JPS5919013A - 圧延機のスピンドル組替え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数のロールを有する圧延機ロール駆動用ス
ピンドルの組替えに扶用する圧延機のスピンドル組替え
装置に関する。

第１図は、圧延機の正面図である。第１図においてハウ
ジング１０の中央部には、上作業ロール１２を枢支する
上作業ロール軸受箱１４と、下作業ロール１６を枢支す
る下作業ロール軸受箱１８とが設けられている。上作業
ロール軸受箱１４の上方には、上作業ロール１２と接触
する上部補強ロール２０を枢支している上部補強ロール
軸受箱２２が設けられており、また、下作業ロール軸受
箱１８の下方には、下作業ロール１６と接触する下部補
強ロール２４を枢支している下部補強ロール軸受箱２６
が設けられている。そして、上部補強ロール軸受箱２２
は、補強ロールバランスシリンダ２８を介して）・ウジ
ング１０に取付けられており、下部補強ロール軸受箱２
６は、ノ・ウジング１０に設けた圧下シリンダ３０によ
り上下動できるようになっている。圧下シリンダ３０の
圧下刃は、下部補強ロール２４を介して下作業ロール１
６に伝達され、下作業ロール１６と上作業ロール１２と
の間を通された圧延材３２を圧延する。

なお、上作業ロール軸受箱１４と下作業ロール軸受箱１
８とは、ベンディングシリンダ３４を介してハウジング
１０に取付けられている。そして、ハウジング１０の下
方、即ち圧下シリンダ３０の両サイドには組替えレール
３６が引き込まれている。

ハウジング１０は、第２図に示すように圧下シリンダ３
０の駆動部を収納したノ・ウジフグシュー３８上に固定
しである。上作業ロール１２と下作業ロール１６とは、
それぞれスピンドルボート４０と蛇腹４２とを有する自
在部４４において、自在継ぎ手によりスピンドル４６に
結合しておる。

スピンドル４６は、ビニオンスタンド４８に結合されて
おり、ピニオンスタンド４８内の駆動装置による回転力
を受けて、上作業ロール１２と下作業ロール１６とをそ
れぞれ回転させる。なお、第２図において上方に示す符
号５０は、ビームダクトである。

上記の如く構成しである圧延機のスピンドル４６は、上
作業ロール１２および下作業ロール１６と径が異なるた
め、一般的にある傾斜をもって上作業ロール１２、下作
業ロール１６に結合されている。しかも、スピンドル４
６．は、圧延材３２ｆｃｆＥ延するのに必要な大きな回
転力を常時上作業ロール１２および下作業ロール１６に
伝達している。このため、例えば自在継ぎ手、蛇腹４２
、スピンドル４６と上下作業ロール１２．１６との嵌合
部とにおける損耗が激しい。そのため、下記の理由によ
り定期的なメンテナンスをする必要がある。

（１）　　自在継ぎ手や上下作業ロール１２．１６とス
ピンドル４６との嵌合部の損耗が激しくなると、ギャッ
プが増大し、振動が発生したり、さらには製品の品質低
下を招く要因となる。

（２）蛇腹４２の損耗によシ、自在部４４から潤滑油が
外部に飛散し、環境汚染を招くのみならず、公害問題に
発展する虞れがある。

前述のメンテナンスは、一般に作業の安全性を確保する
ため、作業性の悪いミルヤードを避け、ミルアウトフィ
ールドにおいて行なっている。このため、スピンドル４
６の取外し、および組込み作業を行なう必要がある。こ
のスピンドル４６の組替え作業は、従来第２図に示すよ
うな方法により行なっていた。

即ち、スピンドル４６にワイヤー５２ｆｃ掛け、このワ
イヤー５２１−介し゛〔クレーン５４によりスピンドル
４６を吊り上げ、スピンドル４６の組替え作業を行なっ
ていた。しかしこの方法による時は次のような欠点があ
る。

（１）スピンドル４６の組替え作業を行なう場所は、駆
動側であってスピンドル４６を駆動するビニオンスタン
ド４８、ヒユームダクト５０および各種配管等が配設さ
れており、作業スペースが少ない。

（２）スピンドル４６の組替え作業が狭い場所で行なわ
れるため、スピンドル４６をクレーン５４により取外す
作業は、例えばロール替え、補助クレーンまたはホイス
ト等による連係操作などの高度のクレーン操作を必要と
する。

本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、容易にスピンドルの組替えを行なうことがで
きるスピンドル組替え装置を提供することを目的とする
。

本発明は、上下補強ロール間圧介在させるスツールの側
面にはりを取付け、このは９に固定したローブ掛けにス
ピンドルをローブを介して吊り、スツールに固定した前
記上下補強ロールと一緒にスピンドル４６をミルアウト
フィールドに搬送し、組替えが容易にできるように構成
したものである。

本発明に係るスピンドル組替え装置の好ましい実施例を
添付図面に従って詳説する。なお、前記従来技術圧おい
て説明した部分に対応する部分については、同一符号を
付しその説明を省略する。

第３図は、本発明に係る圧延機のスピンドル組替え装置
の実施例を使用して、スピンドルの組替え作業を行なう
説明図である。

スピンドル組替え装置５６は、図示しない搬送装置に着
脱自在なスツール５８を有しておシ、このスツール５Ｂ
の一方の側部、即ち駆動側（第３図において右側）には
はり６０が設けられている。

このはり６０には、長手方向に沿って複数のロープ掛け
６２が設けられている。

上記の如く（１４成した実ｍ例によるスピンドルの組替
え作業は次の如く行なわれる。

まず、スピンドル４６と自在継ぎ手によ多結合しである
上作業ロール１２と下作業ロール１６とを、図示しない
作業ロール組替え装置によって圧延機本体から分解し取
外す。この際、よ下作業ロール１２．１６および上部補
強ロール２０、下部補強ロール２４とは、お互いに干渉
しないように第１図に示した圧下シリンダ３６および補
強ロールバランスシリンダ２８により、適正なギャップ
が与えられるようになっている。

上作業ロール１２および下作業ロール１６を取外しだ後
、組替えレール３６上を移動する図示しない搬送装置を
有するスピンドル組替え装置５６を圧延機まで導く。そ
して、下部補強ロール軸受箱２６と一体的に組立てられ
ている下部補強ロール２４を、スピンドル組替え装置の
図示しない下部補強ロール固定部に固定し、下部補強ロ
ール２４と下部補強ロール軸受箱２６とを圧延機より取
外す。

圧延機から取外され、スピンドル組替え装置上に固定さ
れている下部補強ロール軸受箱２６の上にスツール５８
を載せる。そして、スツール５８を載せた状態において
、再び下部補強ロール２４と下部補強ロール軸受箱２６
とを圧延機内に送り込む。

次に、第１図に示した補強ロールバランスシリンダ２８
を切り、上部補強ロール軸受箱２２と一体に取立てられ
ている上部補強ロール２０をスツール５８の上に載せる
。そして、スツール５８の側部に設けたはシロ０のロー
プ掛け６２にロープ６４を介してスピン下ル４６全吊り
下げる。

スピンドル組替え装置５６のはシロ０にロープを介して
スピンドル４６を吊シ下げた後は、図示しない搬送装置
によりスピンドル組替え装置５６を組替えレール３６に
沿って圧延機の操作側、即ち第３図の左方向に移動させ
る。圧延機の操作側に取出されたスピンドル４６は、新
しいものと交換され、新しいスピンドル４６をスピンド
ル組替え装置５６のはり６０に吊下げて再び圧延機に運
ばれ、ビニオンスタンド４８に結合される。

上記の如くロープ掛けを備えたはりをスピンドル組替え
装置のスツールに設けることにより、スピンドルの組替
えを容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は圧延機の正面図、第２図は従来のスピンドル組
替え作業の説明図、第３図は本発明に係るスピンドル組
替え装置によるスピンドル組替え作業の説明図である。 ２０・・・上部補強ロール、２４・・・下部補強ロール
、４６・・・スピンドル、５６・・・スピンドル組替え
装置、５８・・・スツール、６０・・・はり、６２・・
・ロープ掛け。 畢　Ｉ　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■、圧延機の上下補強ロール間に介在させるスツールと
   、このスツールに固定した前δ己上下補強ロールをスツ
   ールと共に搬送する搬送装置とを有する圧延れ１のスピ
   ンドル組替装置において、前記スツール側部に取イ；ｊ
   けたｔまりと、このはりに固定したロープ捌けとを設け
   たことを特徴とする圧延機のスピンドル組替え装置。