JPS59181215A - ヘマチンの安定化法 - Google Patents

ヘマチンの安定化法

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Publication number
JPS59181215A
JPS59181215A JP59057508A JP5750884A JPS59181215A JP S59181215 A JPS59181215 A JP S59181215A JP 59057508 A JP59057508 A JP 59057508A JP 5750884 A JP5750884 A JP 5750884A JP S59181215 A JPS59181215 A JP S59181215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hematin
albumin
solution
preparations
stabilization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59057508A
Other languages
English (en)
Inventor
ハ−ラルト・ツイルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Healthcare Diagnostics GmbH Germany
Original Assignee
Behringwerke AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Behringwerke AG filed Critical Behringwerke AG
Publication of JPS59181215A publication Critical patent/JPS59181215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/40Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom, e.g. sulpiride, succinimide, tolmetin, buflomedil
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/30Macromolecular organic or inorganic compounds, e.g. inorganic polyphosphates
    • A61K47/42Proteins; Polypeptides; Degradation products thereof; Derivatives thereof, e.g. albumin, gelatin or zein

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は固体または浴液の形態のヘマチンを安定化する
方法に関する。安定化されたヘマチンは好まし《はポル
フィリン症のある種の形態の治療において医薬として使
用されうる。
従来技術によれば、患者に使用するのに適当なヘマチン
注入溶液は必要とされる時点の直前に作用物質ヘマチン
から特にパイロジエン不含性に関して所定の注意措置を
保持して調製されるものであるが、この方法はあらゆる
病院で実行されうるわけではない[ C. A. Pi
erach氏[DerInternist J第22巻
第726〜732頁(1981年)参照]。その上、ヘ
マチン製剤をマンニットの添加下に凍結乾燥された形態
でfA裂する技術も知られている。この方法では適当な
溶媒を用いて再構成することによりある程度のしかし不
満足な安定性を有するヘマチン溶液が調製されうる[ 
J.M. Lamon氏他1’−Meaicine J
第58巻第252〜269頁(1979年)参照〕。
今や驚くべきことに、アルブミンは溶液状態ならびに凍
結乾燥された形態におけるヘマチン製剤を安定ゴヒさせ
うろことが見出された。
それゆえ本発明はヘマチンにアルブミンを添加すること
を特徴とする安定化されたヘマチン製剤の製法に関する
この目的のためにはヘマチン溶液にアルブミン溶液を混
合しそしてこの混合物を乾固させうる。しかしながらヘ
マチンとアルブミンをそれぞれ固体形態で一緒にしそし
て場合により混合することもできる。固体形態をした一
方の成分をもう一方の成分の溶液と一緒にしそして乾固
させることもできる。
かかる製剤の作用物質成分としてのヘマチンはそれ自体
既知方法により調製され[:H,Fischer氏[O
rg、 5ynthesi8Collect、ive 
Volume j第6巻第442頁(1955年)参照
〕、その場合動物超厚、しかし好ましくはヒト起原の出
発物質、ここではまた好ましくは「変質した」保存血が
使用される。
安定化成分としてはヒト起原の血清アルブミンが使用さ
れ、その場合好ましくはヨーロッパ薬局方またはその他
の薬局方により適当な安定剤の存在下に60℃までの加
熱を受けたアルブミンが使用される。しかしながらその
上ヒト超厚の他の血清アルブミン製剤も使用されうる。
ヘマチン対アルブミンの量比は、乾燥好ましくは凍結乾
燥された混合物を等慢性調整のために塩を含有しうる溶
媒特に水を用いて再構成した後に、ヘマチン濃度が0,
5〜10E/l好ましくは2〜7 g/lでありそして
アルブミン濃度が2〜2009/l 好ましくは7〜5
0 g/IIであるように選択される。その際ヘマチン
を適当な緩衝物質の存在下に、しかし好ましくは緩衝物
質の不存在下に、好ましくは水酸化ナトリウムの添加下
にpH’9〜12のアルカリ性媒体中に溶解させて操作
することができる。pH値を7〜9好ましくは7.5〜
8.5に調整したのち、次にヒトアルブミン溶′M、を
添加しうる。しかるのち塩濃度を調整しうる。適当な溶
媒全使用することにより再構成された最終生成物におい
て生理食塩濃度を達成するのが好ましい。ヘマチンとア
ルブミンとの混合物を乾固させる。所望の容量を最終容
器中に充填しそして凍結乾燥させるのが好ましい。
しかしながら乾燥状態で存在するヘマチンおよびアルブ
ミンは同体形態で充填前に−1:たは最終容器中で一緒
にしそして場合により混合することができる。
他の安定剤に対してアルブミンを使用することの利点は
下記の表に要約されるように、凍結乾燥物の再構成に絖
(時間の函数としてのヘマチン含量の減少経過から生ず
る。ここではヘマチンはビスーピリジンーフエロプロト
ボルフィリン■複金物として波長554 nmにおいて
測光測定された[ K、 G、 Pau1氏他「Act
a Chem、 5cand、J第7巻第1284〜1
287頁(1953年)参照〕。溶液は調製時点でそれ
ぞれ4g#(=100%)のヘマチンおよび記載され素
置の安定剤を含有していた。表は4℃で貯蔵後のヘマチ
ン含量(再構成時の出発値=100%)を示す。
7A/プミ7251/II   99.0  9&7 
 97.6  96.2グリ’77109/l   8
9.2   B1.5  77.4  79.9マンニ
ツト41/l   96.0  83.5  79.5
  79.2マンニツト101711  97.6  
86.9  79.8  79.5この表から判るよう
に1アルブミンは特に他の安定剤では初期に観察される
べきヘマチン含量の低下を阻止する(安定剤の存在は測
光測定に影響しない)。その上この期間中においてアル
ブミンの存在下に吸収最大位置は変化しないが、一方安
定剤を含有しないヘマチン溶液およびグリシンまたはマ
ンニットを添加したヘマチン溶液は24時間後にすでに
2〜5 nmの浅色移動を受ける。
結局、アルブミンを用いる安定化は病院におけるヘマチ
ン製剤の実際上の取扱いにとって進歩である。何故なら
ば再構成および患者への使用にとって作用物質濃度が維
持されたままのより長い期間が得られるからである。安
定化されてないヘマチン溶液と比較するとアルブミンで
安定化されたヘマチンは局所受容性(家兎のうっ血した
耳縁静脈への静脈注射)についての検査で明らかに一層
受容され5ることが証明された。
ある種のポルフィリン症の場合にヘマチンを治療上使用
することは知られた方法である。その場合ヘマチンは否
定的なフィードバック制御の意味でテトラピロール生合
成の最初の酵素の合成すなわちδ−アミルプリン酸合成
酵素に調節的に作用する。テトラビロール生合成のある
種の酵素が欠乏した症状は遺伝的に惹起されて存在し、
潜在性症状では何ら疾病徴候を生じない。かかる患者で
はポルフィリン症は中毒、ストレス、空腹状況等のよう
な種々の因子により誘起され得、そして有毒なポルフィ
リン中間段階の蓄積により生命を脅かす疾患に拡大する
ヘマチン製剤を迅速に入手しうることがこの比較的珍し
い疾患においては取扱う病院にとって論理的な問題でも
ある。ここで、危急時貯蔵物からとり出すことができそ
して再構成後に使用時に何ら制限的な安定性力771.
 ’r受ける心安のない安定な凍結乾燥された製剤を用
いることによりこの問題点が解決された。
本発明を下記の例により説明する。
例 ヘマチン3.9 k [1,05N NaOH2DOy
nll中に室温で懸濁させる。溶解する間NaOHfさ
らに添加することによりpHTrlo、5に保持する。
1時間経過後不溶物を遠心分離して除きそして濾過する
水を添加してヘマチン濃度t 12.5 g/itに調
整しそして0.5NHfJの添加によりpH9,5に調
整する。ヘマチン溶液100容量部に対して200.9
/jのアルブミン溶液375容量部を加え、その際pH
が8.0以下に低下する場合は相当してNaOH溶液を
添加する。飽40 NaC1浴液の添加により浸透圧モ
ル濃度を135 mosm/kgに調整する。滅菌濾過
したのち注入用びんに得られた溶[36−ずつを充填し
そして凍結乾燥する。再構成゛用溶液として69/lの
NaC1溶i75ゴを用意する。
再構成された生成物はヘマチン濃度4 E/lおよびア
ルブミン濃度25.9//合有する。
−°ε−弘一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ヘマチンにアルブミンを添加することを特徴とする
    ヘマチン製剤の安定化法。 2)ヘマチン対アルブミンの重量比が1 :400〜5
    :1好ましくは1:25〜1:1であることを特徴とす
    る特許 の方法。 6)ヘマチンとアルブミンとi 1 :400〜5:1
    好ましくは1:25〜1:1の重量比で含有する楽剤。 4)乾燥形態の前記特許請求の範囲第5項記載の薬剤。
JP59057508A 1983-03-28 1984-03-27 ヘマチンの安定化法 Pending JPS59181215A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19833311288 DE3311288A1 (de) 1983-03-28 1983-03-28 Verfahren zur stabilisierung von haematin
DE33112886 1983-03-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59181215A true JPS59181215A (ja) 1984-10-15

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ID=6194904

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JP59057508A Pending JPS59181215A (ja) 1983-03-28 1984-03-27 ヘマチンの安定化法

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EP (1) EP0123142B1 (ja)
JP (1) JPS59181215A (ja)
AT (1) ATE31245T1 (ja)
AU (1) AU585480B2 (ja)
CA (1) CA1221091A (ja)
DE (2) DE3311288A1 (ja)
FI (1) FI841199A (ja)
ZA (1) ZA842239B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026408A (ja) * 1988-06-24 1990-01-10 Sanyoo Fine Kk 鉄補給飲料

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JPH026408A (ja) * 1988-06-24 1990-01-10 Sanyoo Fine Kk 鉄補給飲料

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Publication number Publication date
EP0123142B1 (de) 1987-12-09
FI841199A (fi) 1984-09-29
FI841199A0 (fi) 1984-03-26
DE3311288A1 (de) 1984-10-04
US4645670A (en) 1987-02-24
AU2621284A (en) 1984-10-04
DE3467973D1 (en) 1988-01-21
ATE31245T1 (de) 1987-12-15
ZA842239B (en) 1984-10-31
EP0123142A1 (de) 1984-10-31
AU585480B2 (en) 1989-06-22
CA1221091A (en) 1987-04-28

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