JPS6332456B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332456B2 JPS6332456B2 JP55185746A JP18574680A JPS6332456B2 JP S6332456 B2 JPS6332456 B2 JP S6332456B2 JP 55185746 A JP55185746 A JP 55185746A JP 18574680 A JP18574680 A JP 18574680A JP S6332456 B2 JPS6332456 B2 JP S6332456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- main
- ultrasonic transducer
- correction
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、超音波パルスを被写体の体内に送
波し、そのエコーを受信して被写体内部の状態を
診断する、超音波診断装置に関する。
波し、そのエコーを受信して被写体内部の状態を
診断する、超音波診断装置に関する。
超音波診断装置では、超音波トランスデユーサ
から被写体の体内に超音波パルスを所望の方向に
送波し、かつこの超音波トランスデユーサの受波
指向性を同方向になるようにしてその方向からの
エコーをとらえるようにしている。ところで、電
子走査と機械走査とを問わず送波の場合も受波の
場合も指向性のメインローブに対し、サイドロー
ブが生じることが避けられない（特に電子走査の
場合サイドローブが大きい）。そしてこのサイド
ローブによる受波信号があると、アーテイフアク
ト（為像）が生じるので問題であつた。
から被写体の体内に超音波パルスを所望の方向に
送波し、かつこの超音波トランスデユーサの受波
指向性を同方向になるようにしてその方向からの
エコーをとらえるようにしている。ところで、電
子走査と機械走査とを問わず送波の場合も受波の
場合も指向性のメインローブに対し、サイドロー
ブが生じることが避けられない（特に電子走査の
場合サイドローブが大きい）。そしてこのサイド
ローブによる受波信号があると、アーテイフアク
ト（為像）が生じるので問題であつた。
本発明は、比較的簡単な構成でサイドローブに
よる受波信号を抑圧し、もつてアーテイフアクト
の減少を図るよう改善した超音波診断装置を提供
することを目的とする。
よる受波信号を抑圧し、もつてアーテイフアクト
の減少を図るよう改善した超音波診断装置を提供
することを目的とする。
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。第１図において、被写体１に超
音波トランスデユーサ２が密着されており、制御
回路３によつて制御される送波回路４からの駆動
パルスにより、所定の偏向角度毎に超音波パルス
を被写体１内に送波している。ところでこの超音
波パルスの送波にあたつては、メインローブに対
しある角度で必ずサイドローブが発生し、メイン
ローブとサイドローブの信号の大きさ（振幅）は
第２図Ａのようになる。従つて送波方向と同方向
のエコーを超音波トランスデユーサ２に受けて受
波回路５をへて得た主受波信号にもこのサイドロ
ーブの成分が含まれていることになる。この主受
波信号はＡ／Ｄ変換器６によりＡ／Ｄ変換された
後、メモリ７に一旦記憶される。
ながら説明する。第１図において、被写体１に超
音波トランスデユーサ２が密着されており、制御
回路３によつて制御される送波回路４からの駆動
パルスにより、所定の偏向角度毎に超音波パルス
を被写体１内に送波している。ところでこの超音
波パルスの送波にあたつては、メインローブに対
しある角度で必ずサイドローブが発生し、メイン
ローブとサイドローブの信号の大きさ（振幅）は
第２図Ａのようになる。従つて送波方向と同方向
のエコーを超音波トランスデユーサ２に受けて受
波回路５をへて得た主受波信号にもこのサイドロ
ーブの成分が含まれていることになる。この主受
波信号はＡ／Ｄ変換器６によりＡ／Ｄ変換された
後、メモリ７に一旦記憶される。
次に、メインローブの角度をθMとしたとき、サ
イドローブがθSの角度で生じたとすると（第２図
Ａ参照）、角度θSがメインローブの角度となるよ
うに超音波トランスデユーサ２から超音波パルス
を送波し、補正用受波信号を得る。この補正用受
波信号は第２図Ｂの点線で示すように、角度θSで
メインローブによる信号が、角度θMでサイドロー
ブによる信号が、丁度第２図Ａの角度と逆の角度
で生じたものである。この補正用受波信号はＡ／
Ｄ変換器６を経てメモリ８に記憶される。メイン
ローブの信号の振幅とサイドローブの信号の振幅
との比は、メインローブの角度毎に異つているた
め、角度毎のこの振幅比が予め測定されてROM
（Read Only Memory）９に予め記憶されてい
る。このROM９より振幅比を読み出して掛算器
１０においてメモリ８から読み出された補正用受
波信号にこの振幅比を掛けると、第２図Ｂの実線
で示すようになる。従つて、引算器１１におい
て、メモリ７から読み出された主受波信号より、
掛算器１０から出力された振幅比で掛算された補
正用受波信号を引算すると、第２図Ｃに示すよう
に、主受波信号よりサイドローブの信号をほぼ除
去することができる。このようにして補正した信
号をＤ／Ａ変換器１２をへてCRT表示装置１３
により振幅に応じて輝度変調して表示すれば、殆
んどアーテイフアクトのみられない優れた画質に
よる断層像を得ることができる。
イドローブがθSの角度で生じたとすると（第２図
Ａ参照）、角度θSがメインローブの角度となるよ
うに超音波トランスデユーサ２から超音波パルス
を送波し、補正用受波信号を得る。この補正用受
波信号は第２図Ｂの点線で示すように、角度θSで
メインローブによる信号が、角度θMでサイドロー
ブによる信号が、丁度第２図Ａの角度と逆の角度
で生じたものである。この補正用受波信号はＡ／
Ｄ変換器６を経てメモリ８に記憶される。メイン
ローブの信号の振幅とサイドローブの信号の振幅
との比は、メインローブの角度毎に異つているた
め、角度毎のこの振幅比が予め測定されてROM
（Read Only Memory）９に予め記憶されてい
る。このROM９より振幅比を読み出して掛算器
１０においてメモリ８から読み出された補正用受
波信号にこの振幅比を掛けると、第２図Ｂの実線
で示すようになる。従つて、引算器１１におい
て、メモリ７から読み出された主受波信号より、
掛算器１０から出力された振幅比で掛算された補
正用受波信号を引算すると、第２図Ｃに示すよう
に、主受波信号よりサイドローブの信号をほぼ除
去することができる。このようにして補正した信
号をＤ／Ａ変換器１２をへてCRT表示装置１３
により振幅に応じて輝度変調して表示すれば、殆
んどアーテイフアクトのみられない優れた画質に
よる断層像を得ることができる。
なお、この実施例では、主受波信号を得るため
と補正用受波信号を得るために２回同じような超
音波送波及び受波を行なわなければならないの
で、フレームレートは1/2に下がるが、セクタ走
査の場合には多数の偏向角の全てがメインローブ
の角度とサイドローブの角度とに組み合わせるこ
とができるため、補正用受波信号を別に得なくて
も主受波信号を補正用にも利用できるので、フレ
ームレートを下げずにサイドローブによるアーテ
イフアクトを減少することができる。
と補正用受波信号を得るために２回同じような超
音波送波及び受波を行なわなければならないの
で、フレームレートは1/2に下がるが、セクタ走
査の場合には多数の偏向角の全てがメインローブ
の角度とサイドローブの角度とに組み合わせるこ
とができるため、補正用受波信号を別に得なくて
も主受波信号を補正用にも利用できるので、フレ
ームレートを下げずにサイドローブによるアーテ
イフアクトを減少することができる。
以上、実施例について説明したように、本発明
によれば、サイドローブの成分を受波信号から取
り除き、送波時及び受波時の指向性を実質的にサ
イドローブのないものにしているため、アーテイ
フアクトを減らすことができ、アーテイフアクト
による診断の誤りを減少することができる。
によれば、サイドローブの成分を受波信号から取
り除き、送波時及び受波時の指向性を実質的にサ
イドローブのないものにしているため、アーテイ
フアクトを減らすことができ、アーテイフアクト
による診断の誤りを減少することができる。
第１図は本発明の一実施例のブロツク図、第２
図Ａ，Ｂ，Ｃは偏向角度に対する超音波パルスの
振幅特性を示すグラフである。 １……被写体、２……超音波トランスデユー
サ、１１……引算器、１３……CRT表示装置。
図Ａ，Ｂ，Ｃは偏向角度に対する超音波パルスの
振幅特性を示すグラフである。 １……被写体、２……超音波トランスデユー
サ、１１……引算器、１３……CRT表示装置。
Claims (1)
- １ 超音波トランスデユーサからある方向に向け
て被写体内に超音波パルスを波送し、その同一方
向からのエコーを前記超音波トランスデユーサで
受け、主受波信号を得てこの主受波信号を記憶す
るとともに、前記の方向においてサイドローブが
生じる角度に向けて前記超音波トランスデユーサ
より超音波パルスを被写体内に送波し、エコー信
号を前記超音波トランスデユーサで受けて補正用
受波信号を得、この補正用受波信号を記憶し、前
記主受波信号を得た方向におけるメインローブと
サイドローブの振幅比を記憶している回路よりそ
の振幅比を読み出し、この振幅比を前記補正用受
波信号に掛算し、掛算して得られた信号で前記主
受波信号より引算して主受波信号を補正するよう
にした超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18574680A JPS57112850A (en) | 1980-12-31 | 1980-12-31 | Ultrasonic diagnostic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18574680A JPS57112850A (en) | 1980-12-31 | 1980-12-31 | Ultrasonic diagnostic apparatus |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57112850A JPS57112850A (en) | 1982-07-14 |
| JPS6332456B2 true JPS6332456B2 (ja) | 1988-06-30 |
Family
ID=16176127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18574680A Granted JPS57112850A (en) | 1980-12-31 | 1980-12-31 | Ultrasonic diagnostic apparatus |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57112850A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59171542A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-28 | 三菱電機株式会社 | 超音波診断装置 |
| JP2501350B2 (ja) * | 1988-12-16 | 1996-05-29 | アロカ 株式会社 | 超音波診断装置 |
| JPH05277117A (ja) * | 1992-04-02 | 1993-10-26 | Yokogawa Medical Syst Ltd | 超音波診断方法および装置 |
| JP4244300B2 (ja) | 2003-03-24 | 2009-03-25 | 富士フイルム株式会社 | 超音波送受信装置 |
| JP4494089B2 (ja) * | 2004-06-02 | 2010-06-30 | 富士フイルム株式会社 | 超音波送受信装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56136537A (en) * | 1980-03-29 | 1981-10-24 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasonic diagnosis apparatus |
-
1980
- 1980-12-31 JP JP18574680A patent/JPS57112850A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56136537A (en) * | 1980-03-29 | 1981-10-24 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasonic diagnosis apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57112850A (en) | 1982-07-14 |
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