JPS59195487A - 土砂投棄船 - Google Patents

土砂投棄船

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Publication number
JPS59195487A
JPS59195487A JP7014883A JP7014883A JPS59195487A JP S59195487 A JPS59195487 A JP S59195487A JP 7014883 A JP7014883 A JP 7014883A JP 7014883 A JP7014883 A JP 7014883A JP S59195487 A JPS59195487 A JP S59195487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earth
ship
sand
hull
dumping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7014883A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakano
中野 昌弘
Hitoshi Usoi
宇曽井 仁
Yoshihiro Aikawa
相川 嘉弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui Zosen KK
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui Zosen KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui Zosen KK filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP7014883A priority Critical patent/JPS59195487A/ja
Publication of JPS59195487A publication Critical patent/JPS59195487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 を船体から分離して水中へ吊p下げ、水底付近で傾斜さ
せて該船底上の土砂を投棄するよう構成した土砂投棄船
の構造に関し、環境保全にきわめて効果的な土砂投棄船
を提供するものである。
従来の土砂投棄船は、そのほとんどが水面付近で土砂を
投棄する形式であるため、次のような問題があった。
(1)投棄位置まわりの水域で水が汚濁される。
(11)投棄位置まわりの水域の生態系が破壊される。
alo  漁場への妨害となる。
Gv)  土砂が広範囲に散乱するので、所望の一定位
置に投棄することができない。
また、従来の土砂投棄船は、土砂排出口を徐々に開放し
たのでは土砂がアーチを形成し円滑に投棄できないため
、そのほとんどが一斉に投棄する形式である。このため
、船の吃水が急激に変化し、パージラインシステムの場
合に(t−1、押し船とパージとの上下方向相対位置が
急激に変化して連結部に過大な応力が発生し、破損する
おそれがあった。
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解消し、
土砂を広範囲に散乱させるとと々く所定位置に正確にし
かも円滑に投棄することができ、環境保全にきわめて有
効な土砂投棄船を提供することである。
本発明の特徴は、船体に対し船底を巻揚機で分gl可能
に支持し、船底を水中へ吊シ下げるとともに水底付近で
傾斜させて該船底上の土砂を投棄することにより上記目
的を達成することである。
すなわち、本発明によれば、底面開口を有する船体と、
前記底面開口の周囲に下方から水密状態で当接される分
離可能な船底と、船体の前記底面開口をはさむ両側に設
置されかつ前記船底の両側に連結された複数基の巻揚機
とを備え、前記巻揚機を運転することによシ前記船底を
水中で昇降および傾斜させうるよう構成した土砂投棄船
が提供される。
上記構成において、船底の上面周囲に側壁を設け、少な
くとも一側の側壁を外側へ開放する排土扉で構成するこ
とによシ、水底近くまで吊シ下げる間に土砂の一部が崩
れ落ちたり、投棄後に船底上に土砂の一部が残ることを
一層確実に防止することが好ましい。
第1図〜第5図は本発明による土砂投棄船の一実施例を
、第6図〜第10図は他の実施例を、第11図〜第15
図はさらに他の実施例を示す図であり、以下これらの図
面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図および第2図において、船体1ばその底面(船底
部)が開放された構造であシ、この底面開口部は分離可
能な船底2によって密閉されている。
すなわち、船体1の底面開口をはさむ両側VCはそれぞ
れ2基づつの巻揚機(ウィンチ)3が設置され、これら
の巻揚機からシーブ4を介して延在するワイヤー(また
はロープ)5の先端が船底2の両側に連結され、したが
って、各巻揚機でワイヤー5を巻き込んで船底2を船体
の底面開口の周囲に下方から当接させ、該船底2をその
位置に同定保持することによシ底面開口を閉塞するよう
になっている。船体1と船底2とはパツキン6を介して
水密状態で当接され、また、船底2を円滑に給料けうる
ようその周囲には下方外方へ傾斜した合せ面7が形成さ
れている。前記パツキン6は金属同志の接触による表面
損傷を防ぐとともに各々の製作誤差を吸収するという機
能も備えている。
第1図に示すごとく船底2を船体1に組付けることによ
り、該船底上に土砂艙が形成される。なお、第1図中の
符号8は水面を示す。
以上説明した土砂投棄船の作動を以下第3図〜第5図を
参照して説明する。なお、第3図〜第5図中でも第1図
および第2図の各部分に対応する部分はそれぞれ同一符
号で示されている。
第3図は土砂積載状態を示す図であり、船体1と船底2
とによって形成される土砂艙内には土砂9が積載されて
いる。この状態で土砂投棄水域まで輸送してくる。
投棄水域に到着した後、第4図に示すごとく、各巻揚機
3を運転してワイヤー5を繰り出し、船底2を船体1か
ら吊り下げた状態で水中へ下降させて行く。この場合、
各巻揚機3のワイヤ繰シ出し量を同じにすれば船底2を
水平姿勢のま才下降させることができ、船底2上の土砂
の脱落散乱を最小限に抑えることができる。
第5図に示すごとく、船底2が水底10の近傍に到着し
た時点で、船底の一側(図示の例では右側)に連結され
た巻揚機3全停止させ、他側の巻揚機の運転全継続させ
てワイヤー5をさらに繰り出し、船底2を傾斜させる。
この状態で、土砂9は船底上からすべり落ちて水底10
に投棄される。
土砂を投棄した後、各巻揚機3を運転してワイヤー5を
巻き込み第1図に示す元の状態に戻す。
この場合、合せ面7は斜面で形成されているので、船底
2は船体1に対し円滑に組付けることができる。
以上第1図〜第5図について説明した実施例によれば、
土砂積載状態のまま船底2を分離して水中へ吊シ下げ、
水底付近で投棄するので、土砂をねらい定めた位置(所
望投棄位置)に正確に投棄することができ、水域の汚濁
を最小限に抑えることができる。このため、水域の生態
系の崩壊並びに漁場への訪客を回避することができる。
また、土砂投棄を徐々に行なうことによシ、船の急激な
吃水変化や動揺を回避することができ、特にパージライ
ン方式の場合には連結部に過大な応力が発生することを
防止でき、安全な土砂投棄作業を行なうことができる。
第6図および第7図は他の実施例を示す図であり、この
実施例では、船底2の上面周囲に側壁11が設けられ、
かつ、船体1と船底2との傾斜合せ面7に水密用の/′
?ッキン6が設けられている。
才た、船体1の両側には複数基(図示の例では片側2基
づつ)の巻揚機3が設置され、これら巻揚機のワイヤー
5はシーブ4を介して延在し、先端は船底2の両側端部
(図示の例では側壁11の外側)に連結されている。
第6図および第7図の実施例では船底2自体で土砂艙が
形成されてお9、以上述べた点で第1図および第2図の
実施例と相異しておシ、その他の構成は実質上同じであ
シ、対応する部分をそれぞれ同一符号で表示し、その詳
細な説明を省略する。
第8図〜第10図は第6図および第7図の土砂投棄船の
作動を示す図であり、第8図のように船底2上に土砂を
積載して投棄水域に到着した後、第9図に示すように巻
揚機3を運転してワイヤー5を繰出し、船底2を吊り下
げて水中へ下降させ、船底2が水底10近傍に達したと
ころで一側の巻揚機3を停止させて第10図のように船
底2を傾斜させ、該船底上の土砂を投棄する。
したがって、以上第6図〜第10図について説明した実
施例によっても、土砂9を水底の所定位置に正確に投棄
することができるとともに水域汚濁を防止できるなど、
前述の第1図〜第5図の実施例の場合と同様の効果を達
成することができる。
第11図および第12図はさらに他の実施例を示す図で
あり、本実施例は、船底2の上面周囲の側壁11のうち
少なくとも一側(図示の例では左側)の側壁1 ]、 
Aが外側へ開放する排土扉で構成され、吊シ下げ用のワ
イヤー5を側壁11.、IIAの上端に連結するととも
に、該排土扉の底辺および左右両辺部にカバー12Aお
よび12B’e設ける点で第6図および第7図の実施例
と相異しており、その他の部分は実質上同じである。し
たがって、対応する部分をそれぞれ同一符号で表示し、
その詳細な説明を省略する。
前記排土扉(側壁)11Aば、ビン13にて船底2に連
結され、外側に約90度回動して土砂艙を開放しうるよ
うになっている。
なお、図示の例では一側(左側)の側壁のみが開放しう
るようになっているが、場合によっては両側の側壁を開
放できるように構成することも可能である。
また、排土扉11Aの底辺(連結部)および左右両辺部
に設けた前記カバー12A、12Bは、これら各辺の隙
間から土砂が水中へ漏れて落下するのを防止するための
ものであり、合成ゴムまたはプラスチック彦どの可撓性
材質で作られている。
第11図および第12図の土砂投棄船の作動を以下第1
3図〜第15図を参照して説明する。
第13図に示すごとく船体1に船底2を組付けた状態で
該船底上の土砂艙に土砂9を積載し、土砂投棄水域まで
輸送してくる。
投棄水域に到着した後、第14図に示すごとく、巻揚機
3を運転してワイヤー5を繰り出し船底2を船体1から
分離して水中へ吊シ下げ下降させる。
この下降の間、ワイヤー5の繰り出しく41t”同じに
すれば図示のごとく船底2を水平姿勢に保った寸ま下降
させることができる。
船底2が水底10に近づいたところで、船底2の一側(
図示の例では固定側壁11である右側)のワイヤー繰シ
出し全停止し、他側(排土扉1・IAである左側)のワ
イヤー繰り出しを継続すれば、船底2を傾斜させること
ができ、さらに繰り出しを続けると第15図に示すとと
く排土扉11Aが外方へ開き土砂9はすべり落ちて水底
10に投棄される。
土砂を投棄した後、各巻掛機3を運転してワイヤー5を
巻き込み、第11図に示す元の状態に戻す、この場合、
合せ面7は下方外向き斜面で形成されているので、船底
2を船体1に対し円滑に組付は固定することができる。
以上第11図〜第15図につき説明した実施例によれば
、第1図〜第5図および第6図〜第10図につき説明し
た各実施例の場合と同じ作用効果を達成できる他、次の
ような効果を達成することもできる。
(i)  第1図〜第5図の実施例では、船底2に側壁
(第6図の側壁11)がないので、船底を船体1から分
離して水中に吊シ下げた時から水底10近くまで下降さ
せる間に、土砂9の一部が崩れ落ちるという問題がちシ
、特に波が荒い時には崩れ落ちる度合が大きくなるとい
う問題があるが、本実施例では、このような問題が解消
され、船底を吊り下げ下降させる段階では側壁11.I
IAで土砂脱落を防止することができ、水域汚濁をより
完全に防(11)第6図〜第10図の実施例では、船底
2の側壁11がいずれも固定壁であるので、水底10近
傍で傾斜させてもこれら側壁内の土砂艙に土砂9の一部
が残るという問題があるが、本実施例では、投棄する側
の側壁11Aを開放可能な排土扉形式にしたので、土砂
9の全てを投棄することができ、投菓後の土砂残シをな
くし一層確実々土砂投棄作業を行なうことができる。
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、所望
位置に正確に土砂を投棄することができ、投棄水域の汚
濁を防止しうる土砂投棄船が得られる。したがって、本
発明は環境保全にきわめて有効であシ、実用的価値のき
わめて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による土砂投棄船の一実施例を示す断面
図、第2図は第1図の平面図、第3図〜第5図は第1図
および第2図の土砂投棄船の作動を示す図、第6図は本
発明による土砂投棄船の他の実施例を示す断面図、第7
図は第6図の平面図、第8図〜第10図は第6図および
第7図の土砂投棄船の作動を示す図、第11図は本発明
による土砂投棄船のさらに他の実施例を示す断面図、第
12図は第11図の平面図、第13図〜第15図は第1
1図および第12図の土砂投棄船の作動を示す図である
。 1・・・船体、2・・・船底、3・・・巻掛機、5・・
・ワイヤー、6・・・パツキン、7・・・合せ面、8・
・・水面、9・・・土砂、10・・・水底、11・・・
側壁、11’A・・・排土扉(側壁)、12A、12B
・・・カッ9−113・・・ビン。 第1図 7 第2図 第3図 第6図 第7図 第9図 第12図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底面開口を有する船体と、前記底面開口の周囲に
    下方から水密状態で当接される分離可能な船底と、船体
    の前記底面開口をはさむ両側に設置されかつ前記船底の
    両側に連結された複数基の巻揚機とを備え、前記巻揚機
    を運転することにより前記船底を水中で昇降および傾斜
    させうるよう構成した土砂投棄船。
  2. (2)底面開口を有する船体と、前記底面開口の周囲に
    下方から水密状態で当接されかつ上面周囲に側壁を有す
    る分離可能な船底と、船体の前記底面開口をはさむ両側
    に設置されかつ前記船底の両側に連結された複数基の巻
    揚機とを備え、前記巻揚4aヲ運転することによシ前記
    船底を水中で昇降および傾斜させうるよう構成した土砂
    投棄船。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の発明において、前記
    船底の上面周囲の側壁のうち少なくとも一側の側壁が外
    側へ開放する排土扉で構成されている土砂投棄船。
JP7014883A 1983-04-22 1983-04-22 土砂投棄船 Pending JPS59195487A (ja)

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JP7014883A JPS59195487A (ja) 1983-04-22 1983-04-22 土砂投棄船

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JP7014883A JPS59195487A (ja) 1983-04-22 1983-04-22 土砂投棄船

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JPS59195487A true JPS59195487A (ja) 1984-11-06

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JP7014883A Pending JPS59195487A (ja) 1983-04-22 1983-04-22 土砂投棄船

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5115751A (en) * 1989-01-23 1992-05-26 Copson Alex G Apparatus and method for subaqueous waste disposal
US5237946A (en) * 1989-01-23 1993-08-24 Copson Alex G Apparatus and method for transferring material to subaqueous levels
KR100498269B1 (ko) * 2002-11-23 2005-06-29 대우조선해양 주식회사 선저 개구부를 막을 수 있는 차폐수단이 구비된 선박

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5115751A (en) * 1989-01-23 1992-05-26 Copson Alex G Apparatus and method for subaqueous waste disposal
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