JPS59196769A - 噴射洗浄装置 - Google Patents

噴射洗浄装置

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JPS59196769A
JPS59196769A JP868883A JP868883A JPS59196769A JP S59196769 A JPS59196769 A JP S59196769A JP 868883 A JP868883 A JP 868883A JP 868883 A JP868883 A JP 868883A JP S59196769 A JPS59196769 A JP S59196769A
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JP
Japan
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water
air
liquid
cleaning
droplet
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JP868883A
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English (en)
Inventor
Rokuro Okudaira
奥平 禄郎
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Kotobuki and Co Ltd
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
Sanko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被洗浄物に洗浄液を噴射衝突せしめて汚れを
除去する噴射洗浄装置に関する。
従来、この種の洗浄装置として、ノズルにて洗浄液(a
常は水)を連続的に噴射して洗浄する装置がある。この
装置による洗浄は、被洗浄物に洗浄装置が直接接触せず
に洗浄でさるため、被洗浄面を傷付けることがなく、又
、被洗浄[n]に突起等の障害物があっても、これを無
視してノズルを移動できるだめ自動洗浄装置をIN成す
ることに適している。
しかし、この従来の装置による洗浄は、洗浄液が連続流
として噴射され、該噴流が祖洗浄面に当る際、一様な圧
力で該表面を圧するだけであるため、皮膜状に付着した
汚れ(以下汚膜という)の破壊には至らない。父、この
「1流がヤ111突而から被洗浄物表面に沿って流れる
面では、流れに生ずる境界層のため、表面を摩擦する作
用がd71(く、従って、汚膜は勿論、粒状の汚れであ
っても境界層内に存在するものは除去されないことにな
る。そのため、この従来装置は、洗浄力がカく、シかも
斑を生じ易い欠点がある。
これに対し、洗浄液に直径数十ミクロン〜数白ミクロン
のプラスチックボール等の微粒物を混合せしめて噴射す
る噴射洗浄装置が考えられている。
この装置にょる洗浄は、微粒物にょシフ’r7膜を衝撃
して破壊すると共に、該微粒物の凡擦作用にょシ境界層
内の汚it金払拭して洗浄するため、洗浄力が強く、は
とX7どの場合、洗剤を必要としない。
しかも、斑を生ずること無く確実に洗浄できる。
しかし、この洗浄装置は、微粒物を含むだめ、洗浄後、
洗浄液をその棟ま排出すると檄境保巡上問題があるので
、モタ粒物を回収する必ス゛があ軌そのための設(li
t:と」−間を考′する欠点がある。又、微粒物の硬p
、’−ICよっては、被洗7γi面を傷付は易く、i7
1に、ノズルのバト粍が沙、シく、シかも、5吉り易い
という欠点がある。
本発明は’J4Jtかる点に鑑みてなされたもので、洗
浄液を液滴化し、高速高密度で噴射して洗浄することに
より、液滴を微粒物とlit様に作用せしめて、強い洗
浄力により被洗浄面を損傷することなく確を用いた場合
における回収の設備及び手間を要せず、更に、ノズルの
摩耗が少なく、晶りを生じない噴射洗浄装置を提供する
ことを目的とする。
即ち、本発明は、被洗浄物に洗浄液を噴射衝突せしめて
汚れを除去する噴射洗浄装置においで、洗浄液となる液
体を加圧供給する液体供給手段と、」1記液体を液滴化
する空気を供給する空気供給手段と、上記液体と空気と
を混合噴射して高密度高速液滴ビームを形成する液滴ビ
ーム形成手段とをj、”tえて成り、上記液滴ビームを
被洗浄物に4!it突ぜ1〜めて汚れを除去するよう構
成でれて成るものである。
以下、本発明を図面に示す実鉋例に基づいて説明する。
第1図は本発明噴射洗浄装置の一実椀例を示す構成図で
ある。図において本発明洗浄装置は、液体供給手段2と
、空気供給手段3と、液滴ビーム形成手段4とを(+K
“1えて構成され、液滴ビーム5を形成して、被洗浄物
1に噴射衝突させて汚れを除去する。
液体供給手段2は、ポンプ及び必要によシ貯水槽を有し
て成シ、洗浄液となる液体を液滴ビーム形成手段4に圧
送する。洗浄液は、通當、水を使用するが、用途によっ
てはアルコール、ケロシン、トリクロールエチレン等の
溶剤を用いることができる。洗剤は、特別な場合を除き
不要である。送出圧力は、水の場合、例えば3〜20に
7〜程度とする。
空気供給手段3は、例えば空気圧縮機を有して成す、液
滴ビーム形成手段4にて上記圧送される液体を液滴化す
べく空気を圧入する。空気圧は、例えば、1〜8 Kg
/c、pである。
液滴ビーム形成手段4は、第2図乃至第4図に示すよう
に、円筒状の本体60基端側に液体圧入部7及び空気圧
入部8を設けると共に、先端側に7′ズル本体10をノ
ズル取付部材12を介して取付けて構成される。
上記液体圧入部7は、中心に液体fci!I’!すr(
通孔7aがあり、本体6の基端中央に、先端7bを中心
軸方向に突出せしめて設はである。一方、空気圧入部8
は、本体60基端側面に管体を突設して形成されている
。父、ノズル取付部材12は、略円柱状に形成され、中
心軸方向にU通孔13が設けてあシ、本体6の先端開口
部に螺合される。
このノズル取付部材12の底面12aと上記液体圧入部
7の先端との間には、可変スリット9が設けられており
、該スリット9を介して上記目通孔7a、貫通孔13及
び9気圧式部8とが連通ずる。
このスリット9の間隔は、例えば数百ミクロンであシ、
上記ノズル取付部材12の本体6への螺合深さを変える
ことによシ、任意に設定・変更ができ、該取付部材12
を本体6の開口端にてロックナラ)14を締付けること
により固定保持される。
直進ノズル本体10は、先端側内側にホーン形状のセラ
ミックチップを装着して5yす、上記ノズル取付部材1
2の先端側に螺合される。もつとも、ノズル取付部材1
2を直進ノズル本体10と一体に形成しでもよい。
木実施例では、上記ノズル取付部材12の先端に指針1
5が設けられている。この指針15は、L字片にて形成
され、その先端が、本体6外周面に対応して刻設さit
だ目盛16′5c指示するよう取付部材12に取付けら
れている。これによって、上記可変スリット9の間隔を
表示することができる。
このように構成される液滴ビーム形成手段4を、例えば
固定具17を介して倣い装置等に取付け、液体圧入部7
及び空気圧入部8に、液体供給手段2及び空気供給手段
3をそれぞれ対応して接続し、液体及び空気を供給すれ
ば、液滴ビーム5が形成され、洗浄を行なうことができ
る。以下、液体として水を用いた場合の洗浄動作につい
て説明する。
液体供給手段7から洗浄液と々る水を液体圧入部7に圧
送すると、散水はVI通孔7:1及び13を通ってノズ
ル本体10から外部にtIQ射される。この時、可変ス
リツ(・9の部分にf+圧を生じる。この負圧によって
空気を水に注入するとともできるが、それだけでは、気
泡を含む1[i^続噴流となるのみで、水滴は形成され
ない。ここで、水滴形成手段として、従来、噴霧機等に
おいて行なわれていたように、水流に旋回を−えたり、
衝突板に衝突させたりする手段があるが、これでは水滴
が拡散して噴射されるため、各水滴が空気抵抗を受けて
、全体として運動エネルギの損失が大きい7′コめ、洗
浄力が弱くなシ、本発明の目的をス挙しイ!子ない。そ
こで、本発明では、水流中に空気を十分圧入ぜしめて、
直線的に噴射することにより、水滴群を拡1枚させるこ
となく形成して、やf来得られなかったビームを得てい
る。
水滴ビームは、次のようにして形成される。先づ、空気
供給手段3がら空気圧入部8に空気を圧送して、スリッ
ト9を介して水流中に圧入させる。
この時、空気は、加圧されているため、柱状に流れる水
の中心部まで十分に注入される。そして、との空気を含
む水流を、旋回、反射等を行なうことなく、泊進ノズル
本体10から直線的に噴出させると、水の表面張力によ
り、静力学的には不安定である多孔質の水柱を、より安
定な水滴とする。
即ち、水流が微細に分裂して水滴群となる。水滴の大き
さけ、例えば数百ミクロン程度である。
水滴形成に際し、水流は進行方向と垂直な方向の運動量
成分が小さいので、水滴群は、はとんど拡がらずにビー
ムを形成する。との場合、水滴間に存在する空気は、水
流中に圧入された空気であって、水滴と同方向の運動量
を持つため、水滴ビーム内での空気抵抗は極めて小さく
なる。ここで、市販の直進ノズルから噴射される噴流は
、噴流周ヒ1′!の静止空気との摩擦により、暗流の外
側の水は水滴化するが、その水滴は成因上速度が小さく
、洗浄には役立たない。父、本発明による水滴ti’は
、拡散しないので、密度が、例えば200〜!i (1
0イ!I’V(c程度で極めて高ぐなって、水筒ビーム
外周の表面積が小さくなシ、外周部での摩擦による空気
抵抗も小さい。従って、水滴ビームは、水流力線41圧
で噴射されるために生ずる各水滴の大きな初速度が、略
そのまま維持されて、高密度高速ビームとして被洗浄物
1に衝突する。
このように、噴流が細い高速の水滴ビームとなって被洗
浄物に当ると、水滴は、パルス衝は力を汚膜に与えるの
で、汚膜は、水滴の肖った周IJJ3に圧力の不連続線
を生じ、この部分から破壊を始める。しかも、高密度で
ランダムに矧1突するため、斑なく汚れを除去できる。
ここで、すi流が水滴とならない場合には、一様な圧力
で汚れを押すだけで、汚膜は破壊しない。又、水滴が生
じていてもその衝撃速度が小さい場合は、同様に滑脱は
破壊に至らない。
父、被洗浄面に汚れの油分がある場合、従来の連続水流
では洗剤を使用しなければ除去できなかったが、水滴ビ
ームによれば、滑脱の破壊時に乳化され、水と共に取り
去られる。
そして、水滴ビームによる衝突は、滑脱等の汚れに対し
て大きな衝撃力を及ばすが、衝突後、水滴が被洗浄面に
沿って移動する際には、微粒物を混合した場合と顕な9
、条痕状の傷を生じない。
次に、上記実施例に具体的な数値を与えた実験例につい
て述べる。
先づ、液滴ビーム形成手段の主要部分の寸法を示す。
貫通孔7a直径・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
4 謳貫通孔13]θ径・・・・・・・・・・・・・・
・・ 4mmセラミックチップ先端部内径 ・・・・・
・4.5 rmスリット9の間隔 ・・・・・・・・・
・・・・350μmこのような寸法の液滴ビーム形成手
段に、液体供給手段から8 Kp/c−の圧力で水を供
給し、空気供給手段から4 K9〜の圧力で空気を供給
すると、次に示すような水滴ビームが得られた。
水滴平均直径・・・・・−・・・・・・・・・・・ 3
00μm水滴群密度・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ 400個/cc水滴ビーム断面平均直径 ・・
・・ lOm++ビーム噴射速度・・・・・・・・・・
・・・・・ 35m7secビーム長・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・ 700箇上記水滴ビー
ムを、700wn離れた位置にある試験片に衝突させ、
5の/seeの速さで移動しつつ洗浄を行なったところ
、試験片に付層させ/ζ汚れを約80%除去することが
できた。父、試験片表面に、条痕等の傷は全く生じなか
った。
次に1上記実験装置において、空気供給手段3を外し、
空気圧入部を開放状態として、負圧によシ空気を水流中
に注入するようにして、上記同様2こ13 K9/r、
pの圧力で水を供給したところ、ノズルからけ連続水流
が噴射され、水滴ビームは得られなかった。この連続水
流によって、上記と同様に洗浄試験を行なったところ、
試験片の汚れは、はとんど除去できなかった。
更に、上記実験装置において、ノズル取付部材12を調
節し、可変スリット9の間隔を0として、8 Kg/c
−の圧力で水を供給したところ、ノズルから連続水流が
噴射された。この場合の洗浄試験においても、上記連続
流の場合と卜1様に1試験片の汚れはほとんど除去でき
なかった。
次に、第5図は大発明噴射洗浄装置の他の実施例を示す
断面図である。同図に示す洗浄装置は、気流中に液体を
噴射ぜしめて液滴を形成する風洞21、該風洞21中に
液体を導入する液体導入部22718!び該導入部22
内に液体を噴射する噴霧ノズル23を有して成る液滴ビ
ーム形成手段20と、同図においては図示しない液体供
給手段及び空気供給手段とを備えて構成される。
この実施例の洗浄装置は、空気供給手段とし7てブロワ
−を使用し、例えば7.5 d/M−にて風洞21内に
空気を供給し、風洞21内に、例えば流速55 m/s
ecの気流を形成する。−力、液体供給手段たる水ポン
プから2 Kl/c、pの圧力で水を供給(3t/” 
) l−1噴霧ノズル23から噴射せしめる。
この時の発生した水滴は、その寸丑気流により運ばれ、
高速気流と共に高速で被洗浄面に達1゛る。
この時の水滴群は、直径290〜400μm(平均30
0μ771)の水滴の混合体である。々お、この実施例
では、噴霧ノズル23にソーラーが設けてあり、水流を
旋回させて水滴化させるが、生成された水滴を直ちに高
速気流にて包み込んで搬送するので、水滴は拡散しない
この実施例の場合にあっても、洗浄作用は、上記実施例
と同じである。
このように構成される本発明洗浄装置は、無接触洗浄に
適した各種洗浄に適用するととができ、例乏ば、いt物
の洗浄、航空機、船舶及び車輌の洗浄、金属板等の洗浄
等に適用できる。
以上説明し/こように本発明は、洗浄液となる液体を加
圧供給する液体供給手段と、上記液体を液滴化する空気
を供給する空気供給手段と、上記液体と空気とを混合1
り射して高密度高速液滴ビームを形成する液nz1ビー
ム形成手段とを備えて構成したことにより、液滴を微粒
物と同様に作用せしめて強い洸浄力をイjすることがで
き、月つ、洗浄機構上洗剤を必要とせず、確実側つ斑の
無い洗浄を可能とする効果がある。父、微粒物を用いな
いので、被洗浄面を損傷することがなく、シかも、微粒
物の回収設備及び手間を要せず、更に、ノズルの摩耗が
少なく、父、詰りを生じない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明++p+射洗浄装置の一実施例を示す構
成図、第2図は上記実殉例に用いる液滴ビーム形成手段
の一例を示す側面図、第3図はその正面図、第4図はそ
の断面図 ?F! 5図は本発明噴射洗浄装置の他の実
施例を示す断面図である。 ■・・・被洗浄物     2・・・液体(41給十段
3・・・空気供給手段   4・・・液滴ビーム形成手
段5・・・液滴ビーム    6・・・本体7・・・液
体圧入部    8・・・空気圧入部9・・・可変スリ
ンh    10・・・面進ノズル木体11・・・セラ
ミック    12・・・ノズル取付部拐13・・・貫
通孔       20・・・液滴ビーム形成手段21
・・・M、洞       22・・・液体’pji入
部23・・・噴霧ノズル 出願人  三幸株式会社外1名 第1図 第21.Xi    第3図 第4図 ↓ 第51 盈 ]1続補正書(酢) 1′j;イ′1の大小 特1e+’i昭58 − 8688   号2 発明の
名称 噴射洗浄装置 3、i’ll!  +l  を す リ 1111イ′
j呻小゛1イf 特  許      曲t1私イ1 
・ノ〒  東京都千代1]」区丸の内−丁目4番2号/ 7′1(ゴj、    三幸株式会社  (外丑名)・
1 代  理  人   〒107   電話586−
9287番明    細    書  (訂正) 1、発明の名称 噴射洗浄装置 2、特許請求の範囲 被洗浄物に洗浄液を噴射衝突ぜしめて汚れを除去する噴
射洗浄装置において、 洗浄液となる液体を加圧供給する液体供給手段上、上記
液体を液滴化する空気を供給する空気供給手段と、上記
液体と気体を混合して噴射し、高密度液滴ビームを形成
する液滴ビーム形成手段とを備えて成り、上記液滴ビー
ムを被洗浄物に衝突せしめて汚れを除去することを特徴
とする噴射洗浄装置。 3、発明の詳細な説明 本発明は、被洗浄物に洗浄液を噴射衝突せしめて汚れを
除去する噴射洗浄装置に関する。 従来、この種の洗浄装置として、ノズルにて洗浄液(通
常は水)を連続的に噴射して洗浄する装置がある。この
装置による洗浄は、被洗浄物に洗浄装置が直接接触せず
に洗浄できるため、被洗浄面を傷付けることがなく、又
、被洗浄面に突起等の障害物があっても、これを無視し
てノズルを移動できるため自動洗浄装置を構成すること
に適している。ところが、この装置で汚れを落すには、
圧力を高くして噴流の速度を太きくする必要がある。こ
の場合、被洗浄物が破損し易いものでちる時は、洗浄で
きないという欠点がある。 父、この従来の装置による洗浄は、洗浄液が連続流とし
て噴射されるが、その噴流の大気に接する外周部は、空
気の摩擦により、その表面部分の液が無数の液滴となっ
て、液滴流を形成する。第5A図及び第5B図は、この
噴流の構造を示し、第5C図は該噴流断面の速度分布を
示す。なお、図において、aは連続流、bは液滴流、C
は連続流と液滴流の境界である。 この1ljij流のうち連続流部分は、被洗浄面に当る
際、一様な圧力で該表面全圧するだシっであるため、皮
膜状に付着した汚れ(以下汚(1,j:、という)を破
壊するには至らない。父、この1す1流がFir突而が
面被洗浄物表面に沿って流瓦る而では、’l)’it:
れに生ずる境界層のため、表面を摩擦する作用が無く、
従って、滑脱は勿論、粒状で高さのある汚れであっても
境界層内に存在するものは除去されないことになる。 一力、液滴流の部分は、拡がりがあり、空気抵抗により
減速しながら被洗浄物に当り、パルス圧力を与えて滑脱
を破壊する。このパルス圧力は、液滴の速度に比例する
。従って、噴流の圧力が小さい時は、最大速度Vo が
小さく、液滴速度も小となって、パルχ圧カも小さくな
って滑脱を破壊することができなり0 従って、この従来装置は、水圧に比べて洗浄力が弱いと
いう欠点がある。 これに対し、洗浄液に直径数十ミクロン〜倣百ミクロン
のプラスチックボール等の微粒物全混合ぜしめて噴射す
る噴射洗浄装置が考えられている。 このgiによる洗浄は、微粒物によるパルス圧力(でよ
り滑脱を衝撃して破壊すると共に、該微粒物の摩擦作用
により境界層内の汚れを払拭して洗浄するため、水圧に
比し洗浄力が強い。 しかし、この洗浄装置は、微粒物を含むため、洗浄後、
洗浄液をその脣ま排出すると環境保護上問題があるので
、ψ粒物を回収する必要があり、そのための設備と手間
を髪′する欠点がある、父、微粒物の硬度によっては、
被洗浄面を傷付は易く、更に、ノズルの摩耗が激しく、
シかも、詰り易いという欠点がある。 本発明はJtliかる点に鑑みてなされたもので、洗浄
液を履簡イヒし、i、’y速高密度で噴射して洗浄する
ことにより、液滴を微粒物と同様に作用せしめて、強い
洗浄力によりネ5・シ洗浄面を損傷することなく確実且
つル1の無い洗浄を可能とし、しかも、微粒物を用いた
場合における回収の設(ii+及び手間を要せず、更に
、ノズルの摩耗が少なく、詰りを生じない噴射洗浄装置
を提供するととを目的とする。 即ち、本発明は、被洗浄物に洗浄液を噴射衝突せしめて
汚れを除去する噴射洗浄装置において、洗浄液となる液
体を加圧供給する液体供給手段と、上記液体を液滴化す
る空気を供給する空気供給手段と、上記液体と空気とを
混合噴射して高密度高速液滴ビームを形成する液滴ビー
ム形成手段とを備えて成り、上記液滴ビームを被洗浄物
に衝突ぜしめて汚れを除去するよう構成されて成るもの
である。 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて鋭、明する
。 第1図は本発明噴射洗浄装置の一実施例を示す構成図で
ある。図に卦いて本発−4洗浄装置nは、液体供給手段
2と、空気供給手段3と、液滴ビーム形成手段4とを(
lif7えて構成さrL、液滴ビーム5を形成して、被
洗n(物1に噴射衝突させて汚れを除去する。 液体供給手段2 (<ま、ポンプ及び必要により貯水槽
を有して成り、洗浄液となる液体を液滴ビーム形成手段
4に圧送する。洗浄液は、通常、水を使用するが、用途
によってはアルコール、ケロシン、トリクロールエチレ
ン等の溶剤を用いることができる。送出圧力は、水の場
合、例えば3〜20 K、/像程度とする。 空包供給手段:3は、例えば空気圧縮機を有して成り、
’7’3:滴ビーム形成手段4にて上記圧送される液体
を液滴化すべく空気を圧入する。空気圧は、例えば、1
〜8にり/C,/である。 液滴ビーム形成手段4は、第2図乃至第4図に示すよう
に、円筒状の本体6の基端側に液体圧入部7及び空気圧
入部8を設けると共に、先端側にノズル本体10をノズ
ル取付部材12を介して取付けて(jノj成される。 上記液体圧入部7は、中心にl佼体を通すS”を通孔7
aがあり、本体6の基端中央に、先端7I)7中心軸方
向に突出せしめて設けである。一方、空気1F人部8は
、本体60基端側面r(管体を突設して形成されている
。父、ノズル取付部月12は、略円柱状に形成され、中
心軸方向に貫通孔]3が設けてあり、本体6の先端開口
部に螺合される。 このノズル取付部材12の底面12aと上記液体圧入部
7の先端との間には、可変スリット9が設けられて卦シ
、該スリット9を介して上記貫通孔7a、貫通孔13及
び空気圧入部8とが連通ずる。 このスリット9の間隔は、例えば数百ミクロンであシ、
上記ノズル取付部材12の本体6への螺合深さを変える
ことによシ、任意に設定・変更ができ、該取付部材12
を本体6の1jii D端にてロックナツト14を締付
けることにより固定保持される。 なお、スリット90部分の圧力を大気圧より小にするた
め、貫通孔7a、先端7b及びノズルの径を、次のよう
(C設定する。 貫通孔7a≦先MA7b<ノズル径 直進ノズル本体10は、先端側内側にホーン形状のセラ
ミックチップを装着して成り、上記ノズル取伺部拐12
の先端側に螺合される。もつとも、ノズル取付部材12
を直進ノズル本体10と一体に形成してもよい。 本実施例では、上記ノズル取付部材12の先端に指針1
5が設けられている。この指針15は、L字片にて形成
され、その先端が、本体6外周面に対応して刻設された
目盛16を指示するよう取付部材12に取付けられてい
る。これによって、上記可変スリット9の間隔を表示す
ることができる。 このように溝成される液滴ビーム形成手段4を、例えば
固定具17を介して倣い装置等に取付け、液体圧入部7
及び空気圧入部8に、液体供給手段2及び空気供給手段
3をそれぞれ対応して接続し、液体及び空気を供給すれ
ば、液部ビーム5か形成され、洗浄を行なうことができ
る。以下、?C5体として水を用いた場合の洗浄動作し
ごついて酸4明する。 液体供給手段7から洗浄液となる水を7佼体圧入部7に
圧送すると、放水はs’i 、;出孔7a及び1コ3を
:I′0つでノズル本体10から外部に噴射さ!する。 この時、可変スリット9の部分にf’s圧を生じる。こ
の負圧によって空気を水に注入することもできるが、そ
れだけでは、気泡を含む連続噴流となるのみで、水滴は
形成されない。ここで、水が11形成手段゛として、従
来、噴霧機等において行なわれていたように、水流に旋
回を与えたり、衝突板に貧1欠させたりする手段がある
が、これでは水滴が拡119して噴射されるため、各木
簡が空気抵抗を受けて、全体として運動エネルギの損失
が太きいため、洗浄力が弱くなり、本発明の目的を達し
イ↓fない。そこで、本発明では、水流中に空気を十分
圧入せしめて、直線的に噴射することにより、水滴群を
拡散させることなく形成して、従来得られなかったビー
ムを得ている。 水滴ビームは、次のようにして形成される。先づ、空気
(11、給手段3がら空気圧入部8に空気を圧送して、
スリット9を介して水流中に圧入させる。 この時、空気は、加圧されているため、柱状に流れる水
の中上・部まで十分に注入される。そして、この空気を
含む水流を、旋回、反射等を行なうことなく、直進ノズ
ル本体1oがら直線的に噴出させる。 この噴流は、高速度カメラを用いた観察によれば、ノズ
ル出口では気泡を含んだ多孔質水柱で、空気の摩擦によ
シ次第に気泡部分が細くなり、遂には、噴流外周は糸状
の水で覆われるようになる。 次に、この糸状の水柱は、静力学的に不安定であるため
、表面張力によ、す、よシ安定な水滴となる。 即ち、水流が微、l’lilに分裂して水滴群となる。 水滴の大きさは、例えば数百ミクロン程度である。 この場合、水圧(水流量又は1I5j流初速)、スリッ
ト幅(空気流I[支)、空気圧及びスリット部負圧の関
係が適当な場合(水滴の速度減少の少ない場合)は、感
覚的に表現すると、水滴群の「(径が小さく縮み、水滴
速度が大となるため、音が大きく外る。この時が一番洗
浄力が大きい。 水滴形成に際し、水流は進行方向と垂直な方向の運動量
成分が小さいので、水滴群は、はとんど拡がらずにビー
ムを形成する。この場合、水滴間(4−存在する空気は
、水流中に圧入された空気であって、水滴と同方向の運
動量を持つだめ、水滴ビ、−ム内での空気抵抗は極めて
小さくなる。父、本発明による水滴群は、拡散しないの
で、密度が、例えば200〜500WCC程度で(包め
て高くなって、水滴ビーム外周の表面積が小さくなり、
外周部での摩擦による空気抵抗も小さい。従って、水滴
ビームは、水流が高圧で噴射されるために生ずる各水滴
の大きな初速度が余り減少しないで、高密度1つ″6速
ビームとしてV洗浄物1に衝突する。 第6A図及24T 5 B図は、この水滴流の構造及び
断面の速度分布を示す。こノ1を上記第5A図及び第5
C図と比較すると、本発明によれば、液滴流すの拡がり
が少なく(d>(1’)、父、速度分布の拡がりも少な
くなってbる。更に、速度の減衰も、vO′〉vO2■
1′〉vl、■2′〉v2ノヨウニナッテ、従来より少
ない。 このように、”ji流がにfilい高速の水滴ビームと
なって被洗浄物に当ると、水滴は、パルス衝撃力を滑脱
に−りえるので、滑脱は、水滴の当った周囲に圧力の不
連続線を生じ、この部分から破壊を始める。しかも、高
密度でランダムに衝突するため、斑なく汚れを除去でき
る。ここで、噴流が水滴とならない場合には、一様な圧
力で汚れを押すだけで、滑脱は破壊しない。父、水滴が
生じていてもその衝撃速度が小さい場合は、同様に滑脱
は破壊に至らない。 父、彼洗浄面1c汚れの油分があるト・”69合、従来
の連続水流では洗剤を使用しなければ除去できなかった
が、水滴ビームによすLば、汚1ij’iの破壊時に乳
化され、水と共に取り去らhろ。 そして、水滴ビームによる(?ii突は、滑脱等の汚れ
て対して大きな衝撃力を及ぼすが、@ji突後、水滴が
彼洗浄面に沿って移動する隙には、微粒物を混合した場
合と異なり、条痕状の傷を生じない。 次1(、上記実施例に具体的な数値を与えた実験例につ
いて述べる。 先づ、液滴ビーム形成手段の主要部分の寸法を示す。 貫通孔7a直径・・・・・・・・・・・・・・・ 41
貫通孔13直径・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
 アセラミックチップ先端部内径 ・・・・ 4.5T
、lスリット90間隔 ・・・・・・・・・・・・・ 
350μn+このような寸法の液滴ビーム形成手段に、
液体供給手段から8 K9/−の圧力で水を供給し、空
気供給手段から4 Kq/〜の圧力で空気を供給すると
、次に示すような水滴ビームが得られた。 水滴平均直径・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
300μm水滴群密度・・・・・・・・・・・・・・・
 400個/cc水滴ビーム断面平均直径 ・・・・・
 10箭ビ一ム噴射速度・・・・・・・・・・・  3
5 m/secビーム長・・ ・ ・・・・・・・・・
・・・・・・ 700 ttrm上記水滴ビームを、7
00℃離れた位置にある試験片に衝突させ、5〜物の速
さで移動しつつ洗浄を行なったところ、試験片に付着さ
せた汚れを約80%除去することができた。又、試験片
表面に、条痕等の傷は全く生じなかった。 次に、上記実験装置において、空気供給手段3を外し、
空気圧入部を開放状態として、負圧により空気を水流中
に注入するようにして、上記同様に8にタルの圧力で水
を供給したところ、ノズルからは連転;水流が噴射され
、水滴ビームは得られなかった。この連続水流によって
、上記と同様に洗浄試験を行なったところ、試+11)
片の汚れQ」、はとんど除去できなかった。 更に、上記実験装置において、ノズル取付部利]2を調
節し、可変スリット9の間1(、^を0として、8 K
+/c、zの圧力で水を9+=給したところ、ノズルか
ら連続水流が噴射された。この場合の洗浄状1h′々に
おいても、上記連続流の場合と同様に、試験片の汚れは
ほとんど除去できなかった。 このように構成される本発明洗浄装置は、無接触洗浄に
適した各鍾洗浄に適用することができ、例えば、建物の
洗浄、航空機、船舶及びIL輛の洗浄、金属板等の洗浄
に適用できる。この場合、特筆すべきことは、従来の洗
浄装置による5′(流で発生する水滴によって、上述し
た本発明洗浄装置による水滴流と同程度の洗浄力を待よ
うとすると、水圧を非常に高くする必要があり、被洗浄
物によっては破壊のおそれがあり、又、作業者等の人間
に対しても危険であるが、本発明では、水圧が低いので
、このような問題は生じないことである。 以上説明したように本発明は、洗浄液となる液体を加圧
供給する液体供給手段′と、上記液体を液部化する空気
を供給する空気供給手段と、上記液体と空気とを混合噴
射して高密度高速液滴ビームを形成する液滴ビーム形成
手段とを備えて構成したことIノこより、液滴を微粒物
と同様に作用せしめて、比較的低い水圧で強い洗浄力を
得ることができ、確実且つ斑の無い洗浄を可能とする効
果がある。父、微粒物を用いないので、被洗浄面を損傷
することがなく、シかも、微粒物の回収設備及び手間を
要せず、更に、ノズルの摩耗が少なく、父、詰りを生じ
ない効果がある。 4、図面の簡単な説明 館1図は本発明噴射洗浄装置の一実施例を示す構成図、
第2図は上記実施例に用いる液滴ビーム形成手段の−f
jlを示す側面図、第3図はその正面図、第4図はその
i断面図、第5A図及び第5B図第5C図はその噴流断
面の速度分布を示す説明図、第6A図は本発明洗浄装置
による噴流のイ、□4造を示す断面図、第6B図はその
1ア(流断面の速度分布を示す説明図である。 1・・・被洗浄物     2・・・液体供給手段3・
・・空気供給手段    4・・・%滴ビーム形成手段
5・・液滴ビーム    6・・・本体7−・液体圧入
部    8・・空気圧入部9・・・可変スリン)・ 
  10・・直進ノズル本体11・・・セラミック  
  12−・ノスル取イ」部材13・・貫通孔 / 出願人 三幸株式会社外会名 第 4 図 ↓ 第5A図     第5B図 ノス′ル出口 第5C口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被洗浄物に洗浄液を噴射衝突せしめて汚れを除去する噴
    射洗浄装置において、 洗浄液となる液体を加圧供給する液体供給手段と、上記
    液体を液滴化する空気を供給する空気供給手段と、上記
    液体と気体を混合して噴射し、高密度液滴ビームを形成
    する液滴ビーム形成手段とを備えて成り、上記液滴ビー
    ムを被洗浄物に衝突せしめて汚れを除去することを特徴
    とする噴射洗浄装置。
JP868883A 1983-01-24 1983-01-24 噴射洗浄装置 Pending JPS59196769A (ja)

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