JPS59187502A - 自動薬剤分包機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は錠剤および散剤を所定激ずつ自動的に分包す
る自動薬剤分包機に関するものである。

従来のこの種のものには、多数の錠剤分配室および多数
の散剤分配室をそれぞれ直線状に配列した移動体を一方
向に直線移動させ、それにともなって各分配室から錠剤
および散剤を順次落下させて分包するようにしたものが
あった。

しかしながら、このような従来のものは、移動体を直線
移動させるストロークが必要であるためそれだけ大型と
なり、また移動体が一方向に移動し終ったら元位置まで
反対方向に移動させなければならないうえ、元位置にお
いて各分配室に錠剤および散剤を供給しなければならな
いため、この間分包作業を中断しなければならない等の
問題点があった。

またこれらの問題点を解消するには、たとえば錠剤分配
室および散剤分配室を内外側に環状に配列した移動体を
回転移動させ、しかもその回転移動にともなって”所定
位置にきた分配室に錠剤および散剤を供給するようにす
ればよい。

しかしながら、かりにそのようにしたとすると１移動体
はその回転移動にともなって一方で分配室に錠剤および
散剤の供給を受け、かつ他方で分配室から錠剤および散
剤を分包のため落下させなければならないから、錠剤お
よび散剤の供給速度と分包速度とのいずれか遅い方の速
度にしたがって回転移動されることとなる。ところが、
錠剤の供給速度はたとえば分配すべき錠剤が多数の場合
には一般に分包速度に比べて遅くなり、また散剤の供給
速度は従来の場合一般に分包速度に比べて遅いから、分
包作業は頻繁に中断されることが避けられないし、これ
を避けようとして内外側の分配室を両方ともたとえば散
剤分配室として使用すれば、錠剤と散剤とを同時に分包
することができない等の欠点かあった。

この発明は上記従来のもののもつ欠点を排除し、錠剤お
よび散剤をそれぞれ別々にまたは適宜組合せて、中断な
く連続して自動的に分包できるようにした自動薬剤分包
機を提供することを目的とするものである。

この発明を図面に示す実施例を参照して説明する。

第１．２図はこの発明の一実施例を示し、（１）（１）
・・・はそれぞれ多数個収納した錠剤を１錠ずつ排出す
る錠剤フィーダ、（２）（３）は互いに内外側に配置さ
れ、かつそれぞれ底板が適宜の底板開閉機構により開閉
可能となった多＠（たとえば各４２個）の錠剤分配室（
４）　（４）・・・（５）　（５）・・・を円周方向に
均等に具えた二重の環状回転体、（６）は錠剤フィーダ
（１）　（１）・・・から排出された錠剤を錠剤分配室
（４）　（４）・・・（５）（５）・・・に供給するシ
ュータであって、シュータ（６）の出口付近には錠剤分
配室（４）　（４）・・・または（５）　（５）・・・
のいずれか一方を選択するシャッタ（７）が設けられて
いる。（８）　Ｃ８１はそれぞれ投入された散剤を一定
量ずつ排出する散剤フィーダ、（９）αＱは互いに内外
側に配置され、かつそれぞれ底板が適宜の底板開閉機構
により開閉可能となった多数（たとえば各４２個）の散
剤分配室αｌ］Ｑｌ）・・・ｆ１２ｉ　ａ渇・・・を円
周方向に均等に具えた二重の環状回転体、（１３１はす
べての環状回転体（２）　（３）　（９）　（１０にお
ける各分配室（４）　（５）αυα２の底板開放位置に
設けられたホッパ、圓はホッパＱ３１から薬包紙０５）
に投入された錠剤および散剤を分包する分包装置、（１
６）（１７１はそれぞれ環状回転体（２）　（３）のい
ずれか一方を錠剤フィーダ（１）　（１）・・・からの
錠剤供給速度に対応して分配室１ピツチずつ回転させ、
かつ他方を分包装置圓の分包速度に対応して分配室１ピ
ツチずつ回転させるモータ、（１８１（＋９＋はそれぞ
れ環状回転体（９）　ＣＬｆ）のいずれか一方を散剤フ
ィーダ（８Ｘ８）’からの散剤供給速度に対応して分配
室１ピツチずつ回転させ、かつ他方を分包装置αａの分
包速度に対応して分配室１ピツチずつ回転させるモータ
、ｔ２ｔｌ）は各ｆ１６ｆ制御する制御装置である。

錠剤フィーダ（１）　（１）・・・は第３図に示すよう
に、前面か開口したケースＱυ内に引出し可能に設けら
れた縦型引出体（支）■・・・のおのおのに上下に積層
して設けられた棚（２３１（ハ）・・・に、それぞれ複
数個ずつＭ肱されていて、制御装置ｔ２０＋から排出信
号を受けると錠剤を１錠ずつ排出して、各−棚圀）の背
後（ケースＱ１１の正面からみて左右いずれか一側）に
上下間を貫通して設けられた図示しないダクトを通って
落下させるようになっている。

散剤フィーダ（８Ｘ８）’は互いに同様のものであって
）第４図に示すように、上部にホッパ例を具えたケース
Ａ内に、頂部がホッノ（至）の落下孔と所要の間隙を保
って上方へ突出した円錐体（２６）が設けられ、円錐体
（２６）は下部周縁に断面弓形の環状溝１２７）が形成
されていて、ホッパｅ（至）に散剤が投入される際モー
タ（支）の駆動により回転して、ホッパ（至）の落下孔
との間隙を通って落下する散剤を円周方向にほぼ均等に
配分して環状満額に収容するようになってい部材＠は図
示の掻出位置とこれがら上方へ待避した位置とを変位可
能となっていて、ホッパ例への散剤投入時には円錐体（
５））の回転による散剤の均等配分を妨げないように待
避位置にあり、その後掻出位置へ変位し、モータ時の駆
動により回転して、円錐体例の回転にともない環状溝＠
内の散剤を一定量ずつ掻出して排出するようになってい
る。そして散剤フィーダ（８）から排出された散剤はシ
ュータ□□□を通って散剤分配室（１１）　（１１１・
・・に供給され、また散剤フィーダ（８ン′から排出さ
れた散剤はシュータ（至）′を通って散剤分配室（社）
Ｉ（１２＋・・・に供給されるようになっている。

上記の自動薬剤分包機は、制御装置ｔ２０＋が所定の錠
剤フィーダ（１）に排出信号を伝える一方、その錠剤供
給速度に対応して環状回転体（２）勿回転させると、錠
剤分配室（４）　（４）・・・には所定種類の錠剤が所
定数ずつ分配供給されることとなる。他方、必要な秤量
、混和がなされた散剤を投入された散剤フィーダ（８）
に制御装置（支））か排出信号を伝える一方、その散剤
供給速度に対応して環状回転体（９）を回転させると、
散剤分配室ａｎ　（１１１・・・には所定種類の散剤が
所定量ずつ分配供給されることとなる。また、シャッタ
（７）を切換えて錠剤フィーダ（１）および環状回転体
（３）を同様に作動させると、錠剤分配室（５）　（５
）・・・には所定種類の錠剤が所定数ずつ分配供給され
ることとなり、他方、必要な秤量、混和がなされた散剤
を投入された散剤フィーダ（８）′および環状回転体α
Ｑを同様に作動させると、散剤分配室叩０２）・・・に
は所定種類の散剤か所定量ずつ分配供給されることとな
る。そして、錠剤の分配供給が終了した環状回転体たと
えば（２）を分包装置−の分包速度に対応して回転させ
ると、錠剤分配室（４）　（４）・・・はその底板がホ
ッパＱ３１上で順次開放して錠剤を落下させることとな
り、また、散剤の分配供給か終了した環状回転体たとえ
は（９）を分包装置１ｌＱ４１の分包速度に対応して回
転させると、散剤分配室（１１１Ｑｌ）・・・はその底
板がホッパ叩上で順次開放して散剤を落下させることと
なる。この場合、前者だけを行えば錠剤が連続して分包
されることとなり、また後者だけを行えば散剤が連続し
て分包されることとなり、また前者と後者とを同時に行
えば錠剤と散剤との混入薬が連続して分包されることと
なり、また前者と後者とを交互に行えば錠剤と散剤とが
交互に分包されることとなる。さらに、このような環状
回転体（２）　（９）による分包作業中、環状回転体（
３）　（１（Ｊはそれぞれ錠剤フィーダ（１）、散剤フ
ィーダ（８）′から錠剤、散剤の分配供給が受けられる
こととなり、また環状回転体（３）　Ｑ＊による分包作
業中、環状回転体（２）　（９）はそれぞれ錠剤フィー
ダ（１）、散剤フィーダ（８）から錠剤、散剤の分配供
給が受けられることとなる。

したがって、散剤について必要な調剤作業（すなわち装
置びんからの取出し、秤量、混和等）金行ってそれを散
剤フィーダ（８Ｘ８）’に投入する作業だけを薬剤師等
の調剤作業者が行えは、その他はすべて自動的に処理さ
れて必要な分包体か中断なく連続して得られることとな
る。

第５．６図はこの発明の他の実施例を示し、環状回転体
（２）　（３）と環状回転体（９）α１と全上下に京ね
、かつ中心をずらして配置したものであり、その他も第
１．２図と同様の部分に同一の番号をつけて示しである
。このように配置すると、第１．２図のものに比べて自
動薬剤分包機の平面的大きさを小ざくすることができる
し、また反対に自動薬剤分包機の平面的大きさの範囲内
で環状回転体（２）　（３）および（９）αＱを最大限
大きくすることができて、そのため各錠剤分配室（４）
（５）および各散剤分配室Ｑｌｌ　ＩＪ２Ｊの大きさを
大きくするが、または分配室（４）（５）および０υｕ
渇の個数を増やすことができる。

なお、上記実施例では錠剤フィーダ（１）　（１）・・
・を引出式の格納棚ｆ２３）（２３１・・・に積層した
ためスペースの点で好ましいが、このようなものに限ら
ない。また散剤フィーダ（８Ｘ８）’は従来の一般的な
振動式フィーダに比べてはるかに高速で散剤を分配供給
することができるため好ましいが、このようなものに限
らず、またその個数も２個に限らない。また、たとえば
装置ひんからの取出し、秤量、混和等の必要な調剤作業
がなされた散剤を一時的に収容する散剤フィーダ（８）
または（８）′の真上へ順次搬送されて、散剤フィーダ
（８）または（８）′内の散剤がすべて排出され必要な
除塵がなされたのち搬送容藩円の散剤全投下するように
構成してもよく、そのようにすると、薬剤師等の調剤作
業者は散剤フィーダ（８）または（８）′からの散剤排
出状況にかかわらず散剤の調剤作業をつぎつぎに実行す
ることができるため、能率向上の点で好ましい。さらに
、たとえば散剤を取扱わない場合には、錠剤分配室（４
）　（４）・・・（５）　（５）・・・たけてなく散剤
分配室＋１１１　（ｉｌｌ・・・（１２１ａｚ・・・に
も錠剤を供給するように構成してすべての分配室（４）
（５）０υＵりを錠剤用として使用することができ、ま
た反対に錠剤を取扱わない場合には、散剤分配室Ｏｉｌ
　１１）・・・（１２１［２＋・・・たけでなく錠剤分
配室（４ン（４）・・・（５）　（５）・・・にも散剤
を供給するように構成してすべての分配室（４）（５）
α１）α２）を散剤用として使用することができ、その
他この発明は上記実施例の種々の変更、修正が可能であ
ることはいうまでもない。

この発明は上記のように構成したので、錠剤分配室を具
えた二重環状回転体の内外いずれか一方を錠剤フィーダ
の供給速度に対応して回転させながら各錠剤分配室に錠
剤を分配供給するとともに、他方を分包装置の分包速度
に対応して回転させながら各錠剤分配室から錠剤を排出
させて分包することができ、また、散剤分配室を具えた
二重環状回転体の内外いずれか一方を散剤フィーダの供
給速度に対応して回転させながら各散剤分配室に散剤を
分配供給するとともに、他方全分包装置の分包速度に対
応して回転させなから各散剤分配室から散剤を排出させ
て分包することができ、したかつて、錠剤および散剤を
それぞれ別々にまたは適宜組合せて、中断なく連続して
自動的に分包することができる等のすぐれた効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す概略的立面図、第２
図は第１図のものの要部の平面図、第３図は第１図の錠
剤フィーダ部分の拡大斜視図・第４図は第１図の散剤フ
ィーダの拡大斜視図、第５図はこの発明の他の実施例を
示す概略的立面図、第６図は第５図のものの要部の平面
図である〇（１）−錠剤フィーダ　　　（２）（３）：
環状回転体（４）（５）：錠剤分配室　　　（６）　（
３４）　ｆ３４１’　：シュータ（７）：シャッタ　　
　　　（８１８）’　：散剤フィーダ（９）α０：環状
回転体　　　０Ｄα２１二散剤分二基剤１３１（２１ホ
ツノぞ　　　　　圓：分包装置０５）：薬包紙　　　　
　　０６）σ７１　（１８＋　（１９＋（財）啜：モー
タｔ２０１　：制御装置　　　　　Ｑυに）：ケース（
支）：縦型引出体　　　　囚）：棚 □□□）二円錐体　　　　　　（２７＋　：環状溝Ｑ９
）：円板　　　　　　　田二半円板ａυ：掻出板　　　
　　　１３２１：掻出部材第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　少なくとも１つの錠剤フィーダと、少なくとも１
   つの散剤フィーダと、互いに内外側に配置され、かつそ
   れぞれが前記錠剤フィーダ“　から選択的に供給される
   錠剤を排出可能に収容する多数の錠剤分配室を具えた二
   重環状回転体と、互いに内外側に配置され、がっそれぞ
   れが前記散剤フィーダがら選択的に供給される散剤を排
   出可能に収容する多数の散剤分配室を具えた二重環状回
   転体と、前記画工重環状回転体から排出される錠剤およ
   び散剤を分包する分包装置と、前記各二重環状回転体の
   内外いずれか一方を選択的に前記錠剤フィーダまたは前
   記散剤フィーダの供給速度に対応して回転させ、かつ他
   方をカリ記分包装置の分包速度に対応して回転させる駆
   動装置とを設けたことを特徴とする自動薬剤分包機。 ２　前記錠剤フィーダは前記散剤分配室にも錠剤を供給
   可能となっている特許請求の範囲第１項記載の自動薬剤
   分包機。 ３、　前記散剤フィーダは前記錠剤分配室にも散剤を供
   給可能となっている特許請求の範囲第１項記載の自動薬
   剤分包機。 ４　前記両二重城状回転体は互いに上下に重なり、かつ
   中心をずらして配置されている特許請求の範囲第１項記
   載の自動薬剤分包機。