JPS59185486A - テレビ信号への情報多重化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えばビデオテープレコーダ（ＶＴＲ，）にお
いて、記録日時、コメント等の付加情報を映像信号と共
に記録できるようにする方法に関する。

背景技術とその問題点 例えばＶＴＲにおいて、記録日時、コメント等の付加情
報を映像信号と共に記録したいという要求がある。その
場合に、いわゆるスーパーインポーズによって画面上に
表示されるように、付加情報の文字等の信号を映像信号
の画像期間に重畳して記録することが提案されている。

しかしながらこの方法では、−担記録された文字等は除
去することができなくなり、必要のないときにも表示さ
れたままで、画面の鑑賞に支障となるおそれがある。ま
た画面の妨害とならない程度の少数の文字しか記録でき
ず、あまり長いコメント等を入れることはできない。

これに対して付加情報の文字等をコード化し、垂直水平
のブランキング期間等の画面外の部分に挿入し、再生時
は分離デコードされた信号を映像信号に重畳して表示す
ることが考えられる。これによれば不要時に重畳を中止
することにより支障のない画面の鑑賞を行うことができ
る。

ところがこの場合に、垂直のブランキング期間では、中
継局間の参照信号や文字放送信号等が既に設けられるこ
とになっており、上述のような個人的な目的に使用され
る余地はない。また一本の水平ラインに多数のデータビ
ットを設ける場合には、デコード、時にクロック信号の
再生も行わなければならず、そのための構成が複雑にな
ってしまう。

さらに水平のブランキング期間では、いわゆるパックポ
ーチにはカラーバースト信号や、ＶＴＲでは利得制御用
の基準パルス信号なども挿入されており１、この部分を
用いることは困難であり１．また用いるためには複雛な
構成を必要とする。

発明の目的 本発明はこのような点にかんがみ、簡単な構成で付加情
報の記録が行えるようにするものである。

発明の概要 本発明は、標準テレビ信号の水平同期信号の後縁を微小
時間幅だけ短縮するか否かによって付加情報を多重化す
るようにしたことを特徴とするテレビ信号への情報多重
化方法であって、これによれば簡単な構成で付加情報の
記録を行うことができる。

実施例 第１図において、アンテナ（１）からの信号が入力端子
（２）を通じてチューナ（３）に供給され、所望の放送
波が受信される。この受信信号が中間周波回路（４）を
通じて映像検波回路（５）Ｋ供給され、検波されたコン
ポジットの映像信号が信号合成器（６）に供給−１され
る。

また検波回路（５）からの映像信号が同期分離回路圓に
供給されて垂直水平の同期信号が分離され、これらの同
期信号がタイミング発生回路ｕｚに供給される。また分
離回路（１１）からの水平同期信号かノくルス発生回路
０Ｊに供給される。そして第２図Ａに示すような映像信
号からＢに示すような水平同期信号が分離された場合に
、この信号の立下りからＣＫ示すようなパルスを形成し
、このノくルスを元の水平同期信号から減算してＤに示
すようなノくパルス信号が発生される。このノ（ルス信
号がエンコーダ（１４）Ｉｃ供給され、上述の回路（１
２＋からのタイミング信号がエンコーダＩに供給され、
さらにキーボード（１５）からの所望の付加情報の文字
等のコード信号がエンコーダ（１４）Ｖｃ供給される。

そしてこのエンコーダＩにて文字等のコード信号に応じ
て第２図りのパルス信号が通過または遮断される。

このパルス信号が合成器（６１Ｋ供給されて上述の映像
信号から減算される。これによって例えば第２図Ｅに示
すように、文字等のコード信号か１１″のとき映像信号
中の水平同期信号の・幅が短縮され、“０″のとき伸張
（不変）される。この映像信号が記録回路（７）を通じ
て記録再生切換スイッチ（８）の記録側接点Ｒ，に供給
され、このスイッチ（８）から回転ヘッド（９）　Ｋ供
給されて磁気テープ（１０１に記録される。

このようにして付加情報の文字等のコード信号に従って
水平同期信号の幅の伸縮された映像信号が記録される。

そして再生時にはテープａαからヘッド（９）で再生さ
れた信号がスイッチ（８）の再生側接点Ｐを通じて再生
回路（２１１に供給される。この再生回路Ｑ１Ｊからの
コンポジットの映像信号が信号合成器（２２１ＶＣ供給
される。

また再生回路（２１）からの映像信号が同期分離回路ａ
ｌｌ供給されて垂直水平の同期信号が分離され、これら
の同期信号がタイミング発生回路（３２１ｋＣ供給され
る。また分離回路６υからの水平同期信号がデコーダ（
ハ）に供給され、このデコーダＣ３３１に回路０２から
のタイミング信号か供給されて、上述の水平同期信号の
幅の伸縮による１”、０”のコード信号が検出される。

このコード信号がメモリ（３勾に供給されると共に上述
のタイミング信号がメモリ３４ｉＫ供給され、所定のビ
ット数ずつの文字等のコード信号がメモリー（財）Ｋ記
憶される。この記憶されたコード信号がタイ、ミンク信
号に応じて読出されてキャラクタ発生回路Ｃ３５１に供
給され、この発生回路Ｃ（５１にもタイミング信号が供
給されて、再生映像信号の走査位置に応じて文字等の画
像を構成する高電位信号が形成される。

この文字等を構成する高電位信号がスイッチ０６）を通
じて合成器（２３に供給されて上述の再生映像信号に加
算される。これによって再生映像信号の文字等に対応す
る部分、の信号レベルが高電位にされた信号が形成され
、この信号が出力端子（２３１に供給され、またはＲＦ
回路（２４１にて例えば２チヤンネルの放送波とされて
ＲＦ出力端子（Ｉ！最に供給される。

このようにして水平同期信号の幅の伸縮によるコード信
号が検出され、このコード信号に従った文字等の画像が
映像信号にスーパーインポーズされる。

こうして付加情報が多重化されるわけであるが、この方
法によればコード信号に従って水平同期信号の幅を伸縮
するようにしたので、他の信号等に影響を与えるおそれ
が全くない。なお水平同期信号の幅は５〜１０％程度の
伸縮であれば動作等に影響を与えるおそれはなく、雑音
等の影響を考慮して任意の伸縮幅とすることができる。

またこの方法によれば、再生時にも水平同期信号によっ
て検出のタイミング信号を形成するので、複雑なりロッ
ク再生回路等を設ける必要がなく、記録再生装置の構成
も極めて簡単になる。なお例えばＮＴＳＣ方式の映像信
号において、１フレーム中の４８０の水平同期信号にコ
ード信号を重畳したとすると、１秒間に１４４００ビツ
トのコード信号を記録することができ、１つの文字等の
キャラクタを１２ビツトでコード化したとして、１秒間
に１２００個のキャラクタを付加情報として多重化でき
る。

従ってこの付加情報の１部ずつを選択的に表示できるよ
うにしてもよく、さらにスイッチ（至）をオフすること
により、表示を完全に除くこともできる。

またこの多重化されたコード信号は、仮に水平同期信号
が画面上に表われるようにしたとしても判読は不可能で
あり、これを用いて違法なダビングを摘発するための暗
号等を多重化することもできる。

さらにこの方法は記録再生に限らず映像信号の伝送にお
いても適用することができる。

発明の効果 本発明によれば、簡単な構成で付加情報の記録を行うこ
とができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例のブロック図、第２図はその説明
のための波形図である。 αｎ　、　Ｃ３１］は同期分離回路、Ｑ２＋　、　（３
ａはタイミング発生回路、α（ト）はパルス発生回路、
ａ４）はエンコーダ、ｕ９はキーボード、關はデコーダ
、□□□はメモリ、＠はキャラクタ発生回路、（至）は
スイッチである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 標準テレビ信号の水平同期信号の後縁を微小時間幅だけ
   短縮すあり・否かによって付加情報を多重化するように
   したことを特徴とするテレビ信号への情報多重化方法。