JPS5918225B2 - レリ−フ画像の作成法 - Google Patents

レリ−フ画像の作成法

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JPS5918225B2
JPS5918225B2 JP6813474A JP6813474A JPS5918225B2 JP S5918225 B2 JPS5918225 B2 JP S5918225B2 JP 6813474 A JP6813474 A JP 6813474A JP 6813474 A JP6813474 A JP 6813474A JP S5918225 B2 JPS5918225 B2 JP S5918225B2
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JP
Japan
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JP6813474A
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晶好 水野
忠志 川本
喜一 飯田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレリーフ画像の作成法に関し、さらにくわしく
は写真的手法によるレリーフ画像用母型を作成し、得ら
れた母型より凸版印刷用版の如きレリーフ画像を作成す
る方法を提供せんとするものである。
従来凸版印刷版の複製方法としては、紙型鉛版、鋳造ゴ
ム版、プラスチック複製版と呼ばれるものj がある。
これらの版は紙型紙、フェノール樹脂等の母型材を原版
に加熱加圧することにより母型を作り、次いでこの母型
に鉛合金、ゴム、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体など
を熔融注入することにより作成されている。″0 これ
らの方法はいずれも加熱加圧成型によるために大きな装
置を必要とし、さらに工程も、原版作成、母型作成、印
刷版作成と3段階の工程を経なければならない。
ところで最近、従来の活字組版に代り、CTS方式と呼
ばれるネガ或いはポジ15フィルム等の写真画像を用い
る方式が凸版印刷の分野でも用いられるようになつて来
た。この方式の場合、非常に熟練を要する活字組版の作
成工程の簡素化はできたが、複製版を作成する場合は写
真画像より原版を作成し、次いで母型作成、印刷20版
作成という工程を経る必要がある。本発明者らは、これ
らの点を考慮し、種々検討した結果、写真画像より直接
作成した凸版印刷用母型を用い、感光性樹脂組成物より
凸版印刷版を作成するという画期的な方法を見い出し、
本発明x に到つたものである。すなわち、本発明は光
硬化性組成物より成る層の一方の側から、ポジ画像を有
する透明画像担体を通して、活性光線を照射して前記組
成物の層の透明画像担体の非画像部に対応する部分を選
択的30に硬化せしめてのち未硬化部分を除去するに当
り、少なくとも未露光部分の除去時に該層の照射面側に
支持体を接着存在せしめた状態で、照射面の反対側から
未硬化部分を除去して得られた凸版印刷用母型に液状光
硬化組成物を注加してのち、活性山 光線を照射して、
該液状光硬化性組成物を硬化せしめて凸版印刷用版を作
成する方法である。
本発明の方法を図により詳細に説明する。第1図及び第
2図は、光硬化性組成物より成る層1の一方の側から、
ポジ画像を有する透明画像担体3を通して、活性光線4
を照射し、層1の透明画像担体3の非画像部に対応する
部分を選択的に硬化せしめたものであり、斜線部分が硬
化した光硬化性組成物である。この場合、第1図の如く
光硬化性組成物の層1に直接、透明画像担体3を配置す
る方法のほかに第2図の如く光硬化性組成物の層1に透
明支持体2を介して、透明画像担体3を配置して、活性
光線を照射する方法をとることもできる。
第2図の方法は、光硬化性組成物が液状ないしは表面が
粘着性を有する場合などに特に有効である。光硬化性組
成物の層1と透明画像担体3は必ずしも密着配置する必
要はないが、画像の忠実な再現を得を為にはなるべく近
接して配置することが望ましい。
従つて、透明支持体を用いる場合には、なるべく薄い透
明支持体を介して透明画像担体を密着することが望まし
い。ここで用いられる透明支持体としては各種のプラス
チツクスフイルムが有効で、例えば、ポリプロピレン、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリロニトリル、ポリメチル
メタクリレート、ナイロン、アセチルセルロース、ブチ
ルセルロース、プロピルセルロース、セロフアン等であ
り、通常厚さ5μ〜200μ、好ましくは10μ〜10
0μのフイルムが用いられる。さらに透明支持体の光硬
化性組成物の層に接する側に接着剤層を備けることは有
効である。透明支持体を用いない場合には、活性光線の
照射後、未硬化部分の除去に先立ち、第3図のごとく支
持体5に照射面を接着してのち、未硬化部の除去を行う
ことが必要である。これは硬化した部分を固定しておく
必要がある為である。さらに、透明支持体2を用いた場
合でも、透明支持体が薄い場合には、未硬化部分の除去
工程の操作に困難を伴うことが多く、さらに支持体5に
接着することは有効である。
本発明において用いられる支持体としては特に限定はな
く、各種の材料のフイルム、シート、板状の物などがあ
る。また、未硬化部分の除去工程や印刷版作成工程に於
ける装置の一部分である支持台様のものであつてもさし
つかえない。] さらに、透明画像担体3を透明支持体2として兼用する
こともできる。
この場合は光硬化性組成物の層1に透明画像担体3を密
着配置し、光硬化部分を直接透明画像担体3に接着させ
るものである〇以上の方法で光硬化性組成物の層を選択
的に硬化せしめた部材を第4図に示すごとく、現像液6
でもつて活性光線の照射面と反対の側より未硬化部分を
溶解除去する。
この除去工程は現在、感光性樹脂版の作成で通常に用い
られている現像あるいはウオツシユアウト工程と呼ばれ
る方法と同様な方法により行うことができる。未硬化部
分の除去が終了した部材を必要に応じ乾燥、又さらに必
要であれば活性光線に再照射して完全硬化させ、第5図
に示す母型を作成する。
本方法で用いられる光硬化性組成物とは、活性光線の照
射により、感光硬化もしくは照射前に比較し、各種溶剤
に対し著しく溶解度の減少するものであり、このような
組成物の例として、付加重合性不飽和基を有する化合物
を主体とし、光重合開始剤を加えたものを挙げることが
できる。付加重合性不飽和基を有する化合物としては、
アクリル酸、メタクリル酸、又はそのエステル、例えば
アルキル、シクロアルキル、テトラヒドロフルフリル、
アリル、グリシジル、ヒドロキシアルキルのアクリレー
ト及びメタクリレート、アルキレングリコール、ポリオ
キシアルキレングリコールのモノ又はジアクリレート及
びメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート及びメタクリレート、ベンタエリトリツトテトラ
アクリレート及びメタクリレート等やアクリルアミド、
メタクリルアミド又はその誘導体、例えば、N−メチロ
ールアクリルアミド及びメタクリルアミド、N,N′−
アルキレンビスアクリルアミド及びメタクリルアミド、
ジアセトンアタリルアミド及びメタクリルアミド等や、
スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ジアリ
ルフタレート、トリアリルシアヌレート、酢酸ビニル等
の付加重合性不飽和モノマー、不飽和ポリエステル及び
アルキツド樹脂、不飽和ポリウレタン樹脂、例えば、ヒ
ドロキシアルキルアクリレート又はメタクリレート等の
活性水素を有する付加重合性不飽和モノマーで変性され
たポリウレタン樹脂等を例として挙げることができる。
光重合開始剤としてはベンゾイン、ベンゾインアルキル
エーテル、α−メチルベンゾイン及びアルキルエーテル
、a−フエニルベンゾイン、α−アリルベンゾイン、ア
ントラキノン、クロロアントラキノン、メチルアントラ
キノン、エチルアントラキノン、ベンジル、ジアセチル
、アセトフエノン、ω−プロモアセトフエノン、α−ナ
フタレンスルフオニルクロライド、ジフエニルスルフイ
ド、色素、例えばエオシン、チオニン等を例として挙げ
ることができる。
光硬化性組成物は前記付加重合性不飽和基を有する化合
物の一種又は二種以上と光重合開始剤を加えたものであ
る。
さらに必要に応じて、熱重合禁止剤、例えばハイドロキ
ノン、p−メトキシフエノール、カテコール、Tert
−ブチルハイドロキノン、ベンゾキノン、p−フエニレ
ンジアミン、ピクリン酸、フエノチアジン等が加えられ
る。その他、水又はアルカリ水溶液に可溶な高分子化合
物、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルアルコー
ル誘導体、セルローズ誘導体、ポリアクリル酸、ポリメ
タクリル酸、ポリアクリルアミド等、又はアルコール可
溶性ポリアミドなどの高分子化合物に、前記付加重合性
不飽和モノマー及び光重合開始剤、さらに必要に応じて
、熱重合禁止剤を加えた即成物や特公昭46−2952
5号に示されているポリエンとポリチオールと光増感剤
とより成る組成物等を例として挙げることができる。以
上例示したような光硬化性組成物を層状として、第1図
或いは第2図に示したごとく配置して、母型の作成に供
する。
図示したごとく配置する方法としては、光硬化性組成物
が常温で固状の場合であれば、プレス、注型、カレンダ
ー掛け等適当な手段によりシート状に成型し、必要に応
じて透明支持体をシートの一方の側に接着することによ
り光硬化性組成物の層が得られる。従つてこの組成物の
層或は光硬化性組成物に接着された透明支持体に透明画
像担体を近接配置して本発明の方法に供すことができる
。光硬化性組成物が液状の場合は種々の方法により行う
ことができる。例えば、少なくとも一方が透明の2枚の
板状体を準備し、透明の方の板状体に透明画像担体を密
着配置し、さらにその上を透明支持体で覆う。次いで2
枚の板状体を透明画像担体が内側になるように配置しノ
て、適当な間隙を設けて平行にセツトする。
この間隙に光硬化性組成物を注入することにより第2図
のごとき配置にすることができる。さらには透明な板状
体、例えばガラス板を水平に置き、この上に透明画像担
体、透明支持体を置き、次いで光硬化性組成物をドクタ
ーナイフ等で一定厚さにコートする方法でもよい。逆に
一定厚さにコートされた光硬化性組成物を透明支持体で
覆い、その上に透明画像担体を配置する方法を用いるこ
ともできる。又これらの方法の場合において透明支持体
を使用せずに直接透明画像担体と光硬化性組成物と密着
させることも可能である。その他種々の方法が用いられ
るが、いずれにしても第1図又は第2図のごとき順序に
配置できればよい。図においては透明画像担体を下方に
示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、上
方にあつてもよくその他種々の変形も用い得る。この場
合の光硬化性組成物の層は0.1mm〜5重の範囲が好
ましく利用できる。
ポジ画像を有する透明画像担体としては、銀塩像による
写真製版用のポジフイルムのみでなく、活性光線に対し
て実質的に透明であるプラスチツクスフイルム及びシー
ト、ガラスシート、セロフアン、紙等に活性光線の透過
を防ぎ得るポジ画像を印刷、タイプライターによる印字
、又は手描き等により設けたものも使用できる。
活性光線としては、アーク灯、水銀灯、キセノンランプ
、紫外線用螢光灯、太陽光などが利用される。
未硬化部分の除去に使用される現像液としては、用いら
れる光硬化性組成物を溶解あるいは分散させ得る各種の
溶媒、溶液が用いられる。
例えば、水、アルカリ水溶液、界面活性剤水溶液等の水
性溶液又はアルコール、アセトン、ベンゼン等の有5機
溶媒などを用いることができる。本発明の方法によれば
、光硬化性組成物の硬化部分の厚さは透明画像担体の非
画像部すなわち光硬化性組成物の硬化部分に相当する面
積の大小により変化し、その面積の小なる部分は薄く、
大なOる部分は厚くなる。
これは光学系に於けるいわゆる絞りと同様な効果である
。この様な母型を用いて印刷版を作成したときには、こ
の硬化部分は印刷版の非画像部に相当し、硬化厚さは作
成した凸版印刷版のレリーフ深度になる。凸版印刷版に
於Jいては、広い非画像部はなるべく大きいレリーフ深
度が要求されるのでこの傾向は非常に好ましい。
一方、本発明の方法によらず、ポジ画像を有する透明画
像和体を用いて、活性光線の照射側と同じ側より未硬化
部分を除去する方法により母型の作成方法も考え得るが
、この方法では、本発明の方法の透明支持体を使用でき
ないので、硬化部分を接着させるべき支持体を活性光線
照射側と反対側に備ける必要があり、さらに非画像部す
なわち硬化部分の面積の大小にかかわらず、光硬化性組
成物の層の厚さに相当する分を硬化させ、支持体に接着
させる必要がある。この場合、硬化部分の面積が小さい
場合は、大きい部分に較べ露光量を多く必要とする。従
つて小さい部分が完全に支持体に接着し得るような露光
量を与えた場合は面積の大きい部分は露光が過多となり
、画像の忠実な再現性は期待できない。本発明の方法に
よれば面積の小さい部分はそれなりの厚さで硬化すれば
十分であるので、このような困難さは生じないし、さら
にまた非画像部の大きさによつてレリーフ深度の異なる
、より好ましい凸版印刷版の作成のために有用な凸版印
刷版用母型を提供することができる。
本発明の方法で得られた母型は従来の紙型あるいはベー
クライト母型の代りに用いて、通常の方法による印刷版
の作成に供することができるが、このような印刷版の作
成では加熱加圧を伴うものが多く、装置も大きくなり、
又印刷版の作成によつては母型作成材料に耐熱性等を附
与させる必要がある場合がある。
従つて本発明の母型より刷版を作成するには、液状光硬
化性組成物を用いる方法が好ましい。
その方法としては、第6図のごとく、液状光硬化性組成
物7を母型の上に流し溜め、次いで活性光線4を照射し
て液状光硬化性組成物を硬化せしめ、次いで母型より取
りはずして第7図の印刷版を得る。ここで用いられる液
状光硬化性組成物としては前述の光硬化性組成物のうち
常温で液状のものが使用できる。
この印刷版作成工程に於いて、光硬化後印刷版と母型の
離型をよくするために、液状光硬化性組成物を母型の上
に流し溜めるに先立ち、母型に離型剤を必要に応じて塗
布する。
ここで用いられるイ離型材としてはシリコーン系など公
知の離型剤が用いられる。
さらに本発明の凸版印刷版の作成方法は凸版印刷版の他
、印章、スタンプの作成にも応用でき、さらに比較的レ
リーフ深度の少ないレリーフ像を持つ版で印刷が行われ
るドライオフセツト用の版にも応用することができる。
以下、本発明の実施の態様を明確にするために実施例を
挙げる。
尚以下の実施例は単なる例示であつて、本発明の方法を
なんら限定するものではない。実施例 1 プロピレングリコール、ジエチレングリコール、アジピ
ン酸、フマール酸、イソフタル酸をモル比で0.30/
0.20/0.15/0.25/0.10の割合で縮合
して得たポリエステル樹脂(酸価35)100重量部に
2−ヒドロキシメタアクリレート10重量部、ジエチレ
ングリコールジメタアクリレート20重量部、アクリル
アミド10重量部、ベンゾインイソプロピルエーテル1
重量部、pーメトキシフエノール0.1重量部を加え、
十分混合して光硬化性組成物を作成した。
又、ポリウレタン系接着剤(日本ポリウレタン工業製ニ
ツポラン3002とコロネートLを5:1の割合で配合
)をグラビアコーターにて、厚さ30μの2軸延伸ポリ
プロピレンフイルムの片面にコーテイングし、乾燥し透
明支持体を作成した。
コーテイングされた接着剤は29/イの量である。次に
水平に置いたガラス板上に写植機で印字した文字画像を
有するポジフイルムを置き、その上を前記透明支持体を
接着剤面が上になるようにして覆い、さらにその上に前
記光硬化性組成物をドクターナイフで0.871L7!
L厚にコーテイングし、ガラス板より50Cfnの距離
より、2Kw水銀灯にて15秒間露光した。次いで水酸
化ナトリウム0.3%水溶液を用いて、未硬化の組成物
を溶解除去した結果、透明支持体であるポリプロピレン
フイルム土にポジフイルムの非画線部に相当する部分に
光硬化した組成物が接着されており、文字画像の部分の
組成物は完全に除かれていた。光硬化した組成物の層の
厚さは、硬化部分すなわち非画像の大きさに応じて約2
0μから最大0.5mmに硬化しており、印刷版用母型
として十分な形状を持つものが得られた。こうして得ら
れた母型を、十分乾燥してのち2muのアルミ板に両面
粘着テープを用いて接着し、次いで2Kw高圧水銀灯に
て1分間の再露光を行い、硬化を完全に行つた。
この表面にシリコン離型剤(信越シリコン製KS−70
2S)を塗布したのち、母型の周囲に1mmの型枠を置
いて、前記光硬化性組成物を流し込み、上記光源で2分
間、露光を行い硬化させたのち、母型より取りはずし凸
版印刷版を作成した。この印刷版をパンダータツク製の
校正印刷機で印刷を行つたところ鮮明な印刷物が得られ
た。実施例 2 エチレンオキシド、プロピレンオキシド共重合体(エチ
レンオキシド30重量70含有プロツク共重合体ジオー
ル、分子量2000)200重量部にトリレンジイソシ
アネート34.8重量部、ジブチルスズジラウレート0
.5重量部を加て、70℃、2時間反応させ、両末端に
イソシアネート基を有する共重合体を得、さらにこれに
100重量部の2−ヒドロキシエチルメタクリレートを
加え70゜Cで2時間加熱し、イソシアネート基と反応
させたのち、ジエチレングリコールジメタアクリレート
20重量部、ベンゾインイソブチルエーテル3重量部、
p−メトキシフエノール0.5重量部を加えてポリウレ
タン系光硬化性組成物を得た。
次に水平に置いたガラス板上に厚さ1.0闘の型枠を置
き、この型枠の内側に前記組成物を流し込み、次いで2
5μ厚の2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム
で気泡を入れないようにして組成物表面を完全に覆う。
続いてその上に実施例1で用いたポジフイルムを置き、
さらにその上にガラス板を置き、ポジフイルム側より5
0crILの距離より2Kw水銀灯で25秒間露光する
。露光後、ポジフイルム側のガラス板及びポジフイルム
を取り除き、両面粘着テープを接着した2mu厚のアル
ミ板の粘着テープ側をポリエチレンテレフタレートフイ
ルムの上に押しつけてアルミ板を接着させる。次いでド
デシルベンゼンスルフオン酸ソーダ0.5%水溶液で未
硬化部分を除去したのち・60゜Cの温風をあてて乾燥
したのち前記光源で1分間再露光することにより印刷版
用母型を得た。
無水マレイン酸、無水フタル酸、ジエチレングリコール
をモル比で0.50/0.50/1.00の割合で縮合
して得た不飽和ポリエステル樹脂(酸価54)70重量
部にメチルメタクリレート5重量部、スチレン25重量
部、ベンゾインメチルエーテル1重量部を加え液状光硬
化組成物を作成した。次いで上記母型及びこの組成物を
用いて実施例1と同様な操作により印刷版を作成するこ
とができた。実施例 3 ポリブタジエン(重合度55、出光石油化学、POly
ba8)40重量部、スチレン20重量部、ブチルアク
リレート20重量部、ベンゾインエチルエーテル1重量
部を混合して液状光硬化性組成物を作成した。
この組成物を実施例1で作製した母型に同様にて流し込
み、2Kw高圧水銀灯で組成物側より2分間、母型側よ
り1分間露光を行い硬化させたのち、母型より取りはず
して凸版印刷版を作成することができた。実施例 4 ポリエチレングリコールジメタアクリレート(エチレン
グリコール重合度14)20重量部、2−エチルヘキシ
ルアクリレート10重量、ベンゾインエチルエーテル0
.5重量部を混合して液状光硬化性組成物を作成した。
この組成物を用い実施例1と同様な操作により凸版印刷
版を作成することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本発明の方法を図示したものである
。 第1図及び第2図に於いて1は光硬化性組成物の層、3
はポジ画像を有する透明画像担体、4は活性光線である
。 第5図は本方法で得られた母型である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光硬化性組成物より成る層の一方の側から、ポジ画
    像を有する透明画像担体を通して、活性光線を照射して
    前記組成物の層の透明画像担体の非画像部に対応する部
    分を選択的に硬化せしめてのち未硬化部分を除去するに
    当り、少なくとも未硬化部分の除去時に該層の照射面側
    に支持体を接着存在せしめた状態で、照射面の反対側か
    ら未硬化部分を除去することにより作成した母型に、液
    状光硬化性組成物を注加してのち、活性光線を照射して
    、該液状光硬化性組成物を硬化せしめることを特徴とす
    るレリーフ画像の作成法。
JP6813474A 1974-06-17 1974-06-17 レリ−フ画像の作成法 Expired JPS5918225B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513375Y2 (ja) * 1987-10-19 1993-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0513375Y2 (ja) * 1987-10-19 1993-04-08

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