JPS5919957Y2 - テ−プレコ−ダのピンチロ−ラ - Google Patents

テ−プレコ−ダのピンチロ−ラ

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Publication number
JPS5919957Y2
JPS5919957Y2 JP9082478U JP9082478U JPS5919957Y2 JP S5919957 Y2 JPS5919957 Y2 JP S5919957Y2 JP 9082478 U JP9082478 U JP 9082478U JP 9082478 U JP9082478 U JP 9082478U JP S5919957 Y2 JPS5919957 Y2 JP S5919957Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
elastic roller
circumferential portion
roller
pinch roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP9082478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511607U (ja
Inventor
秀俊 鈴木
Original Assignee
株式会社三協精機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三協精機製作所 filed Critical 株式会社三協精機製作所
Priority to JP9082478U priority Critical patent/JPS5919957Y2/ja
Publication of JPS5511607U publication Critical patent/JPS5511607U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リムと、ゴム材等よりなる弾性ローラとが予
め形成され、リムに該弾性ローラが嵌め込まれることに
より製作されているタイプの、テープレコーダのピンチ
ローラに関するものである。
上記タイプの従来のものとしては第1図に示すようなも
のが知られている。
すなわち、リム1の輪周部にゴム材等から戊る弾性ロー
ラ2を嵌め込み一体化した後、その輪周部を研摩作業に
より中高状に研摩加工したものである。
しかしながら、上記した従来のピンチローラにおいては
、弾性ローラの輪周部を中高状にするために、個々のピ
ンチローラに対していちいち研摩加工を施す必要がある
が、この研摩作業では、その対象がゴム材等の弾性材で
あるため、変形がなく、かつ、精度の高い中高状の輪周
部を得ることが極めて困難なこととされている。
ともすれば、第1図に示す如く偏摩耗してセンターズレ
の生じたものが製作され兼ねなく、そのため、精度良く
仕上げようとするほど研摩作業が煩雑なものとなり、製
作工程が複雑化するという問題を生起し得るものである
そこで、本考案の目的は、製作工程を複雑化させること
なく容易に弾性ローラ輪周部の中高状形状を得ることを
可能とする、テープレコーダのピンチローラを提供する
ことにある。
本考案の基本的構成は、 回転自在に支持されたリムの輪周部を中高状に湾曲させ
、かつ、その両側に環状の溝を形成するとともに、全域
に渡って略均等肉厚に形成されたリング状の弾性ローラ
を、前記リムの輪周部に嵌合することにより、該弾性ロ
ーラの外周面を前記リムの輪周部の形状になられせて成
ることを特徴とするテープレコーダのピンチローラ、で
ある。
以下本考案の一実施例を第2図及び第3図に従って説明
する。
10は回転軸で、この回転軸10にはピンチローラ本体
11が回転自在に支持されている。
このピンチローラ本体11は、リム12と該リム12に
一体に嵌め込まれたリング状の弾性ローラ13とからな
るものである。
ツム12は、モールド等により一体成形したものである
リム12の輪周部12 eは回転軸10の軸線を通る平
面で切った断面形状が中高状に湾曲するように形成され
ている。
リム12の輪周部12 eの両側にはフランジ部12a
、12bが形成されている。
フランジ部12 a、 12 bは後述リング状の弾性
ローラ13をリム12の輪周部12 eに嵌め込んだ際
、横ずれを防止するためのものである。
12C112dは溝で、この溝12C,12dは第3図
に示す如く輪周部12 eの両側にてフランジ部12a
、12bの内側に沿うように環状に形成されて設けられ
ている。
溝12C,12dは、湾曲させられた弾性ローラ13の
内側面に発生する「しわ」を吸収し、弾性ローラ13を
リム12の輪周部12 eに十分に密着させるためのも
のである。
ノング状の弾性ローラ13はゴム等の弾性材からなり、
リム12に嵌合する以前にはその内外周が一様に平面状
のもので、その全域に渡って略均等肉厚に形成されてい
るものである。
弾性ローラ13の内径はリム12の輪周部12 eの両
側外径より若干小径で、リム12の輪周部12 eに密
に嵌め込めるように構成されている。
そして、弾性ローラ13が一旦リム12の輪周部12
eに嵌合されると弾性ローラ13の外周部はリム12の
輪周部12 eに対応した中高状に湾曲することになる
なお、リング状の弾性ローラ13の厚さは、リム12に
嵌め込んだ際、弾性ローラ13の外周がリム12の輪周
部12 eに対応して中高状に湾曲するような厚さが望
ましい。
以上述べて来た如き本考案によれば次の様な効果を奏す
る。
■ リムに弾性ローラを嵌め込めば、該弾性ローラがリ
ムの輪周部の形状に従って変形し、その輪周部も該変形
に従うことになるということを利用して構威しであるか
ら、弾性ローラに対して、リムへの嵌合径に改めて、そ
の輪周部に中高形状を得るための煩雑な研摩作業を施す
必要はなくなり、該作業を省くことができることとなる
ので、製作工程の複雑化を避けることができるばかりで
なく極めて容易に弾性ローラ輪周部の所望の中高形状を
得ることを可能にするという効果を奏する。
■ リムの輪周部の両側に環状の溝を形成したから、弾
性ローラをリムに嵌め込んだときに、該弾性ローラの内
側面に生じ、その輪周部の中高形状に悪影響を与える、
いわゆる「しわ」等の不確定要素を上記溝に吸収させる
ことができるので、弾性ローラの輪周部に極めて安定し
た滑らかな中高形状が得られるという効果を奏する。
■ また、弾性ローラの輪周部に、上記したような「し
わ」や「凹凸」等が生じていたとしても、上記環状の溝
を形成したことにより、テープレコーダのキャプスタン
とともに磁気テープに圧着しているときには、上記環状
の溝に前記キャプスタンと協働させて「しわ」、「凹凸
」等を逃がす、或いは吸収させることが可能であるので
、磁気テープの走行時、該磁気テープに与える悪影響を
抑えることができることとなり、磁気テープの走行安定
化、疲労防止等に対して有効なものとなるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のピンチローラの断面図、第2図は、本
考案のピンチローラの一実施例を一部断面にて示す側面
図、第3図は、第2図のリング状の弾性ローラを示す斜
視図である。 10・・・回転軸、11・・・ピンチローラ本体、12
・・・リム、12C,12d・・・溝、12 e・・・
輪周部、13・・・リング状の弾性ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在に支持されたリムの輪周部を中高状に湾曲させ
    、かつ、その両側に環状の溝を形成するとともに、全域
    に渡って略均等肉厚に形成されたノング状の弾性ローラ
    を、前記リムの輪周部に嵌合することにより、該弾性ロ
    ーラの外周面を前記ツムの輪周部の形状になられせて成
    ることを特徴とするテープレコーダのピンチローラ。
JP9082478U 1978-06-30 1978-06-30 テ−プレコ−ダのピンチロ−ラ Expired JPS5919957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9082478U JPS5919957Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 テ−プレコ−ダのピンチロ−ラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9082478U JPS5919957Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 テ−プレコ−ダのピンチロ−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511607U JPS5511607U (ja) 1980-01-25
JPS5919957Y2 true JPS5919957Y2 (ja) 1984-06-09

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ID=29019522

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9082478U Expired JPS5919957Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 テ−プレコ−ダのピンチロ−ラ

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JP (1) JPS5919957Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310625A (ja) * 1989-06-09 1991-01-18 Iseki & Co Ltd 苗床の潅水装置

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Publication number Publication date
JPS5511607U (ja) 1980-01-25

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