JPS5919272Y2 - パネル支持用固定具 - Google Patents

パネル支持用固定具

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Publication number
JPS5919272Y2
JPS5919272Y2 JP2490179U JP2490179U JPS5919272Y2 JP S5919272 Y2 JPS5919272 Y2 JP S5919272Y2 JP 2490179 U JP2490179 U JP 2490179U JP 2490179 U JP2490179 U JP 2490179U JP S5919272 Y2 JPS5919272 Y2 JP S5919272Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
panel
connecting cylinder
hollow connecting
heat shield
Prior art date
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Expired
Application number
JP2490179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55126186U (ja
Inventor
秀夫 松本
Original Assignee
日本軽金属株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社 filed Critical 日本軽金属株式会社
Priority to JP2490179U priority Critical patent/JPS5919272Y2/ja
Publication of JPS55126186U publication Critical patent/JPS55126186U/ja
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Publication of JPS5919272Y2 publication Critical patent/JPS5919272Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高性能の保温性と防火、耐火性が要求される冷
蔵冷凍倉庫等の外壁、内壁、天井等の面に耐火性のある
保温パネルを建造物に取付固定するための固定具に関す
る。
昨今食品の多くが冷蔵冷凍過程を経て流通されており、
大規模な冷蔵冷凍倉庫の需要が極めて旺盛である。
しかしこれ等の外壁などを構成する断熱パネルの保温性
能は向上したが、断熱パネルを取付固定するボルト部よ
り内外温度差により熱貫流を生じ冷凍効率を低下させた
り、パネル外表面に結露現象とそれによる腐食劣化とい
う次点があった。
出願人は先願として火災が発生した場合にもパネル本体
がボルトより抜けて庫外側へ倒潰落下することの無い耐
火構造に適したパネル支持用固定具を開発したが、本案
は被固定パネルが極めて厚く高性能の保温パネルを、特
に防火地区に建設される耐火構造の冷凍倉庫に用いられ
る保温パネルの取付固定に適合する固定具である。
其の要旨とするところは、中間部にボルト頭部を内蔵す
る中空なる連結筒体を配設し、連結筒体の両側には軸心
に該ボルトが貫通してる遮熱体を隣接せしめ、室外側は
押えキャップとボルトが螺着することにより遮熱体を挾
持し、室内側はボルト、ナツトにて建造物の一部と遮熱
体を挾持するものである。
以下図面を参照して実施例について詳述する。
第1図は本考案の固定具1により耐火保温パネル2を支
持しブラケット3を介してナツト4の緊締により建造物
8に取付は固定した場合の断面図である。
連結筒体5は通常鋼製にして筒体の両側部は其の中心に
後述する管状スリーブを介してボルトが貫通出来る如く
通し孔を有する係止壁5bを形成しボルト頭が抜けるの
を防止するものである。
13は一対のボルト7を連結筒体5内に挟入するための
開口である。
連結筒体5の両側に接続固定されてる一対の遮熱体6,
6′は其の外径は連結筒体5と等しく、出来る限り熱伝
導率の小なる硬質合成樹脂製の筒体にして其の軸心には
ボルト7を貫通させ、本実施例図にては屋内側寄りに該
ボルトと螺合するための雌ねぢ部6bを付設した通し孔
を有するが必ずしも雌ねぢに限定することは無い。
又屋外側遮熱体6′は後述する押えキャップ15とボル
ト7との螺合によりキャップ類15 aとボルト頭7a
により挟持されている。
なお何れの遮熱体もボルト頭7aと接する部分はボルト
頭の受座として管状スレーブ6a及び6′aは本体と一
体に成形されておる。
管状スリーブの役目は係止壁5bとボルト頭7aが接す
るのを防ぐ目的である。
押えキャップ15は円盤状のキャップ類15aとボルト
7と螺着するための円筒体15bよりなり本実施例では
鉄製である。
以上説明したとおり本案固定具1は連結筒体5、一対の
遮熱体6,6′及びボルト、押えキャップ15なる各部
品より構成されている。
またその組立については、連結筒体5の開口13よりボ
ルト7,7を通し係止壁5b、5b’の通し孔へ挿入す
ると共に、これ等ボルト7.7に遮熱体6,6′を各ボ
ルト頭7a、7aに管状スリーブ6a、5a’が当接す
るよう嵌合又は螺合せしめ、且つ遮熱体6,6′と連結
筒体5の接合部には強力な接着剤を塗布して固定せしめ
、屋外側ボルト7のネジ部へ押えキャップ15のキャッ
プ円筒体15bを螺合させるものである。
次にパネルの取付について説明する。
本実施例のパネル2は高性能厚形にしてパネル厚の中央
帯には高性能保温材としてポリウレタン10をその両側
には珪酸カルシューム板11等の耐火性にすすれた保温
材が、外皮9としては金属板より成立してる厚みの大な
るパネルである。
固定具の長さはパネル厚に等しく、パネルとセットにて
用意される。
パネルの適所に固定具1の外径と等しい挿入孔を明けた
被固定パネル2の前記挿入孔に本案固定具1をキャップ
類15aが被固定パネル2の屋外側表面に当接するよう
挿入し、次いで屋内側に突出したボルト7の先端を予め
建造物8に固定されたブラケット3の孔に通しワッシャ
ー4aを介してナツト4により緊締すれば良い。
此の場合固定具の外周面とパネル2の挿入孔内周面に接
着剤を塗布して緊締するとパネル2と固定具1は互に強
固に固着する。
本案固定具は構成各部品を工場にて組立てた後ナツト4
を付して現地へはパネルと一緒に発送されるものである
本案固定具はパネル厚の変化に応するには連結筒体のみ
を揃えておけば其の他の部品は全く共通に使用出来るの
で品揃えに合理化が計られる。
パネル2の取付後は、通常使用時には従来使用されて来
た合成樹脂製の断熱ボルトと同じ機能を発揮することは
、1対の遮熱体6が存在し且つ鉄部品であるボルト頭7
aと連結筒体の係止壁5bとが、管状スリーブ6a及び
6′aにより隔離されてる機構により明らかである。
従がって本案パネル固定具は耐火構造を要求される地区
に設立される冷蔵冷凍倉庫用として最適のものである。
それは火災が発生して火焔が侵入しても鉄製係止壁5b
により鉄製のボルト頭7aは係止されるので、パネルが
落下倒潰して火焔の侵入により類焼することは無く、特
に準防火地区以上に規制されてる地区に使用する保温パ
ネルの取付固定に欠くことの出来ないパネル支持用固定
具である。
第2図は異なる実施例にして中空連結筒体5が略その中
間にて互に螺合12にすることにより一体としたもので
ある。
又中空連結筒体の図で左右の周端が係止壁より更に外方
に延設され、延設部5Cの内周と遮熱体の外周とが互に
螺着12シてる点を異にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案固定具を使用して防火保温パネルを支持固
定した場合の断面図を示す。 第2図は異なる固定具の実施例である。 1・・・・・・固定具、2・・・・・・パネル、5・・
・・・・連結筒体、5b・・・・・・係止壁、5C・・
・・・・延設部、6.6′・・・・・・遮熱体、6a、
5’a・・・・・・管状スリーブ、7・・・・・・ボル
ト、7a・・・・・・ボルト頭、12・・・・・・ねぢ
螺合部、13・・・・・・開口、15・・・・・・押え
キャップ、15 b・・・・・・キャップ円筒体。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)内部にボルト頭を内蔵する中空連結筒体と其の両
    側に接続する中心部にボルトが貫通してる合成樹脂製の
    一対の遮熱体と押えキャップがらなり、中空連結筒体の
    両側部には通し孔を有する係止壁を形成し、該通し孔に
    は遮熱体の管状スリーブを介してボルトが挿入され、屋
    外側ボルトは押えキャップと連結し、室内側ボルトのね
    ぢ部は遮熱体を貫通して屋内側に突出するパネル支持用
    固定具。
  2. (2)屋内側遮熱体とボルトが互に螺合する実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のパネル支持用固定具。
  3. (3)押えキャップとボルトとの連結が互いの周縁にて
    螺合したる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のパ
    ネル支持用固定具。
  4. (4)中空連結筒体が略その中間にて螺着することによ
    り一体となりたる実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載のパネル支持用固定具。
  5. (5)中空連結筒体の周端が係止壁より更にそれぞれ左
    右に延設され一対の遮熱体と互に周縁にて螺着したる実
    用新案登録請求の範囲第(1)記載のパネル支持用固定
    具。
JP2490179U 1979-03-01 1979-03-01 パネル支持用固定具 Expired JPS5919272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2490179U JPS5919272Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 パネル支持用固定具

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JP2490179U JPS5919272Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 パネル支持用固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55126186U JPS55126186U (ja) 1980-09-06
JPS5919272Y2 true JPS5919272Y2 (ja) 1984-06-04

Family

ID=28864250

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JPS55126186U (ja) 1980-09-06

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