JPS5918600Y2 - マイクロスイツチ - Google Patents

マイクロスイツチ

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Publication number
JPS5918600Y2
JPS5918600Y2 JP12571380U JP12571380U JPS5918600Y2 JP S5918600 Y2 JPS5918600 Y2 JP S5918600Y2 JP 12571380 U JP12571380 U JP 12571380U JP 12571380 U JP12571380 U JP 12571380U JP S5918600 Y2 JPS5918600 Y2 JP S5918600Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
shaped body
magnetic path
rotational position
shortest
Prior art date
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Expired
Application number
JP12571380U
Other languages
English (en)
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JPS5649021U (ja
Inventor
日出男 「やぶ」原
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP12571380U priority Critical patent/JPS5918600Y2/ja
Publication of JPS5649021U publication Critical patent/JPS5649021U/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手動など機械的外力を加えることにより導通状
態から遮断状態へ、または遮断状態から導通状態へと電
気回路を瞬時に切換えることのできるマイクロスイッチ
にかかるもので、このようなマイクロスイッチにおいて
スイッチ動作に必要な外力を軽減するとともに耐震動衝
撃性にすぐれ、しかも長寿命であるようなものを提供す
ることを主目的とする。
マイクロスイッチは、従来、バネ機構によってスナップ
動作を行わせている。
このような従来のマイクロスナップスイッチにおいては
、耐震動衝撃性をよくするためバネを強化すればスイッ
チを動作させるのに大きい外力が必要となり、また、ス
イッチ動作に要する力を小さくするため弱いバネを用い
れば耐震動衝撃性が悪くなるという欠点がある。
のみならず、バネを用いるため一般に短命である。
マイクロスイッチは各種の機器に多数用いられるので、
例えば交通機関その他の搭載機器に組込まれる場合も多
く、従って相当程度の耐震動作、耐衝撃性が要求される
そのため、スイッチ動作に必要な力についていえば、実
際に市場に供給されている長寿命型のものは、ピンレバ
ー型のもので最低10g程度、回転レバー型のもので7
g−cnn程度であり、それ以下のものは提供されてい
ない。
本考案は、従来のマイクロスイッチの上記した欠点に鑑
み、スイッチ動作に所要の力を軽減するとともに耐震動
衝撃性をも向上させ、しかも長寿命のものを提供できる
手段を研究開発したもので、以下図示の実施例につき本
考案を説明する。
即ち、4は脚41.42をもち、軟鋼(常磁性体)から
なるヨーク、2は永久磁石(強磁性体)の棒状体であり
、これらの磁性体によって磁気回路Mが形成されている
図示されてはいないが、このような磁気回路は、ヨーク
、棒状体の一方又は双方が強磁性体であれば成立するの
はもちろんである。
棒状体2は回転軸3により、軸長の中間においてプロペ
ラ状に軸支されているが、その軸が脚41.42間の最
短磁路M′に位置する第1の回転位置(第1図、第2図
)から、最短磁路M′に対して傾いた第2の回転位置(
第3図)まで回転可能になっている。
1はリードスイッチで、その一方の接片6が、特に第1
図かられかるように、ヨークの脚41と棒状体2の間に
おいて前記した最短磁路M′内に位置し、かつ他方の接
片7が最短磁路M′の側方に位置するとともに、棒状体
2の前記した第2の回転位置においては、両接片6,7
がそのときの磁路M//内に位置するように、脚41.
42間に固設されている。
本考案は上記のようにしてなり、磁気回路Mの一部を形
成する棒状体2は、最短磁路M′に位置する第1の回転
位置から最短磁路M′に対して傾いた第2の回転位置ま
で回転可能に軸支されているので、棒状体が第1の回転
位置にあるときは、磁気回路Mの磁束が最短磁路M′と
一致している。
一方、リードスイッチ1の一方の接片6は最短磁路M′
中に位置しており、従って前記した位置にある棒状体2
の磁束内に位置しているが、他方の接片7がこの磁束か
ら側方に外れているので、接片6,7の組は磁気に感応
せず、従ってリードスイッチ1の電気回路は開いている
しかしながら、第3図のように棒状体2を第2の回転位
置に回転すれば、脚41.42間の磁路が最短磁路M′
から変形され、M//のように側方に移動し、従って磁
束が両方の接片6,7を貫通し、その結果、接片6,7
の組が磁気に感応し互に接触し、リードスイッチ1の電
気回路が閉じる。
つぎに回転軸3に加わっている外力を除けば、磁気回路
Mが最短磁路M′に収縮するための偶力が加わり、棒状
体2は再び第1図に示す第1の回転位置に戻り、リード
スイッチ1の電気回路が再び開く。
この際の棒状体2が前記した第2の回転位置から第1の
回転位置へ復帰するのに要するトルクは、最初外力によ
って与えなければならないが、棒状体2の復元力はこれ
が最短磁路M′に近付くにともなって加速度的に増加す
るので、その復帰は速やかに完了する。
そして、棒状体2は最短磁路M′に沿った状態において
最も安定であり、外部からの震動、衝撃に対して強力に
その位置を保つことができる。
なお、前記した第2の回転位置から第1の回転位置への
復帰に要する前記偶力の強さは棒状体2とヨークの脚4
2との近接の程度、即ち、間隙5の調節によって自由に
変えることができる。
即ち、本考案によれば、回転軸2を外力で回転すること
により電気回路の開閉を制御することができるのである
が、このようにして電気回路の開閉を制御する際、棒状
体2が最短磁路M′にある位置から棒状体2を回転する
のに必要なトルクは、棒状体2とヨークの脚42との近
接度をかえろことによって自由に小さくできるし、他方
、棒状体2をその回転した位置から最初の位置へ復帰さ
せる場合は、はじめに小さいトルクを与えるだけで、そ
の後は変形した磁路M“から最短磁路M′への復元力に
より復帰が完成するので、このマイクロスイッチを動作
させるのに所要の力は非常に小さい。
また、棒状体2はその質量を小さく選定することができ
、かつ最短磁路M′内において最も安定なので、震動や
衝撃に対して非常に安定に設計することが可能である。
また、回転素子を小さくすれば慣性能率が小さくなるの
で前記した復帰の際の制動が速やかになる。
上記したように、本考案によれば、動作に必要なトルク
が小さく、シかも耐震動、耐衝撃性の大きいマイクロス
イッチを提供することができるが、それのみならず、本
考案にかかるマイクロスイッチには次のような利点があ
る。
すなわち、従来の、バネを使用したマイクロスイッチは
動作点において所要の外力が急激に大きくなる関係上動
作に円滑を欠く欠点があったが、本考案によれば永久磁
石の磁束を介してその動作が行われるので、外力によっ
て−たん回転素子に所要のトルクを与えた後、電気回路
の導通または解放が行われる動作点においては所要の外
力が小さくなるので、回路の接、断の動作が極めて円滑
である。
また、従来のマイクロスイッチにおいて、動作に所要の
外力を小さくするためにバネ定数の小さい渦巻きバネを
用いると、回転軸に対する回転規制が必要であり、その
ための規制用部材を設けることを余儀なくされるが、本
考案によれば回転軸の回転の終末点は磁束によって規制
されるので、そのような余分の部材を設ける必要がない
つぎに、本考案にかかるマイクロスイッチは、動作に所
要のトルクが小さく、かつ一般的に短寿命であるバネを
用いていないし、電気回路開閉のスイッチング部材とし
ては寿命の長いリードスイッチを使用しているので、そ
の寿命が長く、シかもスイッチとして防爆性である。
本考案にかかるマイクロスイッチは上記したような多く
の長所をそなえるので、固定用、移動用など各種の機器
に組込んで使用できるが、特に、硬貨のような小重量物
を駆動力源として使用する各種の自動販売機に使用すれ
ば、いわゆるまくりあげなどマイクロスイッチによる硬
貨停滞の故障を生ずるおそれがなく、また、車輌等の交
通機関搭載用の機器に使用すれば各方向からの震動や衝
撃に耐え、長期間それら機器の能力を発揮させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例において、棒状体が第1回転
位置にある正面図、第2図は同じく右側面図、第3図は
同じ実施例において棒状体が第2回転位置にある正面図
である。 1はリードスイッチ、2は棒状体、3は回転軸、4はヨ
ーク、41.42はヨークの脚、5は間隙、6,7は接
片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性体のヨーク4の脚41.42間に磁性体の棒状体2
    とリードスイッチ1を挿入して、ヨーク4と棒状体2に
    より磁気回路Mを形成させ、棒状体2は、その軸が脚4
    1.42間の最短磁路M′に位置する1の回転位置から
    、最短磁路M′に対して傾いた第2の回転位置まで回転
    可能に軸長の中間を回転軸3により軸支し、リードスイ
    ッチ1は、一方の接片6が最短磁路M′に位置し、他方
    の接片7が最短磁路M′の側方に位置し、かつ棒状体2
    の前記第2の回転位置においては面接片6,7がそのと
    きの磁路M′内に位置するような位置に固設してなるマ
    イクロスイッチ。
JP12571380U 1980-09-04 1980-09-04 マイクロスイツチ Expired JPS5918600Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12571380U JPS5918600Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04 マイクロスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12571380U JPS5918600Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04 マイクロスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5649021U JPS5649021U (ja) 1981-05-01
JPS5918600Y2 true JPS5918600Y2 (ja) 1984-05-29

Family

ID=29357600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12571380U Expired JPS5918600Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04 マイクロスイツチ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5918600Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5649021U (ja) 1981-05-01

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