JPS5918858Y2 - 腕時計用パルスモ−タ - Google Patents

腕時計用パルスモ−タ

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Publication number
JPS5918858Y2
JPS5918858Y2 JP1975153732U JP15373275U JPS5918858Y2 JP S5918858 Y2 JPS5918858 Y2 JP S5918858Y2 JP 1975153732 U JP1975153732 U JP 1975153732U JP 15373275 U JP15373275 U JP 15373275U JP S5918858 Y2 JPS5918858 Y2 JP S5918858Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stators
rotation axis
pulse motor
spacer
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975153732U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5265820U (ja
Inventor
正一 安田
Original Assignee
リコ−トケイ カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by リコ−トケイ カブシキガイシヤ filed Critical リコ−トケイ カブシキガイシヤ
Priority to JP1975153732U priority Critical patent/JPS5918858Y2/ja
Publication of JPS5265820U publication Critical patent/JPS5265820U/ja
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Publication of JPS5918858Y2 publication Critical patent/JPS5918858Y2/ja
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、回転軸を中心として軸方向に6極着磁され
るロータと、そのロータの上方においてそのロータ上面
の磁極と対応する上対向部を有する1対の上ステータと
、そのロータの下方においてそのロータ下面の磁極と対
応する下対向部を有する1対の下ステータと、それら上
下ステータのそれぞれに交互に異なる極性を発生する駆
動コイルとからなるパルスモータ、特にそのうち腕時計
に組み込まれる小型パルスモータに関する。
従来、この種のパルスモータにおいては、対向する上下
ステータ間毎にそれぞれ別々にスペーサを配し、そのス
ペーサが数枚の磁性材を重ねることにより構成されてい
た。
スペーサを数枚重ねとするのは、パルス駆動による渦電
流損を減少させるためである。
しかし、このような構造では、磁性材であるスペーサの
加工が困難であるとともに、そのスペーサの厚さが不揃
いとなるから、それぞれの対向部の高さが一定せず、個
々に調整を要する欠点があった。
この考案は、このような欠点を有する従来の腕時計用パ
ルスモータを改良し、加工および組立が容易で、しかも
調整が不要なパルスモータを提供せんとするものである
しかして、この考案は、この種のパルスモータにおいて
、上ステータと下ステータとの間に一体のスペーサを配
し、そのスペーサを非磁性材により一体的に形成すると
ともに、そのスペーサの中央に円形空間を形成し、その
円形空間内にロータを収納することを特徴とする。
以下、図面に示す時計用パルスモータに基づき、この考
案を詳述する。
図中符号1は、ロータである。
このロータ1は、回転軸1aを中心として回転する。
この回転軸1aにはロータカナ1bが設けられ、ロータ
1の回転を輪列へと伝達する。
ロータ1は、その外周に回転軸1aと平行方向の6つの
磁軸を有する。
その磁軸は、回転軸1aを中心とする仮想円筒面上に交
互にNS逆向きとなる如く60度毎に配列される。
したがって、ロータ1の上下面にはNS交互の磁極が6
0度毎にあられれ、その上下面の位相差は60度である
そのロータ1の上方には、パーマロイ等の高透磁率材よ
りなる1対の平板状上ステータ2a、3aがそれぞれ回
転軸1aと直角に設けられる。
それら1対の上ステータ2a、3aは、ロータ1上面の
異なる磁極と対応しかつ回転軸1aを中心として対称位
置に設けられる2つの上対向部a1.a2を形成する。
また、ロータ1の下方には、上ステータと同様に高磁性
率材よりなる1対の平板状下ステータ2b。
3bがそれぞれ回転軸1aと直角に設けられる。
それら1対の下ステータ2b、3bは、ロータ1下面の
異なる磁極と対応しかつ回転軸1aを中心として対称位
置に設けられる2つの下対向部b0.b2を形成する。
しかして、上対向部a1.a2と下対向部b1.b2と
は、60度だけ角度を異にしている。
このような上ステータ2a、3aと下ステータ2b、3
bとの間には、一体のスペーサ4が設けられる。
このスペーサ4は、黄銅等の加工性のよい非磁性材より
なる厚板状のもので、その中央にはロータ1を収納する
ための円形空間4aを設けている。
これらの上下ステータ2a、 3a、 2b、3b
には、またそれぞれ足部fが設けられる。
この足部fは各ステータ側面に沿って長方形状に伸びて
おり、上ステータ2aと下ステータ2bのそれぞれの足
部先端および下ステータ3aと下ステータ3bのそれぞ
れの足部先端でヨーク50両端をそれぞれ挾持している
ヨーク5は、その両端をそれぞれブロック状の磁性材6
または7とともに挟持される。
この磁性材6,7は、ヨーク5と上ステータ2a、3a
を磁気的に接続するものである。
そして、ヨーク5の両端より細くなった中間部に駆動コ
イル8を巻き付けている。
しかして、このパルスモータは、全体を4つのねじ9゜
10、11.12によって組み立てられている。
なお、13、14は、地板等に設ける位置決めピンの挿
入孔である。
そして、上ステータ2a、3aの上対向部a1゜a2が
それぞれロータ1上面の異なる磁極と対応するとき、下
ステータ2b、3bの下対向部b1゜b2もそれぞれロ
ータ1下面の異なる磁極と対応する。
それらの上対向部a1.a2と下対向部b1.b2との
間には、前述のように60度の位相差があるから、上対
向部a1と下対向部b1および上対向部夷と下対向部b
2とがそれぞれ同じ磁極と対応することとなる。
そこで、駆動コイル8に交番駆動パルスが加わると、上
下ステータの4つの対向部a1.a2.bよ、b2にお
いてロータの上下面磁極を吸引反発し、ロータ1をパル
ス毎に1極ずつ間欠的に回動させることとなる。
この考案によるパルスモータは、まず下ステータ2b、
3bを地板上の位置決めピンに合わせて置く。
次に、その上に一体のスペーサ4を乗せる。そして、そ
の中央に設けた円形空間4a内にロータ1を挿入する。
その後、下ステータ2b、3bの足部f先端上に駆動コ
イル8を巻き付けたヨーク5を置き、その両端上にさら
に磁性材6,7を置き、最後にそれらスペーサ4と磁性
材6,7上に上ステータ2a、3aを取り付けて、わじ
9゜10、11.12によって固定することにより組み
立てる。
したがって、この考案によれば、スペーサを加工容易な
非磁性材によりつくるから、寸法精度を出し易く、厚み
誤差を0.01 ミリメートル以内に押さえることも困
難ではない。
そのため、正確なパルスモータを容易に得ることができ
るものである。
また、スペーサが一体であるために、組み立て易く、上
ステータの高さの不揃いもなくなる。
故に、パルスモータの重要なポイントである対向部の位
置も適格に定めることができるようになり、組立完T後
調整の必要なく直ちに動作させることが可能となるもの
である。
なお、ステータの数ないし形状、駆動コイルの接続構造
、組立方法等が、前記実施例に限定されるものでないこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図はこの
考案によるパルスモータの斜視図、第2図はその平面図
である。 1・・・ロータ、1a・・・回転軸、2a、3a・・・
上ステータ、2b、3b・・・下ステータ、4・・・ス
ペーサ、5・・・ヨーク、8・・・駆動コイル、al、
a2・・・上対向部、bl、b2・・・下対向部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸を中心とする円周位置に沿って60度置きに交互
    にNS逆向きとなる如く軸方向に6極着磁されるロータ
    と、そのロータの回転軸と直角な一平面内にそのロータ
    の異なる極性の上面磁極と対応する2つの上対向部を前
    記回転軸を通る一直線上に設けて並べて配置される1対
    の板状をなす上ステータと、前記ロータの回転軸と直角
    な一平面内にそのロータの異なる磁性の下面磁極と対応
    する2つの下対向部を前記上ステータの上対向部と60
    度の角度差をもって前記回転軸を通る一直線上に設けて
    並べて配置される1対の板状をなす下ステータと、それ
    ら上下ステータのそれぞれに交互に異なる極性を発生さ
    せ前記上下対向部で前記ロータの上下面磁極を順次吸引
    反発してそのロータを回転させる駆動コイルとからなる
    腕時計用パルスモータにおいて、前記1対の上ステータ
    と前記1対の下ステータとの間で非磁性材により一体的
    につくられる1つのスペーサを挾み、そのスペーサでそ
    れら上下ステータ間の間隔を定めるとともに、そのスペ
    ーサの中央に円形空間を形成して、その円形空間内に前
    記ロータを収納することを特徴とする腕時計用パルスモ
    ータ。
JP1975153732U 1975-11-12 1975-11-12 腕時計用パルスモ−タ Expired JPS5918858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975153732U JPS5918858Y2 (ja) 1975-11-12 1975-11-12 腕時計用パルスモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975153732U JPS5918858Y2 (ja) 1975-11-12 1975-11-12 腕時計用パルスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5265820U JPS5265820U (ja) 1977-05-16
JPS5918858Y2 true JPS5918858Y2 (ja) 1984-05-31

Family

ID=28632979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975153732U Expired JPS5918858Y2 (ja) 1975-11-12 1975-11-12 腕時計用パルスモ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5918858Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914910A (ja) * 1972-05-24 1974-02-08
JPS4932106A (ja) * 1972-07-25 1974-03-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914910A (ja) * 1972-05-24 1974-02-08
JPS4932106A (ja) * 1972-07-25 1974-03-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5265820U (ja) 1977-05-16

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