JPS59202102A - 線材の熱間圧延方法 - Google Patents
線材の熱間圧延方法Info
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- JPS59202102A JPS59202102A JP7582083A JP7582083A JPS59202102A JP S59202102 A JPS59202102 A JP S59202102A JP 7582083 A JP7582083 A JP 7582083A JP 7582083 A JP7582083 A JP 7582083A JP S59202102 A JPS59202102 A JP S59202102A
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- Japan
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- rolling
- line
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- rolled
- wire
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/16—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
- B21B1/18—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section in a continuous process
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、金凧又は合金の線材の熱間圧延に関するもの
で、特に多品種少量生産に適する圧延方法に関するもの
である。
で、特に多品種少量生産に適する圧延方法に関するもの
である。
(背景技術)
従来、例えば鋼(鉄)線材を熱間圧延により製造する場
合、ブルームを分塊圧延してビレットにするか、又は連
続鋳造により直接ビレットを作り、このビレットを粗、
中、仕上圧延機列から成る20台前後の熱間連続圧延機
群によって所望の直径の線材まで圧延する方法が採られ
ていた。
合、ブルームを分塊圧延してビレットにするか、又は連
続鋳造により直接ビレットを作り、このビレットを粗、
中、仕上圧延機列から成る20台前後の熱間連続圧延機
群によって所望の直径の線材まで圧延する方法が採られ
ていた。
近年の線材コイル単重の増加要求に対しては、仕上圧延
速度を増大することで、又より細径の線材の要求に対し
ても、単位時間当りの生産量を低下させないように、同
じく仕上圧延速度の増大で対処されて来た。
速度を増大することで、又より細径の線材の要求に対し
ても、単位時間当りの生産量を低下させないように、同
じく仕上圧延速度の増大で対処されて来た。
最近の仕上圧延速度は100m/秒を越えるようになり
、そろそろ実用的には限界と考えられるに到っているが
、これよりも仕上圧延速度の遅い圧延機においては、速
度向上の余地はあるもののその費用はほう犬であり、特
に細径線材の圧延を対象とする場合には、その生産量の
点から必らずしも採算に乗り難いという問題があった。
、そろそろ実用的には限界と考えられるに到っているが
、これよりも仕上圧延速度の遅い圧延機においては、速
度向上の余地はあるもののその費用はほう犬であり、特
に細径線材の圧延を対象とする場合には、その生産量の
点から必らずしも採算に乗り難いという問題があった。
又品種によっては仕上圧延温度を変化させる必要がある
ことがしばしばあり、又異形線材ではカリバーをその都
度、変更する必要があって、これらの少量多品種の線材
を熱間圧延で作成することは、上述の問題点をかかえ、
実用化されてい々いか、著しくコスト高となっていた。
ことがしばしばあり、又異形線材ではカリバーをその都
度、変更する必要があって、これらの少量多品種の線材
を熱間圧延で作成することは、上述の問題点をかかえ、
実用化されてい々いか、著しくコスト高となっていた。
又仕上圧延速度がほぼ限界に近いような新鋭圧延機群に
あっては、圧延の前段工程が圧延に余力を持っていると
とから、全工程を前段、後段に2分割し、後段の圧延工
程を複数系列とすることで、投資を少なくして生産を向
上させるという提案が成されておシ、(特開昭56−1
7104号)、この方法は増速された前段工程の出口に
複数の仮巻数機および保温炉を設け、中間圧延材を一旦
巻取シへこれを再び巻戻しつつ後段のラインに流すよう
になっており、後段のライン数に応じた倍数の生産量を
挙げることができる。このように、この提案は従来の圧
延工場の前段圧延機群の圧延効率を高めると共に、少な
い投資で生産性を太幅に向上させることが目的であり、
所謂同品種(同一直径)の線材の大量生産を指向してい
る。従って多品種少量生産には、新しい別の方法が要望
される。
あっては、圧延の前段工程が圧延に余力を持っていると
とから、全工程を前段、後段に2分割し、後段の圧延工
程を複数系列とすることで、投資を少なくして生産を向
上させるという提案が成されておシ、(特開昭56−1
7104号)、この方法は増速された前段工程の出口に
複数の仮巻数機および保温炉を設け、中間圧延材を一旦
巻取シへこれを再び巻戻しつつ後段のラインに流すよう
になっており、後段のライン数に応じた倍数の生産量を
挙げることができる。このように、この提案は従来の圧
延工場の前段圧延機群の圧延効率を高めると共に、少な
い投資で生産性を太幅に向上させることが目的であり、
所謂同品種(同一直径)の線材の大量生産を指向してい
る。従って多品種少量生産には、新しい別の方法が要望
される。
(発明の開示)
本発明は、上述の問題点を解決するため成されたもので
、仕上圧延速度を増大させる必要なしに、少ない投資で
多品質(例、異形状、異線径、異材質)の線材の少量生
産に適する熱間圧延方法全提供せんとするものである。
、仕上圧延速度を増大させる必要なしに、少ない投資で
多品質(例、異形状、異線径、異材質)の線材の少量生
産に適する熱間圧延方法全提供せんとするものである。
本発明は、前段圧延装置と後段圧延装置とを有する1つ
の主圧延ラインと、前記前段圧延装置後方より分れた、
仮巻取兼保温装置と後段圧延装置とを有する1ライン以
上の副圧延ラインとより成る熱間圧延装置を使用し、前
記主圧延ラインにより圧延中の前記前段圧延装置より出
た中間圧延線材の中から所定の本数毎に1本の圧延線材
を抜取り、該抜取り線材を前記副圧延ラインの前記仮巻
取兼保温装置に仮巻取りし、所望の熱処理を施しだ後、
所望の温度から前記副圧延ラインの前記後段圧延装置に
より前記主圧延ラインとは異種の線材を熱間圧延するこ
とを特徴とする線材の熱間圧延方法である。
の主圧延ラインと、前記前段圧延装置後方より分れた、
仮巻取兼保温装置と後段圧延装置とを有する1ライン以
上の副圧延ラインとより成る熱間圧延装置を使用し、前
記主圧延ラインにより圧延中の前記前段圧延装置より出
た中間圧延線材の中から所定の本数毎に1本の圧延線材
を抜取り、該抜取り線材を前記副圧延ラインの前記仮巻
取兼保温装置に仮巻取りし、所望の熱処理を施しだ後、
所望の温度から前記副圧延ラインの前記後段圧延装置に
より前記主圧延ラインとは異種の線材を熱間圧延するこ
とを特徴とする線材の熱間圧延方法である。
本発明において線材とは、例えば鉄、炭素鋼もしくはこ
れにNi + Cr+ V+ Mo+ W等の元素を添
加した合金鋼、N + + Cu + AA又はそれら
の合金などの金属又は合金より成る線材である。
れにNi + Cr+ V+ Mo+ W等の元素を添
加した合金鋼、N + + Cu + AA又はそれら
の合金などの金属又は合金より成る線材である。
以下、本発明を図面を用いて実施例により説明する。第
1図〜第3図はそれぞれ本発明方法の実施例に用いられ
る熱間圧延装置のレイアウトの例を示す図である。図に
おいて、主圧延ラインAは前段圧延装置1、後段圧延装
置2、直接熱処理装置3および巻取機4より成っている
。又副圧延ラインB、 B’、 Bll B2は、それ
ぞれ主圧延ラインAの前段圧延装置1の後方よりライン
6にょシ分れたもので、仮巻取兼保温装置5、後段圧延
装置2′、5− 直接熱処理装置3′および巻取機4′より成っている。
1図〜第3図はそれぞれ本発明方法の実施例に用いられ
る熱間圧延装置のレイアウトの例を示す図である。図に
おいて、主圧延ラインAは前段圧延装置1、後段圧延装
置2、直接熱処理装置3および巻取機4より成っている
。又副圧延ラインB、 B’、 Bll B2は、それ
ぞれ主圧延ラインAの前段圧延装置1の後方よりライン
6にょシ分れたもので、仮巻取兼保温装置5、後段圧延
装置2′、5− 直接熱処理装置3′および巻取機4′より成っている。
熱間圧延機は通常粗、中間および仕上圧延機より成るが
、本発明における前段圧延装置1は粗圧延機を主体、後
段圧延機2.2′ は仕上圧延機を主体とし、中間圧延
機は前者又は後者のいずれかに含ませたものである。
、本発明における前段圧延装置1は粗圧延機を主体、後
段圧延機2.2′ は仕上圧延機を主体とし、中間圧延
機は前者又は後者のいずれかに含ませたものである。
直接熱処理装置3.3′ は熱間圧延された高温にあ
る線材を流体冷媒により調整冷却し、所定の熱処理を施
す装置で、例えば水、水溶液もしくは懸濁液に浸漬する
装置、流動層、衝風等により冷却する装置など、いずれ
の装置であっても良い。又巻取機4,4′は線材をコイ
ル状に成形又はリールに巻取る装置で、コイル成形の場
合は直接熱処理装置3.3′の前方に設置しても良く、
この場合は後方に集中装置が設けられる。
る線材を流体冷媒により調整冷却し、所定の熱処理を施
す装置で、例えば水、水溶液もしくは懸濁液に浸漬する
装置、流動層、衝風等により冷却する装置など、いずれ
の装置であっても良い。又巻取機4,4′は線材をコイ
ル状に成形又はリールに巻取る装置で、コイル成形の場
合は直接熱処理装置3.3′の前方に設置しても良く、
この場合は後方に集中装置が設けられる。
なお本発明においては、直接熱処理装置3.3′は必ら
ずしも設けなくても良い。
ずしも設けなくても良い。
仮巻取兼保温装置5は、前段圧延装置出口より抜取った
中間圧延線材を一旦巻取り、かつその保有熱を利用する
か、又は必要によりさらに熱を加6− えるなどして、巻取った中間圧延コイルを所定の温度で
所定の時間保持するという所望の熱処理を施し、所望の
圧延温度に調節した後、後段圧延装置2′に向って巻戻
す装置である。ここで所望の熱処理とは、例えば鋼線材
製造の場合、結晶粒微細化のための変態処理、AINの
析出処理又は雰囲気制御による表面脱炭層の復炭処理な
どを意味する。
中間圧延線材を一旦巻取り、かつその保有熱を利用する
か、又は必要によりさらに熱を加6− えるなどして、巻取った中間圧延コイルを所定の温度で
所定の時間保持するという所望の熱処理を施し、所望の
圧延温度に調節した後、後段圧延装置2′に向って巻戻
す装置である。ここで所望の熱処理とは、例えば鋼線材
製造の場合、結晶粒微細化のための変態処理、AINの
析出処理又は雰囲気制御による表面脱炭層の復炭処理な
どを意味する。
本発明に用いられる熱間圧延装置は、主圧延ラインは1
つであるが、副圧延ラインは1ラインでも、2ライン以
上でも良い。第1図に示すものは、副圧延ラインBが1
ラインのみの場合を示し、第2図に示すものは、副圧延
ラインB′が2つの仮巻取前保温装置5.5′を有する
場合全示し、第3図に示すものは、副圧延ラインがB、
、B2 の2ライン存在する場合を示す。
つであるが、副圧延ラインは1ラインでも、2ライン以
上でも良い。第1図に示すものは、副圧延ラインBが1
ラインのみの場合を示し、第2図に示すものは、副圧延
ラインB′が2つの仮巻取前保温装置5.5′を有する
場合全示し、第3図に示すものは、副圧延ラインがB、
、B2 の2ライン存在する場合を示す。
第1図に示すような熱間圧延装置により、線材を製造す
るには、加熱炉(図示せず)から出たビレットは、先ず
前段圧延装置1により適当な圧延ピッチで中間圧延線材
に圧延され、その大部(又は一部)は主圧延ラインAの
後段圧延装@2により所望の直径の線材に圧延され、引
きつづき直接熱処理装置3で所定の熱処理が施され、巻
取機4でコイルとされる。
るには、加熱炉(図示せず)から出たビレットは、先ず
前段圧延装置1により適当な圧延ピッチで中間圧延線材
に圧延され、その大部(又は一部)は主圧延ラインAの
後段圧延装@2により所望の直径の線材に圧延され、引
きつづき直接熱処理装置3で所定の熱処理が施され、巻
取機4でコイルとされる。
又前段圧延装置1より出た中間圧延線材のうちより、所
定の割合(例、適当な本数毎に1本の割合)で該線材を
抜取り、ライン6に導ひき、副圧延ラインBの仮巻取前
保温装置5によシ一旦巻取られ、前述のような所望の熱
処理が施される。この場合、熱処理の保持温度、時間は
任意に選ぶことができる。又巻取兼保温装置5から取出
す時の温度は後段の圧延に関係して任意に選ぶことがで
きる。即ち、後段圧延装置2′が細径線材圧延用のブロ
ックミルであるような場合には、圧延による線材温度の
上昇が大きいので、それだけ低温にすることが可能であ
るし、又圧延温度低下を嫌うものは、逆桂高温にするこ
ともできる。
定の割合(例、適当な本数毎に1本の割合)で該線材を
抜取り、ライン6に導ひき、副圧延ラインBの仮巻取前
保温装置5によシ一旦巻取られ、前述のような所望の熱
処理が施される。この場合、熱処理の保持温度、時間は
任意に選ぶことができる。又巻取兼保温装置5から取出
す時の温度は後段の圧延に関係して任意に選ぶことがで
きる。即ち、後段圧延装置2′が細径線材圧延用のブロ
ックミルであるような場合には、圧延による線材温度の
上昇が大きいので、それだけ低温にすることが可能であ
るし、又圧延温度低下を嫌うものは、逆桂高温にするこ
ともできる。
このように熱処理を施され、所望の圧延温度に保温され
た中間圧延コイルは巻戻されて後段圧延装置2′により
所望の直径の線材に圧延され、引きつづき直接熱処理装
置3′で所定の熱処理が施され、巻取機4′でコイルと
される。
た中間圧延コイルは巻戻されて後段圧延装置2′により
所望の直径の線材に圧延され、引きつづき直接熱処理装
置3′で所定の熱処理が施され、巻取機4′でコイルと
される。
又上述の仮巻取前保温装置5による熱処理において、保
持時間を長くする必要がある場合には、第2図に示すよ
うに2個以上(図では2個)の仮巻取兼保温装@5.5
i1つの後段圧延装置2′に対して設けることが有効で
ある。この場合前段圧延装置1から出た中間圧延線材か
ら抜取る間隔を適当に選べば良いことは明らかである。
持時間を長くする必要がある場合には、第2図に示すよ
うに2個以上(図では2個)の仮巻取兼保温装@5.5
i1つの後段圧延装置2′に対して設けることが有効で
ある。この場合前段圧延装置1から出た中間圧延線材か
ら抜取る間隔を適当に選べば良いことは明らかである。
又1ラインの副圧延ラインで能力が不足する場合は第3
図に示すように2ラインの副圧延ラインB、・B2を設
置することが有効である。
図に示すように2ラインの副圧延ラインB、・B2を設
置することが有効である。
このように、主圧延ラインから抜取った中間圧延線材は
、副圧延ラインの仮巻取前保温装置5により、主圧延ラ
インとは全く異なる中間熱処理を実施し得、必要によシ
異なる圧延温度とすることもでき、別の後段圧延装置2
′により圧延することができるので、主圧延ラインAと
は異種(異形状、異線径へ材質)の線材を少量でも容易
に製造することができる。
、副圧延ラインの仮巻取前保温装置5により、主圧延ラ
インとは全く異なる中間熱処理を実施し得、必要によシ
異なる圧延温度とすることもでき、別の後段圧延装置2
′により圧延することができるので、主圧延ラインAと
は異種(異形状、異線径へ材質)の線材を少量でも容易
に製造することができる。
なお、本発明方法に用いられる前述のような熱9−
間圧延装置では、仮巻取前保温装置5を用いることなく
、前段圧延装置1から副圧延ラインの後段圧延装@2′
に線材を送り込んだり、主圧延ラインの後段圧延装置2
から副圧延ラインの直接熱処理装置3′に線材を送り込
んだりする方法も可能であり、多種多様の圧延方法を選
択することができる。
、前段圧延装置1から副圧延ラインの後段圧延装@2′
に線材を送り込んだり、主圧延ラインの後段圧延装置2
から副圧延ラインの直接熱処理装置3′に線材を送り込
んだりする方法も可能であり、多種多様の圧延方法を選
択することができる。
(発明の効果)
上述のように構成された本発明の線材の熱間圧延方法は
次のような効果がある。
次のような効果がある。
(イ) 前述のような1つの主圧延ラインと、前述のよ
うな1ライン以上の副圧延ラインとより成る熱間圧延装
置を使用し、前記主圧延ラインにより圧延中の前記前段
圧延装置より出た中間圧延線材の中から所定の本数毎に
1本の圧延線材を抜取り、該抜取り線材を前記副圧延ラ
インの前記仮巻取前保温装置により仮巻取りし、所望の
異々る熱処理を施し、必要により異なる所望の圧延温度
にした後、前記副圧延ラインの前記後段圧延装置により
10− 生産量がそう多くないからば主圧延ラインによる線材と
同時に製造することができる。
うな1ライン以上の副圧延ラインとより成る熱間圧延装
置を使用し、前記主圧延ラインにより圧延中の前記前段
圧延装置より出た中間圧延線材の中から所定の本数毎に
1本の圧延線材を抜取り、該抜取り線材を前記副圧延ラ
インの前記仮巻取前保温装置により仮巻取りし、所望の
異々る熱処理を施し、必要により異なる所望の圧延温度
にした後、前記副圧延ラインの前記後段圧延装置により
10− 生産量がそう多くないからば主圧延ラインによる線材と
同時に製造することができる。
(ロ) 従来の1ラインの熱間圧延ラインのみで細径圧
延した場合には、圧延速度が元のままであれば、断面減
少分だけ生産量が減少することになって、結局大径、細
径の合計生産量が減少することになり、コスト高になる
ことが避けられないが、副圧延ラインを設ける本発明方
法では、副圧延ラインによる細径の圧延速度が仮りに大
径圧延の主圧延ラインと同じとしても、主圧延ラインの
前段圧延装置の圧延ピッチが太径のみの場合と変らない
ので、大径、細径の合計生産量は太径のみの生産量と同
じで減少せず、製造コストが安くガる。
延した場合には、圧延速度が元のままであれば、断面減
少分だけ生産量が減少することになって、結局大径、細
径の合計生産量が減少することになり、コスト高になる
ことが避けられないが、副圧延ラインを設ける本発明方
法では、副圧延ラインによる細径の圧延速度が仮りに大
径圧延の主圧延ラインと同じとしても、主圧延ラインの
前段圧延装置の圧延ピッチが太径のみの場合と変らない
ので、大径、細径の合計生産量は太径のみの生産量と同
じで減少せず、製造コストが安くガる。
即ち、本発明によれば、例えば細径圧延のために主圧延
ラインの仕上速度を増加させる必要なしに、別の副圧延
ラインで、亦仕上速度を特に高める必要なしに、低コス
トでの圧延が可能と々す、又低温仕上圧延や高温仕上圧
延の必要なものも、夫々の条件を容易に並行して与える
ことが可能となり、又異形線材の圧延なども並行圧延で
き、いずれの場合も合計線材生産量を減少しない。
ラインの仕上速度を増加させる必要なしに、別の副圧延
ラインで、亦仕上速度を特に高める必要なしに、低コス
トでの圧延が可能と々す、又低温仕上圧延や高温仕上圧
延の必要なものも、夫々の条件を容易に並行して与える
ことが可能となり、又異形線材の圧延なども並行圧延で
き、いずれの場合も合計線材生産量を減少しない。
(ハ) 少量で多品種の線材圧延では、従来の1ライン
のみの場合、後段圧延機群のロール組替え毎に圧延ライ
ン全体が停止することになって稼動率が低下するが、本
発明ではこのような線材を副圧延ラインで圧延するので
、ロール組替えは主圧延ラインを停止することなく全く
独立して行なえることになるし、又一方の圧延ラインの
後段ラインがミスロールなどで停止しても、その間他の
圧延ラインで圧延することも可能であり、決定的な損失
を相当カバーすることができ、生産性を阻害しない。
のみの場合、後段圧延機群のロール組替え毎に圧延ライ
ン全体が停止することになって稼動率が低下するが、本
発明ではこのような線材を副圧延ラインで圧延するので
、ロール組替えは主圧延ラインを停止することなく全く
独立して行なえることになるし、又一方の圧延ラインの
後段ラインがミスロールなどで停止しても、その間他の
圧延ラインで圧延することも可能であり、決定的な損失
を相当カバーすることができ、生産性を阻害しない。
に) (ロ)項で述べたように、主圧延ライン又は副圧
延ラインの圧延速度の増加の必要がないため、そのだめ
の投資が節約されるので、設備コストが安くなる。
延ラインの圧延速度の増加の必要がないため、そのだめ
の投資が節約されるので、設備コストが安くなる。
第1図〜第3図はそれぞれ本発明方法の実施例に用いら
れる熱間圧延装置のレイアウトの例を示す図である。 l・・・前段圧延装置、2.2′・・・後段圧延装置、
3.3′・・直接熱処理装置、4.4′・・・巻取機、
5・・・仮巻取兼保温装置、6・・・ライン、A・・・
主圧延ライン、B、 B ’ 、 Bl、B2・副圧延
ライン。 13− 第1図
れる熱間圧延装置のレイアウトの例を示す図である。 l・・・前段圧延装置、2.2′・・・後段圧延装置、
3.3′・・直接熱処理装置、4.4′・・・巻取機、
5・・・仮巻取兼保温装置、6・・・ライン、A・・・
主圧延ライン、B、 B ’ 、 Bl、B2・副圧延
ライン。 13− 第1図
Claims (2)
- (1)前段圧延装置と後段圧延装置とを有する1つの主
圧延ラインと、前記前段圧延装置後方よシ分れた、仮巻
取兼保温装置と後段圧延装置とを有する1ライン以上の
副圧延ラインとよシ成る熱間圧延装置を使用し、前記主
圧延ラインにより圧延中の前記前段圧延装置より出た中
間圧延線材の中から所定の本数毎に1本の圧延線材を抜
取り、該抜取シ線材を前記副圧延ラインの前記仮巻取兼
保温装置に仮巻取シし、所望の熱処理を施した後、所望
の温度から前記副圧延ラインの前記後段圧延装置により
前記主圧延ラインとは異種の線材を熱間圧延することを
特徴とする線材の熱間圧延方法。 - (2)線材が鋼線材であシ、所望の熱処理が、結晶粒微
細化のための変態処理、A7Nの析出処理又は雰囲気制
御による表面脱炭層の復炭処理である特許請求の範囲第
1項記載の線材の熱間圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582083A JPS59202102A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 線材の熱間圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582083A JPS59202102A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 線材の熱間圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59202102A true JPS59202102A (ja) | 1984-11-15 |
Family
ID=13587198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7582083A Pending JPS59202102A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 線材の熱間圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59202102A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0592201A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-16 | Nippon Steel Corp | 多ストランドミルにおける異鋼種・異サイズ同時圧延方法 |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP7582083A patent/JPS59202102A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0592201A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-16 | Nippon Steel Corp | 多ストランドミルにおける異鋼種・異サイズ同時圧延方法 |
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