JPS59190936A - 一価アルコ−ルの製造方法 - Google Patents

一価アルコ−ルの製造方法

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JPS59190936A
JPS59190936A JP58063649A JP6364983A JPS59190936A JP S59190936 A JPS59190936 A JP S59190936A JP 58063649 A JP58063649 A JP 58063649A JP 6364983 A JP6364983 A JP 6364983A JP S59190936 A JPS59190936 A JP S59190936A
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ethanol
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博司 小野
Eiichi Sugiyama
杉山 栄一
Kazuo Kanetani
金谷 一雄
Kenji Yoshida
吉田 研治
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−酸化炭素と水素の混合ガス(以下、合成カ
スとよぶ)から、直接的にm個アルコールを製造する方
法に関する。
詳しくは、本発明は合成カスを原料とする液相直接合成
法によってメタノール、エタノールおよびプロパツール
等のm個アルコールを製造する方法に関し、特に、エタ
ノールを選択的に製造するための改良法に関する。
m個アルコール類は工業的に重要な物質であり、近年、
このような含酸素化合物を合成ガスより直接的に製造す
る方法の開発が進められている。この分野における公知
技術、の目的生成物は、多くの場合、エチレングリコー
ル、エタノール、アセトアルデヒドおよび酢酸などの炭
素数2の含酸素化合物であるが、これらの目的物のいず
れかを選択的に製造する方法は末だ完成されておらず、
ほかにメタノール等の副生成物も相当量生成することが
知られている。
このような含酸素化合物の製造方法として、たとえば、
特開昭55−9088号および同55−104217号
公報に開示された方法がある。すなわち、カルボン酸含
有液体媒体中、ルテニウムおよび/″!、たけオスミウ
ムからなる触媒を用いることによって、アルコール類を
カルボン酸溶媒とのエステルとして製造する方法であり
、さらには、生成したエチルエステルの熱分解によって
エチレンを製造する方法を開示している。助触媒として
、アルカリ金属塩、第4級ホスホニウム塩、イミニウム
塩などの塩類を用いることができる。また1、特開昭5
7−123128号、同58−921号、同5B−92
2号および同58−8026号公報には、ルテニウムと
他の遷移金属を含有するルテニウム系二元触媒を用いた
アルコール製造法が開示された。これらの方法において
は、助触媒および液体媒体として低融点を有する第4級
ホスホニウム塩が有効に用いられる。さらにルテニウム
触媒によるアルコールおよびアセトアルデヒドの製造方
法として、特開昭55−1158.4号および同56−
166133号公報には、助触媒としてハロゲン塩、溶
媒としてエーテル類または非プロトン性有機アミド類な
ど有効であることが開示されており、寸だ特開昭57−
82327号公報では有機ホスフィンオキサイドが有効
な液体媒体となることを示している。しかしながら、こ
れらの方法によっても、エタノールの工業的製造方法と
しては、エタノールの合成活性および選択性の点で末だ
充分とは言えない。
したがって、公知技術の欠点を改良した含酸素化合物の
製造方法の開発は強く望まれているところであり、最近
、本発明者らは、液相直接法によるエタノールおよび酢
酸の選択的製造方法を開発し、既に出願した(たとえば
、特願昭57−62344号)。さらに、本発明者らは
、ルテニウム触媒系の改良について、鋭意研究した結果
、リン酸捷だはリン酸誘導体と非プロトン性低極性溶媒
を用いることによって、エタノールが選択的に、かつ、
効率よく得られることを見出して本発明を完成したもの
である。
すなわち、本発明は、合成ガスをルテニウム化合物もし
くはルテニウム化合物と周期律表第■a族、第■a族お
よび第Vlia族(ルテニウムおよびコバルトを除く)
の元素から選ばれた少なくとも1種の金属元素の化合物
(以下、添加触媒金属化合物とよぶ)ならびに助触媒を
含有する液体媒体中、加熱、加圧下において反応させる
にあたり、液体媒体中にリン酸およびリン酸誘導体のう
ちの少なくとも1種と低4i性非プロトン溶媒を含有さ
せることを特徴とするm個アルコールの製造方法、特に
、エタノールの選択的製造方法である。
本発明の方法における生成物は、メタノール、エタノー
ル、プロパツールおよび少量のカルボン酸(ギ酸、酢酸
、プロピオン酸およびエステル類)などであるが、リン
酸またはリン酸誘導体を用いることによって、カルボン
酸類の生成比率を低下させ、生成するm個アルコールの
うちでもエタノールをより有利に製造することができる
。また、同時に用いる低極性非プロトン溶媒は、前記の
リン酸およびリン酸誘導体の効果を助長し、さらに極性
の高い溶媒中では副生じがちなエチレングリコール等の
多価アルコールの生成をほぼ完全に抑制する効果を示す
。すなわち、リン酸またはリン酸誘導体と低極性非プロ
トン溶媒の添加効果の特徴は、■−一価ルコールの合成
活性および選択性を大巾に向上させ、■(エタノール)
/(メタノール)および(エタノール/酢酸)の生成モ
ル比を大巾に増大させることである。したがって、本発
明の方法は、エタノールの選択的製造方法である。
本発明の方法に用いられるリン酸およびリン酸誘導体と
しては、次のようなものが例示される。
すなわち、 (1)オキシ酸:オルトリン酸およびメタリン酸、ピロ
リン酸、ポリリン酸などの縮合リン酸類などが挙げられ
る。
(2)エステル誘導体ニオキシ酸を種々のアルコール類
あるいはフェノール類で全部または部分的にエステル化
した形の化合物である。たとえば、リン酸トリメチル、
リン酸トリエチル、リン酸トリシクロヘキフル、リン酸
トリフェニル、リン酸ジメチル、リン酸ジブチル、リン
酸ジフェニル、リン酸モノエチル、リン酸モノフェニル
などが挙ケられる。
(3)塩類ニオキシ酸およびオキシ酸の部分エステル誘
導体から誘導される塩類である。たとえば、オニウム塩
としては、リン酸アンモニウム、リン酸二水素アンモニ
ウム、リン酸二水素トリメチルアンモニウム、n−ヘプ
チルトリフェニルホスホニウムホスフェ−1・、ビス(
トリフェニルホスフィン)イミニウムモノホスフェート
、ビス(トリフェニルホスフィン)イミニウムホスフェ
−1・、テトラ−n−ブチルホスホニウムモノホスフェ
ート、テトラメチルアンモニウムジホスフェートなど、
寸たたとえは、リン酸鉄、リン酸銅、リン酸で水素亜鉛
、リン酸二水素ニッケル、リン酸ホウ素、リン酸二水素
ナトリウムなどの金属塩、などが挙げられる。
これらのリン酸およびリン酸誘導体のうちで、オキシ酸
およびエステル誘導体が好′ましい。
本発明の方法において用いられろリン酸およびリン酸誘
導体の添加着は、ルテニウムのダラム原子数に対して、
リン原子として0.01〜100培、好ましくは01〜
50倍、さらに好1しくけ05〜25倍の原子比の範囲
である。
本発明の方法において使用するルテニウム化合物および
添加触媒金属化合物としては、反応条件下において一酸
化炭素を配位子として有するルテニウム錯体および添加
触媒金属の錯体を生成し得るものであればよく、一般に
本技術分野で公知の化合物を用いることができる。たと
えば、ルテニウム化合物としては、金属ルテニウムのほ
かに、二酸化ルテニウムや四酸化ルテニウムなどのルテ
ニウム酸化物、これらの水利物、塩化ルテニウム、ヨウ
化ルテニウム、硝酸ルテニウムのよウナルテニウムの鉱
酸塩、酢酸ルテニウム、プロピオン酸ルテニウムなどの
ルテニウムの有機酸塩などがある。まだ、ルテニウム化
合物は、配位化合物の形のものでも直接用いることがで
き、これらの例と1〜てケ、トリルテニウムドデカカル
ボニルのようなルテニウムカルボニルや、ルテニウムに
、酸素、硫黄、ハロゲン、窒素、リン、ヒ素、アンモニ
ウムビスマスなどを含む配位子などを配位させたルテニ
ウム錯体やその塩類などがあげられる。
これらのルテニウム化合物の中でも、ルテニウム酸化物
、ルテニウムハロゲン化物、ルテニウムカルボニル、ア
ルいは、ルテニウムカルボニルの少くとも一部の一酸化
炭素配位子を、他の配位子でおきかえたルテニウム錯体
などが好ましい。
また、添加触媒金−化合物としては、クロム、モリブテ
ン、タングステン、マンガン、レニウム、鉄、オスミウ
ム、ロンラム、イリジウム、ニッケル、パラジウムおよ
び白金の化合物であり、これらの錯体もルテニウムの場
合と同様に多種の化合物前駆体を用いて反応条件下で生
成させることが本発明の方法において使用するルテニウ
ム化合物の液体媒体中の濃Ifは、ルテニウム金属に換
算した事情とj〜て、液体媒体1000重■部あたり0
1〜ioo重量部の範囲である。捷た、添加触媒金属化
合物の使用量は、ルテニウムに対する原子ニウム塩、イ
ミニウム塩などのオニウム塩、および金属塩などが挙げ
られる。このような塩を構成する陰イオンとしては、ハ
ロゲンイオン、リン醸イオン、硝酸イオン、硫酸イオン
、ホスホン酸イオン、カルボン酸イオン、かどの無機酸
根、有機酸根、さらに、アルコレートイオン、フェル〜
トイオン、水酸イオン、錯陰イオンなどを用いることが
できる。これらのイオン性化合物は、1種でまたは2種
以上混合して用いられるが、少なくとも1種のイオン性
化合物はハロゲンイオンを含有する助触媒であることが
好ましい。
イオン性化合物の具体例としては、テトラフェニルホス
ホニウムクロライド、テトラ−n−ブチルホスホニウム
ブロマイド、n−ヘプチルトリフェニルホスホニウムブ
ロマイド、ベンジルトリフェニルホスホニウムアイオダ
イド、メチルトリフェニルホスホニウムクロライド、テ
トラ−n−ブチルホスホニウムアセテートなどの第4級
ホスホ0 ニウム」盆、ビス(トリノエニルホスフィン)イミニウ
ムクロライド(PPNC1と表わす)およびP iP 
N CtのCノイオンを他の陰イオンで置換した誘導体
、たとえば、pP+vBr(ブロマイド)、PPN I
(アイオダイド)、PPN0■1()・イトロキサイド
)、PPN0Ac(アセテート)、PPN0B、、(ヘ
ンシェード)、PPNH3PO4−(ホスフェート)、
PPN、BP’4、PPNC/J114々どのイミニウ
ム鳴、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラエ
チルアンモニウムブロマイド、トリメチルアンモニウム
クロライド、ジメチルアンモニウムアイオダイド、テト
ラブチルアンモニウムブロマイドナトの第4吸アンモニ
ウム塩、さらに、塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化
ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化バリウム、安息香
酸センラムなとのアルカリ金属、アルカリ土類金属の1
、等が挙げられる。
イオン性化合物と組合せて用いられる塩基性化合物とは
、ルイス塩基性の化合物を意味し、非共有電子対を有す
る化合物の総称である。このような助)呻媒としては、
チッソ、リン、ヒ素、アンチ1 モン、酸素、イオウなどを含有する化合物であり、たと
えば、アミン化合物、イミノ化合物、ニトリロ化合物、
アミド類、エーテル類、チオエーテル類、エステル類、
カルボン酸類、アルコール類、有機ホスフィン類、有機
ホスフィンオキサイド類、有機アルシン類などが挙げら
れる。
本発明の方法において用いられる助触媒の量は、触媒と
して用いるルテニウム化合物の量に対する相対b4゛で
規制される。
ルテニウムのダラム原子数に対して、イオン性化合物の
使用量ばO,f’11〜500倍のモル数、好ましくけ
01〜250倍のモル数であり、塩基性化合物の使用量
は、塩基の種類によって広範囲に変化17うるが、通常
001〜1000倍のモル数である。
本発明の方法は低極性非プロトン溶媒を含有する液体媒
体中に赴いて実施される。ここで、低極性非プロトン溶
媒とは、25℃またはその溶媒の串岨への、いずれか高
い方の温度において測定した溶媒の誘電率(ε)が30
以下の非プロトン溶媒である。このような溶媒の具体例
としては、ヘプタ2 ン、オクタン、シクロヘキサン、デカリン、灯油、ベン
ゼン、トルエ/、キシレン、ノユレン、ヘギザメヂルベ
ンセンなどの飽和炭化水素および芳香& 炭化水素、O
−ジクロロベンゼン、p−クロロトルエン、フルオロベ
ニノゼンなどのハロゲン化炭化水素、プオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチルエーテル、アニソール、フェニ
ルエーテル、ジグライム、ブトラグライム、18−クラ
ウン−6などのエーテル、鮪酸メチル、酢酸エチル、安
息香酸メチルなどの−[ステル、ア七トフエノン、ベン
ゾフェノンなどのケトン、トリエチルホスフィンオキサ
イト、トリプロピルホスフィンオキサイド、]・リブチ
ルホスフィンオキサイド、トリオクチルホスフィンオキ
サイド、トリフェニルホスフィンオキサイドなとのホス
フィンオキサイド、さらにシリコ−ンオイルなどが挙げ
られる。
壕だ、液体媒体としては、前記の低極性非プロトン溶媒
だけを用いてもよく、本発明の方法の反応生成物である
メタノール、エタノール、酢酸などのプロトン性の物質
を混合して用いることかで1 ろ きる。したがって、反応器から取り出された反応液を、
液体媒体として肉−び反応器へ循環して供給することも
可能である。さらに前記以外の′アルコール、たとえば
ブタノール、シクロヘキザノールなど、前記以外のカル
ボン酸、たとえばプロピオン酸、安息香酸なと、および
極性非プロトン溶媒、たとえばγ−ブチロラクトンなど
のエステル、N−メチルピロリジン−2−オン、N−イ
ソプロピルピロリジン−2−オンなどのアミド、スルホ
ランなどのスルホン、1.ロージメチル−2−イミダゾ
リジノンなどの尿素誘導体、さらに特殊な例として第4
級アンモニウム塩、第4吸ホスホニウム塩、イdニウム
塩などの熔愉1塩、なども同様に低極性非プロトン溶媒
と混合して使用することができる。
本発明の方法における液体媒体は、低極性非プロトン溶
媒を20(体積)係以上含有することが好ましく、反応
条件下において液体状態のものである。
本発明の方法において反応温度は、特に制限は4 ないが、トー限it: ’太田的な反内速!9′をJう
える温、11に、寸/ζ、I−限1・島守6寸触媒とし
てのルテニウム化合物および添加触媒金属の化合物が可
溶化されるに必要な一酸化炭素分圧が極端に高くならな
いよう、助触媒の分子l!fや反応を抑制するtう、装
置を構成する材料の機1・成約な強度か治しく低下しな
いよう、該A」料の腐」℃が著i〜く沫くならないよう
、および、メタンなとを生成する好斗しく々い副反応を
抑制するように決定すればよい。通常、反応温度の範囲
は、150−350℃、H4しり(/1170〜ろoo
℃である。
!fだ、本発明の方法において、反応圧力は主触媒とし
て作用するルテニウノ、化合物お」:び添加触、煤金用
の化合物を反応温度において可溶化させるに必要な最低
限の一酸化炭素分圧と、実用的な反応速度を保つために
必要な最低限の水素分圧の和からその下限が制限され、
丑だ、反応装置の針下−や、合成原料としての一酸化炭
素および水素の王楠に要する動力などの、経済上の制限
からその−に限が制限されろ。
5 通常、反応圧力の範囲は、30〜10001(り/ C
1lゲージ、好ましくは80〜600にり/ crAゲ
ージである。
原料として防用する一酸化炭素と水素のモル比は1:1
0〜10:1の範囲が好斗しい。しかし、極端な例とし
て水の存在下、純−酸化炭素の使用や、二酸化炭素の存
在下、純水素の使用であっても反応条件を選択すること
によって本発明の方法を実施することが可能である。寸
だ、原料合成ガスには、反応に不活性な他の成分、たと
えばメタン、窒素などが存在していても差し支えはない
本発明の方法は、バッチ方式、半連続方式寸たけ連続方
式のいずれの方式によっても実施することができる。ル
テニウム化合物、添加触媒金属化合物、助触媒、リン酸
およびリン酸誘導体ならびに溶媒などは、反応器にバッ
チ方式で0口えてもよく、半連続式寸たは連続方式に供
給することもできる。生成物は公知の方法、たとえば蒸
留、ストリッピングなどの方法で取り出すことができる
また、心安に応じて触媒、助触媒、リン酸および6 リン酸誘導体、溶媒などを含む液体媒体(C1丙び反ど
の添加剤ならひに添加触媒金属fヒ合物の使用量は、使
J月Lfr−ルテニウムM′(ダラム原子)に対するモ
ル比で示し、溶媒の使用4碧は15.x/?である。
才だ、生成物収M−け生成物の91Jモル数で示し、生
成物の生成速度はターンオーバー数(TONと示す) 
(mol / nu (f−原子)/hr〕で示す。さ
らに第1表〜第4表において、生成物はそれらのエステ
ルおよびツメチルエーテルと1〜て生成したものも含め
て、メタノール、エタノールおよび酢酸とj〜で表示す
る。捷り、リン酸およびリン酸誘導体の添加の選択性に
及ぼす効果を示すために、各02はエタノールと酢酸の
生成モル数の和であり、C3けメタノールの生成モル数
である。
第1表〜第4表において、触媒として用いたル7 テニウムの化合物は、特記し々いかぎり、ルテニウムカ
ルボニルRu3(CO)12であり、また、各記号は以
下の化合物を示す。
PPNCt:ビス(トリフェニルホスフィン)イミニウ
ムクロライド、PPN■:ビス(+−リフェニルホン酸
トリメチル、Ph5P04ニリン酸トリフエニル、T1
. : l−ルエン、B:ベンゼン、HP:ヘプタン、
pH20:フェニルエーテル、Ph2CO:ベンゾフエ
、1.ツメ。
実施例1 内容積501nliのステンレス製オートクレーブ(パ
イレックスガラス製ライナー使用)に、ルテニウムカル
ボニルRu3(CO)□20.15 y(R1,として
07ミリグラム原子)、ビス(トリフェニルホスフィン
)イミニウムクロライド責PPNC7) 201 S’
、n−ヘフチルトリフェニルホスホニウムブロマイト8 (HTBr)  1.55 f/、85%H3po、 
0.242 y (H3P0゜として21ミリモル)お
よびトルエン(TI、) 15ゴを装入し、合成ガス(
co : H,、のモル比1:1)を導入(−てオート
クレーブ内の空気と置換した後、合成ガスを室温にて3
00 Kg / rnlnlジーで仕込んだ。次に攪拌
下でオートクレーブを加熱し内温か220℃に達1〜だ
ところで一定渦度に保持し、反応を行なわせた。その結
果、オートクレーブ内圧は最高370 Kg、/ cr
lケー・/に達した。この内圧が620にり/cdゲー
ゾに降下した時点でオートクレーブの一ル674ミリモ
ル、フロパノールO39ミリモル、酢酸039ミリモル
、酢酸メチル0.40 ミリモル、酢酸エチル028ミ
リモノペギ酸メチル0.19 < IJモル、ジメチル
エーテル0.45 ミリモルが生成され、エチレングリ
コールは検出されなかった。さらに気相中には二酸化炭
素と少量のメタンが検出された。
結果をまとめて第1表に示す。
9 実施例2〜3 溶媒と1〜でトルエンの代りにトルエンとn−ブタノー
ル(BuOH)の混合物を用い、合成ガスの仕込圧力を
340 K9 / crAゲージ(室温)とし、さらに
実M例3においてはビス(トリフェニルホスフィン)イ
ミニウムクロライドの使用量を変更した以外は、実施例
1と同様に実施した。
反応条件と結果を第1表に示す。
実施例4および比較例a −b 反応条件を第1表に示したように変更し、さらに比較例
すにおいては合成ガスの仕込み圧力(室温)を340 
K9/ cnfゲージに変更した以外は実施例1と同様
に実施した。反応条件と結果を第1表に示す。
、イミニウムクロライド、85%リン酸およびトルエン
を第1表に示した量だけ仕込み、合成ガス(co : 
H2=1 : 1 )でオートクレーブ内の空気を0 置換した後、合成ガスを340 K9/ ctrlゲー
ジまで仕込んだ。り後、反応温度を260℃とし、オー
トクレーブ内の圧力が350 Kg / criゲージ
に達l〜だ時点でjJD熱を11−1めで反応を終了さ
せた以外は実施例1と同様の操作で実施した。反応条件
と結果を第1表に示す。
実施例6 助触媒としてビス(トリフェニルホスフィン)イミニウ
ムクロライドとビス(トリフェニルホスフィ/)イミニ
ウムアイオダイドを用い、添加剤としてリン酸トリメチ
ル(Me3PO4)、溶媒としてフェニルエーテル(P
h20)を用い、さらにオートクレーブ内圧が6ろOi
<、q / cyltゲージに達した時点で加熱を止め
た以外は実施例5と同様に実施した。これらの使用量お
よびその他の反応条件ならびに結果を第1表に示す。ま
た、各生成物の収量は、メタノール586ミリモル、エ
タノール155ミン酸およびプロピオン酸エステル0.
6ミリモル、゛ジメチルエーテル0.46ミリモルであ
り、エチレングリコールは検出され々かった。さらに、
気相中には二酸化炭素と少量のメタンが検出された。
比較例c −d 比較例Cおよびdは、各々リン酸およびリン酸メチルを
用いない以外は実施例5および6と同様に実施した。反
応条件と結果を第1表に示す。
実施例7〜10および比較例e 第2表はリン酸(s s % H3po、使用)の添加
によって、エタノールの合成活性および選択団が向−卜
することを示す。反応条件を第2表に示すように変更し
、合成ガス仕込圧力を340Kg/crjゲ〜ジとし、
さらに反応圧力が330Kg/caゲージに達した時点
で加熱を止めた以外は実施例1と同様に実施しだ。結果
を第2表に示す。
実施例11 溶媒として101πeのトルエンを用い、さらに、オー
トクレーブに接続した圧力調節弁を通して合成ガスを供
給することによって、反応中のオート2 クレープ内の圧力を450〜/cniゲーンに保持して
1時間反応させた1ン外は全て実施例1と同様に操作し
た。反応条件と結果を第3表に示す。
実施例12 イ容媒として10rn/’のトルエンを用い、さらに−
酸[ヒ炭素:水素のモル比が1:15の合成ガスを34
0 Kty / c+4ゲージ1で仕込んだ以外は実施
例1と同様に実施した。反応条件と結果を第3表に示す
実施例13〜16 反応条件を第3表に示すように変更した以外は、実施例
7〜10と同様に実施した。ただし、実施例14におい
ては、ルテニウト化合物としてルテニウムアセチルアセ
トネートを用いた。
実施例17 反応条件を第6表に示すように変更した以外は、実施例
6と同様に実施した。結果を第3表に示す。
実施例18 パ待した後に反1芯を停止した。その外は実施例1と同
様に実施した。結果を第3表に示す。
実施例19〜21 第4表に示した添加触媒金属の化合物を用い、助触媒の
使用量を変更した以外は実施例6と同様に実施した。た
だし、添加触媒金属化合物として、+to(co) 6
、Mn2(CO)□。およびニッケルアセチルアセトネ
ートを用いた。反応条件と結果を第4衣に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)−酸化炭素と水素を、ルテニウム化合物またはル
    テニウム化合物と周期律表第■a族、第Vlla族およ
    び第1’1lla族 (ルテニウムおよびコバルトヲ除
    く)の元素から選ばれた少なくとも1種の金属元素の化
    合物ならびに助触媒を含有する液体媒体中、加熱、加圧
    下において反応させるにあたり、液体媒体中にリン酸お
    よびリン酸誘導体のうち少なくとも1種と低極性非プロ
    トン溶媒を含有させることを特徴とするm個アルコール
    の製造方法。
JP58063649A 1983-04-13 1983-04-13 一価アルコ−ルの製造方法 Granted JPS59190936A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61218539A (ja) * 1985-03-23 1986-09-29 Agency Of Ind Science & Technol エタノ−ルの製造方法
EP0353920A2 (en) * 1988-08-01 1990-02-07 Texaco Development Corporation Slurry-phase process to increase yield of mixed alcohols from synthesis gas
US4935547A (en) * 1988-08-19 1990-06-19 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Homologation process making higher alcohols

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US4935547A (en) * 1988-08-19 1990-06-19 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Homologation process making higher alcohols

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