JPS5918774Y2 - 信号受信装置 - Google Patents

信号受信装置

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JPS5918774Y2
JPS5918774Y2 JP14973179U JP14973179U JPS5918774Y2 JP S5918774 Y2 JPS5918774 Y2 JP S5918774Y2 JP 14973179 U JP14973179 U JP 14973179U JP 14973179 U JP14973179 U JP 14973179U JP S5918774 Y2 JPS5918774 Y2 JP S5918774Y2
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signal
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comparison
transmission
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JP14973179U
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威久雄 佐藤
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばパルス符号変調方式(以下、PCM方式
と指称する)を用いた伝送システム等において特に受端
側の信号復号手段を改善した信号受信装置に関する。
PCM方式データ伝送システムにおいてベースバンド伝
送を行なう場合、そのベースバンド信号の受端側受信装
置の波形整形回路は一般に第1図のような構成をとって
いる。
即ち、図示しない信号送信装置の送端側端子1から第2
図aに示すような低い周波数の単極性のベースバンド信
号である送信信号v丁を伝送すると、この信号はRCの
積分回路で置換される信号ケーブル2によって第2図す
のようなヒステリシス特性をもった信号が受端側端子3
で受信信号■、として受信され、これがコンパレータ回
路4の一方入力部に入力される。
Ziは信号受信装置の入力インピーダンスである。
このコンパレータ回路4の他方負入力部には比較用基準
電源■。
が印加されている。この結果、コンパレータ回路4は、
正入力部に入る受信信号VRが比較用基準電源V。
を超えた時に“1”信号を出力し、逆に受信信号■、が
比較用基準電源vcより低下した時に“0”信号を出力
する。
従って、コンパレータ回路4の比較用基準電源V。
を受信信号■、のほぼ予定されるピーク値のhの値に固
定設定すれば、コンパレータ回路4の出力部から第2図
Cのような波形つまり送信信号■1と同じ波形の信号■
を取り出すことができる。但し、この場合は位相が多少
遅れる。
次に、第3図は従来のもう1つの波形整形回路の例であ
る。
第1図は受信信号VRのレベルを予め知っている場合に
比較用基準電源V。
を別電源回路で構成したものであるが、第3図は受信信
号vRが信号ケーブルの特性に大きく影響されるために
予め比較用基準電源を決定できない場合においてその受
信信号■、のピーク値のン値の比較用基準電源vcを得
る構成である。
具体的に述べると、受端側端子3をコンパレータ回路4
およびピークデテクタ回路5の一方正入力部に接続する
とともに、このピークチ゛テクタ回路5の出力部をダイ
オードD1を介して同回路5の負入力部に帰還して受信
信号■8のピーク値を検出している。
また、ピークチ゛テクタ回路5の後続ダイオードD1の
出力側であるカソード側はそれぞれ他端側を接地してな
るピーク値充電用コンデンサC1および抵抗R1,R2
の直列分圧抵抗回路の他端側に接続し、分圧抵抗回路か
ら受信信号VRの恥値の電圧である比較用基準電源V。
を得、これを前記コレクタ回路4の他方負入力部に供給
している。
ところで、第3図のようにピークデテクタ回路5、ダイ
オードD1、コンデンサR1,R2で構成される回路の
場合、入力の立上り信号に対しては略時間的に遅れるこ
となく追従するが、立下り信号に対してはC1,R1+
R2で定まる時定数分だけ遅れて追従する。
このため、受信信号vRがある高いピーク値から低いピ
ーク値におちつくと、高いピーク値の時の部の出力を前
記時定数で定まる時間の間保持し続けることになる。
従って、第1図および第3図に示す波形整形回路にあっ
ては、送信端側より例えば伝送路の帯域よりも伝送周波
数の高い送信信号V、 (第4図a)が送信された時
、ある短かい時間について見ると、受端側端子3には第
4図すに示す受信信号VRが受信される。
この受信信号VRの波形は、高い伝送周波数であるため
に、積分回路で置換される信号ケーブル2によって低レ
ベルの波形となり、出力信号レベルV。
を100%としたとき、その100%のレベルに応答し
ないことになる。
一方、比較用基準電源V。
は受信信号■8の立下り時にC1,R1+R2の時定数
で除々に低下するので、前述したように短時間的に見る
とピーク値の宛に保持されている。
このため、コンパレータ4の出力端には第4図Cのよう
に送信信号V、とは全く異なった波形が得られることに
なる。
故に、第3図の回路では伝送周波数の高い送信信号V□
を受信することができない。
ところで、通常第2図に示す波形を第5図のような復号
回路である例えばフリップ・フロップ回路6でデータと
して読込んだ場合には第6図のような波形が得られる。
但し、第6図a−cは第2図a−Cと同じ波形である。
今、フリップ・フロップ回路6のCK端子に第6図dに
示すクロック信号を入れてD端子で第6図Cに示す信号
データを読込むと、フリップ・フロップ回路6のQ端子
からはクロック信号の立ち上がり時と信号データとの2
値化信号の同値信号で“1”信号、異値信号で“O”信
号を出力する。
即ち、フリップ・フロップ回路6のQ端子からは送信信
号V□と同じ第6図eのような復号された復号信号V。
を得ることができるはずである。しかし、実際に復号回
路で復号した波形は、第6図eとはならずに第7図eの
ような波形となる。
つまり、第1図の波形整形回路のように別電源回路で比
較用基準電源■。
を受信信号VRのλ値とした場合でも、伝送周波数の高
い送信信号の時には信号ケーブル2の伝送特性の影響を
受けて“’ooo”の後に°“1“が続くと、第7図す
のように比較用基準電源■。
に達せず、第7図eのように送信信号V□が“1゛であ
るにも拘らず、復号回路の出力部から゛1゛信号が出力
しない。
また、“’ooo”の後に“01゛が続いて送信した場
合も比較用基準電源■。
に達しない。この結果、第7図eの点線のようにビット
誤り■を生じ正確に復号できない欠点が生ずる。
本考案は上記実情にかんがみてなされたものであって、
送信信号が伝送路の帯域よりも高い周波数の場合であっ
ても送信信号と等しい信号に復号し、これにより誤りの
ない正確なデータを得てデータ処理を行なうようにする
信号受信装置を提供するものである。
即ち、本考案装置は、受信信号によりコンパレータ回路
の比較用基準電源のレベルを変え、常に受信信号が比較
用基準電源を横切るようにして正確に復号するものであ
る。
以下、本考案の一実施例について第8図を参照して説明
する。
同図において11は装置の受端側端子であって、この端
子11には例えば伝送路である信号ケーブル(図示せず
)の帯域より高い周波数の送信信号が信号ケーブルを介
して受信信号vRとして受信される。
この受端側端子11は一端を接地してなる入力インピー
ダンスZiの他端部およびコンパレータ回路12の一方
正入力部に接続し、さらにコンパレータ回路12の出力
部は復号回路であるフリップ・フロップ回路13のD端
子に接続されている。
なお、フリップ・フロップ回路13のCK端子にはコン
パレータ回路12の信号データを読込む指令となるクロ
ック信号が入力される。
このフリップ・フロップ回路13のQ端子は復号信号を
出力する出力端子14に接続している。
また、フリップ・フロップ回路13のQ端子及びQ端子
は°“1”信号でオン動作するスイッチ回路S1及びS
2の切替制御端子に接続されている。
これらのスイッチ回路S1.S2の一端側はそれぞれ可
変抵抗R1、及びR1□を介して例えば電源+12V及
び−12Vに、またスイッチ回路S1.S2の他端側は
共通にして演算増幅器15の負入力部に接続している。
この演算増幅器15の正入力部は接地されている。
そして、この増幅器15、増幅器15の入出力部間に介
挿してなるコンデンサC1□および可変抵抗R1、又は
R1゜とで積分回路を構成し、これの出力部を抵抗R1
3を介在してコンパレータ回路12の負入力部に接続す
ることにより、受信信号vRによってコンパレータ回路
12の比較用基準電源V。
を可変するようにしている。
また、演算増幅器15の負入力部および゛出力部との間
にバイレベルリミッタ回路16および゛ローレベルリミ
ッタ回路17をそれぞれ接続し、°“1゛信号や“°0
゛信号が続いた場合でも極端に比較用基準電源■。
が上昇したり或いは落ち込んだりしない機能を持たせて
いる。
C12は比較用基準電源V。
をホールドするコンテ゛ンサである。
次に、以上のような信号受信装置の動作について第9図
を参照しながら説明する。
今、図示しない送信装置から例えば伝送路帯域より高い
送信周波数である第9図aのような送信信号V1を送信
したとすると、信号ケーブルの伝送特性により第9図す
の実線で示すような受信特性をもった受信信号■、が受
端側端子11によって受信される。
つまり、送信信号■□が“1゛の時、信号ケーブルによ
る等価的な積分回路によって受端側端子11に上昇方向
のヒステリシス特性をもった受信信号vRが入り、この
受信信号レベルがローリミツタレベル回路17のローリ
ミツタレベルを超えると、コンパレータ回路12から第
9図Cに示すように°“1゛信号が出力し、これがフリ
ップ・クロック。
回路13のD端子に入力される。
この時、フリップ・フロップ回路13のCK端子にテ゛
−タ読込みのクロック信号が入っているので、このクロ
ック信号とコンパレータ回路12の出力信号との2値化
信号が同値信号の時にQ端子から“1゛信号、真値信号
の時にQ端子から“1゛信号が出力する(第9図e参照
)。
今、フリップ・フロップ回路13のQ端子から“1゛信
号がでると、スイッチ回路ζがオンし演算増幅器15の
負入力部に負電圧が供給される。
この結果、積分回路によって比較用基準を源■。
をローリミツタレベルから持ち上げてコンパレータ回路
12の負入力部に供給することになる。
なお、この時送信信号V1は“0“信号となり、これに
よって受信信号vRも下降するヒステリシス特性の信号
となっている。
従って、第9図すの波形から明らかなように、比較用基
準電源■cは受信信号■、のレベルを横切るような状態
となる。
次に、送信信号V□が”0゛となり、フリップ・フロッ
プ回路13のQ端子の出力も°“0“の時は、逆にQ端
子から“1”信号がでてスイッチ回路8をオンする。
そうすると、演算増幅器15の負入力部に正電圧が供給
され、これにより積分回路は比較用基準電源■。
を降下させる。この時、送信信号■Tが“′1゛信号の
場合には、比較用基準電源■。
が受信信号VRを横切るようになる。
しかも、本装置は送信信号■1として°゛1“信号を2
個以上続けて送信し、この結集積分回路によって比較用
基準電源Vcが上昇に転じても上限値はバイリミッタレ
ベル回路16のバイリミッタレベルで抑えられてそれ以
上レベルが高くならない。
また、送信信号■1として゛0゛信号が続いた場合でも
同様である。
このため、送信信号■1が2個以上の゛°1゛信号から
“0“信号に転じた場合、或いは逆に2個以上の“0゛
信号から“1゛信号に転じた場合でも積分回路によって
容易に比較用基準電源V。
を受信信号VRを横切らせることができ、コンパレータ
回路12から送信信号v1と等しい信号を取り出すこと
ができる。
そして、この信号をフリップ・フロップ回路13でデー
タとして読込むので正確な復号信号を得ることができる
なお、上記実施例では、比較用基準電源V。
を規制する回路16.17を2個設けたが、上限および
下限を規制できる1個のリミッタレベル回路でもよいこ
とは言うまでもない。
以上詳記したように本考案によれば、波形整形回路であ
るコンパレータ回路の比較用基準電源側に積分回路を設
け、復号回路であるフリップ・フロップ回路の出力状態
で積分回路の出力を逆ヒステリシス特性のような比較用
基準電源を得るようにしたので、伝送周波数の高い送信
信号であっても比較用基準電源を受信信号を横切らせる
ことかで゛き、これによってフリップ・フロップ回路か
ら送信信号に等しい信号を復号信号として取り出すこと
ができる。
また、コンパレータ回路の比較用基準電源側の積分回路
と並行にバイリミッタレベル回路とローリミツタレベル
回路を設けたので、送信信号として“l゛が続いた後に
“0“となった場合、或いは逆に“0°゛が続いた後に
°“1゛となった場合でも速やかに比較用基準電源を受
信信号レベルを横切らせることが可能であり、これによ
ってビット誤りなく正確に送信信号を復号することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は従来装置を説明するために示した
ものであって、第1図は波形整形回路の構成図、第2図
は第1図の一般的な動作波形図、第3図は同じく波形整
形回路の構成図、第4図は伝送周波数の高い送信信号の
場合の第1図及び第3図の動作波形図、第5図は復号回
路を示す図、第6図は波形整形回路と復号回路とを組合
せた場合の一般的な動作波形図、第7図は伝送周波数の
高い送信信号を取扱った場合の動作波形図、第8図は本
考案に係る信号受信装置の一実施例を示す構成図、第9
図は第8図に示す装置の動作波形図である。 12・・・・・・コンパレータ回路、13・・・・・・
フリップ・フロップ回路、15・・・・・・演算増幅器
、Sl、S2・・・・・・スイッチ回路、R1□、R1
□・・・・・・可変抵抗、C1□・・・・・・コンテ゛
ンサ、16・・・・・・バイリミッタレベル回路、17
・・曲ローリミツタレベル回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方入力部に比較用基準電源を供給するコンパレータ回
    路の他方人力部に受信信号を入力し、このコンパレータ
    回路で得た出力信号を復号回路で復号して出力する信号
    受信装置において、この復号回路と前記コンパレータ回
    路の比較用基準電源入力部との間に、前記復号回路の復
    号信号状態によって選択供給される正電圧および負電圧
    を積分する積分回路と、比較用基準電源の上限および下
    限を定める回路とを介挿してなることを特徴とする信号
    受信装置。
JP14973179U 1979-10-29 1979-10-29 信号受信装置 Expired JPS5918774Y2 (ja)

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JPS5669158U JPS5669158U (ja) 1981-06-08
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US9532584B2 (en) 2007-06-29 2017-01-03 Kraft Foods Group Brands Llc Processed cheese without emulsifying salts

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