JPS59189161A - フエノ−ル樹脂成形材料 - Google Patents

フエノ−ル樹脂成形材料

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Publication number
JPS59189161A
JPS59189161A JP6432083A JP6432083A JPS59189161A JP S59189161 A JPS59189161 A JP S59189161A JP 6432083 A JP6432083 A JP 6432083A JP 6432083 A JP6432083 A JP 6432083A JP S59189161 A JPS59189161 A JP S59189161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenolic resin
extrusion
lubricant
molding material
resin molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6432083A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yonehama
米浜 光郎
Ko Ishihara
石原 興
Norio Kanbara
神原 紀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフェノール樹脂成形材料に関する。
フェノール樹脂成形月利は、熱硬化性樹脂成形材料に比
較して熱時の機械的強度が優れると共に、他の熱硬化性
樹脂成形材料に比較しても、機械的強度、耐熱性、物理
性能に優れ且つ比較的安価であるため、シリンダー、ロ
ール、パイプ等の種々の成形品の製造に用いられている
そして、かかるフェノール樹脂成形月利は、充填剤とし
て木扮、パルプ等の有機物、アスベス1〜、炭酸カルシ
ウム、タルク、71′力等の無機物が使用され、これら
の充填剤をフェノール樹脂に混合した混合物を、ペレッ
1〜状に形成して成形材料として用いる。
しかしながら、かかるフェノール樹脂成形材料を、例え
ば、押出成形用材料として用いる場合には、第1図に示
す如き、71ノール樹脂成形材利(5)をプランジャー
(1)を用いて押出すようにしたシリンダ(2)と、該
シリンダ(2)の先端に連結され、該プランジャーく1
)の断面積より小さな内断面積を有し、且つ入口部にテ
ーパ面(3a)が形成された所定の製品外形を与える加
熱手段イ」ぎダイス(3)と、前記シリンダ(2)から
該ダイス(3)内に延びるマンドレル(4)とを備え、
前記プランジャーく1)の押出作用によって前記フJ−
ノール樹脂成形月料(5)を、加熱、硬化せしめつつ、
該ダイス(3)と該マンドレル(4)との間隙を通じて
所定の成形品を連続的に押出成形するようにした押出成
形装置(10)において、ベレン1〜がシリンダ(2)
に投入されて加熱が開始され、次にプランジャー(1)
によって抑圧作用が働くと、ベレットが融解し流動物が
形成されはじめる3、すると、かかる流動物はブ足 ランテI−−(1)押出面(1a)やダイス(3〉欧 入口部のデーパ面(3a)に付着し押風速度を低下させ
、しかも連続押出成形を困難にさせるという問題がある
尚、かかる問題は上記押出成形の場合のみでなく、他の
圧縮成形や射出成形などの場合においても、ペレット等
の融解による成形装置の所定の成形部への付着等により
、成形性が阻害されるのである。
本発明は、かかる事情に基づいて発明されたものであっ
て、押出成形などの成形性に1坐れたフェノール樹脂成
形材料を提供することを目的とし、この目的を達成する
ために、フェノール樹脂に充填剤を混合してなるベレッ
ト状混合物の表面に、滑剤をまぶしてなるフェノール樹
脂成形材料としたのである。
以下、本発明の詳細な説明覆る。
本発明おけるフェノール樹脂としては、フェノール、ク
レゾール等のフェノール類又はリグニン、キシレン、ナ
フタリン等の変性フェノール類と、ホルマリン、パラホ
ルムアルデヒド等のアルデヒド類とを所定のモル比に配
合し、塩酸、硫酸等の酸性触媒下で反応させて得られる
ノボラック型フェノール樹脂初期綜合物、あるいは、水
酸化ナトリウム、アンモニア、アミン等の塩基性触媒下
で反応させて得られるレゾール型フェノール樹脂初期縮
合物などが用いられる。ノボラック型フェノール樹脂初
+1+1縮合物を用いる場合は、硬化剤とし″Cヘキサ
メチレンテトラミンを樹脂1ootii部(二対して5
〜20重量部添加する。
本発明における充填剤としては、通常用いられるパルプ
、木粉、ナ千呑ケ豐都等の有機物、黒鉛、カーボンブラ
ック、タルク、マイカ、ガラス繊維、アスベスト繊維等
の無機物が用いられる。
本発明におGJる滑剤どしては、成形湿度範囲内の融点
を有する微粉末状滑剤が用いられ、例をあげるならば、
ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ボリエヂレンワック
ス、カルバナワックス(天然植物ワックス)、あるいは
ステアリン酸、ワシノましくはステアリン酸亜鉛が用い
られ、且つ微粉末状(1μ以下)のものがよく、通常ペ
レット状混合物100重量部に対して0.2〜5重員手
取滑剤が用いられるが、特にこの伍に限定されるもので
はない。
尚、本発明におけるペレット状混合物とは、フェノール
樹脂に充填剤をロール混練等によって混合された混合物
を、粉砕機等により機械的に粉砕された結果形成される
、表面が粗面化されたものや、あるいは他の方法で形成
される粒形状のものなどであるが、表面が粗面化された
ペレツ1〜状の場合には、滑剤が容易に粗面に入り込め
る。
又、本発明にJ′3いては、71ノール樹脂に充填剤を
ロールで混線する場合には、加工性を改善づるために滑
剤を用いることもできる。
以上の構成と仕る本発明のフェノール樹脂成形材料であ
れば、前記の如き成形性への阻害の心配が全くなくなっ
たのである。
即ち、前記上る如き押出成形性を例にとってみるならば
、第1図に示す如ぎ押出成形装@(10)において、ペ
レッ1〜がシリンダ(2)に投入されて加熱が開始され
、次にプランジャー(1)による抑圧作用が働いてペレ
ットが融解し流動物が形成されはじめても、その後この
流動物はプランジ圧 ヤー(1)押出面(1a)やダイス(3)入口部のデー
パ面(3a)に付着することもなくなり、流動物が一度
テーパ面(3a)に衝突した後、ダイス(3)入口部で
均一な流動物となって押出されるので、押出速度の低下
がなくなるどころか、逆に押出速度が著しく増大せしめ
られるという実用上有意義な効果を奏り゛る。
尚、本発明においては、充填剤として繊維長が30〜3
00μの短繊維、例えば、ポリアミド繊維等の有機質短
繊維、あるいは、ガラス繊維、カーボ〕7m紐等の無機
質短繊維を用いると、前記押出成形型装置において、ベ
レットがシリンダーに投入されて加熱が開始され、次に
プランジャーによる抑圧作用が廟いてベレン1〜が融解
し流動物が形成されはじめると、かかる短繊維が押出方
向に配向りるの−C・押出成形性が向」ニア1−ると共
(こ、均一な流動物となって押出されるので鏡状表面(
表面相さが0.25μ以下ぐ月つ5cm角当りに存在J
る径10μ以上のボイドの数が10個以下の高精度表面
)が得られるので、精密成形品の製造も[U能となる。
次に、本発明の効果を具体的に示’J−i’こめに、以
下の実施例及び比較例に基づいて説明づる。
[実施例1〜5] 融点90℃のノボラック型フェノール樹脂(仕友デュレ
ツ製スミライトリジンPR−50072)を用い、表−
1の組成に従って]コール混練(1」−ル温度110’
C)Lシート状物を形成し、その後粉砕機で粉砕して表
面か粗面化されたペレツ1へ状混合物をtLlた。次に
、このベレッl−状混合物と表−1に示す滑剤をヘンシ
ルミギリーーにてまぶした。
このようして1qられたフェノール樹脂成形材料を第1
図に示す如き押出成形装置を用い、外径80表−1 注1)ロール混線加工性のために使用 性2)導電性カーボンブラック 注3)ペレッ1〜状混合物100重呈部に対する使用聞
く重量部) 注4)0(連続押出成形可)、 X(連続押出成形不可) 押出成形条件;プランジ11−押出圧力70kg/Cm
2 ダイス入口部温度140℃ φ、内径72φのパイプを連続的に押出成形したそのと
きの押出性及び押出速度を表−1に併せて記した。
[比較例1〜2] 実施例と同様にしてペレット状混合物を得、これに滑剤
をまぶさずにそのまま押出成形を行ない、同様の成形品
を得た。そのとぎの押出性及び押出速度を表−1に併ゼ
て記した。
表−1から明らかな如く、滑剤をペレット状混合物にま
ぶしたものは、押出速度が著しく増大し連続押出成形可
能であった。又、各実施例よって製作された成形品の寸
法精度は、内、外径とも0゜05mm以内であり、真円
度は内、外径とも0.02mm以内であっ1’−0さら
に、各実施例によって得られlζ成形品はいずれb鏡状
表面を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するための押出成形装置の側面要
部断面図である。 1・・・プランジt−1a・・・押圧面2・・・シリン
ダ    3・・・ダイス3a・・・T −ハ面、4・
・・マンドレル5・・・フェノール樹脂成形材料 10・・・押出成形装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェノール樹脂に充填剤を混合してなるペレット
    状混合物の表面に、滑剤をまぶしてなることを特徴とす
    るフェノール樹脂成形月利。
  2. (2)滑剤がステアリン酸亜鉛である特許請求の範囲第
    (1)項記載のフェノール樹脂成形月利。
JP6432083A 1983-04-12 1983-04-12 フエノ−ル樹脂成形材料 Pending JPS59189161A (ja)

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JP6432083A JPS59189161A (ja) 1983-04-12 1983-04-12 フエノ−ル樹脂成形材料

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JP6432083A JPS59189161A (ja) 1983-04-12 1983-04-12 フエノ−ル樹脂成形材料

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JPS59189161A true JPS59189161A (ja) 1984-10-26

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ID=13254821

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JP6432083A Pending JPS59189161A (ja) 1983-04-12 1983-04-12 フエノ−ル樹脂成形材料

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505442A (ja) * 1972-11-06 1975-01-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505442A (ja) * 1972-11-06 1975-01-21

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