JPS591875Y2 - ブレ−キセイギヨニオケル カンスウユアツマイナツキ トルクセイギヨソウチ - Google Patents

ブレ−キセイギヨニオケル カンスウユアツマイナツキ トルクセイギヨソウチ

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Publication number
JPS591875Y2
JPS591875Y2 JP5425275U JP5425275U JPS591875Y2 JP S591875 Y2 JPS591875 Y2 JP S591875Y2 JP 5425275 U JP5425275 U JP 5425275U JP 5425275 U JP5425275 U JP 5425275U JP S591875 Y2 JPS591875 Y2 JP S591875Y2
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JP
Japan
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brake
matching circuit
torque
amount
control
Prior art date
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Expired
Application number
JP5425275U
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English (en)
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JPS51134187U (ja
Inventor
純三 稲村
秀 斉藤
正喜 池田
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
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Publication of JPS51134187U publication Critical patent/JPS51134187U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油圧マイナループを有するブレーキのシュミレ
ーション運転において、制御系のマイナループとしてス
トロークマイナループを採用した場合と同等な制御を実
現したブレーキ制御における関数油圧マイナループ付ト
ルク制御装置に関する。
従来、ブレーキのトルク制御装置には、第1図aに示さ
れるように油圧マイナループを設けたものがある。
この動作について説明すればトルク設定器1からのトル
ク指令と、ブレーキ2における検出トルクとを第1のつ
き合せ回路3でつき合せ、該第1のつき合せ回路3から
の偏差出力を増幅器4で増幅した値と、油圧シリンダ5
の油圧路5′における検出油圧量に相当する出力とを第
2のつき合せ回路6でつき合せ、該第2のつき合せ回路
6からの偏差出力を増幅器7、サーボ駆動用増幅器8で
増幅し、この増幅された偏差出力を(電気的な信号を機
械的な変化量に変換する)アクチェータ9で機械的な変
化量に変換し、この変化量に相当する分だけアクチェー
タ9に回動自在に枢着されたアーム9aを回動させるこ
とにより油圧シリンダ5aを移動させて油圧量を制御し
てブレーキ2の制動部材2aに所定のトルクを与えてブ
レーキデスク2bを圧接してブレーキ2をトルク制御し
ている。
ここで2Cはブレーキデスクの回転軸である。
しかしながら第1図に示されるブレーキトルク制御装置
は、例えば第1図すで実績で示されるようなステップの
トルク指令f0をトルク設定器1で与えても、制御系に
は応答の遅れが避けられないので、応答f2は点線で示
されるように所定のトルク指令値T。
に達するまでC8の遅れが存在するのみならず、ブレー
キ2の制動部材2aとブレーキデスク2bとの間にはギ
ャップgがあるためトルク指令に基づいて油圧シリンダ
5を作動させても制動部材2aがブレーキデスク2bに
当接するまで検出油圧量の変化はほとんどなく、制動部
材2aがブレーキデスク2bに接触を開始すると急に検
出油圧量の変化が生ずるため、この制御系の油圧マイナ
ループはギャップgに相当する時間が不感帯となりこの
間オープンループ制御となるので、第1図すに示される
ように応答f2にトルクのとび出しが生してブレーキの
トルク制御上好ましくない。
又ブレーキのトルク制御装置としては、第2図に示され
るようなス1へロークマイナループを設けたものもある
第2図に示される装置の構成及び作用は大体第1図aに
示されるものと同じであるが、第1図aでは油圧マイナ
ループを設けて第2のつき合せ回路6で第1のつき合せ
回路3からの偏差出力と油圧路5′における検出油圧量
とをつき合せてこの偏差出力によりブレーキのトルク制
御を実施しているのに対して、第2図ではストロークマ
イナループを設けて第2のつき合せ回路6で第1のつき
合せ回路3からの偏差出力とアクチェータ9におけるス
トローク検出量とをつき合せてこの偏差出力によりブレ
ーキのトルク制御を実施している点が相違している。
この第2図に示される装置ではアクチェータ9のアーム
9aの回転角の変化に連動した図示しないポテンショメ
ータ等で電圧に変換して帰還検出量を得ているので、第
2のつき合せ回路6からの偏差出力によりアクチェータ
9が作動させられれば、この偏差出力に追従した帰還検
出量が得られることになり、第1図aに示されるように
実質的に制御上不感帯による影響はなく高精度のトルク
制御を行える。
しかしながら、第2図に示される装置では、ストローク
変化量をポテンショメータで検出しているので、この装
置を多数回使用するとポテンショメータの寿命が問題と
なるという実用上重大な欠点がある。
そこで本考案では上記のような従来例の欠点に鑑みて、
油圧マイナループを有するブレーキトルク制御系におい
て第1のつき合せ回路と第2のつき合せ回路との間に関
数発生器を介挿して、第2のつき合せ回路を含むマイナ
ループの帰還検出量としてアクチェータにおけるストロ
ーク検出量を採用した場合と同等な制御を実現すること
により、高精度で耐用年限の長いブレーキ制御における
関数油圧マイナループ付トルク制御装置を提供すること
を目的とする。
以下本考案の一実施例を添附された図面と共に説明する
一般にストローク変化量に対する油圧変化量をプロット
すると第3図に示されるようにストローク量の変化が小
さい場合は油圧量の変化は非常に少なく、ストローク量
の変化がある一定の範囲を越えると急激に油圧変化量が
増加するような非線形の関係がある。
本考案では上記のストローク変化量と油圧変化量との関
係に着目し、第4図に示されるように従来の第1図に示
される油圧マイナループを有する装置における第1のつ
き合せ回路3と第2のつき合せ回路4との間に非線形出
力を与える関数発生器10を介挿した構成をその特徴と
している。
なお第4図において第1図と同一符号は同一部分を示す
第4図に示される本考案の一実施例の動作について説明
すれば、最初トルク設定器1で所定のトルク指令を与え
ると、ブレーキ2からのトルク検出量は略零なので、第
1のつき合せ回路3からの偏差出力は大きくこの偏差出
力を増幅器4で増幅した値も当然大きいが、関数発生器
10からの出力は非常に低い値に抑えられるので、第2
のつき合せ回路6の制御入力は前述したブレーキ2の不
感帯に相当する時間は非常に小さく、この時油圧路5′
からの帰還検出量は略零なので、第2のつき合せ回路6
の偏差出力は小さくこの偏差出力によりアクチェータ9
を駆動し油圧シリンダ5を作動させブレーキ2のトルク
制御を開始する。
次に、制動部材2がブレーキデスク2bに当接し不感帯
を離脱しはじめると、急激にトルク検出量が増加するの
で第1のつき合せ回路3からの偏差出力は小さくなるが
、関数発生器10からの出力は急激に増加した値となり
、この時油圧路5′からの帰還検出量も急激に増加して
いるので、第2のつき合せ回路6の偏差出力は油圧マイ
ナループの制御に即した値となり、この所定の値により
アクチェータ9を駆動し油圧シリンダ5を作動させブレ
ーキ2をトルク制御する。
しばらく時間が経過して制御系全体が定常状態に移行す
れば第1のつき合せ回路3の偏差出力は略零になりトル
ク設定器1で設定したトルク値でブレーキ2がトルク制
御されることになり、ブレーキ特有の不感帯による応答
トルクのとびだしは回避で゛きる。
なお第4図に示されるブレーキ2の構成は実施例として
デスクブレーキを彩用しているが種々のタイプのブレー
キに本考案は適用されることはもちろんであり、関数発
生器10も第2のつき合せ回路を含むマイナループの帰
還検出量としてアクチェータにおけるストローク変化量
を採用した場合と同等な制御を実施できるような非線形
出力を与えるものであればいかなるものでもよい。
以上述べてきたように本考案に係るブレーキ制御におけ
る関数油圧マイナループ付トルク制御装置は、油圧マイ
ナループを有するブレーキ1〜ルク制御系において、該
油圧マイナループの制御入力端に関数発生器を設けて制
御系のマイナループとしてストロークマイナループを採
用した場合と同等な制御を実現するように構成したので
、設定されたトルク指令に追従した高精度で且つ耐用年
限の長いブレーキのトルク制御を実施できるという実用
主催れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図aは従来の油圧マイナループを有するブレーキト
ルク制御装置の概略を示すブロック図であり、第1図す
は第1図aにおけるトルク指令に対する応答の関係を示
す説明図であり、第2図は従来のストロークマイナルー
プを有するブレーキトルク制御装置の概略を示すブロッ
ク図であり、第3図はストローク変化量に対する油圧変
化量の関係を示す説明図であり、第4図は本考案に係る
ブレーキ制御における関数油圧マイナループ付トルク制
御装置の一実施例を示すブロック図である。 1・・・トルク設定器、2・・・ブレーキ、3・・・第
1のつき合せ回路、4,7・・・増幅器、5・・・油圧
シリンダ、6・・・第2のつき合せ回路、8・・・サー
ボ駆動用増幅器、9・・・アクチェータ、10・・・関
数発生器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 設定されたトルク指令とブレーキにおける検出トルクと
    を第1のつき合せ回路でつき合せ、該第1のつき合せ回
    路からの偏差出力と油圧シリンダからの検出油圧量に相
    当する出力とを第2のつき合せ回路でつき合せ、該第2
    のつき合せ回路がらの偏差出力をアクチェータで機械的
    な変化量に変換して前記油圧シリンダを制御してブレー
    キをトルク制御する装置において、前記第1のつき合せ
    回路と前記第2のつき合せ回路の間に、アクチェータの
    ストローク変化量に対する油圧変化量に対応した非線形
    出力を発生する関数発生器を接続したごとを特徴とする
    ブレーキ制御における関数油圧マイナ付トルク制御装置
JP5425275U 1975-04-19 1975-04-19 ブレ−キセイギヨニオケル カンスウユアツマイナツキ トルクセイギヨソウチ Expired JPS591875Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5425275U JPS591875Y2 (ja) 1975-04-19 1975-04-19 ブレ−キセイギヨニオケル カンスウユアツマイナツキ トルクセイギヨソウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5425275U JPS591875Y2 (ja) 1975-04-19 1975-04-19 ブレ−キセイギヨニオケル カンスウユアツマイナツキ トルクセイギヨソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51134187U JPS51134187U (ja) 1976-10-29
JPS591875Y2 true JPS591875Y2 (ja) 1984-01-19

Family

ID=28204455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5425275U Expired JPS591875Y2 (ja) 1975-04-19 1975-04-19 ブレ−キセイギヨニオケル カンスウユアツマイナツキ トルクセイギヨソウチ

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