JPS59198943A - 半凍結飲料 - Google Patents

半凍結飲料

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Publication number
JPS59198943A
JPS59198943A JP58075167A JP7516783A JPS59198943A JP S59198943 A JPS59198943 A JP S59198943A JP 58075167 A JP58075167 A JP 58075167A JP 7516783 A JP7516783 A JP 7516783A JP S59198943 A JPS59198943 A JP S59198943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frozen
milk
methoxyl pectin
syrup
aggregates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58075167A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuko Ozaki
尾崎 敦子
Kazuko Hirao
和子 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd, Otsuka Kagaku Yakuhin KK filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
Priority to JP58075167A priority Critical patent/JPS59198943A/ja
Priority to EP19830903826 priority patent/EP0127686A4/en
Priority to PCT/JP1983/000429 priority patent/WO1984002256A1/ja
Publication of JPS59198943A publication Critical patent/JPS59198943A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高メトキシルペクチンが添加配合された酸性シ
ロップの凍結物に蛋白性物質を加えてなる半凍結飲料に
関する。
従来よりペクチンはシャーベット、酸性乳などに使用さ
れている。しかし、シャーベットへの使用目的は氷結晶
の生成を防止したり、増粘効果によりオーバーランをだ
しやすくすることであり、酸性乳への使用目的は<l白
質の酸による凝集を防f卜することであるが使用に際し
ては牛乳の方にペクチンを加えてあらかじめ蛋白質のま
わりにペクチンの保護膜を作ってオイテから果汁を加え
ており、食品工業では実施できても家庭では実施できな
い方法である。従来の半凍結飲料は専用の機械でしか作
れなかったためマクドナルド、モスバーガーなどの7ア
一ストフード店でしか飲むことができなかった。半凍結
飲料はスラッシュ、シェイクなどの商品名で売られてお
り、氷のシャリシャリした感触を有する清涼感に富んだ
飲料であるため、通常の飲料やアイスクリーム、シャー
ベットなどの冷果とは異なっており、とくに若者の間で
非常に人気がある。
そのほかに、シロップ凍結物に水、牛乳、炭酸水などの
水性液体を混合しても半凍結飲料を作ることができる。
とくに牛乳を加えたものはアイスクリーム様のまろやか
な風味となり、広く好まれるものである。
しかしながら、果汁および(または)酸を添加した酸性
シロップの凍結物に牛乳を加えると、牛乳の蛋白質が凝
集してコツプの壁に付着するため見ばえが悪く、さらに
下層が透明なシロップとなり上層に凝集物がスラリー状
に集まるため、短時間(10分以内)のうちに分離して
しまう欠点があった。
本発明者らは家庭で手軽に半凍結飲料を作るに際し、凍
結物に牛乳または豆乳などの蛋白性物質(以下、「牛乳
など」という)を加えても凝集物が目立ったり、短時間
のうちに分離がおこらない酸性シロップについて鋭意研
究を重ねた結果、酸性シロップに安定剤として高メトキ
シルペクチンを添加配合し、配合後の酸性シルツブ中に
おける高メトキシルペクチン毎を0.1〜2%(重量%
、以下同様)、好ましくは0.4〜1%とすることによ
って酸性シロップの凍結物に牛乳などを加えてもrYl
集物が目立たずしかも凝集物の分離を非常に遅らぜるこ
とに成功し、本発明を完成するにいたった。
すなわち、本発明は高メトキシルペクチンが0.1〜2
%、好ましくは肌4〜1%の割、合になるように添加配
合された酸性シロップの凍結物に蛋白性物質を加えてな
る半凍結飲料に関する。
計量を水分量に対して16〜65%としたものに、果汁
、酸味料、香料などを加えた酸性シロップに対し高メト
キシルペクチンを0.1〜2%の割合になるように添加
配合して作られる。該組成物は容器に入れてそのまま冷
凍してもよいし、加熱殺菌して常温保存したのち冷凍し
てもよい。
酸性シロップの凍結物に牛乳などを加えて半凍結飲料を
作るための安定剤はつぎに示すような条件を満たしてい
ることが必要である。すなわち、(a) 酸性シロップ
凍結物の氷のシャリシャリした感触を保つ。
(b)粘度が余り高くない。
<Q)酸性シロップ凍結物に牛乳などを加える際の蛋白
質の凝集を防止または軽度にする。
(a牛乳などに含まれるカルシウムイオンと反応しない
(e)風味に悪影響を及ぼさない。
そこで半凍結飲料の安定剤として、高メトキシルペクチ
ン、カラギーナン、ゼラチン、ペクチン、ローカストビ
ーンガム、グアーガム、でん粉とその分解物などを用い
て検討を行なった結果、前記の安定剤としての条件を満
たすのは高メトキシルペクチンのみであった。高メトキ
シルペクチンの含有量は0.1〜2%であることが必要
で、高メトキシルペクチンの含有量が1%より少ないと
、凍結していない酸性シロップに牛乳などを加えるばあ
いには長時間おいても分離はおこらないが、凍結した酸
性シロップのばあいには10分以内で分離してしまう。
とくに低脂肪牛乳とか乳成分強化牛乳のように無脂乳固
形分の多い牛乳において分離が速い。一方、高メトキシ
ルペクチンの含有量が2%を超えると、酸性シロップ凍
結物の粘性が高くなりすぎ、氷のシャリシャリした感触
がなくなり、牛乳などとも混合しにくくなる。
なぜ高メトキシルペクチンが半凍結飲料の分離を遅らせ
る効果を有するかは不明であるが、つぎのように推定さ
れる。
(a) X l )キシルペクチンが0.1〜2.0%
では添加量による)疑集状態の差は肉眼では認められな
いが、無添加のばあいにはコツプに付着する凝集物が目
立ち、凝集が明らかに著しいことから考えるト、高メト
キシルペクチンには凝集を完全に防ぐ効果はなくても軽
度にする効果があると思われる。
(b)酸性シロップを凍結しないばあいは分離がおこら
ず、凍結したばあいは分離することから考えると、氷の
粒子が浮上する際に凝集物が一緒に浮上して分離がおこ
ると思われ、高メトキシルベクチンの添加量が多くなる
につれて分離が遅くなるのは凝集が軽度になるためと考
えられるが、ペクチンの粘性も影響しているかもしれな
い。
つぎに実施例および比較例をあげて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。
実施例1 ブドウ糖25り、−#糖9り、オレンジ果汁9り、クエ
ンff1o、69、オレンジエツセンス0.39および
高メトキシルペクチン0.7りを水に溶かして165g
とし、これを容器に注入して95°Cで4分間殺菌した
のち冷却し、冷凍庫に入れて−1800で冷凍すること
によって酸性シロップ凍結物をえた(全体重量に対し、
高メトキシルペクチン0.4%)。ついで酸性シロップ
凍結物と同重量の牛乳を加えてスプーンでかきまぜて半
凍結飲料を作った。
実施例2 ブドウ糖25g、蔗糖9り、オレンジ果汁9り、クエン
酸0.69、オレンジエツセンス0.39および高メト
キシルペクチン1.29を水に溶かして165gとし、
これを容器に注入して950oで4分間殺菌したのち冷
却し、冷凍庫に入れて−1800で冷凍することによっ
て酸性シロップ凍結物をえた(全体重量に対し、高メト
キシルペクチン0.7%)。ついで酸性シロップ凍結物
と同重量の牛乳を加えてスプーンでかきまぜて半凍結飲
料を作った。
実施例3 ブドウ糖25g、fil糖9り、オレンジ果汁9り、ク
エン酸0.69、オレンジエツセンス0.39 オよび
高メトキシルペクチン1.7gを水に溶かして165り
とし、これを容器に注入して95°Cで4分間殺菌した
のち冷却し、冷凍庫に入れて一18°0で冷凍すること
によって酸性シロップ凍&[をえた(全体重量に対し、
高メトキシルペクチン1.0%)。ついで酸性シロップ
凍結物と同重量の牛乳を加えてスプーンでかきまぜて半
凍結飲料を作った。
比較例1 ブドウ糖25g、蔗糖9g、オレンジ果汁9り、クエン
mO,69、およびオレンジエツセンス0.3p ヲ水
に溶かして1659とし、これを容器に注入して95°
Cで4分間殺菌したのち冷却し、冷凍庫に入れて一18
oOで冷凍することによって酸性シ田ツブ凍結物をえた
(高メトキシルペクチン無添加)。ついで酸性シ四ツブ
凍結物と同重量の牛乳を加えてスプーンでかきまぜて半
凍結飲料を作った。
比較例2 ブドウ糖25り、蔗糖9り、オレンジ果汁9り、クエン
酸o、6.+、オレンジエツセンス0.3L;tおよび
高メトキシルペクチン0.1gを水に溶がして165り
とし、これを溶器に注入して95°aで4分間殺菌した
のち冷却し、冷凍庫に入れて一18°Cで冷凍すること
によって酸性シロップ凍結物をえた(全体重量に対し、
高メトキシルペクチン0.05%)。ついで酸性シロッ
プ凍結物と同重量の牛乳を加えて半凍結飲料を作った。
比較例6 ブドウ糖25り、蔗[99、オレンジ果汁9り、クエン
mO,6t)、オレンジエツセンス0.39および高メ
トキシルペクチン4.1gを水に溶がして1657とし
、これを容器に注入して95oOで4分間殺菌したのち
冷却し、冷凍庫に入れて一18°0で冷凍することによ
って酸性シロップ凍結物をえた(全体重量に対し、高メ
トキシルペクチン2.5%)。ついで酸性シロップ凍結
物と同重量の牛乳を加えて半凍結飲料を作った。
つぎに、斜上の実施例1〜3および比較例1〜3でえら
れた酸性シロップ凍結物の氷のシャリシャリした感触お
よび同量の牛乳を加えて半凍結飲料を作ったときの凝集
物の目立ちと分離するまでの時間を試験した。
結果を第1表に示す。
第   1   麦 +ニジヤリシャリ感なし 什ニジヤリシャリ感が少し残る 惜ニジヤリシャリ感あり ※:凝集物が目立たない 蘇:凝集物が少々目立つ 淋陳:凝集物が目立つ 昭和58年6月13日 1事件の表示 昭和58年特許願第 75167  号2発明の名称 半陳結飲料 4代理人〒540 (1) 5補正の対象 (1)  明細書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の
内容 (1)  明細書5頁17行の「1%」を「0.1%」
と補正する。
(2)  同9頁15行の「溶」を隋」と補正する。
(3)  同11頁第1表中の実施例2および比較例2
においてそれぞれ「++」とあるのをいずれもr+l+
Jと補正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高メトキシルペクチンが0.1〜2重量%の割合に
    なるように添加配合された酸性シミツブの凍結物に蛋白
    性物質を加えてなる半凍結飲料0 2 酸性シロップの高メトキシルペクチン以外の成分が
    ブドウ糖またはブドウ糖およびその他の糖類または糖ア
    ルコールの一種以上と果汁、酸味料、香料よりなる組成
    物である特許請求の範囲第1項記載の半凍結飲料。 6 蛋白性物質が牛乳または豆乳である特許請求の範囲
    第1項記載の半凍結飲料。
JP58075167A 1982-12-06 1983-04-28 半凍結飲料 Pending JPS59198943A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58075167A JPS59198943A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 半凍結飲料
EP19830903826 EP0127686A4 (en) 1982-12-06 1983-12-06 SEMI-FROZEN DRINK AND THEIR PRODUCTION PROCESS.
PCT/JP1983/000429 WO1984002256A1 (en) 1982-12-06 1983-12-06 Half-frozen beverage and process for its preparation

Applications Claiming Priority (1)

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JP58075167A JPS59198943A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 半凍結飲料

Publications (1)

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JPS59198943A true JPS59198943A (ja) 1984-11-10

Family

ID=13568368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58075167A Pending JPS59198943A (ja) 1982-12-06 1983-04-28 半凍結飲料

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JP (1) JPS59198943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202469A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 House Foods Corp 飲食品素材
JP2012217383A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 House Foods Corp 半凍結状の食品を調製するための食品組成物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202469A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 House Foods Corp 飲食品素材
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