JPS59183189A - スラリ−移送管の接続構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、架橋系ポリオレフィン製パイプからなるスラ
リー移送管の接続部での流路抵抗を小さくし、スラリー
の堆積、管の閉塞を防止した接続構造に関する。

架橋したポリオレフィン製パイプに、耐食性、耐ストレ
スクラツキング性、耐熱性、耐摩耗性などに優れるので
スラリー移送管として適してお９−従来の金属製やポリ
エチレン製、ポリ塩化ビニル製のパイプ１代るものとし
て期待されている。

従来、このスラリー移送管としての架橋系ポリオレフィ
ン製パイプは、第１図に示したように、ポリオレフィン
製スリーブ継手の差込み挿入部分を使用して接続したり
、あるいは第２図に示したように加熱溶融下に圧着して
突合せ接続していた。

そのため、これらの接続構造では継手内のパイプ端部あ
るいは突合せ接続部でどうしても段差（第１図Ａ）や突
起（第２図Ｂ）が形成さ几、この段差や突起が流路抵抗
を増大させたり、そこにスラリーが堆積し、管路を狭く
、したり、管を閉塞したりする入点があった。

未発明は、上記の欠点を克服したものであり、第３〜５
図ｆ−Ｊ施例を示すごとく、接続されるべき同径同肉厚
の２末の架橋系ポリオレフィン製パイプｌａ、１ｂの端
面、がポリオレフィン製スリーブ継手２内で突合せ状態
ニ当接し、かつ、Ｂバイブｌａ、１ｂの該継手ｚ内への
挿入部ないし継手端面部における外面の少なくとも一部
分力；全周にわたって接着剤３を介して該継手２の内周
ないし端面と接着していることを特徴とするスラリー移
送管の接続構造を提供するものである。

未発明においてスラリー移送管として用いられルハイブ
を構成する架橋系ポリオレフィントシてに、例えばポリ
エチレン、カルボン酸変性（クラフト又は共重合）ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペ
ンテンなどのポリオレフィンと、ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリエトキシシランなどのような不飽和シ
ラン（１物と、有機過酸化物とを用いてシラングラフト
体としたもの、又はオレフィン、殊にエチレンと不飽和
シラン化合物とを用いて共重合体としたものなどからな
る、水により架橋して橋かけ構造を形成する水架（金糸
ポリオレフィン、上記のポリオレフィンに有機過酸化物
を配合しこれを加熱処理しτ得られる化学架橋系ポリオ
レフィン、上記のポリオレフィンに放射線を照射して得
られる照射架橋系ポリオレフィンなどをあげることがで
きる。

本発明におけるスラリー移送管に、前記の架橋系ポリオ
レフィンのみから成ってい°Ｃもよいし、必要ＶＣ応じ
架橋系ポリオレフィンに酸化防止剤−力−ポンプラック
−顔料などの慣用配合剤を配合したものとしＣ成形され
てい°τもよい。また、水架橋系ポリオレフィンの場合
には、そのほかにジプチル錫シラクレートのような公知
のシラノール結合触媒が配合されていてもよい。本発明
ではスラリー移送管における架橋系ポリオレフィンは、
その接続時に架橋がすでに完ｒしていてもよいし、進行
途中ないし未進行であってもよい。

未発明においてスリーブ継手を構成するポリオレフィン
としては、前記した架橋系ポリオレフィンのほか、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメ
チルペンテンのようなポリオレフィンなどがあげられ、
好ましくはスラリー移送管と同様に架橋系ポリオレフィ
ンが用いられる。

スリーブ継手の形態についてに、継手の全長にわたつ°
τその内径が同じであることを要するほかは、特に限定
されない。

本発明において用いられる接着剤としては、ポリエチレ
ン、エチレン・ブテン−１共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体
、マレイン酸又はアクリル酸をグラフトした変性ポリエ
チレン、エチレン・ブリピレン共重合体、エチレン・プ
ロピレン・ジエンニ元重合体、ボリプ〔Ｊピレンなどの
ポリオレフィン系化合物から木質的に成るもの力；あげ
られ、これらは通常トルエン、キシレン−テトラデカン
などの溶剤に溶けた溶液タイプ又はフィルム状感熱タイ
プ、棒状感熱タイプとしこ用いられる。もちろん、上記
のポリオレフィン系化合物と、前記の水架橋系ポリオレ
フィンにおける不飽和シラン化合物と有機過酸化物とを
用い〔シラングラフト体とした水架橋糸ポリオレフィン
より木質的Ｋｌｉる接着剤も用いることができ、接続部
の寿命の点では水架橋系のものが好ましい。

本発明の接続構造は、接続されるべき２木の前記バイブ
１ａ−１ｂの端面が前記継手２内で突合されτ当接した
状態ニチる。その当接位置は、左右均衡性の点で継手内
のほぼ中間部であることが好ましいガ、これに限定され
ない。また、前記バイブｌａ、１１）の前記継手２内へ
の押入部ないし継手端面部ｆおける外面の少なくとも一
部分が全問にねたり一接Ｍ剤３を介して前記継手２の内
周ないし端面と接着した状態にある。すなわち、前記バ
イブｌａ、ｌｂと継手２との接ｗｈ、バイブ１ａ−１ｂ
の当接点から継手端面部までの長さｆル目当する幅を有
する接着剤３を介して行う必＃に着剤３を介して行うこ
とが必要である。その接着位置は、第３図に示した実施
例のごとく、バイブｌａ、ｌｂの突合せ当接部の近傍で
もよいし、他の箇所でもよい（図示せず）。また、第４
図に示した実施例のごとく、継手２の端面部であっても
よい。これは、継手２の端面部とバイブｌａ又は１ｂの
継手端面部における外面とを、棒状感熱タイプの接着剤
３を用い、これを熱風などＫｊｌ加熱処理し、該端面部
の全周にわたって肉盛り溶接したものである。さらに、
第５図に示した実施例のどとく、前記バイブｌａ、ｌｂ
のスリーブ継手２内への挿入部分の外面をそのほぼ全面
πわたり接着剤３を介して該継手の内面と接着してもよ
い。

これは、接続部の接着強度が強いので好ましい。

なお、この第５図１示したものは、バイブｌａとｌｂと
の当接部全接着剤４で接着し、より接続部の接着強度が
強められている。

さらに、未発明の接続構造を作製するにあたって、接着
剤をスラリー移送管又にスリーブ継手の被接続部に添着
する際に、該移送管又は継手の被接続部を、また接着剤
添看後該移送管と継手とを接続する際は、疹看されでい
る接着ハ１」を熱風などを用い〔加熱熱伸することが接
着強度を大きくする上で特に好ましい。

末＠朋によればスリーブ継手内で同径同肉厚の移送管が
突合せ状態π当接しＣいるので、内径変化のない管の接
続部が得られ、流路抵抗が小さく、スラリーが堆積して
管路を狭くしたり管を閉塞したりすることのない、スラ
リー移送管の接続部を形成することができ、架橋ポリオ
ンフィン製バイ

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図に、従来の接続構造を表わした縦断面
図、第３図、第４図、第５図は未発明の接続構造を表わ
した縦断面図である。図中、ｌａ、ｌｂにスラリー移送
管としての架橋系ポリオレフィン製バイブ、２はポリオ
レフィン製スリーブ継手、３は接着剤である。 特　許　１）願　人　　大日日末−１式会社代　　　　
理　　　　人　　　藤　　　末　　　　勉第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　接続されるべき同径同肉厚の２木の架橋系ポリオレ
   フィン製パイプの端面がポリオレフィン爵スリーブ継手
   内で突合せ状態に当接し−かつ、該パイプの該Ａ４手内
   への挿入部ないし継手端面部における外面の少なくとも
   一部分が全周にわたって接着剤を介しｒ該継手の内周な
   いし端面と接着していることを特徴とするスラリー移送
   管の接続構造。