JPS5919271B2 - 遠赤外線によるパネル均一加熱装置 - Google Patents
遠赤外線によるパネル均一加熱装置Info
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- JPS5919271B2 JPS5919271B2 JP14549379A JP14549379A JPS5919271B2 JP S5919271 B2 JPS5919271 B2 JP S5919271B2 JP 14549379 A JP14549379 A JP 14549379A JP 14549379 A JP14549379 A JP 14549379A JP S5919271 B2 JPS5919271 B2 JP S5919271B2
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- heating
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- far infrared
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、熱硬化型接着剤を用いて接着接合により組
立てられた建築用パネルあるいはその他のパネルを、遠
赤外線により均一に加熱する装置に関するものである。
立てられた建築用パネルあるいはその他のパネルを、遠
赤外線により均一に加熱する装置に関するものである。
遠赤外線による加熱方式は、他の輻射加熱方式に比べて
高エネルギー密度の加熱源として、特に乾燥炉等に広く
使用されている加熱方式である。
高エネルギー密度の加熱源として、特に乾燥炉等に広く
使用されている加熱方式である。
一方、建築物用パネルとしては、厚肉の枠材の両面に薄
鋼板からなる表面板を熱硬化型接着剤により接着接合し
たものが知られているが、パネルの強度は接着剤強度に
支配されるといってもよく、組立てられた後の加熱工程
は最も重要な工程である。
鋼板からなる表面板を熱硬化型接着剤により接着接合し
たものが知られているが、パネルの強度は接着剤強度に
支配されるといってもよく、組立てられた後の加熱工程
は最も重要な工程である。
従来は熱板プレスを使用してバッチ方式で加熱を行なっ
ていたが、この場合はバッチ方式であるため、大量連続
生産ラインには組込むことが困難であるという欠点を有
する。
ていたが、この場合はバッチ方式であるため、大量連続
生産ラインには組込むことが困難であるという欠点を有
する。
この問題を解決する方法として、第１図に示すように、
高エネルギー密度が得られる表面板加熱用遠赤外線加熱
器５および枠材加熱用遠赤外線加熱器６によりパネル４
を加熱することが考えられる。
高エネルギー密度が得られる表面板加熱用遠赤外線加熱
器５および枠材加熱用遠赤外線加熱器６によりパネル４
を加熱することが考えられる。
しかし、遠赤外線は急速でかつ連続加熱に適していると
は云え、前記建築用パネルのように、互いに肉厚の異な
る表面板と枠材とを必要温度に全面均一に加熱すること
、特に表面板と枠材との接着部分を均一に加熱すること
は、発熱体間の熱干渉により極めて困難である。
は云え、前記建築用パネルのように、互いに肉厚の異な
る表面板と枠材とを必要温度に全面均一に加熱すること
、特に表面板と枠材との接着部分を均一に加熱すること
は、発熱体間の熱干渉により極めて困難である。
例えば第２図に示す測定点Ａ−Ｅについて温度測定を行
なった結果を示す第３図の温度分布図からもわかるよう
に、パネルの温度分布は極めて不均一である。
なった結果を示す第３図の温度分布図からもわかるよう
に、パネルの温度分布は極めて不均一である。
この発明は、遠赤外線加熱方式によりパネルの接着接合
部を連続して急速にかつ均一に加熱する装置を提供する
ことを目的とするものである。
部を連続して急速にかつ均一に加熱する装置を提供する
ことを目的とするものである。
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第４図および第５図はこの発明の実施例を示すものであ
って、肉厚の大きい鋼製溝形材からなる枠材１の両面に
薄鋼板からなる表面板３が熱硬化型接着剤２により接着
接合されてパネル４が組立構成され、そのパネル４にお
ける各表面板３に対向する位置に、表面板加熱用遠赤外
線加熱器５が配置され、かつ前記パネル４の枠材１にお
ける左右両側の枠杆の漏出部に対向する位置には、枠材
加熱用遠赤外線加熱器６が配置され、さらに枠材加熱用
遠赤外線加熱器６の上下両側部分と、枠杆および表面板
３の接着部の外縁部との間には、ステンレス鋼板その他
の高い熱反射率の材料からなる仕切板７が設けられ、上
下の仕切板７の間隔は前記枠杆に接近するにしたがって
漸次縮小しており、また各仕切板７の先端部は、前記接
着部の外縁部に小間隔を介して対向している。
って、肉厚の大きい鋼製溝形材からなる枠材１の両面に
薄鋼板からなる表面板３が熱硬化型接着剤２により接着
接合されてパネル４が組立構成され、そのパネル４にお
ける各表面板３に対向する位置に、表面板加熱用遠赤外
線加熱器５が配置され、かつ前記パネル４の枠材１にお
ける左右両側の枠杆の漏出部に対向する位置には、枠材
加熱用遠赤外線加熱器６が配置され、さらに枠材加熱用
遠赤外線加熱器６の上下両側部分と、枠杆および表面板
３の接着部の外縁部との間には、ステンレス鋼板その他
の高い熱反射率の材料からなる仕切板７が設けられ、上
下の仕切板７の間隔は前記枠杆に接近するにしたがって
漸次縮小しており、また各仕切板７の先端部は、前記接
着部の外縁部に小間隔を介して対向している。
前記表面板加熱用遠赤外線加熱器５の左右両端部と前記
仕切板７の基端側部分との間には断熱材８が設けられ、
前記各遠赤外線加熱器５，６と断熱材８と仕切板７とは
フレームに対し適当な手段により固定され、かつパネル
４は上下一対の無限軌道式移送装置により挾持されて連
続的に前進移送される。
仕切板７の基端側部分との間には断熱材８が設けられ、
前記各遠赤外線加熱器５，６と断熱材８と仕切板７とは
フレームに対し適当な手段により固定され、かつパネル
４は上下一対の無限軌道式移送装置により挾持されて連
続的に前進移送される。
第４図において、枠材１の厚みを２．６ ｍｍ、表面板
３の厚みを０．６ｍｒｎ、表面板加熱用遠赤外線加熱器
５の温度を５５０℃、枠材加熱用遠赤外線加熱器６の温
度を９００℃、仕切板７の材質をステンレスに設定して
パネル４を加熱し、第２図に示す測定点Ａ−Ｅについて
温度測定を行なったところ第６図に示す結果が得られた
。
３の厚みを０．６ｍｒｎ、表面板加熱用遠赤外線加熱器
５の温度を５５０℃、枠材加熱用遠赤外線加熱器６の温
度を９００℃、仕切板７の材質をステンレスに設定して
パネル４を加熱し、第２図に示す測定点Ａ−Ｅについて
温度測定を行なったところ第６図に示す結果が得られた
。
前記実施例の場合は、パネル４と枠材加熱用遠赤外線加
熱器６との間の仕切板形状が直線状になっているが、そ
の形状は円弧状その他の適当な形状であってもよい。
熱器６との間の仕切板形状が直線状になっているが、そ
の形状は円弧状その他の適当な形状であってもよい。
またこの発明の加熱装置は、枠材１内Ｋ・・ニカムコア
ー等からなる断熱芯材を収容し、枠材および芯材の両面
にわたって表面板を接着接合したパネルを製造する場合
にも使用することができる。
ー等からなる断熱芯材を収容し、枠材および芯材の両面
にわたって表面板を接着接合したパネルを製造する場合
にも使用することができる。
この発明によれば、パネル４における薄肉の表面板３を
加熱する遠赤外線加熱器５と、パネル４における厚肉の
枠材１を加熱する遠赤外線加熱器６との間に、前記枠材
１と表面板３との接合部近傍まで延長する仕切板７が設
けられているので、各遠赤外線加熱器５，６間の熱干渉
を無くして、各部材に応じて最適の必要エネルギーを投
入することができ、そのため遠赤外線の持つ急速加熱の
特性をフルに活用してパネル全面を均一に加熱すること
ができ、さらに枠材加熱用遠赤外線加熱器６から投射さ
れる熱は、仕切板７により反射されて枠材１に集中投入
されるので枠材加熱効率を向上させることができる等の
効果が得られる。
加熱する遠赤外線加熱器５と、パネル４における厚肉の
枠材１を加熱する遠赤外線加熱器６との間に、前記枠材
１と表面板３との接合部近傍まで延長する仕切板７が設
けられているので、各遠赤外線加熱器５，６間の熱干渉
を無くして、各部材に応じて最適の必要エネルギーを投
入することができ、そのため遠赤外線の持つ急速加熱の
特性をフルに活用してパネル全面を均一に加熱すること
ができ、さらに枠材加熱用遠赤外線加熱器６から投射さ
れる熱は、仕切板７により反射されて枠材１に集中投入
されるので枠材加熱効率を向上させることができる等の
効果が得られる。
第１図は従来の加熱装置によりパネルを加熱している状
態を示す概略正面図、第２図はパネルの温度測定点を示
す図、第３図は従来の加熱装置により加熱されたパネル
の温度分布を示す図である。 第４図はこの発明の加熱装置によりパネルを加熱してい
る状態を示す概略正面図、第５図はパネルの一部を示す
拡大縦断正面図、第６図はこの発明の加熱装置により加
熱されたパネルの温度分布を示す図である。 図において、１は枠材、２は熱硬化型接着剤、３は表面
板、４はパネル、５は表面板加熱用遠赤外線加熱器、６
は枠材加熱用遠赤外線加熱器、７は仕切板、８は断熱材
である。
態を示す概略正面図、第２図はパネルの温度測定点を示
す図、第３図は従来の加熱装置により加熱されたパネル
の温度分布を示す図である。 第４図はこの発明の加熱装置によりパネルを加熱してい
る状態を示す概略正面図、第５図はパネルの一部を示す
拡大縦断正面図、第６図はこの発明の加熱装置により加
熱されたパネルの温度分布を示す図である。 図において、１は枠材、２は熱硬化型接着剤、３は表面
板、４はパネル、５は表面板加熱用遠赤外線加熱器、６
は枠材加熱用遠赤外線加熱器、７は仕切板、８は断熱材
である。
Claims (1)
- １ 厚肉の枠材１とその両面に熱硬化型接着剤２により
接着接合された薄肉の表面板３とからなるパネル４にお
ける表面板３に、表面板加熱用遠赤外線加熱器５を対設
し、かつ前記パネル４における枠材１の側方には枠材加
熱用遠赤外線加熱器６を対設し、さらに前記各加熱器５
，６の間には、パネル４における枠材１と表面板３との
接合部近傍まで延長する仕切板７を設けたことを特徴と
する遠赤外線によるパネル均一加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14549379A JPS5919271B2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 | 遠赤外線によるパネル均一加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14549379A JPS5919271B2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 | 遠赤外線によるパネル均一加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5668779A JPS5668779A (en) | 1981-06-09 |
| JPS5919271B2 true JPS5919271B2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=15386528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14549379A Expired JPS5919271B2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 | 遠赤外線によるパネル均一加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919271B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH074848A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-10 | Natl House Ind Co Ltd | 乾燥炉 |
-
1979
- 1979-11-12 JP JP14549379A patent/JPS5919271B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5668779A (en) | 1981-06-09 |
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