JPS59191953A - Ｃａｔｖシステムのデ−タ伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ＣＡＴＶシステムのデータ伝送方式〔発明の
技術的背景とその問題点〕 ＣＡＴＶシステムは、第１図に示すように、送信局であ
るセンタに中実装置（電子計算機）（１）を設置し、各
加入者宅に中実装置（１）と広帯域ケーブル（２）で結
ばれた各種のデータ機器端末装置（３）装置いて、映像
情報サービスとともに各種データ情報サービスを行うシ
ステムである。

このＣＡＴＶシステムにおいては、各端末装置（３）か
ら中実装置（１）にデータ等を収集する方式として、一
般に、ポーリング方式が採用されている。通常、ポーリ
ング方式では、各端末装置（３）に固有番号（アドレス
）をっけ、中実装置（１）から順番に固有番号コードが
送信される。そして、各端末装置（３）では、中実装置
（１）から伝送されてきた固有番号と端末装置自身の固
有番号とが一致した場合にのみ、データを中実装置（１
）へ伝送する。

この方式では、各端末装置（３）に順次ポーリングをか
け、中実装置（１）とある端末装置との間でデータ授受
が終了してから次の端末装置に対するポーリングを行う
。

第２図は、従来のＣＡＴＶシステムのデータ伝送方式に
おける中実装置（１）から発信される固有番号コードＰ
と端末装置（３）から返送されるデータＤ及びそれに付
加される固有番号情報Ｎとの関係を同一時間軸上に概略
示すものであるＯすなわち、従来のＣＡＴＶシステムの
データ伝送方式においては、ポーリングカエカ）力する
毎に返送されてくるデータＤに常に固有番号情報Ｎ７５
；が付加される。

このような伝送方式では、返送されるデータと端末装置
との対応関係の信頼性は犬であるカニ、伝送時間につい
ては難点がある。

すなわち、ＣＡＴＶシステムでは、一般的にデーｊＩ量
はあまり多くないものの、ひとつの回線に接続される端
末装置の数は比較的多い。

したがって、データに端末装置の固有番号情報を常に付
加して伝送する従来の方式では、データ伝送時間がかか
るうえデータを収集する端末数が増すとそれだけデータ
収集時間も長くなるため、中実装置でのデータ処理にも
時間を費やすことになる０ このような従来の方式は、加入者へのサービスとして実
時間処理が要求されるＣＡＴＶシステムにおいては不適
当であるＯ 〔発明の目的〕 本発明は、上記した事情を考慮【−でなされたもので、
端末装置からの全伝送量を減少させることによりポーリ
ングの一順回当りの時間を減少できるＣＡＴＶシステム
のデータ伝送方式を提供することを目的とするＯ 〔発明の概要〕 本発明は、端末装置から中実装置へデータ伝送する場合
、データに端末装置の固有番号情報を常に付加して伝送
するのではなく、間欠的に付加して伝送するものである
。

〔発明の実施例〕

以下、本発明によるＣＡＴＶシステムのデータ伝送方式
の一実施例を第１図及び第３図を参照して説明する。

すなわち、第１図において、中実装置（１）力１ら所定
の固有番号を表わす固有番号コーｔ”７５＝広帯域ケー
ブル（２）により送信される。端末装置（３）では、送
信されてきた固有番号コードの固有番号と端末装置自身
に付された固有番号とが一致した場合にのみ、データを
中実装置（１）へ伝送する。

この中実装置（１）と所定の端末装置（３）とのデータ
授受が終了すると、順に次の端末装置に対してポーリン
グがかけられて順にデータ授受がなされていく。

本発明で（１、端末装置（３）から中実装置（１）へデ
ータ伝送する際、端末装置（３）の固有番号情報は間欠
的にデータに付加されるＯ 第３図は、本発明によるＣＡＴＶシステムのデータ伝送
方式における中実装置（１）から端末装置（３）に送信
される固有番号コードＰと端末装置（３）から中実装置
（１）に伝送されるデータＤ及びそれに付加される固有
番号情報Ｎとの関係を同一時間軸上に概略示すものであ
る。

すなわち、本発明では、端末装置（３）からは常に固有
番号情報ＮがデータＤに付加されて伝送されるのではな
く、Ｎ２漬シ勇１間隔をもって付加される。例えば、第
３図に示すように、端末装置（３）の固有番号情報Ｎは
３回のポーリングに対して１回しかデータＤに付加され
ない。

本発明は、このように複数回のポーリングに対して１回
端末装置の固有番号情報が付加されてデータが伝送され
、それ以外はデータのみ伝送される。

このような方式では、従来のような常に固有番号情報が
付加されてデータ伝送がなされる方式に比べて、全伝送
量が少なくなるためポーリングの一順回当たりの時間（
全端末から情報を収集する時間）を減少させることがで
きる。

例えば、アドレスが８ビツト、データが１６　ビットの
システムで２回おきに固有番号を付加する場合、ポーリ
ングの１順回当たりの時間Ｆｉ５／６に短縮され、同様
に、１０回おきの場合は７／１０に時間短縮される。（
ただし空き時間等は考慮せず。）寸た、全伝送量全少な
くする意味で（儂、固有番号情報を全く付加せずデータ
を伝送するのが望ましいが、その場合は、伝送データが
ボーリングによる指定端末からのデータかどうかの信頼
性が劣る。

しかしながら、本発明によるデータ伝送方式では、複数
のポーリングに対し間欠的に固有番号情報を付加してデ
ータ伝送するため、システムにおけるデータと端末との
対応関係の確認を間欠的に行うことができ、データの信
頼性も大きく損うことはない。

また、中実装置からの固有番号コードと端末装置の固有
番号とが一致した場合のみ情報が端末装置から伝送され
るため、間欠的にデータと端末との対応関係が一致して
いれば固有番号情報が付加されないデータの信頼性も極
端に劣ることはない。

なお、固有番号情報が付加されるデータ間にあるデータ
数（固有番号情報を付加しない端末の数に等しい）は一
定でなくてもよく、必ずしも等間隔で固有番号情報を付
加する必要はない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によるＣＡＴＶシステムの
データ伝送方式によればポーリングの一順回あたりの時
間を短縮することが可能となり、加入者へのサービスと
して要求されるデータの実時間処理にも十分対応するこ
とができる。

また、全端末からの情報を収集する時間が決まっている
場合には、その時間内でポーリングをかける端末数の増
大を計ることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ＣＡＴＶシステムを説明する図、第２図は従
来のＣＡＴＶシステムのデータ伝送方式を説明する図、
第３図は本発明にょるＣＡＴＶシステムのデータ伝送方
式を説明する図である。 １・・・中実装置、 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 （ほか１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の端末装置それぞれに固有番号を付し、中実装置か
   ら順次各端末装置に固有番号コードを伝送］〜、伝送さ
   れた固有番号情報と端末装置の固有番号とが一致した場
   合に端末装置から所定の情報が前記中実装置に伝送され
   るＣＡＴＶシステムのデータ伝送方式において、前記複
   数の端末装置から順次伝送される複数の情報に間欠的に
   端末装置の固有番号を付加して前記中実装置に情報を伝
   送することを特徴とするＣＡＴＶシこヱ５− のデータ伝送方式。