JPS59192282A - 電気化学的表示装置 - Google Patents
電気化学的表示装置Info
- Publication number
- JPS59192282A JPS59192282A JP58066729A JP6672983A JPS59192282A JP S59192282 A JPS59192282 A JP S59192282A JP 58066729 A JP58066729 A JP 58066729A JP 6672983 A JP6672983 A JP 6672983A JP S59192282 A JPS59192282 A JP S59192282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- counter electrode
- display
- activated carbon
- electrolyte solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気化学的表示装置に関し、更に詳しくは、表
示電極に酸化タングステンを使用し、対向電極に特定の
比表面積を有する活性炭素繊維を使用した電気化学的表
示装置に関する。
示電極に酸化タングステンを使用し、対向電極に特定の
比表面積を有する活性炭素繊維を使用した電気化学的表
示装置に関する。
近年電子機器の中心をなす電子回路技術は目覚しい進歩
を遂げ、小形化、軽量化、低電圧化、低電力化へと進み
、これら新しい電子回路に適した表示素子が要求され、
例えば液晶表示素子が開発され、実用に供されている。
を遂げ、小形化、軽量化、低電圧化、低電力化へと進み
、これら新しい電子回路に適した表示素子が要求され、
例えば液晶表示素子が開発され、実用に供されている。
しかし、液晶表示素子は視覚依存性や偏光板での光の減
衰があるため、十分満足なものと言えなかった。これら
の欠点をカバーし、更に表示のカラー化の可能性を有す
る表示方法としてエレクトロクロミックディスプレイ(
以下ECDという)の開発研究が行なわれているが、E
CDの表示電極については盛んに研究されているのに対
し、対向電極についての研究は少なく、より実用的な対
向電極の開発が望まれていた。
衰があるため、十分満足なものと言えなかった。これら
の欠点をカバーし、更に表示のカラー化の可能性を有す
る表示方法としてエレクトロクロミックディスプレイ(
以下ECDという)の開発研究が行なわれているが、E
CDの表示電極については盛んに研究されているのに対
し、対向電極についての研究は少なく、より実用的な対
向電極の開発が望まれていた。
従来の対向電極に要求されてきた性能として(])可逆
的電極であること、(2)対向電極の電位が装置の作動
中あるいは非作動中、安定な電位を保つとと、(3)電
極反応生成物が電解質溶液を汚さないこと、(4)着色
種の濃度を上げコントラストを高めるため、巣位面積あ
たり充分な電荷量を貯え得ること等が掌けられる。
的電極であること、(2)対向電極の電位が装置の作動
中あるいは非作動中、安定な電位を保つとと、(3)電
極反応生成物が電解質溶液を汚さないこと、(4)着色
種の濃度を上げコントラストを高めるため、巣位面積あ
たり充分な電荷量を貯え得ること等が掌けられる。
しかしながら、表示電極に酸化タングステン(WO3)
を使用したECDにおいて、対向電極きしては酸化タン
グステンの還元体(鼎03)とグラファイトからなるも
のが使用されるが、この場合装置の作動中あるいは非作
動中、対向電極の)tl’tlVo3の量が変化し1、
そのため対向電極の電位が変化し、従って表示電極に印
加される電位が一定とならず、表示のコントラス極の電
位を安定かものとするための工夫として、硫酸電解質溶
液を用い、対向電極として鉛電池で使用されるPb/P
bO2の反応を利用したECDの研究もなされている。
を使用したECDにおいて、対向電極きしては酸化タン
グステンの還元体(鼎03)とグラファイトからなるも
のが使用されるが、この場合装置の作動中あるいは非作
動中、対向電極の)tl’tlVo3の量が変化し1、
そのため対向電極の電位が変化し、従って表示電極に印
加される電位が一定とならず、表示のコントラス極の電
位を安定かものとするための工夫として、硫酸電解質溶
液を用い、対向電極として鉛電池で使用されるPb/P
bO2の反応を利用したECDの研究もなされている。
しかしながら、この場合には対向電極の電位を固定する
ことはできるが、対向電極から電解質溶液中に溶出する
Pb2+イオンが表示電極における表示を困難にする欠
点がある。
ことはできるが、対向電極から電解質溶液中に溶出する
Pb2+イオンが表示電極における表示を困難にする欠
点がある。
そこで本発明者らはかがる欠点を解消し)新しいタイプ
の対向電極を備えた電気化学的表示装置を得るべく鋭意
検討したところ、酸化タングステンを表示電極とする電
気化学的表示装置において、活性炭素繊維をECDの対
向電極として用いれば、発色、消去に必要な岸位面積あ
たりの電荷量を容易に貯えることができ、しかも対向電
極の電位が安定に保持され、電解物溶液が汚れて表示電
極における表示が困難になることもないことを見出し本
発明を完成した。
の対向電極を備えた電気化学的表示装置を得るべく鋭意
検討したところ、酸化タングステンを表示電極とする電
気化学的表示装置において、活性炭素繊維をECDの対
向電極として用いれば、発色、消去に必要な岸位面積あ
たりの電荷量を容易に貯えることができ、しかも対向電
極の電位が安定に保持され、電解物溶液が汚れて表示電
極における表示が困難になることもないことを見出し本
発明を完成した。
すなわち本発明は酸化タングステン表示電極、電解質溶
液及び対向電極を有する表示装置において、対向電極と
して100〜4000m2 / fの比表面積を有する
活性炭素繊維を用いた電気化学的表示装置を提供するも
のである。
液及び対向電極を有する表示装置において、対向電極と
して100〜4000m2 / fの比表面積を有する
活性炭素繊維を用いた電気化学的表示装置を提供するも
のである。
本発明において用いられる活性炭素繊維は、100〜4
000 m27 ffO比表面積であることカニ必要で
あり、%に1000〜aooom2/1が好ましい。比
表面積は大きい方がより好ましいが、比表面積が400
0 m2/ 9以上のような活性炭鼻緒1・維は得られ
ていないので上述の範囲のものが使用に伊さ引ているこ
とになる。本発明において用いられる活性炭素繊維は、
用途にあわせて釉々の形状で用いられるが、シート状に
すると用い易い。シートの構造はフェルト状、紙状、布
状、ノ・ニカム状いずれであってもよいが、シートに形
成した結果物にいわ聾・るバインダーが含壕れていない
ものが好ましい。本発明において上述の如き活性炭素繊
維を使用するととにより、発色、消去に必要な単位面積
あたりの電荷量を容易に貯えることができ、シカ・も対
向電極の電位が安定に保持され、電解質溶液が汚れるこ
ともなく、更に活性炭素繊維は非常に安定であり、寿命
も長いという有利な点を有する。
000 m27 ffO比表面積であることカニ必要で
あり、%に1000〜aooom2/1が好ましい。比
表面積は大きい方がより好ましいが、比表面積が400
0 m2/ 9以上のような活性炭鼻緒1・維は得られ
ていないので上述の範囲のものが使用に伊さ引ているこ
とになる。本発明において用いられる活性炭素繊維は、
用途にあわせて釉々の形状で用いられるが、シート状に
すると用い易い。シートの構造はフェルト状、紙状、布
状、ノ・ニカム状いずれであってもよいが、シートに形
成した結果物にいわ聾・るバインダーが含壕れていない
ものが好ましい。本発明において上述の如き活性炭素繊
維を使用するととにより、発色、消去に必要な単位面積
あたりの電荷量を容易に貯えることができ、シカ・も対
向電極の電位が安定に保持され、電解質溶液が汚れるこ
ともなく、更に活性炭素繊維は非常に安定であり、寿命
も長いという有利な点を有する。
次に、第1図によね本発明を具体的に説明する。第1図
は本発明の一態様を示すに過ぎないが、1はカラス基板
、2は二酸化スズ(5n02 )からなる透明電極、3
は酸化タングステンであり、二酸化スズ2の表面に蒸着
等によって酸化タングステン3の層を形成させて表示電
極とする。4は電解質溶液、5は白色スクリーンで、こ
れは対向電極が活性炭素繊維で黒色であるので、表示電
極の変色の確認を容易にするために設けである。また6
は対向電極の活性炭素繊維、7はエポキシ樹脂からなる
スペーサー、8は対向電極保持板である。
は本発明の一態様を示すに過ぎないが、1はカラス基板
、2は二酸化スズ(5n02 )からなる透明電極、3
は酸化タングステンであり、二酸化スズ2の表面に蒸着
等によって酸化タングステン3の層を形成させて表示電
極とする。4は電解質溶液、5は白色スクリーンで、こ
れは対向電極が活性炭素繊維で黒色であるので、表示電
極の変色の確認を容易にするために設けである。また6
は対向電極の活性炭素繊維、7はエポキシ樹脂からなる
スペーサー、8は対向電極保持板である。
電解質溶液4としては、例えば硫酸水溶液、ンなどの白
い微粉末の混合物を用いることができる。
い微粉末の混合物を用いることができる。
以下に第1図に示される電気化学的表示装置を作成し運
転した例を実施例として本発明を具体的に説明する。
転した例を実施例として本発明を具体的に説明する。
実施例1
第1図において対向電極6にクラレ製の活性炭素繊維の
マット(12mm X 12 n+m XO,5n+m
)を用いた。表示電極としては、非晶質酸化タングス
テンを透明電極2に蒸着して形成せしめた透明な電極を
使用した。電解質溶液4 if:あらかじめ充分窒素を
バブルした0、3M硫酸水溶液を使用し、これをスペー
サ−7の間から注入し密封した。
マット(12mm X 12 n+m XO,5n+m
)を用いた。表示電極としては、非晶質酸化タングス
テンを透明電極2に蒸着して形成せしめた透明な電極を
使用した。電解質溶液4 if:あらかじめ充分窒素を
バブルした0、3M硫酸水溶液を使用し、これをスペー
サ−7の間から注入し密封した。
第1図の2を陰極、6を陽極として、その両端に1〜1
.5vの直流電圧を印加したところ、表示電極3が青色
を呈するのが認められた。次いで逆電圧をかけると青色
は消滅した。
.5vの直流電圧を印加したところ、表示電極3が青色
を呈するのが認められた。次いで逆電圧をかけると青色
は消滅した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気化学的表示装置の一例を示すもの
である。 1−m−ガラス基板 2−−一透明電極 3−m−酸化タングステン 4−m−電解質溶液 5−m−白色スクリーン 6−−一対向電極 7−−−スベーサー 8−m一対向電極保持板 第1図
である。 1−m−ガラス基板 2−−一透明電極 3−m−酸化タングステン 4−m−電解質溶液 5−m−白色スクリーン 6−−一対向電極 7−−−スベーサー 8−m一対向電極保持板 第1図
Claims (1)
- 1、 酸化タングステン表示電極、電解質溶液及び対向
電極を有する表示装置において、対向電極として100
〜4000 m” / fの比表面積を有する活性炭素
繊維を用いたことを特徴とする電気化学的表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58066729A JPS59192282A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 電気化学的表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58066729A JPS59192282A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 電気化学的表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59192282A true JPS59192282A (ja) | 1984-10-31 |
Family
ID=13324267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58066729A Pending JPS59192282A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 電気化学的表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59192282A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6024606A (en) * | 1995-06-12 | 2000-02-15 | Sony Corporation | Connector plug |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724920A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-09 | Sharp Corp | Electrochromic display device |
JPS584119A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エレクトロクロミツク表示装置 |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP58066729A patent/JPS59192282A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724920A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-09 | Sharp Corp | Electrochromic display device |
JPS584119A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エレクトロクロミツク表示装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6024606A (en) * | 1995-06-12 | 2000-02-15 | Sony Corporation | Connector plug |
US6299486B1 (en) | 1995-06-12 | 2001-10-09 | Sony Corporation | Connector plug |
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