JPS59188066A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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Publication number
JPS59188066A
JPS59188066A JP6270583A JP6270583A JPS59188066A JP S59188066 A JPS59188066 A JP S59188066A JP 6270583 A JP6270583 A JP 6270583A JP 6270583 A JP6270583 A JP 6270583A JP S59188066 A JPS59188066 A JP S59188066A
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JP
Japan
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piston
fuel
oil
chamber
fuel injection
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Pending
Application number
JP6270583A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Kuroyanagi
正利 黒柳
Masahiko Suzuki
昌彦 鈴木
Koichi Moriguchi
守口 幸一
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/20Varying fuel delivery in quantity or timing
    • F02M59/22Varying quantity or timing by adjusting cylinder-head space

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のであり、詳しくは内燃機関の燃焼に直接影響を及ぼす
噴射波形、すなわち噴射率の制御方法に関するものであ
る。
従来、噴射率を内燃機関の運転条件に応じて広り範訓に
おいて最適に制御する方法は殆んど提案されていない。
噴射率を制御することは燃焼を制御することを意味し、
特に小型の直接噴射式ディーゼルエンジン液おいては、
実用的な噴射率の制御方法に関して強め要望があった。
一般に、内燃機関は燃料噴射の仕方によって性能カ大き
く変化し、直接噴射式グクーサルエンジンの場合には燃
料噴射ポンプから噴射ノズルを通じて噴射されるポンプ
ヵム回転当シの噴射率が燃焼に直接影響を及ぼす。
たとtば、ディーゼルエンジンはアイドリング時の燃焼
騒音が大きいという問題ケもっているが、これに対して
アイドリング運転時は噴射率を下げ燃料噴射時間を長く
すると有効であることが知られている。
また、中速および高速回転領域においては、着火時まで
の噴射率を低減して着火時に急激に噴射率を上げると効
率のよい燃焼を行わせることが可能となる。
このように、エンジンの運転状況に応じて噴射率の要求
特性は変化するものであるが、従来においてはある運転
状態で噴射率を設定すると、この噴射率特性が他の運転
状態にもそのまま適用され、運転状況の変化に対応して
噴射率を変化できないという不具合があった。
本発明は、上記の要望に応えるためになされたものであ
シ、内燃機関の運転条件に応じて広い範囲で噴射率を最
適に制御することができる燃料噴射装置を提供すること
を目的とするものである。
しかして、その構成は、アキ−ムレ−トビストンを備え
る油密室に開口する制御孔を穿設するとともに、この制
御孔の下流側にIJIJ−フ弁を設けた点に特徴があシ
、このリリーフ弁を加圧するヌデリングにより、上記制
御孔を介して上記ピヌトンの移動セット荷重を受けるよ
うにして、上記ピヌトンが充分に移動することができる
ようにしたものである。
以下、本発明の詳細を図面について説明する。
@1図ないし第3図は本発明を分配型燃料噴射ポンプに
適用した第1実施例を表わすものである。
図において、1はハウジングであシ、グランジャ2が摺
動自在に挿入されている。プランジャ2は、図示しない
テ゛イーゼルエンジンと同J911.て回転するドライ
ブシャフト3に、カップリング4及びフェイスカム5を
介して連結されている。カンプリング4は、シャフト3
の回転を常にフェイスカム5及びプランジャ2に伝える
と共に、シャフト3に対し又フェイスカム5及びプラン
ジャ2の軸方向への移動を許容するようになっている。
プランジャ2に設けたフェイスカム5と該カム5に対向
して設けたカムローラ6との摺接によシ、1フンジヤ2
はその1回転中にエンジンの気筒の数に応じた回数だけ
往復運動させられる。この各往復運動においてプランジ
ャ2が第1図図示の左方へ動くように運動させられる吸
入行程にある場合、プランジャ2の端面に形成されたポ
ンプ加圧室7内には、プランジャ2の先端外周に設けら
れた複数の吸入溝8の1つと、ハウジング1内に延びる
吸入孔9とを介してポンプ室lO内の燃料が吸入される
。そして、グランジャ2の回転によシ吸入溝8と吸入孔
9との連通が断たれると同時にプランジャ2が図示在方
へ動く圧縮行程が始まる。ポンプ加圧室7内にある燃料
は、プランジャ2内部に設けられた縦孔11と、プラン
ジャ2の外周面に設けられた1つの分配溝12とを介し
て吐出口13へ供給され、該吐出口13を通じて図示し
な込エンジンの対応する気筒の燃料噴射弁14に至る。
燃料噴射量の調整部材であるスピルリング15は、グラ
ンジャ2上を移動可能であシ、プランジャ2の圧縮行程
の途中で前記縦孔lIK連通したスピルポート16を開
き、このポート16を開くタイミングによって前記吐出
口13から供給される燃料噴射量を決定する。このスピ
ルポー) 16が開かれると、ポンプ加圧室7内の燃料
は縦孔11及びこのボート16を経てポンプ室10へ戻
される。
スピルリング15Uサポーテイングレバー17によって
フライウエート18の動きに応動するガバナースリーブ
19に連結されていると共に、テンションレバー20及
ヒメインヌプリング21によってアジヤスティンダレパ
ー22に連結され、車速又はアクセルペダルの踏込みに
応じた燃料噴射量制御を行うようになっていることは、
すでに知られている。
ポンプ室10にはドライブシャフト3上に設けられたフ
ィードポンプ23によって加圧された燃料が充満されて
いる。この燃料圧力は、図示しない圧力制御弁によシ公
知の如くエンジン回転数に関連して制御されるので、回
転の上昇に応じてポンプ室10の燃料圧力が増大するよ
うになっている。
前記ポンプ加圧室7にはアキームレータ24が取付けら
れている。つまシ、ポンプ加圧室7は、ハウジング1と
プランジャ2及びアキムレータあによって囲まれた空間
によシ実質的に構成されたものである。アキヱムレータ
冴は第2図に示されている。すなわち、25はアキーム
レータのシリンダであり、ハウジング1にねじ部26を
介して螺着されている。シリンダ25とハウジング1の
間にはシー/1/プレート27が挾持されておシ、上記
シリンダ25を上記ねじ部26によシハウジングlKm
着することによりシールプレート27は油密を保ってい
る。シールプレート27にはポンプ加圧室7に連なるア
キームレート孔28が形成されておシ、このアキームレ
ート孔詔には受圧ピストン四が摺動自在に嵌挿されてい
る。受圧ピストン29にはアキ−ムレ−トビストン30
の一端が当接されておシ、これら受圧ピヌトン29とア
キ−ムレ−トビストン30は軸方向へ一体的に移動する
ようになっている。
31は、アキュムレートピストン30トシリンダ25と
で囲まれた油密室、32は油密室31に通じる制御孔で
あり、その途中に絞シ孔おを有している。34は制御孔
32を開閉できるリリーフ弁、35はリリーフ弁34を
左方に付勢するスプリング、36はシリンダ25に設け
られたリリーフ弁室、37はリリーフ弁室36とバルブ
室38をつなぐ連通孔、39は連通孔37を開閉するバ
ルブでソレノイド40によシ左右にスライドする。バル
ブ室38は、シリンダ25に形成した燃料通路41、環
状溝42、及びハウジング1に形成した連通路43を介
してポンプ室lOに導通されている。上記油密室31に
は上記制御孔32とは別個に、供給孔Bが連通されてい
る。この供給孔44はシリンダ25に形成した吸入逆止
弁室45に連通している。吸入逆止弁室45にはスプリ
ング46によ〕て押圧付勢されたチェック弁47が収容
されている。そして、吸入逆止弁室45は吸入通路48
を介して前記環状溝42に通じており、したがってポン
プ室10に導通されている。上記チェック弁47は、油
密室31内の燃料圧力が所定値以下になると、吸入通路
48を開いてポンプ室10から燃料を油が室31に向け
て導入するが、油密室31内の燃料が所定値以上の場合
には吸入通路48を閉止して逆流を阻止する。49はア
キームレートピヌトン30をポンプ加圧室7に向けて押
圧付勢しているリターンスプリングである。50は0−
リングを示す。
このような溝成になる第1実施例の作用について説明す
る。
プランジャ2が図示右方へ移動されてポンプ加圧室7内
の燃料を加圧し始めると、受圧ピヌトン29は左側端面
に燃料圧力を受けるため、アキームレートビヌトン30
とともにスプリング49の押圧力に抗して右方へ移動せ
られる。油密室31内の燃料圧が上昇し、リリーフ弁3
4の開弁セット圧に達するとリリーフ弁34は制御孔3
2を開き、アキ−ムレ−トビストン30の移動量に相当
した分だけ、油密室31内の燃料は制御孔32からポン
プ室lOへ逃がされる。ここで、制御孔32は絞シ孔3
3を有しているため、油密室31内の燃料は、絞り孔3
3の絞シ面積と油密室31内の燃料圧とによって規定さ
れる流速で流出する。したがって、ポンプ加圧室7の燃
料ハ、上記アキ−ムレ−トビストン30が移動しり分だ
けアキームレート孔28に逃げるため、この逃げた分量
だけ吐出口13から燃料噴射ノズ/l/14を通じてエ
ンジンの燃焼室へ送り込捷れる燃料量が減じられ、加圧
室7から燃料噴射ノズ/I/14へ送られる燃料送油率
は低下する。
一方、燃料の圧送が終り、プランジャ2が吸入行程に至
ると、ポンプ加圧室7内の燃料圧力が減少するため、受
圧ピストン29及びアキームレートピヌトン30はスプ
リング49の押圧力を受けて左方へ復帰移動される。こ
の過程において、油密室31内の燃料圧力が下がるため
、吸入逆止弁室45内のチェック弁47が吸入通路絽を
開き、ポンプ室10内の燃料を油密室31内に導入する
油密室31内の燃料圧力がポンプ室10の燃料圧力と同
等近くなると、チェック弁47は吸入通路48を閉止す
る。
しかして、上述の作動から判るように、アキ−ムレ−ト
ビストン30の移動量は、燃料送油率に大きく影響する
。そして、この燃料送油率は、燃料噴射ノズA/14か
らの噴射率に大きく影響する。具体的には、ポンプ低速
回転時には、プランジャ2による加圧速度が低く、圧送
時間が長く、現象i=遅いため、相対的に絞シ孔33の
絞り効果は小さくなる。そして、ポンプカム回転角あた
シの送油率に封子る絞シ孔33からの燃料逃し率は大き
くなシ、実際のノズ1v14への送油率〔(プランジャ
2の送油率)−(受圧ピストン29によるアキームレー
ト率)〕は小さくなり、噴射ノズ/I/14から噴射さ
れる燃料量が大きく減じられる。この場合、噴射量減少
分を補うために、低速回転時のアジヤスティンダレパー
22の位置を調整してアイドリンク時の噴射時間を長く
するようにヌビルリング15の位置を設定しておく。こ
れによシ、低速回転時の噴射量を減じることなく噴射時
間を長くすることができ、たとえば、アイドリング運転
時の燃焼騒音を低減することができると共に、特に小型
直噴ディーゼルエンジン等に対しては、低速時のエンジ
ン性能を大幅に改善することができる。このような低速
回転時における噴射率特性は、第3図において破線Aに
よシ示した特性となシ、ポンプカム回転角あたシの噴射
率が低いものとなる。
エンジンの回転が上昇された中速及び高速回転運転域に
おいては、プランジャ2による加圧速度が高く、圧送時
間が短く、現象が洋いため、相対的に絞シ孔33による
絞シ効果は大きくなシ、その為、ポンプ回転角あたシの
送油率に対する絞シ孔33からの燃料逃し率は小さくな
シ、突際のノズル14への送油率は大きくなる。つまり
、噴射率が急激に増大して第3図において実線Bで示し
た特性になシ、高速時の強い吸気スワールに応じた噴射
率とし、効率のよい燃焼を行わせることが可能になる。
なお、エンジン始動時においては、ソレノイド40に電
流を流し、バルブ39によって連通孔37を閉じれば、
リリーフ弁室36内の燃料が逃は場を失い、リリーフ弁
室36及び油密室31は油圧ロック状態となシ、受圧ピ
ストン29及びアキ−ムレ−トビストン30の移動量が
実質的に零になって、燃料噴射量が減少せず、噴射時間
をフィトリング運転時の時間と同等に設定しておくと、
始動時の燃料増量を可能にし、円滑な始動を行うことが
できる。
本発明の特徴は、リリーフ弁あを設けたととるKある。
ポンプ加圧室7内の燃料圧がノズル14の開弁圧よシも
かなシ低い圧力の時に受圧ピストン29が右方への移動
を開始すると、ポンプ加圧室7内の圧力上昇が抑えられ
、噴射時期を大きく遅らせる結果となるため、受圧ピス
トン29の移動セット圧は低くとることができない。そ
の為、リリーフ弁34が備えられていない従来において
は、リターンスプリング49の体格及びばね定数が大き
くなるので、受圧ピストン29がわずかに移動しただけ
でリターンスプリング49の左方付勢力が、ポンプ加圧
室7内の最高到達圧力に相当する程、極端に大きくなり
、受圧ピアトン29の右方移動量が規制されるという問
題があったが、本発明においては、受圧ピストン器の移
動セット圧をリリーフ弁34を付勢するスプリング35
によって規定することができる。リリーフ弁34の先端
部の受圧面積は小さくとることができるため、スプリン
グ35のセット荷重が小さくすることができ、体格がさ
ほど大きくならず、また、リリーフ弁34の移動量は極
めて小さいため、スプリング35の設計条件も極めて楽
なものになる。特に、リターンスプリング49は、受圧
ピストン29及びアキュムレートピストン30ヲ初期位
置に戻す働きをするだけでよいため、リターンスプリン
グ49のセット荷重及びばね定数を小さくすることがで
き、受圧ピストン29とアキ−ムレ−トビストン30の
在方移動に対する問題点を解決することができる。
なお、その他の実施例として、第4図及び第5図に示す
第2実施例のごとき構造にすることができる。すなわち
、上記第4図は、第1実施におけるところの第2図に対
応するアキームレータを示す断面図であp、第5図は第
4図図示のA−A線による断面図である。この第2実施
例は、制御孔32を制御面30aで塞ぐことによシ、ア
キ−ムレ−トビストン30の移動量を制御するタイプの
燃料噴射装置において、リリーフ弁あを油密室31の側
方に設けるとともに、これらリリーフ弁34と油密室3
1との間に紋り孔33を設けたものである。図中、第2
図と同一符号は同−又は均等部分を示す。
さらに、本発明の他の実施例としては次のものが挙げら
れる。
(1)上記の第1および第2実施例では、分配型燃料噴
射ポンプについて説明したが、本発明は、判型噴射ポン
プにおいても実施可能である。
(2)アキエムレートピストン30ト受圧ピストン29
は一体に形成しておいても実施可能である。
(3)さらに、シリンダ25は、噴射ノズル14とポン
プ加圧室7を結ぶ通路の途中に設置して燃料を逃がすよ
うにしてもよいものである。
(4)第1実施例では絞シ孔33を制御孔32に設けた
が、ここではなく連通孔37に設けてもよい。
(5)また、ソレノイド40は用いないで、第6図に示
す様K、バルブ39の右方に、このバルブ39を左方に
付勢するスプリング51を設け、バルブ39右側の部屋
にドレン孔52を設け、とのドレン孔52を大気圧等の
低圧に保てば、エンジン始動時には燃料通路41にかか
るポンプ室10内の燃料圧が低いため、バルブ室38内
の圧力が低くスプリング51の付勢力でバルブ39は第
6図図示よシも左方に位置し、バルブ39が連通孔37
を閉じているが、エンジンが始動しポンプ室10内の圧
力が上昇すると、バルブ39を右方に移動させ第6図図
示の様にバルブ39が連通孔37を開放する構成として
もよい。
(6)第4図図示の第2実施例の如く、制御孔32を制
御面30 aで塞ぐことによシアキームレ−°トピヌト
ン30の移動量を制御するタイプの噴射装置においては
、第7図図示の様に絞)孔33をなくしてもよい。
(7)また、第4図図示の様なアキ−ムレ−トビストン
30の延長部分が油密室31の外部に導出されたタイプ
においても、リリーフ弁34を用いることによって油密
室31外部に設けられたリターンスプリング49を小さ
くすることができるため、第7図図示の様にこのリター
ンスプリング49を油密室31内に装着してもよい。
(8)第2図に示すソレノイド40はサーモワックスバ
ルブでもよい。
以上述べたように、本発明は加圧燃料によシ抑圧される
ピストン29.30の背後に油密室31と、該油密室3
1に開口する制御孔32と、この制御孔32を前記油密
室31内の圧力が一定値以上になると開放するリリーフ
弁Mとを備えるものであるから、内燃機関の運転条件の
変化に対応して、広い範囲で噴射率を最適に制御するこ
とが可能な燃料噴射装置を提供することができるという
優れた効果がある。また、本発明は上記構成に加えて、
上記制御孔32又は連通孔37に絞シ孔33等による絞
シを設け、この絞シにより噴射ポンプの運転条件に応じ
てピストン29.30の移動速度を制限するものである
から、エンジンの中速および高速回転運転域において、
着火時までの噴射率を低くし着火時に急激に噴射率を上
げることが可能な噴射装置を提供することができ、効率
のよい燃焼を行わせることができるという優れた効果が
ある。さらに、本発明は上記構成に加えて、リリーフ弁
34によって逃される燃料の通路をエンジン始動時にお
いて塞ぐためのバルブ39を備え、エンジン始動時に上
記リリーフ弁あの開放を抑え上記ピストン29.30の
移動を停止するものであるから、始動時の燃料増量を可
能にし、円滑にエンジン始動を行う噴射装置を提供する
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の第1実施例を表わす図面で
あシ、第1図は全体断面図、第2図は要部断面図、第3
図は特性図である。第4図は第2実施例を表わす要部断
面図、第5図はそのA−A断面図、第6図及び第7図は
更に他の実施例を表わす部分断面図である。 110.ハウジング、2・=・グランジャ、7・・・ポ
ンプ加圧室、13・・・吐出口、14・−・燃料噴射弁
、25・・・シリンダ、29・−・受圧ピストン、30
・・・アキームレートピヌトン、31・・・油密室、3
2−・・制御孔、33・・・絞シ孔。 34・・−リリーフ弁、35・−スプリング、36a−
・制御面、37・・・連通孔、39・・・バルブ、49
・・・リターンスプリ第 5図 2e1 第6図 第7図 二〇   ′+’/ 448−

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングおよびこのハウジングに挿入したプラ
    ンジャによシ形成されたポンプ加圧室内の燃料を、上記
    グランジャの往復動により圧送する燃料噴射ポンプにお
    いて、上記ポンプ加圧室もしくはこのポンプ加圧室で加
    圧された燃料が圧送される圧送通路に連通されるシリン
    ダと、このシリンダに嵌挿され上記加圧燃料の圧力によ
    って一方向へ抑圧移動されるピストンと、とのピストン
    ヲ他方向へ押圧付勢するリターンスプリングと、上記ピ
    ストンの受圧面とは反対側の面と上記シリンダとの間に
    形成され燃料が充満される油密室と、この油密室に開口
    される制御孔と、この制御孔を上記油密室内の圧力が一
    定値以上になると開放するリリーフ弁とを備え、上記ピ
    ストンの移動セット荷重を上記リリーフ弁のリリーフセ
    ット圧にて規定することを特徴とする燃料噴射装置。
  2. (2)上記制御孔が、上記油密室の背後に開口され、上
    記リリーフ弁が該制御孔を開閉する如く備えられたこと
    を特徴とする第1項記載の燃料噴射装置。
  3. (3)上記制御孔が、上記油密室の側面に開口され、上
    記リリーフ弁が該制御孔を開閉するごとく備えられたこ
    とを特徴とする第1項記載の燃料噴射装置。
  4. (4)上記ピストンを付勢する上記スプリングが上記油
    密室内に設けられたことを特徴とする第1項記載の燃料
    噴射装置。
  5. (5)上記ピストンの延長部分が上記油密室の外部に導
    出され、この延長部分を介して上記ピストンが上記油密
    室の外部に設けられた上記スプリングにより付勢される
    ことを特徴とする第1項記載の燃料噴射装置。
  6. (6)ハウジングおよびこのハウジングに挿入したグラ
    ンジャにより形成されたポンプ加圧室内の燃料を、上記
    プランジャの往復動にょシ圧送する燃料噴射ポンプにお
    いて、上記ポンプ加圧室もしぐはこのポンプ加圧室で加
    圧された燃料が圧送される圧送通路に連通されるシリン
    ダと、このシリンダに嵌挿され上記加圧燃料の圧力によ
    って一方向へ抑圧移動されるピストンと、このピストン
    を他方向へ押圧付勢するリターンスプリングと、上記ピ
    ストンの受圧面とは反対側の面と上記シリンダとの間に
    形成され燃料が充満される油密室と、この油密室に開口
    される制御孔と、この制御孔を上記油Ta室内の圧力が
    一定値以上になると開放するリリーフ弁L1上記油密室
    内の燃料が逃される通路−に設けられた絞シとを備え、
    上記絞りによって上記ポンプの運転条件に応じ上記ピス
    トンの移動速度を制限することを特徴とする燃料噴射装
    置。
  7. (7)上記絞りが、上記制御孔に設けられた絞シ孔であ
    ることを特徴とする第6項記載の燃料噴射装置。
  8. (8)上記絞りが、上記リリー゛フ弁の下流における連
    通孔に設けられた絞シ孔であることを特徴とする第6項
    記載の燃料噴射装置。
  9. (9)上記絞りが、上記ピストンに設けられた制御面と
    上記制御孔との間に形成される絞シであることを特徴と
    する第6項記載の燃料噴射装置。
  10. (10)ハウジングおよびこのハウジングに挿入したプ
    ランジャによシ形成されたポンプ加圧室内の燃料を、上
    記プランジャの往復動によシ圧送する燃料噴射ポンプに
    おいて、上記ポンプ加圧室もしくはこのポンプ加圧室で
    加圧された燃料が圧送される圧送通路に連通されるシリ
    ンダと、このシリンダに嵌挿され上記加圧燃料の圧力に
    よって一方向へ抑圧移動されるピストンと、このピスト
    ンを他方向へ押圧付勢するリターンスプリングと、上記
    ピストンの受圧面とは反対側の面と上記シリンダとの間
    に形成され燃料が充満される油密室と、この油密室に開
    口される制御孔と、この制御孔を上記油密室内の圧力が
    一定値以上になると開放するリリーフ弁と、このリリー
    フ弁によって逃される燃料の通路をエンジン始動時にお
    いて塞ぐためのバルブとを備え、エンジン始動時に上記
    リリーフ弁の開放を抑え上記ピストンの移動を停止する
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
  11. (11)上記パルプが、ソレノイドによって駆動される
    ことを特徴とする第1θ項記載の燃料噴射装置。
  12. (12)上記バルブが、スプリングによって付勢され、
    かつ上記パルプの該スプリングによって付勢される側が
    低圧に保たれることを特徴とする第10項記載の燃料噴
    射装置。
JP6270583A 1983-04-08 1983-04-08 燃料噴射装置 Pending JPS59188066A (ja)

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JP6270583A JPS59188066A (ja) 1983-04-08 1983-04-08 燃料噴射装置

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JP6270583A JPS59188066A (ja) 1983-04-08 1983-04-08 燃料噴射装置

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JPS59188066A true JPS59188066A (ja) 1984-10-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012089378A1 (de) * 2010-12-27 2012-07-05 Robert Bosch Gmbh Pumpe eines kraftstoffeinspritzsystems

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