JPS59193727A

JPS59193727A - 板状物搬送装置

Info

Publication number: JPS59193727A
Application number: JP7076983A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Enami; 俊明江波
Original assignee: Enami Seiki Mfg Co Ltd
Current assignee: Enami Seiki Mfg Co Ltd
Priority date: 1983-04-20
Filing date: 1983-04-20
Publication date: 1984-11-02
Also published as: JPH0115333B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】及Ｊ」はソしこの発明は、たとえば複数個のプレス機械のような加工
装置に板状被加工物を順次搬送し、かつ各加工装置に位
置決めするための板状物搬送装置に関する。

人１ｍ　　（７）’０１第１図は従来の板状被加工物を搬送する装置を説明する
ための平面図であり、第２図は正面図である。従来の板
状物搬送装置１は、支持台１ａと、支持台１ａ上で回転
可能に支持された回転アーム２と、回転アーム２の両端
に設けられた板状物脱着手段３とを備える。回転アーム
２を回転さゼることにより、板状物脱着手段３に保持さ
れた板状物（図示せず）を板状物搬送装置の一方の側か
ら他方の側へ搬送するものである。

板状物脱着手段３は、回転アーム２の先端から伸縮可能
に取付けられた伸縮バー４を有する。伸縮バー４は、板
状物脱着手段３を、プレス機械５の所定の位置まで移動
させるため、ならびにプレス機械５の所定の位置から板
状物脱着手段３を板状物搬送装置１の方向に引き戻すた
めに設けられている。板状物脱着手段３は、伸縮バー４
のほかに、１対の板状物保持バー６．７と、この板状物
保持バー６．７と伸縮バー４とを連結する連結部８とを
備える。板状物保持バー６．７は、プレス機械５のベー
ス５ａ上に載置している板状物（図示せず）を取出す際
には下方に延びかつたとえば吸引などにより板状物を装
着し、他方法のプレス機械のプレスベース（図示せず）
上においては搬送してきた板状物を吸引停止などの手段
により離脱させるものである。

従来の板状物搬送装置１は、上述のような構造を有する
ため、複数個の加工装置間に配置されて用いられる。し
かも、かなり複雑な構造を有するものでありかつその全
体形状も加工装置自身に匹敵するほどの大きさを有して
いた。したがって、各加工装置間に極めて大きなスペー
スを余分にとらざるを得ないという問題があった。

また、上述のような構造を有するため、板状物搬送装置
１自身高価であり、かつ各加工装置間に１台ずつ配置し
なければならないため、費用が極めて莫大なものとなる
という欠点もあった。

さらに、従来の板状物搬送装置１では、板状物保持バー
６．７により板状物を装着した後、伸縮バー４をプレス
機械５より引き戻し、回転アーム２を１８０６回転させ
、再度伸縮バー４を次のプレス機械の所定の加工位置ま
で伸長し、次いで板状物保持バーに装着されていた板状
物を脱離し、最後に伸縮バー４を次のプレス機械から引
き戻すことにより、その１動作を行なうものである。し
たがって、板状物搬送にかなりの時間を必要とするもの
であった。

及旦１υ１それゆえに、この発明の目的は、迅速に板状物を搬送す
ることができ、かつ大ぎなスペースをとらずに設置する
ことができる安価な板状物搬送装置を提供することにあ
る。

ユＪＪと肚遁工この発明は、板状物を脱着する手段を儀えた１対の板状
物脱着バーと、この板状物１１１２着バーを回転可能に
支持する１対のスライドバーと、スライドバーが相互に
逆方向に駆動されたときに、板状物脱着バーの板状物脱
着手段が相互に近接あるいは離間するように、板状物脱
着バーとスライドバーとを連結する連結部と、１対のス
ライドバーを相互に逆方向に駆動する第１の駆動橢構と
、１対のスライドバーを同一方向に一体的に駆動する第
２の駆動機構とを備える、板状物搬送装置である。

好ましくは、各板状物脱着バーとスライドバーとを連結
する連結部は、板状物脱着バーに設けられたビニオンと
、各スライドバー側面に形成されたラックより構成され
る。

また、第１の駆動磯構としては、各スライドノ＼−の対
向する側面に形成されたラックと、この対向する側面間
に配置されたスライド）＜−駆動用ビニオンと、スライ
ドバー駆動用ビニＡ−ンを回転駆動するモータとから構
成される。

第２の駆動櫟構は、好ましくは、１対のスライドパーの
下面に配置したスライドベースと、このスライドベース
を往復駆動するスライドベース駆動手段とを有する。こ
のスライドベース駆動手段は、スライドベースの一部に
形成したスライドベース駆動用ラックと、スライドベー
ス駆動用ラックに噛合するスライドベース駆動ビニオン
と、スライドベース駆動ビニオンに連結され力）つ往復
駆動するエアシリンダとを備える。

この発明のその他の特徴は、図面を参照してｉテなう以
下の実施例についての説明により明ら力１となろう。

１皇ｆｆｌ第３図は、この発明の一実施例を説明するための後方か
ら見た概略斜視図である。この実施例は、各ブレス機械
ＩＬ１２（第３図では２台のみが示されているが、より
多数のブレス機械が第３図の右方に配置されていてもよ
い。）に渡された１対のスライドバー１３．１４を備え
る。スライドパー１３．１４上には、プレス機械１１．
１２の数に応じて各１対の板状物１１１２肴バー１５．
１６が配置されている。この実施例は、後述するような
構造によりスライドパー１３．１４の左方端部に配置さ
れた板状物１７を、順次スライドバー１３゜１４および
板状物脱着バー１５．１６により、右方の各ブレス機械
１１．１２・・・に搬送し、かつ各プレス機械１１．１
２上の所定の加工位置１１ａ。

１２ａに位置決めするものである。

根状物ｌ１１２着バー１５．１６１よその先端部分に板
状物脱着手段１７．１８を備える。板状物脱着手段１７
．１８はたとえばエアシリンダにより上下方向に駆動さ
れる吸引手段であってもよく、あるいは他の公知の上下
方向に往復駆動し得る脱着手段を用いてもよい。

１対の板状物脱着バー１５．１６は、１対のスライドパ
ー１３．１４により回転可能に支持されている。この板
状物脱着バー１５．１６とスライドパー１３．’１４と
の連ｖｉＭ４造を、第４図の平面図および第５図の部分
断面正面図を参照して説明する。板状物保持バー１５．
１６のスライドパー１３．１４側端部には、ビニオン１
９．２０が固着されている。したがって、板状物脱着バ
ー１５゜１６はビニオン１９，２０の回転に伴い回転さ
れる。他方、スライドパー１３．１４の一方側面の少な
くとも一部にはラック２１．２２が形成されている。こ
のラック２１．２２が、第４図に示すように、相互に逆
方向に駆動されるとき、すなわち第４図の矢印（Ｘ）方
向および（−Ｘ）方向に駆動されるとき、板状物脱着バ
ー１５．１６はそれぞれ、反時計方向および時計方向に
回転される。

したがって、第３図に示した状態から、スライドパー１
３．１４をこのように駆動すれば、板状物脱着バー１５
．１６はプレス機械上の加工位Ｗｔ１１８．１２ａ（第
３図参照）から両側に遠ざかるように逃げる。そのため
、プレス機械１１．１２上に配置された板状物に所定の
加工を行なうことができる。また、各板状物脱着バー１
５．１６の移動量はわずかであるため、極めて迅速にブ
レス機械の加工位置１１ａ、１２ａから板状物脱着バー
１５．１６を逃がすことが可能である。

逆に、板状物脱着バー１５．１６をブレス機械の所定の
加工位置１１ａ、１２ａ上に移動する際には、スライド
パー１３．１４を、第４図の矢印と反対方向に駆動すれ
ばよい。これにより２個のビニオン１９．２０は、それ
ぞれ、時計方向および反時副方向に回転し、板状物脱着
バー１５，１６が第３図および第４図に示すようにスラ
イドパー１３．１４と直角をなす位置まで移動される。

その後、前述の板状物脱着手段１７．１８を動作させる
ことにより、板状物を装着することができる。

なお、第４図において２３．２４はガイドローラを示す
。ガイドローラ２３．２４は１４図の■−■轢断面図を
示す第６図より明らかなように、スライドバー１３．１
４の移動方向をガイドするために設けられているもので
ある。

１対のスライドパー１３．１４は、第４図および第５図
の右側に示されている第１の駆動機構により、相互に逆
方向に駆動されるものである。第１の駆動機構＄２８ｕ
、各スライドパー１３．１４の対向する側面１３ａ、１
４ａに形成されたラック１３ｂ、１４ｂと、この対向す
る側面間に配置されたスライドバー駆動用ビニオン２９
と、スライドバー駆動用ビニオン２９を回転駆動するモ
ータ３０とからなる。なお、１対のスライドパー１３．
１４の対向する側面１３　ａ　＊　１４８の全面にわた
りラック１３ｂ、１４ｂが形成されていてもよいが、第
４図および第５図に示すように部分的にのみ形成されて
いてもよいことはいうまでもない。

第１の駆動機構部２８は、モータ３０によりスライドバ
ー駆動ビニオン２９を回転することにより、スライドパ
ー１３．１４を相互に逆方向に回転する。、なお、第４
図では、理解を容易とするために七−４３０は省かれて
描かねていることを指摘しておくっこの大川例は、さらに、１対のスライドパー１３．１４
を同一方向に一体的に駆動する第２の駆動、汰窮を備え
る。第２の駆動機構は、１対のスライドーバー１３．１
４の下面に配置されたスライドパース３２と、スライド
ベース３２を往復駆動さぼるスライドベース駆動手段と
からなる。スライドベース駆動手段はスライドベース３
２の一部に形成しＪζスライドベース駆動用ラック３３
と、スライドベース駆動ラックに噛合”す′るスライド
ベース邸劫ピニオン３４と、スライドベース駆動ビニオ
ン３４に連結され、かつこれを往復駆動するエアシリン
ダ３５とを僅える。第５図から明らかなように、エアシ
リンダ３５のビス１〜ンの先端に回転自在にスライドベ
ース駆動ビニオン３４が設けられている。このスライド
ベース駆動ビニオン３４の−Ｆ方にはスライドベース駆
動ラック３３が噛合しており、他方そのＴｈではスライ
ドベース駆動手段支持部３６の上面に形成されたうツク
３７に噛合している。したがって、エアシリンダ３５の
ピストンを往復駆動すればスライドベース駆動ビニオン
３４は回転され、それに伴いスライドベース３２が往復
駆動される。

なお、スライドベース３２は、１対のスライドパー１３
．１４の下方に延びる延長部３２８を備える。したがっ
て、１対のスライドパー１３，１４はスライドベース３
２上に配置されており、スライドベース３２の往１ａｌ
Ｓｌ！動に伴い一体的に同一方向に往復駆動される。

上述の構造を有するため、この実施例では、１対のスラ
イドパー１３．１４が、モータ３０により相互に逆方向
に移動するように駆動され、他方エアシリンダ３５によ
り同一方向に移動するように駆動され得ることが理解さ
れる。

次に、この実施例の板状物搬送装置の板状物搬送・位置
決め動作につき説明する。第３図に戻り、まず加工すべ
き板状物の上面に１対の板状物脱着バー１５．１６が、
スライドパー１３．１４を同一方向に駆動することによ
り位置決めされる。この状態で、板状物脱着バー１５．
１６の板状物脱着手段１７．１８が動作され、加工すべ
き板状物が装着される。次に、再度第２の駆動ｔｉｌ構
部のスライドベース駆動ビニオン３４をエアシリンダ３
５により駆動することにより、スライドベース３２を右
側にすなわち第１のプレス機械１１の側に移動させる。

スライドベース３２上にはスライドパー１３．１４が載
置されているので、スライドパー１３．１４は一体的に
移動し、したがって板状物１１ｔ［ｒバー１５．１６カ
１１（７）フ１．／スｔＩＡＭ１１の所定の加工位［１
１ａ上に位置決めされる。次に、板状物脱着手段１７．
１８を動作させて板状物を加工位１ｔｌｌａ上に載置し
、スライドバー駆動ビニオン２９をモータ３０により時
計方向に（第４図を参照）回転し、スライドパー１３．
１４を相互に反対方向に移動させる。これにより、各板
状物脱着バー１５．１６が相互に遠ざかるように回転さ
れる。したがって、プレス機械１の所定の加工位置１１
ａ上から各板状物脱着バー１５゜１６が除去され、所定
のプレス加工を行なうことができる。

加工終了後、スライドバー駆動ビニオン２９を反時計方
向に回転させる。これにより、スライドバー１３．１４
は先程と逆方向すなわち第４図の矢印（−Ｘ）方向およ
び（Ｘ）方向に移動される。

これにより各板状物脱着バー１５．１６が第４図に示す
ようにスライドバー１３．１４と直角をなす位置まで戻
される。次に、板状物脱着バー１５゜１６の板状物脱着
手段１７．１８を動作させることにより、第１のブレス
機械１１にて加工された板状物を装着する。

以上の動作を繰返すことにより、加工すべき板状物は、
順次、プレス機械１１．１２・・・に搬送・位置決めさ
れる。したがって、各ブレス機械１１゜１２・・・間に
何らの余分なスペースを必要とせず、加工すべき板状物
を搬送・位置決めすることができる。また、いかに多く
の加工装置が連続配置されていても、板状物脱着バー１
５．１６の数を増やすのみで対応し得るため、省スペー
スのみならず板状物搬送装置のコストの低減をも達成し
得る。

さらに、上述のように、各板状物脱着パー１５゜１６は
各加工機械における加工時には単に外側に逃げるだけで
あり、再度加工済板状物を装Ｗする際にはわずかに回転
されるだけであるため、各プレス機械１１．１２間にお
ける搬送時間を大幅に短縮することも可能にされている
。

上述の実施例では、１対のスライドバー１３゜１４はプ
レス機械１１．１２の背面側に配置されていたが、第３
図に示したものとは逆に各ブレス機械１１．１２の前方
側に設けてもよいことはいうまでもない。もつとも第３
図に示すように、背面側スライドバー１３．１４を配置
した方が加工作業を容易とすることができるため、図示
の配置が好ましい。

また、板状物脱着バー１５．１６のスライドバー１３．
１４への連結構造についても、先の実施例に限られるも
のではない。たとえば、第７図に示すように、ボルト３
９．３９等の固着手段によって板状物脱着バー１５．１
６をスライドバー１３．１４と交差するような角度で固
定したものでもよい。

及ｍｏｓｓ以上のように、この発明によれば、板状物を脱着する手
段を備えた１対の板状物ａＷバーと、板状物脱着バーを
支持する１対のスライドバーと、このスライドバーが相
互に逆方向に駆動されたとき板状物脱着バーの板状物脱
着手段が相互に近接・離間するように板状物脱着バーと
スライドバーとを連結する連結部と、１対のスライドバ
ーを相互に逆方向に駆動する第１の駆動囁構と、１対の
スライドバーを同一方向に一体的に駆動する第２の駆動
樺構とを備えるため、板状物を複数の加工装置間で迅速
に搬送・位置決めすることが可能となる。さらに、各加
工装置間には何ら大掛かりな構造物を配Ｈする必要がな
いため、各種加工装置を高密度に設置することができ、
極めて大きな省スペース効果を秦し得る。また、比較的
簡単な構造であるため、板状物搬送装置のコストを大幅
に低減することも可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の板状物搬送装置を説明するだめの平面
図である。第２図は、第１図に示した従来の板状９１搬
″ｉｌｓ装躍を示す正面図である。第３図は、この発明
の一実施例を説明するための概略斜視図である。第４図
は、この発明の一実施例の要部を示す部分切欠き平面図
である。第５図は、第４図のｖ−ｖ線に沿う部分断面図
である。第６図は、第４図の■−■轢断面図である。第
７図は、連結部の構造の他の例を示す部分平面図である
。図において、１１．１２は加工装置としてのブレス機械
、１１８．１２ａは加工位置、１３．１４は１対のスラ
イドバー、１５＋１６は１対の板状物脱着バー、１７．
１８は板状物脱着手段、１９．２０′ｗ；！板状物説着
バーに設けられたピニオン、２１．２２は１対のスライ
ドバー側面に形成されたラック、２８は第１の駆動［４
１１，２９はスライドバー駆動ビニオン、３０はスライ
ドバー駆動ビニオンを駆動するためのモータ、３２はス
ライドベース、３３はスライドベース駆動ラック、３４
はスライドベース駆動ご二Ａン、３５はエアシリンダを
示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　複・数個の加工装置に板状被加工物を順次搬送
し、かつ各加工装置に位置決めするための板状物搬送装
置であって、板状物脱着手段を備えた１対の板状物脱着バーと、前記板状物脱着バーを支持する１対のスライドバーと、前記スライドバーが相互に逆方向に駆動されたときに、
前記板状物脱着バーの前記板状物脱着手段が相互に近接
あるいは離間するように、前記板状物脱着バーと前記ス
ライドバーとを連結する連結部と、前記１対のスライドバーを相互に逆方向に駆動する第１
の駆動機構と、前記１対のスライドバーを同一方向に一体的に駆動する
第２の駆動機構とを備える、板状物搬送装置。
（２）　前記連結部は、前記板状物脱着バーに設けられ
たピニオンと、前記１対のスライドバー側面に形成され
たラックよりなる、特許請求の範囲第１項記載の板状物
搬送装置。
（３）　前記連結部は、前記板状物脱着バーを前記スラ
イドバーに交差するように固定する固着手段よりなる、
特許請求の範囲第１項記載の板状物搬送装置。
（４）　前記第１の駆動機構は、前記１対のスライドバ
ーの対向する側面に形成されたラックと、この対向する
側面間に配置されたスライドバー駆動用ピニオンと、前
記スライドバー駆動用ビニオンを回転駆動するモータと
からなる、特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれ
かに記載の板状物搬送装置。
（５）　前記第２の駆動機構は、前記１対のスライドバ
ーの下面に配置されたスライドベースと、このスライド
ベースを往復駆動するスライドベース駆動手段とからな
る、特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記
載の板状物搬送装置。
（６）　前記スライドベース駆動手段は、前記スライド
ベースの一部に形成したスライドベース駆動用ラックと
、このスライドベース駆動ラックに噛合するスライドベ
ース駆動ビニオンと、全スライドベース駆動ビニオンに
連結されかつ前記スライドベース駆動とニオンを往復駆
動するエアシリンダとを備える、特許請求の範囲第５項
記載の板状物搬送装置。