JPS5920156A - 超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超音波診断装置、特に被検体に向は超音波を送
波するとともに被検体からのエコーを受信しこれを画像
表示する超音波診断装置の改良に関する。

現在、医療等の分野においては、超音波を用いて生体内
部の画像表示を行う超音波診断装置が周知であり、診断
に必要な情報をリアルタイムで得ることができるだめ、
広く用いられている。

通常、超音波診断装置は、被検体へ向は超音波を送波し
得られたエコーを受信し、受信エコーに所定の画像処理
を施して診断像を形成し画像表示している。このような
超音波診断において、良好な診断像を得るためには、受
信エコーを適当外画像処理条件の下で画像処理する必要
がある。

しかし、従来の超音波診断装置においては、受信エコー
をその外−ま画像処理してし捷うため、いったん画イｇ
：表示された診断像を別の画像処理条件で再度画像処理
し表示し直すことができず、この結果、診断開始前に設
定された画像処理条件が適当でない場合には、良好な診
断像を得ることができないという欠点があった。

本発明はこのような従来の課題に鑑みなされたもので、
その目的は画像表示されている診断像を別の画像処理条
件で画像処理し繰り返して表示することができ、診断開
始の前後を問わず画像処理条件を最適条件に迅速かつ確
実に調整することの可能な超音波診断装置を提供するこ
とにある。

この目的達成のため、本発明の装置は、被検体に向は超
音波を送波するとともに被検体からのエコーを受信しこ
れを画像表示する超音波診断装置において、前記受信エ
コーを記憶するメモリと、このメモリの記憶データを任
意に設定された画像処理条件の下で画像処理する画像処
理回路と、この画像処理回路の出力する診断像を画像表
示する表示器と、を備え、メモリの記憶データに対して
異なる画像処理条件を与え、各条件における画像表示を
繰り返し画像処理回路の画像処理条件を最適値に調整で
きることを特徴とする。

次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。

図面には、本発明の超音波診断装置の好適な実施例が示
されており、超音波送受信器１０は振動子１２を励振制
御することによシ被検体へ向けた超音波の送波を行い、
被検体からのエコーを振動子１２を介して受信し、これ
を電気信号に変換してフレームバランアメモリ１４に入
力する。実施例においては、探触子１２を電子的または
機械的に走査しつつ超音波の送受波を行い、被検体の所
望断層面からのエコーを受信している。

フレームバッファメモリ１４は探触子１２の１２レーム
走査により得られる受信エコーの記憶に必要な記憶容量
を有し、入力される受信エコーを順次記憶し、受信エコ
ーが１フレーム走査分に達するごとに、その記憶内容の
書替を行っている。

なお実施例においては、データバスを介してフロッピィ
デスク等の外部メモリ１６へも接続されており、受信エ
コーはこの外部メモリ１６へ書キ込み記録される。

本発明の特徴は、このように、画像処理を施す前の受信
エコーを所定のメモ！Ｊ１４，１６に記憶し、その記憶
データを用いて受信エコーの画像処理条件を調整するこ
とにあり、これにより、診断開始の前後を問わず受信エ
コーの画像処理条件を最適値に迅速かつ確実に調整する
ことを可能としている０ 実施例において、この画像処理条件の調整時にバツアア
メモリー４への書込はンリーズスイッチ１８により中止
され、バッンアメモ’Ｊ１４１；’ｌＤｔ込データはそ
のまま凍結固定される。

） このように、バランアメモリ１４内に記憶されだデータ
は画像処理回路２ｏにょシ読み出され、任意に設定され
た画像処理条件に基づいて画像処理され、走査変換回路
２２を介してブラウン管等の表示器２４へ出力される。

そして、表示器２４には、このように画像処理された診
断像が画像表示される。

本発明は以上の構成からなり、次にその作用を説明する
。

まず振動子１２は送受信器１ｏにより励振制御されるこ
とにより被検体へ向は超音波を送波し、被検体からのエ
コーは振動子１２を介して送受信器１０で受信され、フ
レームバッファメモリー４に順次書き込み記憶される。

このフレームバランアメモリ−４に記憶されるデータは
、送受信器１０から入力される受信エコーが１フレーム
走査分に達するごとに順次新たなデータに書き替え記憶
される。

そして、画像処理回路２ｏは、このように、フレームバ
ランアメモリ１４に記憶されるデータを順次読み出し、
これに所定の画像処理を施し、走査変換回路２２　Ｋ出
力する。これにより、表示器２４には被検体に関する所
定の診断像がリアルタイムで表示されることになる。

壕だ外部メモリ１６を用いた場合には、超音波の送受波
により得られた受信エコーを記憶しておくことができる
。従って、この外部メモリ１６に記憶されたデータに基
づいて診断を行う場合には、外部メモリ１６からその記
憶データを１フレームずつバッファメモリ１４に転送す
る。これにより、前述の場合と同様、表示器２４に被検
体に関する所定の診断像を画像表示することができる。

ところで、このような診断像の画像表示を行う場合、画
像処理回路２０における画像処理条件が不適当であると
、良好な画像表示を行うことができない。

このような場合には、次のようにして画像処理条件が調
整される。

捷ずフリーズスイッチ１８を操作し、フレームバッファ
メモリ１４内へのデータ書込を中止し、バッファメモリ
１４内の記憶データを凍結固定する。これにより、画像
処理回路２０により読み出されるデータは常に同じもの
とカリ、この同一データに所定の画像処理が施されて画
像表示されるため、表示器２４に表示される診断像は同
じ画像に凍結固定されることとなる。

次に調整を行う者はこの凍結された画像表示を見ながら
、図示しない調整装置を用いて画像処理回路２０におけ
る画像処理条件を修正する。これにより１、画像処理回
路２０はノくラフアメモリ１４から読み出される同一デ
ータに対し修正された画像処理回路で画像処理を施す。

その結果、表示器２４にはバッファメモリ１４内の同一
記憶データを修正された新だな画像処理条件で画像処理
した診断像が表示される０ 調整を行う者は、表示器２４に表示される修正された診
断像を見ながら同様な修正動作を繰り返して行い、画像
処理回路２０の画像処理条件を最適値に調整することが
できる。

このような調整を行うに際し、本発明の装置は、同一デ
ータを異なる画像処理条件で画像処理して形成した診断
像を連続的に表示できるので、診断像の表示が良好にな
る最適画像処理条件を正確に判断し、その調整を迅速確
実に行うことができる。

なおこのような画像処理条件の調整作業は、外部メモリ
１６内に記憶されたデータを画像表示する場合にも同様
に行うことができる。この場合には、外部メモリ１６か
らバッファメモリ１４へのデータ書込を図示しないフリ
ーズスイッチにより中止し、バッファメモリ１４内に凍
結固定されたデータを用いて前述と同様の調整作業を行
えばよい０ 以上説明したように、本発明によれば、画像表示されて
いる診断像を別の画像処理条件で繰り返して画像表示す
ることができ、診断開始の前後を問わず画像処理条件を
最適な条件に迅速かつ確実に調整することができる。特
に本発明によれば、診断開始後にその診断像が適当でな
いことが判明した場合にも、診断を続行しつつその画像
処理条件を調整し、良好な診断像を得ることができるの
で、診断の能率化および確実を期することが可能となる
。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の超音波診断装置の好適な実施例を示すブロ
ック図である。 １４・・・バッファメモリ １６・・・外部メモリ ２０・・・画像処理回路 ２４・・・表示器。 出願人　　　アロカ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被検体に向は超音波を送波するとともに被検体か
   らのエコーを受信しこれを画像表示する超音波診断装置
   に赴いて、前記受信エコーを記憶するメモリと、このメ
   モリの記憶データを任意に設定された画像処理条件の下
   で画像処理する画像処理回路と、この画像処理回路の出
   力する診断像を画像表示する表示器と、を備え、メモリ
   の記憶データに対して異なる画像処理条件を与え、各条
   件における画像表示を繰り返し画像処理回路の画像処理
   条件を最適値に調整できることを特徴とする超音波診断
   装置。