JPS5918369Y2 - 電子走査式レ−ダ装置 - Google Patents

電子走査式レ−ダ装置

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JPS5918369Y2
JPS5918369Y2 JP11003576U JP11003576U JPS5918369Y2 JP S5918369 Y2 JPS5918369 Y2 JP S5918369Y2 JP 11003576 U JP11003576 U JP 11003576U JP 11003576 U JP11003576 U JP 11003576U JP S5918369 Y2 JPS5918369 Y2 JP S5918369Y2
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JP
Japan
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antenna
wobbling
scanning
electronic scanning
control means
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JP11003576U
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JPS5327776U (ja
Inventor
哲夫 片山
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株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子走査空中線を使用した電子走査式レーダ装
置に係り、特にレーダ指示器画面上におけるコラプシン
グ損失を減少させるように空中線ビーム走査を制御する
ように改良した装置に関する。
一般にレーダにおいては、使甫ビーム幅が狭い方が目標
捜索の精度が高くなり好都合である。
このように幅の狭いビーム、いわゆるペンシルビームに
より空間を走査する電子走査式のレーダ空中線は、方位
方向および高低方向の両方とも電子的に走査されるかあ
るいはいずれか一方向のみ電子的に走査され他方向は機
械的に走査される。
第1図、第2図はフェーズドアレイ空中線11が方位方
向へは機械的に走査され、高低方向へは電子的に走査さ
れることによって方位方向360°を捜索覆域とする例
を示す。
この場合、第1図aに示すビーム走査は空中線の機械的
回転に伴って方位方向へ回転しながら電子的ビーム制御
により同図すまたはCに示すように単位方位角△θの移
動毎に一定の高低角内を鋸歯状または三角形状に往復す
る。
また第2図aに示すビーム走査は空中線の機械的回転に
伴って方位方向へ回転しながら電子的ビーム制御により
同図すに示すように高低角が一定方向へ次第に移動する
、いわゆるらせん状走査である。
なお、第1図、第2図においてハツチング部Aはある時
刻におけるペンシルビームの断面を表わし、Bはビーム
走査すべき空間覆域を表わす。
ところでビーム走査の速度は、レーダの信号検知、処理
に必要なビーム幅当りのヒツト数が得られるようにすれ
ばよいが、走査すべき空間の覆域を走査する時間(テ゛
−タレート)も早くしたいという要求もある。
このような要求にしたがって第1図のビーム走査におい
ては方位方向のビームの重なりの程度が第3図aに示す
ような必要最小限になるような速度で走査することが多
い。
この場合、図示ハツチング部分に目標が存在していると
すれば、ビーム走査により得られるレーダ情報がPPI
(PlanPosition Indication
の略)指示器により表示されると例えば第3図Cに示す
ようになる。
即ち雑音は放射状の針状輝線となり、エコーは1本ある
いは数本の強い輝線の集団となって見える。
ここでレーダエコービデオ部分を拡大すると第3図すに
示すようになる。
つまり単位方位角△θ毎にそれぞれ約N個のヒツトパル
スが順次得られるが、前述したような不連続的な方位走
査に伴って得られるそれぞれN個のヒツトパルスにより
なる各ヒツトパルス群相互間には一定の時間間隔が存す
るので指示器螢光面における輝点残留時間の積分がなさ
れない。
即ち上記したようなビーム走査においては、ビームパタ
ーン、走査パターン、走査速度等に起因して目標エコー
パルスのとぎれが方位方向で発生し、通常のファンビー
ムを有する捜索レーダに比べてレーダ指示器面上のコラ
プシング損失が増大し、方位方向でレーダ探知距離が部
分的に減少する。
このような現象は第1図Cに示したビーム走査において
も発生する。
これに対して第2図のビーム走査においては、第4図a
に示すように高低方向で目標エコーパルスのとぎれが発
生し、Cスコープ指示面上のエコービテ゛オ画像は第4
図すに示すように針状になり、高低方向でコラプシング
損失が増大する。
なお第1図のビーム走査に対してPPI表示に代えBス
フ−1表示をする場合、また第2図のビーム走査に対し
てレーダエコーの距離成分をBスフ−1表示する場合に
も上述したようにエコー像は針状に表示される欠点があ
る。
上記したような欠点があるのにペンシルビームを使用す
る理由は、主として捜索中追随(所謂トラックワイルス
キャン)や用途を切換えることのできる多機能レーダ等
に適しているがらである。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、空中線走
査ビームにウオブリング(ビーム位置偏位)を与えるこ
とによって目標エコーパルスのとぎれ現象を防止し、コ
プラプシング損失の増大を防止し得る電子走査式レーダ
装置を提供するものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例を詳細に説明する
第5図において51は電子走査空中線であり、方位方向
へは例えば空中線駆動部52により機械的に回転駆動さ
れる。
上記空中線51は、例えばフェーズドアレイ空中線より
なり、方位用電子走査信号発生器53および高低用電子
走査信号発生器54からそれぞれ供給される方位走査信
号aおよび高低走査信号すにより方位方向および高低方
向のビーム走査が制御される。
上記方位走査信号aは例えば第6図aに示すように時間
の経過(換言すれば空中線機械軸の回転角つまり空中線
51の方位角に相当する。
)に対しである一定値を中心に小さな周期で微少振幅d
の鋸歯状波が重畳されたような角度テ゛−夕を有する。
また前記高低走査信号は例えば第6図すに示すように時
間の経過に対して一定周期で且つ一定振幅りの鋸歯状波
が繰り返すような角度データを有する。
したがって上記空中線51のビーム走査は機械的方位方
向走査に電子的微少走査振動が加味される。
この振動の大きさ、即ちウオブリングの大きさく角度位
置偏位)は高低角の走査の周期に相的する時間に空中線
51が機械的に走査される方位角の量△θ(第6図す参
照)に対応する方位角データd(前記鋸歯状波の振幅に
相当する。
第6図a参照。
)を目安とし、ウオブリングの速度はレーダに必要なビ
ーム幅当りのパルスヒラ1〜数N個にほぼ等しいパルス
数を得る時間内に前記△θだけ方位角が進むように設定
することが望ましい。
したがって第7図aに示すようなビーム走査パターンか
′得られ、目標エコーパルスは第7図すに示すように方
位方向にほは゛一定間隔に並ぶヒツトパルス列を含むよ
うになる。
一方、前記空中線51の機械軸の機械的回転角が例えば
シャフトエンコーダ55により検出されて方位角テ゛−
夕が発生する。
このテ゛−夕はデータコード変換回路56により前記走
査信号と同様のコードに変換されて演算回路57に導か
れる。
この演算回路57には前記方位用電子走査信号発生器5
3の方位走査信号出力が導かれ、ここで両人力が加算さ
れ、第6図Cに示すような指示器方位角テ′−タ出力が
得られる。
このテ゛−タ出力はD/A(テ゛ジタル/アナログ)変
換器58に導かれてアナログ変換される。
このアナログ出力により正弦波、余弦波発生回路59が
駆動され、指示器60のブラウン管61の方位走査に必
要な信号が生成される。
したがってここで生成される正弦波信号、余弦波信号は
それぞれウオブリングが重畳されている。
そして掃引発生器62は上記正弦波信号、余弦波信号に
対して距離方向走査に必要な鋸歯状波信号を発生して重
畳して掃引信号を生成する。
この掃引信号は掃引増幅器63により増幅されて指示器
60の例えば偏向ヨーク64に供給され、ブラウン管6
1の電子ビームはPPI掃引される。
なおブラウン管61の輝度入力としては空中線51の受
信出力を受信処理するレーダ受信機(図示せず)のレー
ダエコーの距離はビテ゛オ出力が導かれる。
したがって指示器60では空中線51のビーム走査のウ
オブリングに対応するように電子ビームが偏向制御され
るので、エコービデオの方位角位置は正確に表示される
そして空中線ビームのウオブリングによりエコービデオ
のとぎれ現象が発生しなくなっている。
なお」−記実施例はPPI表示を行う場合について説明
したが、D/A変換器58の出力信号を用いてX軸方向
が方位、Y軸方向が距離を表わす直交座標式のBスコー
プのための掃引信号にウオブリングを与えるようにして
もよい。
なお、前記ウオブリングの波形は上述した鋸歯状波に限
らず三角波、正弦波5階段波など種種採用でき、階段波
の場合はそのステップ数を選定することにより方位方向
のヒツトパルス配列を変えることができる。
例えばNヶのヒツトパルスを3ステツプで方位角△θを
走査する階段波を採用すれば第8図に示すようにヒツト
パルス配列が得られる。
また上記実施例は第1図に示したようなビーム走査にウ
オブリングを与えたが、第2図に示したようなビーム走
査にウオブリングを与えることによって高低方向におけ
る目標エコーパルスのとぎれ現象を防止することができ
る。
この場合には方位走査信号の角度テ゛−夕は一定とし、
高低走査信号の角度テ゛−夕にウオブリングを付与し、
このウオブリングを有する高低角テ゛−夕を前記D/A
変換器58に導くようにすればよい。
したがってこの場合に、レーダ受信機で目標ビデオの距
離テ゛−タと共に抑角データが得られ、この抑角データ
かブラウン管61の輝度入力として導かれば、回転方向
に方位が表わされ、半径方向に抑角が表わされる極座標
式のCスコープ表示が得られる。
なお前記ウオブリングを有する高低角テ゛−夕を用いて
直交座標式のCスコープ表示(X軸方向が方位、Y軸方
向が抑角。
)のためのウオブリングを有する掃引信号を発生させる
ことによって直交座標式のCスコープ表示を行うように
してもよい。
また電子走査空中線を方位方向にも電子的に走査する場
合にも本考案を適用できる。
本考案は上述したように、走査ビームにウオブリングを
与えることによって目標エコーパルスのとぎれ現象を防
止しコラプシング損失の増大を防止し得る電子走査式レ
ーダ装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a、l)、cおよび第2図a、l)はそれぞれ従
来のビーム走査パターンの異なる例を説明するために示
す図、第3図a、l)、cは第1図すのビーム走査パタ
ーンと目標エコーパルスとPPI指示面のエコービデオ
画像との関係を説明するために示す図、第4図a、l)
は第2図のビーム走査パターンに対応する目標エコーパ
ルスとCスコープ指示面のエコービテ゛オ画像との関係
を説明するために示す図、第5図は本考案に係る電子走
査式レーダ装置の一実施例を示すブロックダイヤグラム
、第6図a、l)、cは第5図の各部信号を説明するた
めに示す図、第7図a、l)、cは第5図のレーダのビ
ーム走査パターンと目標エコーパルスとPPI指示器の
エコービテ゛オ画像との関係を説明するために示す図、
第8図は第5図のレーダ装置においてウオブリング波形
を階段波にした場合の目標エコーパルスを説明するため
に示す図である。 59・・・・・・正弦波、余弦波発生回路、60・・・
・・・指示器、61・・・・・・ブラウン管、62・・
・・・・掃引発生器。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電子走査空中線により捜索すべき空間覆域に対し
    て目標から所定数のパルスヒツトを得るに必要なビーム
    幅をもって前記覆域を順次走査し、レーダエコービテ゛
    オを得て指示器面上に表示する電子走査式レーダ装置に
    おいて、電子走査空中線におけるレーダビーム走査を電
    子的に制御して走査ビームにウオブリングを与える空中
    線制御手段と、この手段により与えられたビーム走査角
    のウオブノングに対応して前記指示器の掃引信号にウオ
    ブノングを与える掃引制御手段とを具備することを特徴
    とする電子走査式レーダ装置。
  2. (2)前記電子走査空中線は、方位方向走査における単
    位方位角範囲内で所定の高低角範囲を往復するようにビ
    ームを走査させ、空中線制御手段は前記所定の数のパル
    スヒツトにほぼ等しい数のパルスを得る時間内にほは゛
    空中線のビーム幅かそれ以内の角度幅に相当する方位方
    向のウオブリングを空中線ビームに与えるようなウオブ
    リングデータを発生させて空中線に与え、掃引制御手段
    は上記ウオブリングテ゛−夕を用いてPPI掃引信号ま
    たはBスコープ掃引信号にウオブリングを与えるように
    してなることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電子走査式レーダ装置。
  3. (3)前記電子走査空中線は方位方向走査と共に高低角
    が次第に変化し捜索すべき空間覆域をスパイラル状にビ
    ーム走査し、空中線制御手段は前記所定の数のパルスヒ
    ツトにほぼ等しい数のパルスを得る時間内にほは゛空中
    線のビーム幅がそれ以内の角度幅に相当する高低方向の
    ウオブリングを与えるようなウオブリングテ゛−夕を発
    生させて空中線に与え、掃引制御手段は上記ウオブリン
    グデータを用いてCスコープ掃引信号にウオブリングを
    与えるようにしてなることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電子走査式レーダ装置。
JP11003576U 1976-08-17 1976-08-17 電子走査式レ−ダ装置 Expired JPS5918369Y2 (ja)

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JP11003576U JPS5918369Y2 (ja) 1976-08-17 1976-08-17 電子走査式レ−ダ装置

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JPS5327776U JPS5327776U (ja) 1978-03-09
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Families Citing this family (5)

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JPS6016637A (ja) * 1983-07-07 1985-01-28 小杉 昭一 梁材
JPH05214768A (ja) * 1992-01-31 1993-08-24 Daiwa House Ind Co Ltd 梁接合構造
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JP7347314B2 (ja) * 2020-04-13 2023-09-20 トヨタ自動車株式会社 センサ及びセンサシステム

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