JPS59187904A - アスフアルトコンクリ−ト廃材の再生処理方法 - Google Patents

アスフアルトコンクリ−ト廃材の再生処理方法

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JPS59187904A
JPS59187904A JP6417083A JP6417083A JPS59187904A JP S59187904 A JPS59187904 A JP S59187904A JP 6417083 A JP6417083 A JP 6417083A JP 6417083 A JP6417083 A JP 6417083A JP S59187904 A JPS59187904 A JP S59187904A
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JP
Japan
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asphalt concrete
waste
particle sizes
waste material
concrete waste
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Pending
Application number
JP6417083A
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English (en)
Inventor
神野 道夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアスファルトコンクリート廃材から油、ガスお
よび細砂と小石を回収するための再生処理方法に関する
従来、道路舗装等に使用されたアスファルト混合物は、
その補修の際廃材として埋立地等へ廃棄されていた。し
かし、このようなアスファルト混合物の廃棄は、経済的
な損失を招くだけでなく、廃材公害の原因ともなる。ま
ナコ、廃材の輸送に多大の時間と費用を要するうえ、今
日問題となっている資源の節約の観点からも好ましくな
い。
そこで、アスファルトコンクリート廃材の再生利用方法
が種々開発されており、その中の1つに、該廃材を熱分
解しでガスと油分を得、これらを任意のエネルギ源とし
て用いる方法がある。
ところが、これらはアスファルトコンクリート廃材すべ
てを熱分解し、これよりガスと油分を分離、回収しよう
とするので、大量の廃材を用いる割にガス、油分の回収
率が低く、経済的、省資源的y IJワットそれ程期待
できt、cい効率の悪いものであった。
よって、本発明は上記事実を考猫し、カス、油分を効率
良く分離、回収し、回収効率を大幅に改善して実質的に
経済的、省資源的効果が得られるアスファルトコンクリ
ート廃材の再生処理方法の提供を目的として揮々研究を
重ねた結果、本発明者は、アスファルトコンタリート廃
材のうち、アスファルト分の含有率が高い小径の廃材の
みを熱分解すれば著効であることを見い出した。
すなわち、本発明は上記知見に基いて、アスファルトコ
ンクリート廃材を適宜粒径に分解する工程と、分解され
た廃材から所定粒径以下の廃材を選別する工程と、つい
で選別された小粒径の廃材を適宜熱分解処理する工程と
により、油、ガスおよび細砂と小石のそれぞれに分離し
て回収することを特徴として構成したものである。
以下上記した本発明の特徴をより一層明確にするため、
本発明の一実施例を挙げ、図面を利用して説明する。
まず、アスファルトコンタリート廃材(以下単に廃材と
いう)Aを熱解砕工程で適宜粒径に分解する。
すなわち、該熱解砕工程は、第1図に示すように、分解
槽8に廃材Aを投入することによりなされる。該分解槽
8は、その内部に上から順に徐々に軟化しつつある廃材
Aをふるい分けさせるための金網31と、分解槽3内に
収容されている水Wを加熱すると共に直接廃材Aに吹き
つけて軟化させるべくボイラー1からの加熱蒸気を送り
込むたメツ蒸気バイブ2を有孔状とした噴射部2aと、
軟化した廃材Aを分解するための粉砕機6が配設されて
おり、かつ該分解槽3の底部にはスクリュー4が配設さ
れてさらに分解可能となっている。
また、該スクリュー4に搬送装置、例えばホットエレベ
ータ5を接続し、次工程である選別工程をなすためのj
W別バイブロ1を備えた振動ふるい6へと搬送可能に形
成させである。
したがって、廃材Aを分解槽3の上部から図示のように
投入すると、該廃材Aは自重で水W中を沈んでいき、金
網31に至る。この金網31はふるい分は手段として機
能し、ここで一応ふるい分は作用をなし、寸法の小さい
廃材Aはこれを通過しさらに沈降すると共に、寸法の大
きい廃材Aは金網31上に積み重ねられる。しかしなが
ら、ボイラー1から加熱蒸気が蒸気パイプ2を介して噴
射部2aへと送られ、水Wを加熱すると共に噴射部2a
の図示しない噴射孔から蒸気が噴射され、直接廃材Aに
も吹き当たるので、熱伝導率が大きくなり、廃材Aは軟
化する。このようにして、金網31上で加熱され軟化し
た廃材Aは、金網31を通過して落下する。
この落下時においても、水Wと蒸気の噴射によって廃材
Aの分離効果が増進され、続いて軟化状態となった廃材
Aは、粉砕機32により分解され、さらに分解槽8の底
部でスクリュー4によって搬送されつつ分解作用を受け
る。このように分離された廃材Aは全表面がアスファル
トでコーティングされた状態となっている。
なお、金網31などのふンい分は手段から落下してきた
軟化状態の廃材Aは、この図示例では粉砕機32とスク
リュー4により分解しているが、一方のみでもよく、ま
た他の物理的な分解手段を採用してもよい。
上記のようにして分解されtこ廃材Aは、ホットエレベ
ータ5を介して振動ふるい6へと供給され、ここで粒径
に応じて数種類に分類選別され、それぞれ選別バイブロ
1から分別される。
このような選別工程によって得られる所定径以下(例え
ば粒径5 mm以下とする。なおこの粒径は小さければ
、小さいほどガス、油分の回収効率は旨くなる。)の廃
材Aを熱分解工程に供する。
該工程で、廃材Aは高温(400〜500°C)に加熱
され、廃IA表面を覆うアスファルト分がオイルミスト
及びガスとなって分離され、さらにこれを適宜冷却して
ガス及び油分を回収するこの際、廃材Aの全表面がアス
ファルト分で覆われているtこめ、廃材Aの粒径が小さ
ければ小さい程、アスファルト分の含有率が旨いことと
なり、回収効率も高いものとなる。
また、アスファルト分が分離して残る細砂や小石は、そ
のまま再利用できるものである。
なお、本実施例では、上記分解槽を用いた熱分解工程で
は、蒸気と湯の相乗効果による熱分解方法を用いる場合
についてのみ説明したが、本発明はこの方法に限定され
るものではなく、蒸気、温解する方法であってもよく、
また、これに用いる装置も上記分解槽のような溶解槽型
に限定するものではなく、回転筒型のもの等種々変更可
能であり、さらにこれらの熱分解のみならず、クラッシ
ャ等を用いた機械粉砕によるものでもよい。
まtコ、選別工程で用いる選別装置も実施例のような振
動ふるい式のものに限らずスクリーン式のものであって
もよい等、本発明では上記した目的と作用、効果を達成
しうる範囲内において、各工程の具体的な処理方法やそ
れに用いる装置の構造等はそれぞれ任意に定められてよ
く、これらの変更はいずれも本発明の要旨をなんら変更
するものでないことは申すまでもない。
以上説明したように、本発明はアスファルトコンクリー
ト廃材を適宜粒径に分解する工程と、分解された廃材か
ら所定粒径以下の廃材を選別する工程と、ついで選別さ
れた小粒径の廃材を適宜熱分解処理する工程とにより、
油、ガスおよび細砂と小石のそれぞれに分離して回収す
るので、アスファルト分を多く含んだ小粒径の廃材のみ
が原料となり、よって、油、ガス分の回収がきわめて効
率的に行なえると共に分離した細砂の粒径も均一に揃う
ので、これらの有効利用が図れる等経済的、省資源的効
果が高く、本発明によってもたらされる実益はすこぶる
大きいといわざるを得ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施にあたり使用する装置の概略
正面図である。 A−−−アスファルトコンクリート廃材、1−m−ボイ
ラー、 8−m−分解槽、6−−−振動ふるい。 特許出願人  神 野 道 夫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アスファルトコンクリート廃材を適宜粒径に分解
    オろ工程と、分解された廃材から所定粒径以下の廃材を
    選別する工程と、ついで選別されナコ小粒径の廃材を適
    宜熱分解処理する工程とにより、油、カスおよび細砂と
    小石のそれぞれに分離して回収することを特徴とするア
    スファルトコンクリート廃材の再生処理方法。
  2. (2)アスファルトコンクリート廃材を適宜粒径に分解
    する工程が、クラッシャ等による機械破砕工程である特
    許請求の範囲第1項記載のアスファルトコンクリート廃
    材の再生処理方法。
  3. (3)アスファルトコンクリート廃材を適宜粒径に分解
    する工程が、蒸気、温水、熱凪、赤外線。 排熱等の熱を利用する熱解砕工程である特許請求の範囲
    第1項記載のアスファルトコンクリート廃材の再生処理
    方法。
JP6417083A 1983-04-11 1983-04-11 アスフアルトコンクリ−ト廃材の再生処理方法 Pending JPS59187904A (ja)

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JP6417083A JPS59187904A (ja) 1983-04-11 1983-04-11 アスフアルトコンクリ−ト廃材の再生処理方法

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JP6417083A JPS59187904A (ja) 1983-04-11 1983-04-11 アスフアルトコンクリ−ト廃材の再生処理方法

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JPS59187904A true JPS59187904A (ja) 1984-10-25

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ID=13250316

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JP6417083A Pending JPS59187904A (ja) 1983-04-11 1983-04-11 アスフアルトコンクリ−ト廃材の再生処理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020023795A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 学校法人日本大学 アスファルトの再生方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271519A (en) * 1975-12-12 1977-06-15 Kanno Michio Method of reclaiming waste asphalt materials and apparatus for carrying out thereof
JPS52127922A (en) * 1976-04-20 1977-10-27 Kyowa Giken Process and apparatus for regeneration of precoated aggregate
JPS5719403A (en) * 1980-07-08 1982-02-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Treatment of waste asphalt concrete

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