JPS5920135B2 - デ−タ転送方式 - Google Patents
デ−タ転送方式Info
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- JPS5920135B2 JPS5920135B2 JP51150164A JP15016476A JPS5920135B2 JP S5920135 B2 JPS5920135 B2 JP S5920135B2 JP 51150164 A JP51150164 A JP 51150164A JP 15016476 A JP15016476 A JP 15016476A JP S5920135 B2 JPS5920135 B2 JP S5920135B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はデータ転送方式に関する。
さらに詳しく言えば、本発明はプログラム制御により演
算を実行し、かつデータ転送装置を含む入出力装置へ情
報送出を行なう中央処理装置と、調歩式データ回線に対
してデータの送受信制御を行なうデータ転送装置と、各
制御情報およびデータを格納する主記憶装置と、上記中
央処理装置から起動制御される上記データ転送装置等の
入出力装置と上記主記憶装置との入出力制御を行なうデ
ータチャネル装置とを有する通信システムにおいて、中
央処理装置ではある一定の周期で上記主記憶装置が送信
データを設定してよい(可)状態であることを識別後該
主記憶装置にデータを書込み、データ転送装置ではデー
タチヤネル装置を介して上記周期とは異なる別の一定周
期で上記主記憶装置に読込まれたデータを読出し、有効
な(回線に送出すべき)データを識別後、データ回線に
送出するようなデータ転送方式に関する。
算を実行し、かつデータ転送装置を含む入出力装置へ情
報送出を行なう中央処理装置と、調歩式データ回線に対
してデータの送受信制御を行なうデータ転送装置と、各
制御情報およびデータを格納する主記憶装置と、上記中
央処理装置から起動制御される上記データ転送装置等の
入出力装置と上記主記憶装置との入出力制御を行なうデ
ータチャネル装置とを有する通信システムにおいて、中
央処理装置ではある一定の周期で上記主記憶装置が送信
データを設定してよい(可)状態であることを識別後該
主記憶装置にデータを書込み、データ転送装置ではデー
タチヤネル装置を介して上記周期とは異なる別の一定周
期で上記主記憶装置に読込まれたデータを読出し、有効
な(回線に送出すべき)データを識別後、データ回線に
送出するようなデータ転送方式に関する。
上記のようなデータ転送方式において、中央処理装置に
おいて主記憶装置に現在記憶されているデータを消して
その上に新しいデータを設定してよいこと、およびデー
タ転送装置において上記主記憶装置から読出して来たデ
ータが回線に送出すべき有効なデータであることを識別
するため従来は、データ対応に状態表示パターン(ステ
ータス)を1バイト分設けて付加し、このステータスを
その時々の状態に応じて変化させていた。
おいて主記憶装置に現在記憶されているデータを消して
その上に新しいデータを設定してよいこと、およびデー
タ転送装置において上記主記憶装置から読出して来たデ
ータが回線に送出すべき有効なデータであることを識別
するため従来は、データ対応に状態表示パターン(ステ
ータス)を1バイト分設けて付加し、このステータスを
その時々の状態に応じて変化させていた。
しかし、この従来の方式では、装置障害または雑音によ
るステータス誤り以外の下記のような原因で必要なデー
タが主記憶装置からデータ転送装置へ転送される間に、
場合によつては消滅する欠点があつた。第1図はこの種
のデータ転送方式における中央処理装置CCl主記憶装
置MMlデータチヤネル装置DCHおよびデータ転送装
置MDTE間のデータおよびステータスの転送を示すプ
ロツク図である。第2図Aは従来の主記憶装置MM内の
ステータス領域aおよびデータバツフア領域bの構成の
一例を示すもので、ステータス領域aは1バイト分であ
る。第3図は従来方式におけるデータ転送の際の制御フ
ローを示すものである。第1図、第2図Aおよび第3図
について従来方式の動作を説明する。
るステータス誤り以外の下記のような原因で必要なデー
タが主記憶装置からデータ転送装置へ転送される間に、
場合によつては消滅する欠点があつた。第1図はこの種
のデータ転送方式における中央処理装置CCl主記憶装
置MMlデータチヤネル装置DCHおよびデータ転送装
置MDTE間のデータおよびステータスの転送を示すプ
ロツク図である。第2図Aは従来の主記憶装置MM内の
ステータス領域aおよびデータバツフア領域bの構成の
一例を示すもので、ステータス領域aは1バイト分であ
る。第3図は従来方式におけるデータ転送の際の制御フ
ローを示すものである。第1図、第2図Aおよび第3図
について従来方式の動作を説明する。
第1図において中央処理装置CCは、ある一定周期(T
1とする)で、該データ回線DLへ送出すべきデータが
あるかどうか識別し、送信データがなければ次の周期ま
で処理を行なわない。
1とする)で、該データ回線DLへ送出すべきデータが
あるかどうか識別し、送信データがなければ次の周期ま
で処理を行なわない。
該データ回線へ送出すべきデータがある場合は、主記憶
装置MM内の該データ回線に対応するステータス領域a
からステータスSを読出す(第3図1,2)。中央処理
装置CCは読出したステータスSにより現在主記憶装置
MMのデータ・バツフア領域b内に格納されているデー
タが、データ転送装置MDTEに転送ずみであるか否か
を識別し、未転送(S=1で表わす)であれば書込み不
可であるので、新しくデータを主記憶装置MMに設定す
るのを見合せ、転送ずみ(S=Oで表わす)であれば書
込み可であるのでステータス領域aにデータ未転送を表
わすステータスS=1と、また同時にデータ・バツフア
領域bに新しくデータを書込む(第3図3,4)。デー
タ転送装置MDTEでは上記周期T,とは異なる、ある
一定周期(T2とする)で送信データ転送要求をデータ
チヤネル装置DCHに対して送り(第3図5)、データ
チヤネル装置DCHの制御により主記憶装置MMのデー
タ回線DLに対応するステータス領域aおよびデータバ
ツフア領域bからステータスと、データを読出してデー
タ転送装置MDTEに転送し、該データ転送装置MDT
Eは該データを受けた後、該ステータス領域aに該デー
タバツフア領域bのデータが転送ずみであることを表わ
すステータスS−0を、データチヤネル装置DCHを介
して書込む(第3図6,8)。
装置MM内の該データ回線に対応するステータス領域a
からステータスSを読出す(第3図1,2)。中央処理
装置CCは読出したステータスSにより現在主記憶装置
MMのデータ・バツフア領域b内に格納されているデー
タが、データ転送装置MDTEに転送ずみであるか否か
を識別し、未転送(S=1で表わす)であれば書込み不
可であるので、新しくデータを主記憶装置MMに設定す
るのを見合せ、転送ずみ(S=Oで表わす)であれば書
込み可であるのでステータス領域aにデータ未転送を表
わすステータスS=1と、また同時にデータ・バツフア
領域bに新しくデータを書込む(第3図3,4)。デー
タ転送装置MDTEでは上記周期T,とは異なる、ある
一定周期(T2とする)で送信データ転送要求をデータ
チヤネル装置DCHに対して送り(第3図5)、データ
チヤネル装置DCHの制御により主記憶装置MMのデー
タ回線DLに対応するステータス領域aおよびデータバ
ツフア領域bからステータスと、データを読出してデー
タ転送装置MDTEに転送し、該データ転送装置MDT
Eは該データを受けた後、該ステータス領域aに該デー
タバツフア領域bのデータが転送ずみであることを表わ
すステータスS−0を、データチヤネル装置DCHを介
して書込む(第3図6,8)。
読出したデータはステータスS=Oにより無効なデータ
(既に一度読出したデータ)であるか、ステータスS=
1により有効なデータ(未だ読出したことのないデータ
)かを識別し、有効なデータのみデータ端末装置DTE
を経てデータ回線DLへ送出する(第3図7,9,10
)。上記の従来方式では、中央処理装置CCが主記憶装
置MMにデータを書込むとき同時にステータス領域aに
データの有効を示すステータスS=1を書込み、またデ
ータ転送装置MDTEで主記憶装置MMからデータを読
出した後、ステータス領域aに無効を示すステータスS
=0を書込むことで中央処理装置CCからの有効なデー
タの破壊およびデータ転送装置MDTE側でのデータ回
線DLへデータの2度(重複)送りを防止している。
(既に一度読出したデータ)であるか、ステータスS=
1により有効なデータ(未だ読出したことのないデータ
)かを識別し、有効なデータのみデータ端末装置DTE
を経てデータ回線DLへ送出する(第3図7,9,10
)。上記の従来方式では、中央処理装置CCが主記憶装
置MMにデータを書込むとき同時にステータス領域aに
データの有効を示すステータスS=1を書込み、またデ
ータ転送装置MDTEで主記憶装置MMからデータを読
出した後、ステータス領域aに無効を示すステータスS
=0を書込むことで中央処理装置CCからの有効なデー
タの破壊およびデータ転送装置MDTE側でのデータ回
線DLへデータの2度(重複)送りを防止している。
しかし、データ転送装置MDTEの制御による主記憶装
置MMからの読出動作と主記憶装置MMへの書込み動作
は互に独立したもので、その間主記憶装置MMを連続し
て捕捉しておくことはできない。データ転送装置MDT
Eが主記憶装置MMからデータおよびステータスを読出
した後、主記憶装置MMに格納されている上記ステータ
スを書換えるまでに時間的に間隙(T3とする)が生ず
る。中央処理装置CCにおいて、この時間的間隙T3の
間に、主記憶装置MMに新しく送信するデータとステー
タスS−1を書込む場合があり得る。第5図Aはこのよ
うな状態の生起する場合を説明するためのタイムチヤー
トで、時間は上方より下方に向つて経過するものとする
。第5図Bは第5図Aのタイムチヤートの特定の時点(
t1〜T5)で主記憶装置MMの記憶内容の変化する状
態を示す。第5図Aにおける矢印は主記憶装置MMに対
する書込みあるいは読出しの時点を表わす。
置MMからの読出動作と主記憶装置MMへの書込み動作
は互に独立したもので、その間主記憶装置MMを連続し
て捕捉しておくことはできない。データ転送装置MDT
Eが主記憶装置MMからデータおよびステータスを読出
した後、主記憶装置MMに格納されている上記ステータ
スを書換えるまでに時間的に間隙(T3とする)が生ず
る。中央処理装置CCにおいて、この時間的間隙T3の
間に、主記憶装置MMに新しく送信するデータとステー
タスS−1を書込む場合があり得る。第5図Aはこのよ
うな状態の生起する場合を説明するためのタイムチヤー
トで、時間は上方より下方に向つて経過するものとする
。第5図Bは第5図Aのタイムチヤートの特定の時点(
t1〜T5)で主記憶装置MMの記憶内容の変化する状
態を示す。第5図Aにおける矢印は主記憶装置MMに対
する書込みあるいは読出しの時点を表わす。
なお、中央処理装置CCのステータス読出しは図には省
略してある。なお、時点t1においては第5図Bに示す
ように、主記憶装置MMには有効(未転送)データAお
よびステータスS=1がそれぞれデータ・バツフア領域
bおよびステータス領域aに格納されているものとする
。データ転送装置MDTEからデータおよびステータス
の読出しを行ない(矢印1で示す)、時間間隙T3経過
後、ステータス書込み(矢印2、時点T2)を行ない、
従つて主記憶装置MMの内容は第5図B(7)T2で示
すようにステータスのみ0となる。
略してある。なお、時点t1においては第5図Bに示す
ように、主記憶装置MMには有効(未転送)データAお
よびステータスS=1がそれぞれデータ・バツフア領域
bおよびステータス領域aに格納されているものとする
。データ転送装置MDTEからデータおよびステータス
の読出しを行ない(矢印1で示す)、時間間隙T3経過
後、ステータス書込み(矢印2、時点T2)を行ない、
従つて主記憶装置MMの内容は第5図B(7)T2で示
すようにステータスのみ0となる。
その後、中央処理装置CCから主記憶装置MMへのデー
タ書込み時(矢印3)、送信データが無いと、書込みは
行なわれず主記憶装置MMの記憶内容は変化せず、第5
図B(7)T2で示す内容を維持する。ここで、データ
転送装置MDTEからのデータおよびステータスの読出
し(矢印4)とステータスの書込み(矢印6、時点T4
)との時間間隙T3中に、中央処理装置CCから主記憶
装置MMにア Cクセスがあり、新しい送信データBの
書込みが行なわれる(矢印5、時点T3)と、矢印4に
おいてこの新しい有効データBを読出していないにも拘
らず、矢印6(時点T4)におけるステータス書込み時
に、新しい有効データBに対するステータス Jを無効
(転送済み)を表わすS=0に書換える。
タ書込み時(矢印3)、送信データが無いと、書込みは
行なわれず主記憶装置MMの記憶内容は変化せず、第5
図B(7)T2で示す内容を維持する。ここで、データ
転送装置MDTEからのデータおよびステータスの読出
し(矢印4)とステータスの書込み(矢印6、時点T4
)との時間間隙T3中に、中央処理装置CCから主記憶
装置MMにア Cクセスがあり、新しい送信データBの
書込みが行なわれる(矢印5、時点T3)と、矢印4に
おいてこの新しい有効データBを読出していないにも拘
らず、矢印6(時点T4)におけるステータス書込み時
に、新しい有効データBに対するステータス Jを無効
(転送済み)を表わすS=0に書換える。
中央処理装置CCでの次のデータ書込み時(矢印7)に
、送信データがないと矢印3の場合と同様、主記憶装置
MMの内容は変らず、第5図BO)T4に示す内容を維
持する。次にデータ転送装置MDTE3からのデータお
よびステータス読出し(矢印8)においてデータBとと
もにステータスS=0が読出され、データBは既に転送
済みの無効データとみなされ、データ回線には転送され
ず消滅する。従来のこの種のデータ転送方式においては
、上 4記のような有効データの消滅がおこる欠点があ
つた。本発明は従来方式における上記欠点を除去し、デ
ータ転送時に有効データの消滅するおそれのなノい方式
を提供することを目的とする。
、送信データがないと矢印3の場合と同様、主記憶装置
MMの内容は変らず、第5図BO)T4に示す内容を維
持する。次にデータ転送装置MDTE3からのデータお
よびステータス読出し(矢印8)においてデータBとと
もにステータスS=0が読出され、データBは既に転送
済みの無効データとみなされ、データ回線には転送され
ず消滅する。従来のこの種のデータ転送方式においては
、上 4記のような有効データの消滅がおこる欠点があ
つた。本発明は従来方式における上記欠点を除去し、デ
ータ転送時に有効データの消滅するおそれのなノい方式
を提供することを目的とする。
この目的は本発明によれば、中央処理装置が主記憶装置
に送信用データを書込む周期と、該データを調歩式デー
タ回線を有するデータ転送装置に転送する周期が異なる
データ転送方式において、主記憶装置内に、上記データ
回線に対応して送信データ用のデータ・バツフア領域と
中央処理装置が該領域へデータ書込みが可か不可かの識
別用およびデータ転送装置からデータ回線へのデータ送
出が可か不可かの識別用として2バイト分のステータス
領域とを設け、上記中央処理装置は回線へ送出すべきデ
ータの有無に対応して上記ステータス領域の2バイト分
のステータスを書換え、データ転送装置は上記主記憶装
置の上記データ・バツフア領域から転送されたデータの
有効か無効かにより上記ステータスの1バイト分を書換
えるようにして達することができる。
に送信用データを書込む周期と、該データを調歩式デー
タ回線を有するデータ転送装置に転送する周期が異なる
データ転送方式において、主記憶装置内に、上記データ
回線に対応して送信データ用のデータ・バツフア領域と
中央処理装置が該領域へデータ書込みが可か不可かの識
別用およびデータ転送装置からデータ回線へのデータ送
出が可か不可かの識別用として2バイト分のステータス
領域とを設け、上記中央処理装置は回線へ送出すべきデ
ータの有無に対応して上記ステータス領域の2バイト分
のステータスを書換え、データ転送装置は上記主記憶装
置の上記データ・バツフア領域から転送されたデータの
有効か無効かにより上記ステータスの1バイト分を書換
えるようにして達することができる。
次に本発明の実施例を図面について説明する。
第1図は本発明を実施し得るデータ転送方式のプロツク
図で、第2図Bは本発明による主記憶装置MMにおける
ステータス領域aおよびデータ・バツフア領域bを示す
ものであり、ステータスは1個のデータに対して2バイ
ト分(HS,SS)設けてある。本発明では、データ転
送装置MDTEで主記憶装置MMから読出したデータが
有効であるか無効であるかによつて主記憶装置MMのス
テータス領域内のSS部に0を書込むか1を書込むかを
切りわけ、中央処理装置CCからは書換え可能であるが
データ転送装置MDTEからは書換え不可能なHS部の
状態との相互関係によりデータ・バツフア領域b内のデ
ータが無効(転送済み)データであるか否かを識別する
。第4図は本発明の一実施例における制御フローを示す
ものである。
図で、第2図Bは本発明による主記憶装置MMにおける
ステータス領域aおよびデータ・バツフア領域bを示す
ものであり、ステータスは1個のデータに対して2バイ
ト分(HS,SS)設けてある。本発明では、データ転
送装置MDTEで主記憶装置MMから読出したデータが
有効であるか無効であるかによつて主記憶装置MMのス
テータス領域内のSS部に0を書込むか1を書込むかを
切りわけ、中央処理装置CCからは書換え可能であるが
データ転送装置MDTEからは書換え不可能なHS部の
状態との相互関係によりデータ・バツフア領域b内のデ
ータが無効(転送済み)データであるか否かを識別する
。第4図は本発明の一実施例における制御フローを示す
ものである。
この場合、中央処理装置CCl主記憶装置MMlデータ
・チヤネル装置DCHおよびデータ転送装置MDTE間
のプロツク構成および、データおよびステータスの転送
経路は第1図に示すとおりである。中央処理装置CCは
、ある一定周期T1で主記憶装置MMのステータス領域
aからステータスHS,SSを読出し(第4図1)、ス
テータスHSおよびSSが共に1であればデータ・バツ
フア領域b内のデータがデータ転送装置MDTEに未転
送であり、書込み不可とみなし次の周期まで処理を行な
わない。
・チヤネル装置DCHおよびデータ転送装置MDTE間
のプロツク構成および、データおよびステータスの転送
経路は第1図に示すとおりである。中央処理装置CCは
、ある一定周期T1で主記憶装置MMのステータス領域
aからステータスHS,SSを読出し(第4図1)、ス
テータスHSおよびSSが共に1であればデータ・バツ
フア領域b内のデータがデータ転送装置MDTEに未転
送であり、書込み不可とみなし次の周期まで処理を行な
わない。
ステータスHSおよびSSのうち少なくとも一方がOで
あればデータ・バツフア領域b内のデータは、データ転
送装置MDTEに転送済みであり書込み可とみなし、新
しい送信データがある場合はデータ・バツフア領域bに
このデータを書込み、ステータス領域aにHS=1,S
S=1を書込む(第4図3,4)。送信データがない場
合は、ステータス領域aにHS−0,SS−0を書込む
(第4図5)。一方、データ転送装置MDTEでは、上
記と異なる一定周期T2で、データ・チヤネル装置DC
Hを経て送信データ転送要求を出し、主記憶装置MMよ
りデータとステータスHS,SSを読出す(第4図6,
7)。
あればデータ・バツフア領域b内のデータは、データ転
送装置MDTEに転送済みであり書込み可とみなし、新
しい送信データがある場合はデータ・バツフア領域bに
このデータを書込み、ステータス領域aにHS=1,S
S=1を書込む(第4図3,4)。送信データがない場
合は、ステータス領域aにHS−0,SS−0を書込む
(第4図5)。一方、データ転送装置MDTEでは、上
記と異なる一定周期T2で、データ・チヤネル装置DC
Hを経て送信データ転送要求を出し、主記憶装置MMよ
りデータとステータスHS,SSを読出す(第4図6,
7)。
次にステータスの状態によりデータが有効(HS−1お
よびSS−1)であれば、主記憶装置MMのステータス
領域a中のSS部にOを書込み、データ回線DLへデー
タを送出する(第4図8,9,11)。ステータスHS
,SSの状態によりデータが無効(HS,SSの少なく
とも一方がO)の場合は主記憶装置MMのステータス領
域a中のSS部に1を書込み、データはデータ回線DL
へ送出せずデータ転送装置MDTE内て捨てる(第4図
8,10,12)。第6図Aは本発明の実施例の上記の
動作のタイムチヤート、同Bは特定の時点(t1〜T7
)において、主記憶装置MMのステータス領域aおよび
データ・バツフア領域bの内容の変化する状態を示す。
よびSS−1)であれば、主記憶装置MMのステータス
領域a中のSS部にOを書込み、データ回線DLへデー
タを送出する(第4図8,9,11)。ステータスHS
,SSの状態によりデータが無効(HS,SSの少なく
とも一方がO)の場合は主記憶装置MMのステータス領
域a中のSS部に1を書込み、データはデータ回線DL
へ送出せずデータ転送装置MDTE内て捨てる(第4図
8,10,12)。第6図Aは本発明の実施例の上記の
動作のタイムチヤート、同Bは特定の時点(t1〜T7
)において、主記憶装置MMのステータス領域aおよび
データ・バツフア領域bの内容の変化する状態を示す。
第6図Aにおける矢印は、主記憶装置MMに対する書込
み、あるいは読出しを表わす。
み、あるいは読出しを表わす。
なお、中央処理装置CCのステータス読出し動作は図に
は省略してある。なお時間は図の上方より下方に向つて
経過するものとする。時点t1以降ステータス領域aお
よびデータ・バツフア領域bには、第6図BにおいてT
,で示すようにそれぞれステータスSS=1,HS=1
、データAが格納されているとする。
は省略してある。なお時間は図の上方より下方に向つて
経過するものとする。時点t1以降ステータス領域aお
よびデータ・バツフア領域bには、第6図BにおいてT
,で示すようにそれぞれステータスSS=1,HS=1
、データAが格納されているとする。
データ転送装置MDTEから矢印1において読出したデ
ータAは、ステータスHS−1,SS=1によつて有効
とみなされ、時間間隙T3経過後の矢印2においてステ
ータス領域AO)SS部にOを書込む。中央処理装置C
Cよりのデータ書込み時(矢印3、時点T3)において
は、新しい送信データが無いため、ステータスHS,S
SともにOに書換えられる。データ転送装置MDTEに
より矢印4において、データおよびステータスを読出し
てから矢印6においてステータスSSに1を書込むまで
の間の時間間隙T3の間に、中央処理装置CCが主記憶
装置MMにアクセスし、そのデータ・バツフア領域bに
新しい送信データBが、またステータス領域aにSS=
1,HS=1が書込まれるが(矢印5、時点T4)、矢
印6(時点T5)でステータス領域aに書込まれるのは
SS=1であるため、ステータス領域aの内容は変らな
い。
ータAは、ステータスHS−1,SS=1によつて有効
とみなされ、時間間隙T3経過後の矢印2においてステ
ータス領域AO)SS部にOを書込む。中央処理装置C
Cよりのデータ書込み時(矢印3、時点T3)において
は、新しい送信データが無いため、ステータスHS,S
SともにOに書換えられる。データ転送装置MDTEに
より矢印4において、データおよびステータスを読出し
てから矢印6においてステータスSSに1を書込むまで
の間の時間間隙T3の間に、中央処理装置CCが主記憶
装置MMにアクセスし、そのデータ・バツフア領域bに
新しい送信データBが、またステータス領域aにSS=
1,HS=1が書込まれるが(矢印5、時点T4)、矢
印6(時点T5)でステータス領域aに書込まれるのは
SS=1であるため、ステータス領域aの内容は変らな
い。
そのため、矢印7(時点T6)において中央処理装置C
Cから主記憶装置MMにアクセスしてもステータスSS
−1,HS=1であるため新しいデータの書込みは行な
われず、データ転送装置MDTEから矢印8の時点でア
クセスしたとき有効データBが読出され、送出すべきデ
ータとして転送される。なお、中央処理装置CCから主
記憶装置MMへアクセスする周期T,は、データ転送装
置MDTEよりアクセスする周期T2より短い場合を示
したが、周期T1が周期T2より長くなつた場合も制御
フローを一部変えることにより同じ効果を土げ得ること
が容易に類推できる。
Cから主記憶装置MMにアクセスしてもステータスSS
−1,HS=1であるため新しいデータの書込みは行な
われず、データ転送装置MDTEから矢印8の時点でア
クセスしたとき有効データBが読出され、送出すべきデ
ータとして転送される。なお、中央処理装置CCから主
記憶装置MMへアクセスする周期T,は、データ転送装
置MDTEよりアクセスする周期T2より短い場合を示
したが、周期T1が周期T2より長くなつた場合も制御
フローを一部変えることにより同じ効果を土げ得ること
が容易に類推できる。
第7図は上記実施例に使用するデータ転送装置MDTE
の一例のプロツク図である。
の一例のプロツク図である。
図において本発明の理解に関係うすい部分は省略してあ
る。図において主記憶装置MMから読出されたデータD
とステータスSは、データおよびステータス・レジスタ
71に入り、ここに格納される。74はステータス識別
回路であり、ステータスビツトをデコードするデコーダ
と識別結果を記憶しておくレジスタとで構成されている
。
る。図において主記憶装置MMから読出されたデータD
とステータスSは、データおよびステータス・レジスタ
71に入り、ここに格納される。74はステータス識別
回路であり、ステータスビツトをデコードするデコーダ
と識別結果を記憶しておくレジスタとで構成されている
。
75は主記憶装置MM内のステータス領域書換え用のパ
ターン79を作成するパターン作成回路である。
ターン79を作成するパターン作成回路である。
このパターン作成回路75はステータス識別回路74の
出力80を受けて所要のパターンを作成する。72はデ
ータの並直列変換回路であり、バイト単位のデータJモ
Vを直列変換し、ビツト単位のデータ78を出力として
送出する。
出力80を受けて所要のパターンを作成する。72はデ
ータの並直列変換回路であり、バイト単位のデータJモ
Vを直列変換し、ビツト単位のデータ78を出力として
送出する。
データ78はデータ送出制御回路73に入り、ステータ
ス識別回路74の出力80によりステータスが有効(デ
ータ送出可)を示していれば調歩式におけるスタート・
ビツトを附加してデータ端末装置76を通してデータ回
線82へ送出される。また、ステータスが無効(データ
送出不可)を示していれば、ステータス識別回路74の
出力801はりデータ78はデータ送出制御回路73内
で捨てられ、データ回路82に送出されない。上記のよ
うにステータス識別回路74によつてデータ送出制御回
路73を制御して有効データの送出無効データの送出停
止を行なうとともに、ステータス・レジスタ71、ステ
ータス識別回路74およびステータス・パターン作成回
路75により、読出したデータに対応するステータスの
状態を照合して適切なステータス・パターンを作成して
、これによりステータスの書換えを行なう。
ス識別回路74の出力80によりステータスが有効(デ
ータ送出可)を示していれば調歩式におけるスタート・
ビツトを附加してデータ端末装置76を通してデータ回
線82へ送出される。また、ステータスが無効(データ
送出不可)を示していれば、ステータス識別回路74の
出力801はりデータ78はデータ送出制御回路73内
で捨てられ、データ回路82に送出されない。上記のよ
うにステータス識別回路74によつてデータ送出制御回
路73を制御して有効データの送出無効データの送出停
止を行なうとともに、ステータス・レジスタ71、ステ
ータス識別回路74およびステータス・パターン作成回
路75により、読出したデータに対応するステータスの
状態を照合して適切なステータス・パターンを作成して
、これによりステータスの書換えを行なう。
例えば第6図矢印1における読出しの際受けたステータ
スHS=1,SS=1に対しては、データ送出制御を行
なうとともに、矢印2(時点T2)においてステータス
(SS)を0に書換え、また矢印4においてステータス
HS=0,SS=0を読出すと、矢印6(時点T5)に
おいてステータスSSを1に書換え、さらにまた矢印8
においてステータスHS−1,SS=1を読出すと、矢
印9(時点T7)においてステータスSSを0に書換え
る等の処理を行なう。すなわち、データが有効(HS−
1,SS=1)か無効(HS=0,SS=0)によつて
ステータスSSをOまたは1に書換えるようにするもの
である。上記のようにして、データ転送装置MDTEが
主記憶装置MMからデータを読出してからそのステータ
スを書換えるまでの間に、中央処理装置CCから主記憶
装置MMに書込まれる有効(データ回線に送出を要する
)データの消滅を防止する 3ことができる。
スHS=1,SS=1に対しては、データ送出制御を行
なうとともに、矢印2(時点T2)においてステータス
(SS)を0に書換え、また矢印4においてステータス
HS=0,SS=0を読出すと、矢印6(時点T5)に
おいてステータスSSを1に書換え、さらにまた矢印8
においてステータスHS−1,SS=1を読出すと、矢
印9(時点T7)においてステータスSSを0に書換え
る等の処理を行なう。すなわち、データが有効(HS−
1,SS=1)か無効(HS=0,SS=0)によつて
ステータスSSをOまたは1に書換えるようにするもの
である。上記のようにして、データ転送装置MDTEが
主記憶装置MMからデータを読出してからそのステータ
スを書換えるまでの間に、中央処理装置CCから主記憶
装置MMに書込まれる有効(データ回線に送出を要する
)データの消滅を防止する 3ことができる。
本発明は上記のように構成されているので、装置の障害
または雑音等によるステータス誤り以外の原因で、主記
憶装置からデータ転送装置へデータが転送される間に、
データ回線に送出を必要とする有効データが消滅する従
来方式の欠点を解決し、上記のような有効データの消滅
を防止することが可能な効果を有する。
または雑音等によるステータス誤り以外の原因で、主記
憶装置からデータ転送装置へデータが転送される間に、
データ回線に送出を必要とする有効データが消滅する従
来方式の欠点を解決し、上記のような有効データの消滅
を防止することが可能な効果を有する。
従つて、本発明は特に高い伝送品質を要求されるデータ
伝送システムにおいて大きい利点をもつものである。
伝送システムにおいて大きい利点をもつものである。
第1図は本発明の実施可能なデータ転送方式のプロツク
図、第2図は主記憶装置内のステータス領域およびデー
タ・バツフア領域の従来の、および本発明による構成例
を示す図、第3図は従来のデータ転送方式におけるデー
タ転送の制御フローの一例を示す図、第4図は本発明に
よるデータ転送方式におけるデータ転送の制御フローの
一例を示す図、第5図は第3図の制御フローによる動作
のタイムチヤート、第6図は第4図の制御フローによる
動作のタイムチヤート、第7図は本発明の実施例に使用
するデータ転送装置の一例プロツク図である。 CC・・・・・・中央処理装置、MM・・・・・・主記
憶装置、DCH・・・・・・データ・チヤネル装置、M
DTE・・・・・・データ転送装置、DTE,76・・
・・・・データ端末装置、DL,82・・・・・・デー
タ回線、71・・・・・・データおよびステータスレジ
スタ、72・・・・・・データ並直列変換回路、73・
・・・・・データ送出制御回路、74・・・・・・ステ
ータス識別回路、75・・・・・・パターン作成回路。
図、第2図は主記憶装置内のステータス領域およびデー
タ・バツフア領域の従来の、および本発明による構成例
を示す図、第3図は従来のデータ転送方式におけるデー
タ転送の制御フローの一例を示す図、第4図は本発明に
よるデータ転送方式におけるデータ転送の制御フローの
一例を示す図、第5図は第3図の制御フローによる動作
のタイムチヤート、第6図は第4図の制御フローによる
動作のタイムチヤート、第7図は本発明の実施例に使用
するデータ転送装置の一例プロツク図である。 CC・・・・・・中央処理装置、MM・・・・・・主記
憶装置、DCH・・・・・・データ・チヤネル装置、M
DTE・・・・・・データ転送装置、DTE,76・・
・・・・データ端末装置、DL,82・・・・・・デー
タ回線、71・・・・・・データおよびステータスレジ
スタ、72・・・・・・データ並直列変換回路、73・
・・・・・データ送出制御回路、74・・・・・・ステ
ータス識別回路、75・・・・・・パターン作成回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中央処理装置が主記憶装置に送信用データを書込む
周期と、該データを調歩式データ回線を有するデータ転
送装置に転送する周期が異なるデータ転送方式において
、主記憶装置内に上記データ回線に対応して送信データ
用のデータ・バッファ領域と中央処理装置が該領域へデ
ータ書込みが可か不可かの識別用およびデータ転送装置
からデータ回線へのデータ送出が可か不可かの識別用と
して2バイト分のステータス領域とを設け、上記中央処
理装置は回線へ送出すべきデータの有無に対応して上記
ステータス領域の2バイト分のステータスを書換え、デ
ータ転送装置は上記主記憶装置の上記データ・バッファ
領域から転送されたデータの有効か無効かにより上記ス
テータスの1バイト分を書換えるようにしたことを特徴
とするデータ転送方式。 2 データ転送装置は、主記憶装置からデータとともに
転送されたステータスを識別し、これにより該データが
有効か無効かを識別するステータス識別回路と、該ステ
ータス識別回路の識別結果を受けて該データを回線に送
出するか否かを制御するデータ送出制御回路と、上記ス
テータス識別回路の制御を受け主記憶装置内のステータ
ス書換え用パターンを作成するパターン作成回路とを具
備することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデ
ータ転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51150164A JPS5920135B2 (ja) | 1976-12-13 | 1976-12-13 | デ−タ転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51150164A JPS5920135B2 (ja) | 1976-12-13 | 1976-12-13 | デ−タ転送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5373929A JPS5373929A (en) | 1978-06-30 |
JPS5920135B2 true JPS5920135B2 (ja) | 1984-05-11 |
Family
ID=15490895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51150164A Expired JPS5920135B2 (ja) | 1976-12-13 | 1976-12-13 | デ−タ転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920135B2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-13 JP JP51150164A patent/JPS5920135B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5373929A (en) | 1978-06-30 |
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