JPS5918749A - 熱可塑性樹脂の架橋方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂の架橋方法Info
- Publication number
- JPS5918749A JPS5918749A JP12762382A JP12762382A JPS5918749A JP S5918749 A JPS5918749 A JP S5918749A JP 12762382 A JP12762382 A JP 12762382A JP 12762382 A JP12762382 A JP 12762382A JP S5918749 A JPS5918749 A JP S5918749A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- ethylene
- copolymer
- moisture
- silanol condensation
- Prior art date
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- Pending
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体及
びエチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体の架
橋方法ならびに製列した樹脂組成物に関するものである
。
びエチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体の架
橋方法ならびに製列した樹脂組成物に関するものである
。
既にオレフィン重合体や塩化ビニル1刊合体ならびにそ
の共重合体を遊離ラジカル発生剤で架橋させたシミ子線
などを照射して架橋させる方法は公知である。しかし、
これらの方法では苛酷なノ・ンダ耐熱性に劣っていたり
、難燃剤を添加しても離燃性に限度があったり、高価な
装置を必要としたりする欠点がある。
の共重合体を遊離ラジカル発生剤で架橋させたシミ子線
などを照射して架橋させる方法は公知である。しかし、
これらの方法では苛酷なノ・ンダ耐熱性に劣っていたり
、難燃剤を添加しても離燃性に限度があったり、高価な
装置を必要としたりする欠点がある。
本発明者は上記の欠点をなくした新しい架橋方法を見出
した。
した。
本発明の方法によれば、エチレン−テトラフルオロエチ
レン共重合体又はエチレン−クロロ) IJフルオロエ
チレン共重合体にシランを特定の条件下で反応させ、つ
いで、シラノール縮合触O1&の存在下で水と反応させ
ることによって耐熱性及び機械的強度の非常にすぐれた
グラフト共重合体の架橋生成物を得ることができ、かつ
高価な装置など全く必要としない優れた方法である。
レン共重合体又はエチレン−クロロ) IJフルオロエ
チレン共重合体にシランを特定の条件下で反応させ、つ
いで、シラノール縮合触O1&の存在下で水と反応させ
ることによって耐熱性及び機械的強度の非常にすぐれた
グラフト共重合体の架橋生成物を得ることができ、かつ
高価な装置など全く必要としない優れた方法である。
本発明の方法を更に詳しく述べるとエチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、エチレンークロロトリフルオ
ロエチレン共重合体と一般式RR’ SiY、 (但し
Rはオレフィン性の不飽和基であり、Yは加水分解し得
る有機基でR′は基Rか基Yである)で表わされるシラ
ンを140℃以上の温度において6分以下、望ましくは
1分以下の半減期を有する遊離ラジカル発生剤の存在下
において反応させ、ついで得られた生成物をシラノール
縮合触媒の存在下において水分と接触せしめることを特
徴とするものである。
ルオロエチレン共重合体、エチレンークロロトリフルオ
ロエチレン共重合体と一般式RR’ SiY、 (但し
Rはオレフィン性の不飽和基であり、Yは加水分解し得
る有機基でR′は基Rか基Yである)で表わされるシラ
ンを140℃以上の温度において6分以下、望ましくは
1分以下の半減期を有する遊離ラジカル発生剤の存在下
において反応させ、ついで得られた生成物をシラノール
縮合触媒の存在下において水分と接触せしめることを特
徴とするものである。
本発明の方法において使用するシランの−f役式RR’
81Y、においてRは非加水分解型のオレフィン性不飽
オロ基であり、この様な基の例としてはビニルJli
、T I)ル基、ブテニル基、シクロへキセニル基、シ
クロペンタジェニル基、メタアクソロキシプロピル基等
があり、ビニル基が最も望ましい。
81Y、においてRは非加水分解型のオレフィン性不飽
オロ基であり、この様な基の例としてはビニルJli
、T I)ル基、ブテニル基、シクロへキセニル基、シ
クロペンタジェニル基、メタアクソロキシプロピル基等
があり、ビニル基が最も望ましい。
Yは加水分解し得る有機基で、例えばメトキシ基、エト
キシ基、ブトキシ基の様なアルコキシ基、ホルミロキシ
基、アセトキシ基、グロビオノキシ基の様なアシロキシ
基、−ON = 0(OH3)2、−0N=O(06H
5)2の様なオキシム基、゛またはアルキノアミノ基、
アリールアミノ基等がある。R′は基Rまたは基Yであ
る。その様なシランのうちで最も望ましいシランはビニ
ルトリメトキシシランおよびビニルトリエトキシソラン
である。シランの添加量は必要な架橋度の程匿によるが
、実際には0.1〜加重広部、好ましくは0.5〜10
重lit部である。
キシ基、ブトキシ基の様なアルコキシ基、ホルミロキシ
基、アセトキシ基、グロビオノキシ基の様なアシロキシ
基、−ON = 0(OH3)2、−0N=O(06H
5)2の様なオキシム基、゛またはアルキノアミノ基、
アリールアミノ基等がある。R′は基Rまたは基Yであ
る。その様なシランのうちで最も望ましいシランはビニ
ルトリメトキシシランおよびビニルトリエトキシソラン
である。シランの添加量は必要な架橋度の程匿によるが
、実際には0.1〜加重広部、好ましくは0.5〜10
重lit部である。
遊離ラジカル発生剤としては、反応温度下でエチレン−
テトラフルオロエチレン共重合体又はエチレン−クロロ
トリフルオロエチレン共重合体に遊離ラジカルを発生さ
せることができ、反応温度において6分以下の半減期、
望ましくは10以内の半減期を有する化合物が使用でき
、又一般には有機過酸化物を使用する。例えばジクミル
パーオキシド、1,3−ビス(1−ブチルパーオキシド
・インプロビル)ベンゼン、ラウロイルノf−オキシド
、t−ブチルパーオキ7ド、パーオキシイソプロピルカ
ーボネート、t−ブチルパーオクトエート、ジイソプロ
ぎルノ臂−オキシジカーボネート、ビス−(4−t−7
’チルシクロヘキシル)バーオキシジカーボネート、過
酸化ベンゾイル、並びにアゾ化合物例えばアゾビスイソ
ブチルニトリル、及びジメチルアゾノイソプチレートで
ある。これらのうちでジクミルパーオキシド、ラウロイ
ルノや一オキシ1゛が好プしい。いずれの例においても
使用される遊離ラジカル発生剤はグラフト共重合体とシ
ランの反応が行なわれるべき幌凹に依存する。
テトラフルオロエチレン共重合体又はエチレン−クロロ
トリフルオロエチレン共重合体に遊離ラジカルを発生さ
せることができ、反応温度において6分以下の半減期、
望ましくは10以内の半減期を有する化合物が使用でき
、又一般には有機過酸化物を使用する。例えばジクミル
パーオキシド、1,3−ビス(1−ブチルパーオキシド
・インプロビル)ベンゼン、ラウロイルノf−オキシド
、t−ブチルパーオキ7ド、パーオキシイソプロピルカ
ーボネート、t−ブチルパーオクトエート、ジイソプロ
ぎルノ臂−オキシジカーボネート、ビス−(4−t−7
’チルシクロヘキシル)バーオキシジカーボネート、過
酸化ベンゾイル、並びにアゾ化合物例えばアゾビスイソ
ブチルニトリル、及びジメチルアゾノイソプチレートで
ある。これらのうちでジクミルパーオキシド、ラウロイ
ルノや一オキシ1゛が好プしい。いずれの例においても
使用される遊離ラジカル発生剤はグラフト共重合体とシ
ランの反応が行なわれるべき幌凹に依存する。
又遊^(しラジカル発生剤はグラフト共重合体に所望の
変性の程度を与えるのに充分なII(、で使用すべきで
ある。その割合は遊離ラジカルによる架イ11Gが支配
的な機構になる程高い割合であるべきでない。
変性の程度を与えるのに充分なII(、で使用すべきで
ある。その割合は遊離ラジカルによる架イ11Gが支配
的な機構になる程高い割合であるべきでない。
通常の場合は0.01〜2.0重号部のi碩囲内で使用
される。7ラノ一ル縮合触媒として使用可能な物質は広
範囲のものがある。この様な物質には例えばジブチル錫
ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート、ノブチル錫
アセテート、酢酸第一錫、カソリル酸第−錫、ナフテン
酸鉛、カプリル酸亜鉛などがあり、シラノール縮合触媒
としての作用をする金属化合物のうち、任意のものを使
用することができるが、ジブチル錫ジラウレート、ジプ
チル錫ジアセテートなどの錫化合物が好適である。
される。7ラノ一ル縮合触媒として使用可能な物質は広
範囲のものがある。この様な物質には例えばジブチル錫
ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート、ノブチル錫
アセテート、酢酸第一錫、カソリル酸第−錫、ナフテン
酸鉛、カプリル酸亜鉛などがあり、シラノール縮合触媒
としての作用をする金属化合物のうち、任意のものを使
用することができるが、ジブチル錫ジラウレート、ジプ
チル錫ジアセテートなどの錫化合物が好適である。
以上の様に本発明によれば、優れた耐熱性、)【イ気特
性、機械強度、離燃性を有する樹脂を安価な方法で製造
できるのでrJL線破覆、銅張積層板等に多大な貢献を
するものである。
性、機械強度、離燃性を有する樹脂を安価な方法で製造
できるのでrJL線破覆、銅張積層板等に多大な貢献を
するものである。
Claims (1)
- 1、 140℃以上の温1fにおいて6分以下の半減期
を有し、遊離ラノカルを発生させることができる化合物
の存在下においてエチレノーテトラフルオロエチレン共
重き体又はエチレン−クロロトリフルオロエチレン共重
合体を一般弐RR’5iY2(但しRはオレフィン性の
不飽和基であり、Yは加水分解し得る有機基で、R′は
基R又は基Yである)で表わされる7ランと反応させ、
ついで得られた生成物をシラノール縮合触媒の存在下に
おいて水分と接触せしめることを特徴とする熱可塑性樹
脂の架橋方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12762382A JPS5918749A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 熱可塑性樹脂の架橋方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12762382A JPS5918749A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 熱可塑性樹脂の架橋方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5918749A true JPS5918749A (ja) | 1984-01-31 |
Family
ID=14964660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12762382A Pending JPS5918749A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 熱可塑性樹脂の架橋方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918749A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61264042A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-21 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 水系樹脂組成物 |
JPS62189676A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | Nec Corp | 媒体欠陥検出回路の自動特性測定装置 |
JPS6337275A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Hitachi Electronics Eng Co Ltd | 磁気ディスク検査装置診断用磁気ディスク作製装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529054A (en) * | 1975-07-14 | 1977-01-24 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | A method for cross-linking ethylene- propylene rubber |
JPS5215540A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-05 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | A process for crosslinking thermoplastic resins process for crosslinking thermoplastic resins |
JPS5247954A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | Gen Foods Corp | Method of producing dried topping mix |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP12762382A patent/JPS5918749A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529054A (en) * | 1975-07-14 | 1977-01-24 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | A method for cross-linking ethylene- propylene rubber |
JPS5215540A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-05 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | A process for crosslinking thermoplastic resins process for crosslinking thermoplastic resins |
JPS5247954A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | Gen Foods Corp | Method of producing dried topping mix |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61264042A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-21 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 水系樹脂組成物 |
JPS62189676A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | Nec Corp | 媒体欠陥検出回路の自動特性測定装置 |
JPS6337275A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Hitachi Electronics Eng Co Ltd | 磁気ディスク検査装置診断用磁気ディスク作製装置 |
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