JPS5919731Y2 - メツキ装置用の弾力性を有する電気接点 - Google Patents

メツキ装置用の弾力性を有する電気接点

Info

Publication number
JPS5919731Y2
JPS5919731Y2 JP14420982U JP14420982U JPS5919731Y2 JP S5919731 Y2 JPS5919731 Y2 JP S5919731Y2 JP 14420982 U JP14420982 U JP 14420982U JP 14420982 U JP14420982 U JP 14420982U JP S5919731 Y2 JPS5919731 Y2 JP S5919731Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
plating
rod
contact
electrical contacts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14420982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5947662U (ja
Inventor
浩之 石見
Original Assignee
株式会社太洋工作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社太洋工作所 filed Critical 株式会社太洋工作所
Priority to JP14420982U priority Critical patent/JPS5919731Y2/ja
Publication of JPS5947662U publication Critical patent/JPS5947662U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5919731Y2 publication Critical patent/JPS5919731Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はメッキ装置用の弾力性を有する電気接点に関す
る。
さらに詳しくは、サーマルヘッドなどの基板上に設けら
れている多数のそれぞれ独立した金属薄膜パターン上に
電気メッキを施す際、通電のための電気接点に関する。
一般にサーマルヘッドなどの基板上のパターンのリード
部はリード線をボンディングするため、その上にさらに
金、ハンダなどのメッキが施されている。
このようなメッキを行なうには、メッキ溶液を満たした
メッキ槽内に前記基板を浸し、すべてのリード部に電気
接点を接触させることによって通電させる必要がある。
このような電気接点の接触を、メッキ溶液中で多数の独
立したリード部に対して同時にしかも正確に効率よく行
なうため、従来より種々の方法が採用されている。
通常、一般には基板20上の多数のリード部22を一本
のメッキ用リード線33で接続できるように、多数のリ
ード部22を一体に接続させた延長部34を延設し、メ
ッキが施されたのちその延長部34をたとえば、接断線
Cに沿って切断する方法(第8図参照)が採用されてい
る。
しかしながら、この方法では切り離されるべき不必要な
部分までメッキされるので、生産性に劣り、非常に不経
済であるだけでなく、その切断作業がわずられしいとい
う欠点がある。
また、メッキ溶液23の入ったメッキ槽24中のカソー
ド電極側35に、エラスチックコネクタ(東し株式会社
製)などの弾力性を有する材料からなる通電用パッド3
6を用いる方法(第9〜10図参照)も知られている。
この方法では、通電用パッド36に細いワイヤ状の金線
37が規則的にあるいは不規則的に配置されており、電
気接点としてこの金線37が用いられている。
しかしてメッキされるべき基板20上の多数のリード部
22に通電用パッド36を当接させ、その上から電源3
8のマイナス電極に配線された導体39を押しつける。
すなわち通電用パッド36を押圧することによって、通
電がなされリード部22にメッキが施される。
しかしながら、この方法では電気接点として多数の金線
37が用いられているため、その一部で接触不良が生じ
、接触が不安定で、メッキの不良率が高くなるという欠
点がある。
さらに、金線の接触不良を解消するため強く通電用パッ
ドを押圧せしめると、金線が折れたり曲がったりするた
め、耐久性に劣り、消耗が激しいという問題もある。
そこで本考案者は、叙上の欠点を排除し、多数のリード
部に正確にかつ均一に電気的接続を行なうことができ、
しかも耐久性が高く、繰り返し精度が高いメッキ装置用
電気接点を提供すべく鋭意検討を重ねた結果、本考案を
完成するにいたった。
しかして本考案は、メッキされるべき基板上に形成され
た金属薄膜パターンのリード部に対応すると共に、弾性
手段によって同一方向に付勢され、一端が外部の電源に
接続されている多数の導電性のリード棒と、該リード棒
を摺動自在に保持せしめる絶縁性のガイドとからなり、
前記リード棒のそれぞれがその先端を除いて絶縁被覆さ
れていることを特徴とするメッキ装置用の弾力性を有す
る電気接点を要旨とするものである。
つぎに図面を参照しながら本考案の電気接点について説
明する。
第1図は本考案の電気接点の一実施例を示す斜視図、第
2図は第1図の電気接点の要部拡大断面図、第3図は第
1図の電気接点が装着されているメッキ装置の可動板を
示す斜視図、第4図はメッキ装置において第3図に示さ
れる可動板と対応している固定板を示す斜視図、第5図
は本考案の電気接点が装着されるメッキ装置の一実施例
を示す斜視図、第6図は第5図に示されるメッキ装置の
正面図、第7図は第6図のメッキ装置のX−X線断面図
、第8〜9図はそれぞれ従来のメッキ方法を示すための
概略断面図、第10図は第9図に示されるメッキ方法に
おける通電用接点部の構造を示す要部拡大一部切欠斜視
図である。
なお第10図において、それぞれのリード部22はその
一端で破断された状態が示されているが、実際にはそれ
ぞれのリード部22は延長されており、基板22上に形
成されたパターンに接続されている。
第1〜2図において、本考案の電気接点1が示されてい
る。
接点台2にはガイド3およびガイド4が並設されている
このガイド3,4にはそれぞれ多数の孔3a、4aがた
がいに平行に穿設されており、孔3a、4aにはそれぞ
れ多数の非導電性のパイプ5が摺動自在に挿通されてい
る。
パイプ5としては、たとえば耐薬品性のセラミックパイ
プやガラスパイプなどが好ましい。
それぞれのパイプ5にはステンレス鋼などの金属製リー
ド棒6が挿入されており、リード棒6はその先端が残さ
れた状態で、たとえばエポキシ接着剤などの耐薬品性の
接着剤によってパイプ5にしっかりと接着されている。
リード棒6はパイプで被覆されているかわりに、合成樹
脂などの非導電性材料でコーティングされていてもよい
それぞれのパイプ5には鍔部5aが設けられており、パ
イプ5およびリード棒6はガイド4と鍔部5aとの間に
パイプ5を巻回するように配置されたスプリング7によ
って、たえずガイド3の方向に付勢されている。
鍔部5aは電気接点1のリード棒6が後述の基板上のリ
ード部に押圧されていないとき、ガイド3に当接された
状態であり、リード棒6の一端が後述の基板上のリード
部に当接されてパイプ5が矢印A方向に押圧されている
とき、スプリング7による復元力をパイプ5およびリー
ド棒6に伝える働きをする。
一方、それぞれのリード棒6の他端には、たとえばポリ
テトラフルオロエチレンなどのフッソ樹脂で被覆された
耐薬品性のリード線8の一端がそれぞれハンダ付けされ
ている。
このハンダ付けされた部分は、それぞれたとえばフッソ
樹脂、シリコーン樹脂などの合成樹脂材料の熱収縮性チ
ューブ9によってさらに被覆されている。
一方、リード線8の他端はそれぞれ主リード線10の一
端部10 aに接続され、このリード線8と主リード線
10とが接続された部分は、たとえばエポキシ樹脂など
の熱硬化性樹脂11によって被覆されている。
主リード線の他端は電源(図示されていない)のマイナ
ス端子へ配線されている。
このように構成されている本考案の電気接点では、基板
上のリード部に押圧されるリード棒がそれぞれスプリン
グの作用による弾性力および復元力を有しているため、
リード棒の先端が確実にそれぞれ対応するリード部に接
続される。
それによって基板上の多数のリード部へのメッキ作業が
安定して行なわれる。
また本考案の電気接点は、接点として金属製の太いリー
ド棒が用いられているため強く接点を押圧しても折れた
り曲がったりしないので、従来のものに比して耐久性に
すぐれている。
さらに基板上のそれぞれのリード部に直接ノード棒を押
圧せしめてメッキが施されるため、第8図に示される従
来の方法のような延設部を設ける必要がなく、かつ不要
部分にメッキを施す必要もないため、基板材料、メッキ
溶液および電力を節約することができる。
つぎに叙上のように構成された本考案の電気接点が装着
されたメッキ装置の一実施例について説明する。
第3図に示されるように本考案の電気接点1は可動板1
2に取り付けられており、可動板12のメッキ溶液23
に漬かっておらない上部に金属製のガイドポスト13が
設けられ、メッキ溶液23中に漬かっている下部には2
本の耐薬品性の合成樹脂製ガイドポスト14が固定され
ている。
これらのボス1〜13.14はそれぞれ、第4図に示さ
れるように、固定板15に設けられたそれぞれのブツシ
ュ16に摺動自在に挿通されている。
固定板15には2つのL字形ガイド17が突設されてお
り、ガイド17は基板取付台18を摺動自在に案内する
また固定板15にはストッパ19が取り付けられており
、ストッパ19によって基板取付台18の最終位置が決
定されている。
基板取付台18としては、たとえば不飽和ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂などの耐薬品性の合成樹脂をガラス
クロスに含浸させたものを多量に積み重ねたものが採用
されている。
基板取付台18には溝18 aが形成されており、溝1
8 a内には基板20が押え部材21によって着脱可能
に固定されている。
基板20上には多数の金属薄膜からなるリード部22が
設けられている。
前記可動板12に装着された電気接点1は、そのリード
棒6の先端がそれぞれ基板20上に形成された金属薄膜
パターンのリード部22に当接しうるような対応する位
置に設定されている。
このように構成された可動板12と固定板15は、第5
〜7図に示されるようなメッキ装置の一部を構威し、メ
ッキ溶液23が入れられたメッキ槽24の中に配置され
ている。
それによって固定板15の基板22と可動板12の電気
接点1はメッキ溶液23の中に浸漬される。
可動性12にはロッド25の一端が固定されており、ロ
ッド25はメッキ槽24の一側面24 aを貫通し、ガ
イド部材26のガイドブツシュ27の中に摺動自在に挿
通され、その他端が連結板28に固定されている。
可動板12とメッキ槽24の一側面24 aとの間に位
置するロッド25の外側にはジャバラ29が取り付けら
れており、メッキ溶液23の液洩れを防ぐシールの働き
をしている。
一方、連結板28にはシリンダ30のシリンダロッド3
1が固定されている。
シリンダ30はシリンダ固定板32に取り付けられてい
る。
このようにメッキ装置に設けられた可動板12を移動せ
しめる駆動手段によって、可動板12は矢印Bの方向に
移動せしめられる。
それに伴って可動板12に取り付けられた電気接点1の
リード棒6の先端は固定板15に取り付けられた基板2
0上のリード部22に当接され、さらにリード棒6およ
びパイプ5がガイド3,4の孔3a、4aに沿って引っ
込むまで押圧される。
それにより、リード部22が通電され、基板20上の多
数のリード部22にメッキが施される。
その間それぞれのリード棒6はスプリング7によってリ
ード部22に押圧されている。
そののち可動板12を矢印Bと反対方向に移動せしめる
ことによって、多数のリード部22にメッキが施された
基板20がえられる。
叙上のメッキ装置では可動板が移動されることによって
基板上のリード部にメッキが施されているが、本考案の
電気接点は電気接点側が固定され、基板側を電気接点に
近づけるように移動させるタイプのメッキ装置に対して
も好適に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気接点の一実施例を示す斜視図、第
2図は第1図に示される電気接点の要部拡大断面図、第
3図は第1図に示される電気接点が装着されているメッ
キ装置の可動板を示す斜視図、第4図はメッキ装置にお
いて第3図に示される可動板と対応している固定板を示
す斜視図、第5図は本考案の電気接点が装着されるメッ
キ装置の一実施例を示す斜視図、第6図は第5図に示さ
れるメッキ装置の正面図、第7図は第6図のメッキ装置
のX−X線断面図、第8〜9図はそれぞれ従来のメッキ
方法を示すための概略断面図、第10図は第9図に示さ
れるメッキ方法における通電用接点部の構造を示す要部
拡大一部切欠斜視図である。 (図面の主要符号)1:電気接点、2:接点台、3.4
ニガイド、3a、4a:孔、5.パイプ、6:リード棒
、7:スプリング、8:リード線、9:熱収縮性チュー
ブ、10:主リード線、11:熱硬化性樹脂、12:可
動板、13,14ニガイドポスト、15:固定板、16
:プッシュ、17:L字形ガイド、18:基板取付台、
20:基板、22:リード部、23:メッキ溶液、24
:メッキ槽、25:ロッド、26:ガイド部材、28:
連結板、29:ジャバラ、30ニジリ ンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 メッキされるべき基板上に形成された金属薄膜パタ
    ーンのリード部に対応すると共に、弾性手段によって同
    一方向に付勢され、一端が外部の電源に接続されている
    多数の導電性のリード棒と、該リード棒を摺動自在に保
    持せしめる絶縁性のガイドとからなり、前記リード棒の
    それぞれがその先端を除いて絶縁被覆されていることを
    特徴とするメッキ装置用の弾力性を有する電気接点。 2 前記弾性手段がスプリングである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の接点。 3 前記リード棒が非導電性のパイプに挿入されかつ接
    着されている実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載の接点。 4 前記リード棒が合成樹脂で被覆されている実用新案
    登録請求の範囲第1項または第2項記載の接点。
JP14420982U 1982-09-21 1982-09-21 メツキ装置用の弾力性を有する電気接点 Expired JPS5919731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14420982U JPS5919731Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 メツキ装置用の弾力性を有する電気接点

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14420982U JPS5919731Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 メツキ装置用の弾力性を有する電気接点

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5947662U JPS5947662U (ja) 1984-03-29
JPS5919731Y2 true JPS5919731Y2 (ja) 1984-06-07

Family

ID=30321653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14420982U Expired JPS5919731Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 メツキ装置用の弾力性を有する電気接点

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5919731Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5947662U (ja) 1984-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3786172A (en) Printed circuit board method and apparatus
US4031612A (en) Method and a device for the interconnection of electronic components
US3501832A (en) Method of making electrical wiring and wiring connections for electrical components
GB1309160A (en) Electrical test probe assembly
JPS6015160B2 (ja) 電気回路を形成する方法およびその装置
JP3279589B2 (ja) 印刷配線板
ES538262A0 (es) Procedimiento y aparato de conexion electrica fija de conductores flexibles
JPS5919731Y2 (ja) メツキ装置用の弾力性を有する電気接点
US1639688A (en) Welding tool
JPS6116426B2 (ja)
JP2001068244A (ja) ケーブル導体の通電溶接方法及び接続コネクタ
JPH0690221B2 (ja) 電子部品の検査のためのプローブ
KR100289570B1 (ko) 보조전극을 이용한 액츄에이터와 전원인가선의 연결방법
US1702062A (en) Resistance unit
US3188722A (en) Method of and apparatus for making brush contact assemblies
JPH07161426A (ja) ベアチップバーンインテスト用ソケット及びその製造方法
GB1592470A (en) Solid electrolytic capacitors
JPH0644062Y2 (ja) 加熱用電極装置
JP2002124231A (ja) バッテリー電極端子用コンタクト組立部品
US3538292A (en) Apparatus for severing circuit patterns on and forming conductive connections through a circuit board
WO2022259424A1 (ja) 光半導体装置の検査装置
JPS5943537A (ja) ワイヤボンデイング装置
ATE39805T1 (de) Vorrichtung zum loeten eines elements an eine leiterplatte.
KR800000215B1 (ko) 부분 도금법
JPH01186287A (ja) 電気抵抗溶接ヘッド