JPS59181167A

JPS59181167A - 病室ユニツト

Info

Publication number: JPS59181167A
Application number: JP5665583A
Authority: JP
Inventors: 平田　泰敏
Original assignee: Hitachi Plant Construction Co Ltd; Hitachi Plant Technologies Ltd
Current assignee: Hitachi Plant Construction Co Ltd; Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date: 1983-03-30
Filing date: 1983-03-30
Publication date: 1984-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は重病患者１例えば熱傷など菌に対する抵抗が低
下した患者などの治療に供する病室ユニットに関する。

この種、病室ユニットとしては例えば第１図および第２
図に示されるものが知られている。病室ド、ヨツト１は
、空気吸込口２．ファン３．高性能ｌイルタ４．操作盤
５を備えた機器収納部６と。

この機器収納部６からの清浄空気を下方に向けて吹き出
す天井部７と、この天井部７を支える支柱８と、前記機
器収納部６以外の三辺の側面に吊り下げられた隔離シー
ト９とから構成され、内部には患者用ベッド１０が収容
可能とされている。

隔離シート９は例えばカーテン状のビニールシートを竪
方向に複数枚分割して構成されており。

分割された各シートは相互間に切れ口１１を形成してい
る。また、隔離／−トっは透明の材料で構成されており
、外部から室内の様子が観察可能にされている。

上記の構成において、空気吹込１］２がら、取入れられ
た室外の空気は１機器収納部６内のファン３によって高
性能フィルタ４に至り、ここで、清浄空気とされて、天
井部７から下方に向けて吹き出され、室内ユニットｌ内
を下降する。この清浄空気はベッド１０上の壱者（図示
せず）の周辺環境を清浄に保持しつつ、前記隔離シート
つと床面Ｎ、２との間に形成された隙間１３から室外に
放出７ダれる。ｊス師、看護婦などが患者を手当する時
は。

前記隔離シート９の切れ目１１から両手を挿入して行う
か、または、上半身々どを挿入して行う。

しかし、このような構成にあっては、切れ目１１の位置
が一定箇所に限られているため１両手などを自由に動か
すことが難しく不便であった。また。

医師などが上半身を室内に挿入して患者を治療する場合
には、天井部７から吹き出された清浄空気が医師などの
頭部や衣服と接触することによって汚染され、この汚染
された空気が患者に流れるという不具合があった。また
、切れ目１１から、清浄空気が室外へ漏出しだ９．もし
くは逆に清浄化されていない室外の空気が切れ口１１か
ら室内へ侵入することによって、病室ユニットとしての
機能が低下するという問題があった。

本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し。

医師などが患者を手当するに際して１作業性がよく、医
師などによる清浄空気の汚染がない病室ユニットを提供
することにある。

、本発明は隔離シートによって周囲から隔離され必′と
ともに、天井部から清浄空気を下方に向けて吹出すよう
にした病室ユニットにおいて、該病室ユニット内は下部
に開口を有する仕切シートによって仕切られており、該
仕切シートの一側が患者を収容するだめの専用域とされ
、他側が患者以外の者が立入るだめの専用域とされたこ
とを特徴とする。

以下１本発明の実施例を図面によって説明する。

第３図および第４図は本発明の一実施例を示す。

本実施例の病室ユニット２１は、空気吸込口２２゜ファ
ン２３．高性能フィルタ２４．操作盤２５を備えた機器
収納部２６と、この機器収納部２６からの清浄空気を下
方に向けて吹き出す天井部２７と、この天井部２７を支
える支柱２日と、前記機器収納部２６以外の三辺の側面
に吊り下げられた隔離シート２９とによって、前記第１
図、第２図に示したと類似の構成を有する。

ただし１本実施例においては、前記従来例に比べて、病
室ユニットの巾Ａが大きく作られており。

Ｃラド３０の両側に人間の作業スは−スが確保さ〜ｆて
いる。また病室ユニット内は、下半分が開口した仕切シ
ート２９Ａによって仕切られており。

仕切シート２９Ａの内側がベッド３０を配置される域、
すなわち患者が収容される専用域Ｓ１とされ仕切シー）
　２９４の外側が患者以外の者が立入るだめの専用域Ｓ
２とされている。隔離シート２９および仕切シー）２９
Ａは、共にカーテン状の透明なビニールシートによって
構成されており。

外部から室内の様子が観察可能にされている。また、隔
離シート２９は切れ目３１を有して、この切れ目３１か
ら人間および器物が出入り自由にされている。仕切９シ
ート２９Ａの下半分の開口の高さは、医師などが患者を
手作業によって手当する際に、仕切シート２９の下端が
邪魔にならない程度の高さとされる。また、この病室ユ
ニット２１は車輪３３を有して全体として移動可能にさ
れている。

上記の構成においては、医師などが患者を手当する際に
は、前記専用域Ｓ２に立入って、仕切シー）２９Ａ下部
の開口から何の障害もなく患者の羨当をできる。このた
め、医師などが患者の専用域Ｓｌに上半身を挿入する必
要がないので、天井部２７からの清浄空気が医師などに
よって汚染される機会も少ない。天井部２７から吹き出
される清浄空気は、専用域ＳｌおよびＳ２の双方に向け
て下降し、専用域Ｓ１への清浄空気は前記仕切シー）　
２９Ａの開口から専用域Ｓ２の側に流れ、ここで専用域
Ｓ２を下降してきた清浄空気と合流して下方に至る。こ
のように２本実施例では清浄空気が、専用域Ｓ１および
Ｓ２に対して２層に分れて流れるため、患者の専用域Ｓ
１と病室ユニットの室外との間には、清浄空間である専
用域Ｓ２が介在することになり、相互間の感染の防止が
十分となる。なお２本実施例においては、隔離シート２
９の下端が床面３２との間に隙間が生じないようにされ
、かつ、前記機器収納部２６の空気降込口２２が、病室
二二ツ）２１内に面している。このため、病室ユニット
内の空気の大部分は閉ループで循還する。従って、室外
の雑菌が室内に混入、１する機会が少なく、まだは、室
内で発生した汚染蝮が室外に排出される機会も少ない。

上記実施例においては、隔壁シート２９および仕切シー
）２９Ａとしてカーテン状のビニールシートを用いたが
、これは板状であってもよい。

仕切シー）２９Ａの下部開口は下半分すべてが開口とさ
れる必要はなく、医師などが患者を手当するために必要
十分な大きさを有して配置されればよい。本病室ユニッ
トは通常は移動可能にすることが便利であるが、必要に
応じて固定設備とすることもできる。

以上述べたように２本発明に係る病室ユニットは、医師
などが患者を手当する際に作業性がよく。

かつ、医師などによる清浄空気の汚染がないという格別
の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術に係る病室ユニットの正面図。第２図は同じくその側面図、第３図は本発明に係る病室
ユニットの正面図、第４図は同じくその側面、図である
。２１・・・病室ユニット　　２６・・・機器収納部２７
・・・天井部　　　　　２９・・隔離シート２９Ａ・・
仕切シート　　３０・・・ベッド。第１図第３図第２図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　隔離シートによって周囲から隔離されるとと
もに、天井部から清浄空気を下方に向けて吹出すように
した病室ユニットにおいて、該病室ユニット内は下部に
開口を有する仕切シートによって仕切られておシ、該仕
切シートの一側が患者を収容するだめの専用域とされ。他側が患者以外の者が立入るだめの専用域とされたこと
を特徴とする病室ユニット。
（２）　　前記病室ユニットは移動可能とされたことを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の病室ユニット
。
（３）前記隔離シートおよび／または仕切シートは上部
から吊り下げたカーテン状のシートによって構成された
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の病室ユ
ニット。
（４）前記仕切シートは透明な材料によって構成された
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の病室ユ
ニット。