JPS63284941A - 端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個を共通の伝送路を用いて網終端装置に
接続しＢチャンネルおよびＤチャンネルで構成されるＣ
ＣＩＴＴ勧告Ｉ４００（Ｉシリーズ）に準拠したパケッ
ト伝送を実行するサービス統合デジタル網（ＩＳＤＮ）
宅内系システムを形成する端末装置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の端末装置は、Ｂチャンネルを用いたデータ
のパケット伝送において、端末装置と網間接続は、Ｂチ
ャンネルでのパケット伝送前にＢチャンネルの使用を予
約し、Ｂチャンネルのパケット伝送後にＢチャンネルを
解放している。

第４図は従来の端末装置のパケット伝送に対する動作手
順の一例を示すフローチャートである。

第４図において伝送パケットを生成（手順５１１）した
端末装置はまずＢチャンネルの空きの有無を空きがある
まで調べ（手順５１２）、空きを検出したときＤチャン
ネルにＢチャンネルの使用要求情報を送出（手順３１３
）する。端末装置は所定の手続き（−例を第５図に示す
）によりＢチャンネルの使用が許可（手順５１４）され
ると、まず第１の送信パケットを出力し伝送路上を伝送
（手順５１５）させる。次いで、端末装置は送信するす
べての送信パケットを逐次送出し、すべての送信パケッ
トの送出が終了したときＤチャンネルにＢチャンネルの
解放要求情報を送出（手順５１６）してＢチャンネルを
解放させ、パケット伝送手順を終了する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の端末装置は、Ｂチャンネルでのパケット
伝送中、Ｂチャンネルの接続が網に対して許可を受けた
端末装置が解放要求情報を送出するまで保留される構成
となっているので、宅内システムにおけるある端末装置
が、Ｂチャンネルを用いて少量のデータを離散的にパケ
ット伝送する場合において、この端末装置がＢチャンネ
ルを解放するまでは、他の端末装置が同一のＢチャンネ
ルの空きスペースを用いてパケットデータを転送するこ
とができないという問題点があった。

本発明の目的は、送信データが発生したときＤチャンネ
ルに使用要求することなく、Ｂチャンネルの空きを直接
調べて使用することにより上記問題点を解決した端末装
置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による端末装置は、前記Ｂチャンネル上に伝送さ
れる伝送データを傍受するモニタ手段と、このモニタ手
段から入力する伝送データの連続スペースビット数でＢ
チャンネルの空きを検出し送信指示情報として出力する
検出手段と、送信データが発生したときＢチャンネルへ
送出する伝送パゲットを形成し、この形成した伝送パケ
ットを前記検出手段が出力した送信指示情報により送出
する送信パケット制御手段と、この送信パケット制御手
段の出力を送信パケットとして伝送路へ送信する伝送路
接続手段と、前記モニタ手段から入力する伝送データと
前記送信パケット制御手段から出力される送信パケット
とを入力比較し不一致のとき送信停止指示情報として送
信パケット制御手段へ出力して送信パケットの送出を停
止させる比較手段とを有する。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図の主要動作手順の一例を示すフローチャート、第
３図は網形成の一例を示すブロック図である。

まず、第３図において、複数の端末装置１が伝送路２に
接続され、伝送路２は一つの網終端装置３により終端さ
れている。本発明による端末装置１は以下に説明する機
能を有し、伝送路２はＣＣＩＴＴ勧告Ｉ４００　（Ｉシ
リーズ）に準拠したパケット伝送手順により使用される
。

第１図において、第３図と同一の構成要素には同一の番
号符号を付与してその説明を省略する。

第１図において、端末装置１はＢチャンネルのモニタ手
段１１．検出手段１２．Ｂチャンネルの送信パケット制
御手段１３．伝送路接続手段１４゜比較手段１５．およ
び送信データ生成部を有する。

モニタ手段１１は伝送路２上に伝送されるパケット形式
の伝送データを傍受して出力する。検出手段１２はモニ
タ手段１１から入力した伝送データの連続スペースビッ
ト数でＢチャンネルの空きを検出し送信指示情報として
送信パケット制御手段１３へ出力する。送信パケット制
御手段１３は送信データ生成部１０の生成した送信すべ
きデータを受信してＢチャンネルへ送出する伝送パケッ
トに形成し、検出手段１２から送信指示情報を受信した
とき、送信パケットとして伝送路接続手段１４へ出力す
る。伝送路接続手段１４は送信パケット制御手段１３か
ら受信した送信パケットを伝送路２のＢチャンネルへ送
出する。比較手段１５はモニタ手段１１で傍受した伝送
データと送信パケット制御手段１３が出力し伝送路２上
に伝送された送信パケットとを比較し、不一致のとき停
止指示情報を送信パケット制御手段１３へ送出して送信
パケットの送出を停止させる。

次に、第２図に第１図を併せ参照して本発明の主要動作
手順について説明する。ます、送信データ生成部１０で
送信すべきデータが生成（手順Ｓ１）されたとき送信パ
ケット制御手段１３は送信パケットを形成し、検出手段
１２がＢチャンネルの空きを検出（手順Ｓ２）したとき
送信指示情報を受信する。送信指示情報を受信した送信
パケット制御手段１３は送信パケットの最初の符号を送
出（手順Ｓ３）する。送出された送信符号は送信パケッ
トとして比較手段１５に取入れられると共に、伝送路接
続手段１４を介して伝送路２へ送信される。伝送路２上
に送出された符号を伝送データとしてモニタ手段１１を
介して比較手段１５が受信し、この受信符号が前に取入
れた送信パケットの送信符号と比較（手順Ｓ４）される
、伝送路２に接続され送信データを有する端末装置１は
すべてＢチャンネルの空きを検出して送信パゲッＩ・を
送出するので、伝送路２上の伝送データと送信パケット
との不一致が生じる。最初の符号が一致（手順Ｓ５）し
なときは次の符号の一致（手順Ｓ６）を調べ、最後の符
号まで（手順５７）一致したとき、送信バゲットの伝送
は終了する。手順５・６で符号が不一致のとき比較手段
１５は停止指示情報を送信パケット制御手段１３に送出
して次の符号の送信を停止（手順ｓ８）して、Ｂチャン
ネルの空きによる送信指示を待つ手順ｓ２へ戻る。

伝送パケットは通常、端末間の伝達情報の前にアドレス
部を有し、端末装置ごとのアドレスは相違するので発呼
アドレスの最後の符号までに優先処理が終了し、優先順
位が高い端末装置は正常に伝達情報の送信を完了する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の端末装置は、送信データを
伝送するＢチャンネルを直接監視して空きのとき送信パ
ケットに形成して送出し、Ｂチャンネルの伝送データを
送信パケットと比較して優先順位を決定するように構成
されているので、Ｂチャンネルの空きスペースが有効に
使用できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の端末装置の一実施例を示すブロック図
、第２図は第１図の主要動作手順の一例を示すフローチ
ャート、第３図は網形成の一例を示すブロック図、第４
図は従来の一例を示すフローチャートである。 １・・・端末装置、・・・伝送路、１１・・・モニタ手
段、１２・・・検出手段、１３・・・送信パケット制御
手段、１４・・・伝送路接続手段、１５・・・比較手段
。 代理人　弁理士　　内　原　　音 第１図 第３図 １・　　　　１１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝送情報を伝送するＢチャンネルと主として呼制御情報
   を伝送するＤチャンネルとで構成されるＣＣＩＴＴ勧告
   Ｉ４００（Ｉシリーズ）に準拠したパケット伝送路によ
   りディジタル網の網終端装置に接続する端末装置におい
   て、前記Ｂチャンネル上に伝送される伝送データを傍受
   するモニタ手段と、このモニタ手段から入力する伝送デ
   ータの連続スペースビット数でＢチャンネルの空きを検
   出し送信指示情報として出力する検出手段と、送信デー
   タが発生したときＢチャンネルへ送出する伝送パケット
   を形成し、この形成した伝送パケットを前記検出手段が
   出力した送信指示情報により送出する送信パケット制御
   手段と、この送信パケット制御手段の出力を送信パケッ
   トとして伝送路へ送信する伝送路接続手段と、前記モニ
   タ手段から入力する伝送データと前記送信パケット制御
   手段から出力される送信パケットとを入力比較し不一致
   のとき送信停止指示情報として送信パケット制御手段へ
   出力して送信パケットの送出を停止させる比較手段とを
   有することを特徴とする端末装置。