JPS59182831A - 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物 - Google Patents

透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物

Info

Publication number
JPS59182831A
JPS59182831A JP5288684A JP5288684A JPS59182831A JP S59182831 A JPS59182831 A JP S59182831A JP 5288684 A JP5288684 A JP 5288684A JP 5288684 A JP5288684 A JP 5288684A JP S59182831 A JPS59182831 A JP S59182831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tube
low
shrinkable
antioxidant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5288684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6031866B2 (ja
Inventor
Shinzo Yamakawa
山川 進三
Norio Murata
則夫 村田
Fumio Yamamoto
山本 二三夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP5288684A priority Critical patent/JPS6031866B2/ja
Publication of JPS59182831A publication Critical patent/JPS59182831A/ja
Publication of JPS6031866B2 publication Critical patent/JPS6031866B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に高い熱収縮力を有するとともに耐亀裂性
に優れた透明熱収縮性物品用ポリエチレン(以下ではポ
リエチレンをPEと略記)樹脂組成物に関するものであ
る。
電子線照射PEから作られた熱収縮性チー−プ、テープ
、スリーブなどの熱収縮性物品は、シーリング剤や接着
剤などと併用して、鋼管溶接継手部、電力及び通信ケー
ブルの接続部、端末部、補修部などの防食被覆材料、接
続材料として使用されている。しかし、これら熱収縮性
物品(以下では特にことわらない限シチューブまたは熱
収縮チューブと略記)を加熱収縮させて鋼管あるいはク
ープルに嵌合させる際にチューブ自身に収縮力が働いて
いるため、加熱収縮時にチューブが容易に裂けたシ、あ
るいは割れるという問題があった。このチューブの亀裂
の原因として次の3つが考えられる(「材料」、第、2
f巻、第111.≠頁、/!;’77年発行参照)。
(1)加熱温度の上昇とともにチューブの破断点応力は
減少し、収縮応力は増加するので、ある温度以上で収縮
応力が破断点応力より大となり、チューブはそれ自身の
収縮力釦より裂けあるいは破断する。
(2)過熱によシ酸化防止剤が消耗あるいは昇華飛散し
た場合または酸化防止剤の添加量が少ない場合、チュー
ブ材料Pgが熱酸化劣化を起こして破断点応力が低下し
、チューブの収縮応力が破断点応力より犬となるため、
チューブはそれ自身の収縮力により破断するー (3)チューブ表面の端面に微少なりラックあるいは切
欠きが存在する場合、そこに応力が集中して亀裂が進む
従って、かかる原因(1)及び(2)に基づく亀裂ある
いは割れを防止するために、加熱温度を注意深く制御す
る必要があった。また、チューブは延伸率の低い所(従
って収縮力が低くなった状態)でケーブル、鋼管等に嵌
合させるか、あるいは元々収縮力(あるいは融点以上に
おけるヤング率)の小さいチューブを使用せざるを得な
かった。ここで、延伸率は/ 00 (D −Do )
/ Do C%〕で表わされる。
ただし、Doは延伸前または完全収縮後のチューブの内
径、Dけ嵌合されている状態または使用時におけるチュ
ーブの内径である。このため、シーリング剤または接着
剤に加わる収縮力あるいは圧着力が弱くなり、上述の継
手部や接続部などの防食性、水密性及び気密性が十分で
なかった。特に、かかるチューブを通信ケーブルの外被
接続部に適用する場合には、気密性及び水密性の保持と
同時に接続部の機械的強度の保持が要求される。かかる
要求を満たすべく、透明熱収縮チューブ及びテープとエ
チレンコポリマ系熱溶融接着剤(示温材内蔵)を併用し
た外被接続法が提案されている(例えば、特公昭j、2
−4t/4t7g号、特願昭j3−r3りlり号、特願
昭jよ−g≠762号)。その場合に、接着信頼性を高
めるために、高い収縮率(または収縮力)の所でチュー
ブを使用するか、あるいは元々高い収縮力をもつチュー
ブの使用が望まれていた。しかし、従来の熱収縮チュー
ブでは、収縮力が高くなると亀裂が生じやすくなり、高
い収縮力が働いている状態でも亀裂が生じない高収縮力
で耐亀裂性の熱収縮チ二−プはこれまで開発されていな
かった。
チューブ用材料として使用される[3B樹脂は、一般に
密度の違いによって、 (1)低密度1’E (通常密度O1り10〜0.り3
09汐シ3、以下LDPRと略記) (2)  中密度RE (通常密度09230〜0.2
μj→Aが、以下MDPgと略記) (3)高密度L)E (通常密度a!P≠!グ/薗3以
上、以下1(DI’Eと略記) の3種類に大別されている。また、Pg樹脂は、その製
造法の相違、すなわち(1)篩圧法と(2)中低圧法に
よっても2種類に大別される。高圧法によって重合され
たPEは長鎖分岐構造をもつのが特長で、密度Q、り1
0−0.230!10ttb3のものに限定される。従
って、この種のPEは高圧法PEあるいは分岐状低密度
PR(以下BLDPEと略記)と呼ばれている。一方、
中低圧法によって重合されたPEd直鎖状構造をもつの
が特長で、この重合法rCよってはMDPE及びl−I
D1’gが製造されている。近年、中低圧法釦よってL
DPEf:M造する技術が開発され、一部商品化されて
いる。この種のPEはnu)PRでありなから直鎖状構
造をもつので、中低圧法部鎖状低密度PE(以下LLD
PFiと略記)と呼ばれている。チューブ用材料として
は、これまでBLDPE。
MDPBまたはHDPRが使用されてきた。しかし、M
DPEまたはHDP Eから作られた透明チューブは、
BLDPEから作られたチューブに比べて、(1)  
エチレンコポリマ系熱溶融接着剤との接着性が悪い (2)  融点以下での透明性が悪い (3)  収縮温度が高い (4〕  柔軟性に欠ける などの短所があった。一方、BLD)’ Eを使用した
場合釦は、これら(1)〜(4)の短所はなくなるが、
収縮力と耐亀裂性の双方の点で優れたチーーブは得られ
ないことが判明した。更にまた、LLDPgをチューブ
材料として検討した例はこれまでにない。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたもので、高い
熱収縮力を有し、かつ耐亀裂性に優れた透明熱収縮性物
品を形成するために用いられるポリエチレン樹脂組成物
を提供することを目的とする。
本発明透明熱収縮性物品用pg樹脂組成物は、第7成分
としてのLLDPBを30〜りr重量部、第2成分とし
てのクロロスルホン化PE単独またはクロロスルホン化
FBとBE、DPEとの混合物(ただし、第コ成分中に
おいて塩素含有率/〜3!N量チ、硫黄含有率o、 o
 r〜よOM甘せ)を7θ〜2厘量部、及び酸化防止剤
を0. /〜J: On力勤部含む。
本発明PE南脂組成物の第1成分であるLLD)’E(
通常密度Q、り/ 0−0.り302/蒔3)は、圧力
/〜/ 00 atm、温度30−230″Cの下で触
媒を使用した液相溶液法、液相スラリー法、気相流動末
法、気相攪拌暦法などによってエチレンとα−オレフィ
ンとを共重合することによシ製造でき、メルトインデッ
クス(以下MIと略記)が0.7〜よQの範囲にあるも
のが望ましい。筒い収縮力と良好な耐亀裂性をもつ熱収
縮チューブは、この1.、LDPRを、第1成分と第2
成分との合計量100重量部に対して30Mt部以上配
合した組成物をチューブ材料として使用した場合に実現
できることが見出された。
本発明において用いられる第2成分中のBLDP、g(
通常密度0.9 / 0−0.り307/薗3)は、圧
力iso。
−2jOQatm、温度/2O−2jO”Cの下でラジ
カル重合によって製造でき、MIが0. /〜よOの範
囲にあるものが望ましい。
本発明において使用されるクロロスルホン化PEは、ク
ロロスルホン基を化学的に結合しているPEであれば特
に限定的でなく、公知あるいは市販のクロロスルホン化
Pgをそのまま使用できる。また、かかるクロロスルホ
ン化PEはクロロスルホン基を含有しているものであれ
ばよく、クロロスルホン基以外に、例えば製造工程で含
有される塩素原子等を含んでいても伺ら差し支えない。
その場合に1硫黄含有率として0.3〜10重量係、塩
素含有率として10−1!重量%のものを好適に使用す
ることができる。硫黄含有率あるいは塩素含有率がこれ
よシ少ないと酸化防止剤の保持能力が低下し、チューブ
加工過程及び製造後の貯蔵過程で酸化防止剤のプルーミ
ングが起こりやすくなる。他方、硫黄含有率あるいは塩
素含有率がこれよシ多いと加熱収縮時の熱安定性が低下
する。
本発明で用いられる酸化防止剤としては、種々の種類の
ものを使用できるが、加熱収縮時における酸化防止剤の
昇華飛散を防止するためには、分子量300以上の酸化
防止剤を使用することが望ましい。かかる酸化防止剤の
添加量としては、上述した第1成分と第2成分との合計
fA100重貴部に対して0. /〜よ0重量部が望ま
しい。これより少ないと熱酸化劣化による亀裂が起こり
やすくなる。
本発明のポリエチレン樹脂組成物は、上述した成分の外
に、各種安定剤、カーボンブラック、錐健剤、滑剤、そ
の他の充填剤や添加剤などを含有してもよい。なお、こ
れら添加剤の厚:はLLI)l’E 。
クロロスルホン化pg 、  BLDI’B及び酸化防
止剤の配合割合の組成範囲の計算上からは除外される。
上述した各種成分の配合方法は、特に制限されるもので
はなく、既知の混合技術、例えばパンバリミキサー、混
合ロールまたは押出様等による溶融混線技術を利用する
ことができる。
本発明1’E樹脂組成物により形成される熱収縮性物品
、例えばチ二−プやスリーブを製造するにあたっては、
ブロッキング法あるいは膨張法を用いることができる。
ブロッキング法では、まずTダイ押出法、インフレーシ
ョン法等によって形成した上述した組成のPEシードに
加速電子線を照射し架橋させる。次に、この架橋PEシ
ートを加熱下で機械方向に延伸加工することによって長
尺の熱収縮フィルムを作る。最後に、この熱収縮フィル
ムをマンドレル上に緊密に巻き上げてから加熱溶融して
一体化し、熱収縮チューブを形成する(特公昭!O−2
≠33j号参照)。膨張法では、まず押出法等によって
形成したPEパイプに加速電子線を照射し架橋させる。
この架橋PEパイプを加熱下で膨張変形し、その状態の
まま冷却固化することによって熱収縮チューブを製造す
る(特公昭≠7−37301.号、特公昭!−−≠03
1AJ号参照)。
本発明pg樹脂組成物により熱収縮チ二−ブを製造する
にあたっては、上述の熱収縮フィルムを延伸方向に延在
するテープ状に切断することによって製造することがで
きる。
次に本発明の実施例について説明するが、本発明はこれ
ら実施例になんら限定されるものではない。なお、これ
らの実施例において架橋度はゲル分率Gによって評価し
た。ゲル分率とは架橋PEの試料中のゲル分重量を百分
率で表わしたものであシ、電子線の照射量と共に増加す
る。なお、ゲル分重廿:は試料を/ 20 ’Cのキシ
レン中にて241時間抽出後、不溶分をrO℃にて/を
時間以上乾燥したもののMitである。
熱収縮力は、/j′Q℃における段階的弛緩及び引張試
験によって測定される第1図示の円周方向の静的収縮応
力σ、〔汁−2〕−歪ε〔係〕曲線よりε−33チ及び
ε−/♂&%におけるσ、値として評価した。かかる試
験にあたっては、例えばチューブの場合には、第2図(
5)に示すよう圧熱収縮チューブ/の円周方向コに沿う
短冊状試験片3を切り出し、この試験片3を第2図(f
3)に示すように引張試験機のチャックtに取付け、温
度/jO″Cにおいて、矢印で示すように段階的弛緩及
び引張f:熱熱収縮テープ1部分に加えて静的応力σs
 CSi’ 10trb” ] を測定する。テープの
場合には、テープの長さ方向に切り出した短冊状試験片
について測定を行う。熱収縮チューブ/の径方向の収縮
力はσs t/ r C9/lsf〕(ここで1は熱収
縮チューブ/の厚み、rは熱収縮チューブlの半径)と
して計算されるが、この収縮力は、第3図に示す熱収縮
チューブの実際の収縮力の測定値σ。C910fn’〕
とよく一致する。この実際の収縮力の測定は、第7図に
示すように、熱収縮チューブ/の内部に封入したガスの
ガス圧と収縮力とが釣合ったときのガス圧から測定でき
る(特願昭53−タ♂tざ1号参照)。
チーープやテープの耐亀裂性は、亀裂成長による破壊時
の吸収エネルギー量に相当するタフネス値J σdε〔
k)/薗2〕によって評価した。すなわち、第5図に示
すように、歪εに対する応力σを示す曲線においてεが
Oから所定の唸εbに至るまでのε−0曲線の面積で辰
わされるタフネス値によって評価した。その際に、第2
図代)と同様にチューブ円周方向やテープ長さ方向に切
り出した短冊状試験片3の一側縁に1第z図に示すよう
に、/闘の深さの切欠jを付け、この切欠伺試験片3を
引張試験機のチャック≠に取シ付け、引張速度JO−/
分の定速引張試験からσ−ε曲線を測定し、そのσ−ε
曲線の面積を求めてタフネス値とする。このタフネス値
は、第7図に示すように、例えば実際の熱収縮チューブ
の耐亀裂性を示す量、すなわちチーープ端面の切欠から
亀裂が進行する速度〔分7ior=a〕 とよく対応す
る。ここで、亀裂進行速度は、第ざ図に示すように、例
えば熱収縮チューブ乙の端面に深さ/闘の切欠7をつけ
、この熱収縮チューブzK治具rを嵌合させ、との治具
♂によ#)延伸率または歪ε−/It、%になるように
調整し、次いでこの熱収縮チー−プ乙を750℃のシリ
コン油槽に浸漬したときに、切欠7からの亀裂が70−
進行するまでの時間を測定して求めた。なお、第r図に
おいて、りはチューブ乙の光面に付した10閤標線であ
る。
熱収縮チー−プやテープの収縮力と耐亀裂性は、主に、
チューブやテープ用の材料として使用したPR樹脂の種
類、及び架橋度またはゲル分率によって決まる。ある一
つのPI!’j脂を、例えばチューブ用材例として使用
し、電子線照射量、従ってゲル分率の異なる熱収縮チュ
ーブを製造した場合、得られた熱収縮チー−プの収縮力
は、後に説明する第り図に示すように、ゲル分率ととも
に犬になる。一方、熱収縮チューブの耐亀裂性はゲル分
率とともに悪く攻る。すなわち、タフネス値は後に説明
する810図に示すように、ゲル分率とともに低下する
。従って、ある一つのPF3樹脂から作られた熱収縮チ
ューブの耐亀裂性と収縮力との関係は、照射量またはゲ
ル分率を変えたときのタフネス−σ5c8=33%)曲
線で評価できる( ]! / /図及び第1.2図参照
)0また、実際に熱収縮チ−ブを製造しなくても、延伸
または膨張加工する前の架橋PEパイプ、架橋PRシー
トのタフネス−C5曲線から熱収縮チューブを製造した
ときの耐亀裂性−収縮力曲線を予測できることが分った
これは、膨張法及びブロッキング法で製造した熱収縮チ
ューブのタフネス−σS(ε−33係)曲線と架橋PE
シートの場合のタフネス−σS(ε−33% )曲線(
第11図及び第72図)がほぼ一致していることから明
らかである。従って、本発明の以下に述べる実施例にお
いては、架橋PEシートのタフネス−σS(ε=33%
)曲線から+p収縮力との関係を評価することも行った
実施例1と比較例/〜3 第1表に示すPE樹脂組成物から押出法によりPEパイ
プを作製した。このPEパイプに7に子線加速器を用い
て加速電子線を照射し、ゲル分率10〜乙O%の範囲の
架橋PEパイプを得た○この架iKI P Rパイプか
ら膨張法により熱収縮チューブを製造した(第1表)。
その熱収縮チューブのσ5(ε−33% ) C’i/
cm” )−ゲル分率〔係〕曲線ヲ第7図に、タフネス
(kg/cm” )−ゲル分率〔係〕曲澗を第1θ図に
示す。第り図と第1O図から求めたタフネス〔舵/cr
n” )−σ5(t−33係) (’;!/crn2:
]  曲線を第11図に示す。この第1/図の結果より
、実施例/及び2の熱収縮チューブは、ゲル分率G−2
j4以上において、比較例コ及び3の熱収縮チューブに
比べて、優れた耐亀裂性と高い収縮力をもつことが分る
。比較例/の熱収縮チューブは最も優れた耐亀裂性と高
い収縮力をもつが、酸化防止剤保持能力がなく、製造工
程で酸化防止剤Oブルーミングを起こした。
実施例コと比較例4L〜7 第、2表に示すPE樹脂組成物から圧縮成形により2f
f111厚のIJBシートを作製した。このPEシート
に電子線加速器を用いて加速電子線を照射し、ゲル分率
よ一6j%の範囲の架橋PEシートを得た。
この架(喬1)gシートのタフネスCk、vloth”
 〕−〇、(ε−33%) C!10trb2〕  曲
線を第72図に示す。この架橋PEシートの場合にも、
上述した熱収縮チューブのタフネス−σ、(ε=38’
)曲線の場合と類似の結果が得られることが分る。
以上のように、第1/図〜第72図の結果から明らかな
ように、本発明によれば、第7成分として中低工法直鎖
状低密度ポリエチレンを30−7に1取量部、第2成分
としてクロロスルホン化ポリエチレン単独またはクロロ
スルホン化ポリエチレンと高圧法分岐状低密度ポリエチ
レンとの混合物(ただし、この第2成分において塩素含
有率/〜3!重量%、硫黄含有率0.0j〜よO重景係
)を70〜.2M景部、及び酸化防止剤を0.7〜よO
対敵部會むポリエチレン樹脂組成物を、透明熱収縮性物
品を形成するのに提供でき、かかるポリエチレン樹脂組
成物をチー−ブ、スリーブ、テープ等の材料とし、ゲル
分率を2j%以上の範囲とすることによって、従来材料
の高圧法分岐状低冨度ポリエチレンを使用した場合に比
較して、格段に針れた耐亀裂性と高い収縮力を有する熱
収縮チー−プ、スリーブ、テープ等の透明熱収縮性物品
を形成できることが分った。また、本発明ポリエチレン
樹脂組成物により形成した透明熱収縮性物品は、従来材
料の中密度あるいは高密度ポリエチレンに比べて、エチ
レンコポリマ系熱溶融接着剤との接着性が良いことや、
融点以下での透明性が良いなどのオリ点もある。従って
、例えば本発明ポリエチレン樹脂組成物により形成した
チューブを、例えば通信ケーブルの外被接続に適用した
場合、信頼性の高い接続部を形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱収縮チー−ブの円周方向の静的応力σ3と歪
εとの関係を示す特性曲線図、第、2図(イ)及び(B
)はσ、−ε 曲線を求める測定方法の説明図、第3図
はσ8値から算出される径方向の収縮力と実際のチュー
ブの収縮力σ。との相関関係を示す特性曲線図、第≠図
は実際のチーーブの収縮力の測定方法の説明図、第5図
は定速引張試験よシ得られる応力σ−歪歪曲曲線面積か
らタフネス値を算出することを説明するためのσ−ε曲
線を示す特性曲線図、第6図はタフネス値測定方法の説
明図、第7図はタフネス値とチューブの耐亀裂性を評価
できる実験値としての亀裂進行速度との相関関係を示す
特性曲線図、第♂図は笑顔のチーーブの亀裂進行速度の
測定方法の説明図、第り図は歪ε−33チ姉おけるσ、
値とゲル分率との関係を示す特性曲線図、第10図はタ
フネスとゲル分率との関係を示す特性曲線図、第1/図
〜第12図はタフネスと歪ε−33%におけるσ、値と
の関係を示す特性曲線図である。 ハ・・熱収縮チューブ、コ・・・円周方向、3・・・短
冊状試、験片、≠・・−引張試験機のチャック、j・・
・切欠、2・・・熱収縮チューブ、7・・・切欠、ざ・
・・治具、り・・・10鵡標線。 指定代理人 穿7図 O/θ0      20t) 6(’l) ■2 図 CA)                      
 (s)第3図 の7,9/c割り 路4図 堵50 cEl) 第6図 ↑ 第7図 77ネヌ (ヒ3/cm2) 第70 ケ゛ル分卆 (7=) 纂10図 ヶ“ル分幸 (2) 啄//図 a’ = 35% ICi′ljS F3 (3/Ct
nす易12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1成分としての中低圧洗直鎖状低密度ポリエチレンを
    30〜りtM量部、第2成分としてのクロロスルホン化
    ポリエチレン単独’!fr#i、クロOXルホン化ポリ
    エチレンと高圧法分岐状低密度ポリエチレンとの混合物
    (ただし、当該筒コ成分中において塩素含有率/〜35
    重愈チ、硫黄含有率0、0 ! −!r、 ON9%)
    を70−.2重量部、及び酸化防止剤を0. /〜よO
    MfA、部含むことを特徴とする透明熱収縮性物品用ポ
    リエチレン樹脂組成物。
JP5288684A 1984-03-19 1984-03-19 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物 Expired JPS6031866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288684A JPS6031866B2 (ja) 1984-03-19 1984-03-19 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288684A JPS6031866B2 (ja) 1984-03-19 1984-03-19 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56028441A Division JPS6031336B2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59182831A true JPS59182831A (ja) 1984-10-17
JPS6031866B2 JPS6031866B2 (ja) 1985-07-24

Family

ID=12927354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5288684A Expired JPS6031866B2 (ja) 1984-03-19 1984-03-19 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6031866B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2473574C2 (ru) * 2011-04-01 2013-01-27 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования Волгоградский государственный технический университет (ВолгГТУ) Термопластичная эластомерная композиция

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2473574C2 (ru) * 2011-04-01 2013-01-27 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования Волгоградский государственный технический университет (ВолгГТУ) Термопластичная эластомерная композиция

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6031866B2 (ja) 1985-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4472468A (en) Heat shrinkable covering and method for applying same
US6841212B2 (en) Heat-recoverable composition and article
EP0087080B1 (en) Laminate film
EP0562493B1 (en) Biaxially oriented heat shrinkable film
CA2092016C (en) Multilayer stretch/shrink film
US20080271832A1 (en) Thermo-conductive, heat-shrinkable, dual-wall tubing
JP2980480B2 (ja) 多層延伸/収縮フィルム
WO2014054409A1 (ja) 多層熱回復物品
EP0100170A1 (en) Heat shrinkable covering and method of applying same
CN105246677A (zh) 多层热可逆物品、线结、线束和用于制造多层热可逆物品用胶粘剂的方法
US20120077027A1 (en) Reactive compatibilized multi-layer heat-shrinkable coating
CN107531957A (zh) 可热恢复制品、制造可热恢复制品的方法、线结和线束
JPS59182831A (ja) 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物
CA1070880A (en) Cohesive heat-recoverable polymeric sealant article
JPS59182830A (ja) 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物
JPS5923685B2 (ja) 熱収縮チユ−ブ
JPS6031336B2 (ja) 透明熱収縮性物品用ポリエチレン樹脂組成物
EP0143457A2 (en) Method for covering continuous articles
EP0809573B1 (en) Multilayer thermoshrinkable films
US5015512A (en) Solder-enclosing heat-shrinkable tube
WO2016174962A1 (ja) 熱回復物品、熱回復物品の製造方法、ワイヤスプライス及びワイヤハーネス
US5681626A (en) Heat recoverable articles
WO2000004089A1 (en) Method for improving hot tack in blown polyethylene films
JPS58167636A (ja) 熱収縮性ケ−ブル
JPS59178221A (ja) 包装袋の製造方法