JPS59187144A - タイミングベルトによる動力伝達装置 - Google Patents
タイミングベルトによる動力伝達装置Info
- Publication number
- JPS59187144A JPS59187144A JP5932183A JP5932183A JPS59187144A JP S59187144 A JPS59187144 A JP S59187144A JP 5932183 A JP5932183 A JP 5932183A JP 5932183 A JP5932183 A JP 5932183A JP S59187144 A JPS59187144 A JP S59187144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teeth
- timing belt
- belt
- pitch
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タイミングベルトを用いた動力伝達装置にお
いて、タイミングベルトの歯の損傷や摩耗を極力防止し
てその寿命が向上するように企図したものである。
いて、タイミングベルトの歯の損傷や摩耗を極力防止し
てその寿命が向上するように企図したものである。
チェノやタイミングベルトは、回転力を正確に伝達でき
ることから種々の分野で用いらｎているが、一般に振動
や騒音を嫌い且つ軽量化が必要な自動車のオイルポンプ
ギヤシャフトや吸排気弁のカムシャフト、燃料噴射ポン
プ駆動軸或いはバランサシャフトの駆動にはタイミング
ベルトが使わ几ている。通常、タイミングベルトが巻き
掛けら九るベルト車（プーリ）の外周には一定ピッチの
歯が形成さｎておシ、この歯と噛み合う歯がベルト車の
歯と同一ピッチでタイミングベルトに形成さｎているが
、タイミングベルトには可撓性が要求されることから、
張力の負荷によってタイミングベルトの歯のピッチが微
妙に変化し、結果としてベルト車との噛んでしまう欠点
があった。
ることから種々の分野で用いらｎているが、一般に振動
や騒音を嫌い且つ軽量化が必要な自動車のオイルポンプ
ギヤシャフトや吸排気弁のカムシャフト、燃料噴射ポン
プ駆動軸或いはバランサシャフトの駆動にはタイミング
ベルトが使わ几ている。通常、タイミングベルトが巻き
掛けら九るベルト車（プーリ）の外周には一定ピッチの
歯が形成さｎておシ、この歯と噛み合う歯がベルト車の
歯と同一ピッチでタイミングベルトに形成さｎているが
、タイミングベルトには可撓性が要求されることから、
張力の負荷によってタイミングベルトの歯のピッチが微
妙に変化し、結果としてベルト車との噛んでしまう欠点
があった。
例えば、自動車のオイルポンプギャシャフトとバランサ
シャフトとを駆動するタイミングベルトの荷重概念を表
す第１図に示すように、図示しないエンジンのクランク
シャフトと一体の駆動ベルト車ｌによってタイミングベ
ルト２が駆動さ几、図示しないオイルポンプギヤシャフ
トと一体のホイルポンプ用伝達ベルト車３及び図示しな
いバランサシャフトと一体のバランサシャフト用伝達ベ
ルト車４をそｎぞれ回すようになっている。しかし、こ
の場合には噛み合い始まりの部分よジも噛み合い終了側
の歯に負荷する荷重の方が大きくなシ、第２図に示すよ
うな荷重分布の傾向となるため、タイミングベルト２の
特定の歯が摩耗したり損傷してしまう欠点があった。
シャフトとを駆動するタイミングベルトの荷重概念を表
す第１図に示すように、図示しないエンジンのクランク
シャフトと一体の駆動ベルト車ｌによってタイミングベ
ルト２が駆動さ几、図示しないオイルポンプギヤシャフ
トと一体のホイルポンプ用伝達ベルト車３及び図示しな
いバランサシャフトと一体のバランサシャフト用伝達ベ
ルト車４をそｎぞれ回すようになっている。しかし、こ
の場合には噛み合い始まりの部分よジも噛み合い終了側
の歯に負荷する荷重の方が大きくなシ、第２図に示すよ
うな荷重分布の傾向となるため、タイミングベルト２の
特定の歯が摩耗したり損傷してしまう欠点があった。
本発明者らは上述した現象について種々の実験により追
求した結果、第１図に示すテンションプーリ５の押圧力
を小さくしてタイミングベルト２の初張力を小さくした
り、或いはタイミングベルト２の駆動力を小さくしたシ
、或いは歯先がベルト車１，３．４の歯底面に押し当る
構造のようなタイミングベルト２を使用した場合に第２
図に示すような状態となシ、又、逆にタイミングベルト
２の初張力を大きくしたシ、或いはタイミングベルト２
の駆動力を大きくしたシ、或すは歯先がベルト車１，３
．４の歯底面に当接しない構造のタイミングベルト２を
使用した場合には、第３図に示すように噛み合い始まり
の部分の歯に負荷する荷重の方が噛み合い終了側よりも
大きくなることを見い出した。
求した結果、第１図に示すテンションプーリ５の押圧力
を小さくしてタイミングベルト２の初張力を小さくした
り、或いはタイミングベルト２の駆動力を小さくしたシ
、或いは歯先がベルト車１，３．４の歯底面に押し当る
構造のようなタイミングベルト２を使用した場合に第２
図に示すような状態となシ、又、逆にタイミングベルト
２の初張力を大きくしたシ、或いはタイミングベルト２
の駆動力を大きくしたシ、或すは歯先がベルト車１，３
．４の歯底面に当接しない構造のタイミングベルト２を
使用した場合には、第３図に示すように噛み合い始まり
の部分の歯に負荷する荷重の方が噛み合い終了側よりも
大きくなることを見い出した。
このようなことから本発明は、一定ピツチの歯が外周に
形成さｎた複数のベルト車と、とｎらベルト車に巻き掛
けられ且つ前記歯と噛み合ってこの歯のピッチと対応し
た一定ヒツテの歯を有するタイミングベルトとで構成さ
ｎた動力伝達装置において、前記ベルト車に対する前記
タイミングベルトの噛み合い部分におけるこのタイミン
グベルト′の各歯の荷重が均一となるように、前記ベル
ト車の歯のピッチに対する前記タイミングベルトの歯の
ピッチを相対的に長めか或いは短かめに設定したことを
特徴とする構成によって、タイミングベルトの歯の損傷
や摩耗を極力防止しその寿命が向上するように企図した
動力伝達装置を提供することを目的とする。
形成さｎた複数のベルト車と、とｎらベルト車に巻き掛
けられ且つ前記歯と噛み合ってこの歯のピッチと対応し
た一定ヒツテの歯を有するタイミングベルトとで構成さ
ｎた動力伝達装置において、前記ベルト車に対する前記
タイミングベルトの噛み合い部分におけるこのタイミン
グベルト′の各歯の荷重が均一となるように、前記ベル
ト車の歯のピッチに対する前記タイミングベルトの歯の
ピッチを相対的に長めか或いは短かめに設定したことを
特徴とする構成によって、タイミングベルトの歯の損傷
や摩耗を極力防止しその寿命が向上するように企図した
動力伝達装置を提供することを目的とする。
つまり、本発明は第２図に示すような状態において噛み
合い部におけるタイミングベルトの歯のピッチがベルト
車の歯のピッチよりも小さめに弾性変位してしまうこと
から、あらかじめベルト車の歯のピッチよりもタイミン
グベルトの歯のピッチをわざと相対的に大きめに設定し
、第３ン１に示すような状態において噛み合い部におけ
るタイミングベルトの歯のピッチがベルト車の歯のピッ
チよりも大きめに弾性変位してし寸うことから、あらか
じめベルト車の歯のピッチよりもタイミングベルトの歯
のピッチをわざと相対的に小さめに設定したものである
。
合い部におけるタイミングベルトの歯のピッチがベルト
車の歯のピッチよりも小さめに弾性変位してしまうこと
から、あらかじめベルト車の歯のピッチよりもタイミン
グベルトの歯のピッチをわざと相対的に大きめに設定し
、第３ン１に示すような状態において噛み合い部におけ
るタイミングベルトの歯のピッチがベルト車の歯のピッ
チよりも大きめに弾性変位してし寸うことから、あらか
じめベルト車の歯のピッチよりもタイミングベルトの歯
のピッチをわざと相対的に小さめに設定したものである
。
これによって、ベルト車に対するタイミングベルトの噛
み合い部における各歯の荷重が平均化され、一部の歯に
のみ大きな荷重が負荷しなくなったため、タイミングベ
ルトの歯の損傷や極端な摩耗を防止できる。なお、ベル
ト車の歯のピッチとタイミングベルトの歯のピッチとの
相対的な変位量は、−ピッチ肖り０．００５ミリメート
ル〜０，０３ミリメートル位が一応の目安であり、タイ
ミングベル、トの初張力や駆動力。
み合い部における各歯の荷重が平均化され、一部の歯に
のみ大きな荷重が負荷しなくなったため、タイミングベ
ルトの歯の損傷や極端な摩耗を防止できる。なお、ベル
ト車の歯のピッチとタイミングベルトの歯のピッチとの
相対的な変位量は、−ピッチ肖り０．００５ミリメート
ル〜０，０３ミリメートル位が一応の目安であり、タイ
ミングベル、トの初張力や駆動力。
歯形成いは材質等によって変化する。
このように本発明のタイミングベルトによる動力伝達装
置によると、ベルト車に対するタイミングベルトの噛み
合い部における各歯の荷重が平均化するようにタイミン
グベルトの歯のピッチとベルト車の歯のピッチとを相対
的に変えたので、極端に大きな荷重がタイミングベルト
の歯に負荷しなくなり、歯の損傷や摩耗を従来のものよ
シ少なくすることが可能で寿命の向上を企図し得る。
置によると、ベルト車に対するタイミングベルトの噛み
合い部における各歯の荷重が平均化するようにタイミン
グベルトの歯のピッチとベルト車の歯のピッチとを相対
的に変えたので、極端に大きな荷重がタイミングベルト
の歯に負荷しなくなり、歯の損傷や摩耗を従来のものよ
シ少なくすることが可能で寿命の向上を企図し得る。
第１図は自動車のエンジンにタイミングベルトを組み込
んだ一実施例における各ベルト車とタイミングベルトと
の噛み合い部の各歯に負荷する荷重の大きさを表す機構
概念図、第２図。 第３図はこれをグラフ化して荷重の大きさと噛み合い部
との関係の一例をそｎぞｎ表すグラフであジ、図中の符
号で １．３．４はベルト車、 ２はタイミングベルトである。 特許出願人 三菱自動車工業株式会社 後代理人 弁理士光石士部 （他１名） 第１図 第２ｉシ 大 タイミングベルトの駆 第３図 大 合い音 ＼ 動方向
んだ一実施例における各ベルト車とタイミングベルトと
の噛み合い部の各歯に負荷する荷重の大きさを表す機構
概念図、第２図。 第３図はこれをグラフ化して荷重の大きさと噛み合い部
との関係の一例をそｎぞｎ表すグラフであジ、図中の符
号で １．３．４はベルト車、 ２はタイミングベルトである。 特許出願人 三菱自動車工業株式会社 後代理人 弁理士光石士部 （他１名） 第１図 第２ｉシ 大 タイミングベルトの駆 第３図 大 合い音 ＼ 動方向
Claims (1)
- 一定ピッチの歯が外周に形成さｎた複数のベルト車と、
これらベルト車に巻き掛けら几且つ前記歯と噛み合って
この歯のピッチと対応した一定ヒッチの歯を有するタイ
ミングベルトとで構成さｎた動力伝達装置において、前
記ベルト車に対するッ前記タイミングベルトの噛み合い
部分におけるこのタイミングベルトの各歯の荷重が均一
となるように、前記ベルト車の歯のピッチに対する前記
タイミングベルトの歯のピッチを相対的に長めか或いは
短かめに設定したことを特徴とするタイミングベルトに
よる動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5932183A JPS59187144A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | タイミングベルトによる動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5932183A JPS59187144A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | タイミングベルトによる動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59187144A true JPS59187144A (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=13109973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5932183A Pending JPS59187144A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | タイミングベルトによる動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59187144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102853039A (zh) * | 2011-06-29 | 2013-01-02 | 吴江市华东毛纺织染有限公司 | 传动机构 |
-
1983
- 1983-04-06 JP JP5932183A patent/JPS59187144A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102853039A (zh) * | 2011-06-29 | 2013-01-02 | 吴江市华东毛纺织染有限公司 | 传动机构 |
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