解する。この溶成を孔径022μn+のメンブランフ
ィルタ−でろ過後、無菌操作にて2rne宛アンプルに
分注し、溶封して注射剤とする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ≠ ジルデアゼムもしくはその薬理的に許容し得る酸(
    す加塩を有効成分とするレイノー症状の改善・治療剤。
JP12737382A 1982-07-21 1982-07-21 レイノ−症状の改善・治療剤 Pending JPS5920221A (ja)

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JPS5920221A true JPS5920221A (ja) 1984-02-01

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ID=14958371

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745670A (en) * 1980-09-03 1982-03-15 Fuji Xerox Co Ltd Document and picture editor
US5637582A (en) * 1992-10-23 1997-06-10 Tanabe Seiyaku Co., Ltd. Peripheral circulation improving agent

Cited By (3)

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