JPS5917995A - 新規抗生物質y−02077hならびにその製造法 - Google Patents

新規抗生物質y−02077hならびにその製造法

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JPS5917995A
JPS5917995A JP57128368A JP12836882A JPS5917995A JP S5917995 A JPS5917995 A JP S5917995A JP 57128368 A JP57128368 A JP 57128368A JP 12836882 A JP12836882 A JP 12836882A JP S5917995 A JPS5917995 A JP S5917995A
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JP
Japan
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substance
micromonospora
strain
culture
belonging
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Pending
Application number
JP57128368A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Kozasa
小篠 輝章
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Koichi Tanaka
幸一 田中
Shigeru Miyazaki
宮崎 繁
Narimasa Tsunoda
角田 成正
Shunichi Watanabe
俊一 渡辺
Masaru Iwanami
勝 岩波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication of JPS5917995A publication Critical patent/JPS5917995A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規抗生物質ならびにその製造法に関する。
さらに詳しくは1本発明者等によって分離されたミクロ
モノスポラ(Micromonospora )属に属
する微生物を培養して得られる一般式 (式中、Rはいずれか一方が水素原子で他方が低級アル
キル基を意味する。) で示されるY−02077H物質に関する。厳に、Rが
意味する低級アルキル基としては、メチル基。
エチル基、プロピル基等が含まれる。また1本発明は、
ミクロモノスポラ属に属するY−02077H物質生産
菌を培養して、培養物中にY’−02077H物質を蓄
積させ、該培養物からY−02077H物質を採取する
ことを特徴とするY−02077H物質の製造法に関す
る。
本発明のY−02077B物質は後述の如く各種の菌に
抗歯活性を示すので、これらの菌を起炎菌とする感染症
の治療に有効である。
つぎに、上記一般式に含まれる化学物質のうち、後記実
施例で得られたY−02077H−αおよびY−020
77H−βの2物質の理化学的性状を示す。
Y−02077H−αの理化学的性状 (1)塩基性の白色粉末 (2)融 点:117〜124℃ (3)紫外部吸収スペクトル 本物質の水溶液の紫外部吸収スペクトルは末端吸収を示
すのみである。
(4)比旋光度:〔α]25=+140°(CO,5,
H,O)(5)  赤外部吸収スペクトAt (KBr
)、 (cm″″′)本物質の赤外部吸収スペクトルを
第1図に示す。
(6)本物質の水素核の核磁気共鳴スペクトルを第2図
に示すLDCI −DtO中) (7)本物質のマススペクトルは次ノようすM+1イオ
ンおよびフラグメントイオンを与える。
ただし、カッコ内は精密質量測定により得られた組成式
を示す。
rrv’e  478M+1 (C21H44N5Ot
)  364 (C+5HsoNsOy)346  (
C1sHtsN30a)  336(C14H3ON3
06)318  (C14H2sN305)  289
(C+5HtsNtOs)286  <C+<HtaN
sOs)  205(CaHvyNtOi)177  
(CtHnNtOs)  160 (C7H+4N 0
s)143     (9)H+5NzO)これから本
物質の分子量は477、分子式はC21H43NSO?
と決定した。
(8)本物質のシリカゲル薄層クロマトグラフィーでの
Rf値 抗生物質名 Y−02077H−((Rf O,58ジヱンタマイシ
ンCz    Rf  O,53C,Rf  O,48 C,、Rf  O,41 展開剤;クロロホルム、メタノ−へアンモニア水(20
:15:8)(9)呈色反応 ニンヒドリン反応:陽 性 坂口反応:陰性 Y−02077H−βの理化学的性状 (11塩基性の白色粉末 (2)融 点:112〜118°C (3)紫外部吸収スペクトル 本物質の水溶液の紫外部吸収スクベクトルは末端吸収を
示すのみである。
(4)比旋光度、〔α)  =+198°(CO,5,
H2O)(5)  赤外部吸収スペクトル(KBr )
 (cm−’ )本物質の赤外部吸収スペクトルを第3
図に示す。
(6)本物質の水素核の核磁気共鳴スペクトルを第4図
に示す。
(7)本物質のマススペクトルは次のようなM+1イオ
ンおよびフラグメントイオンを与える。
ただし、カッコ内は精密質量測定により得られた組成式
を示す。
try’s 478M+1 (Ct+HnNsOy) 
364 (C,、H3oNsOt)346   (Cp
s Has Ns Oa )  336 (C14H3
ONB Os )318   (C1aHvsNjOs
)  289(C13HゎNs Os )286   
(C,、H,、N、O,)  zos(c、n、、鶴o
、)177   (C7HtyNtOa)160(Cy
HnNOs)143   (Cy HlsNtO) これから本物質の分子量は477、分子式は<C7Ht
yNtOaと決定した。
(8)本物質のシリカゲル薄層クロマトグラフィーでの
Rf値 抗生物質名 Y−02077H−β  Rf O,58ジエンタマイ
シンCIRf  0.53C,Rf  O,48 c、a    Rf  O,41 展開剤;クロロホルム、メタノ−水アンモニア水(20
:15:8)(9)呈色反応 ニンヒドリン反応:陽性 坂口反応 陰性 以上の理化学的性状、殊にマススペクトルおよび核磁気
共鳴スペクトルから判断して、  Y −02077H
−αおよびβ物質は、ジエンタマイシン(GMと略記す
る。)C6と分子量を同じくするが。
化学構造を異にする別物質である。マススペクトルのフ
ラグメントイオンおよび核磁気共鳴スペクトルからY−
02077H−αおよびβ物質は。
下記構造式を有する新規アミノ配糖体である。
(式中 Blはいずれか一方が水素原子で他方がメチル
基を意味する。) この構造式で示される物質は、  GMC,のC−1位
またはC−3位のN−メチル誘導体に相当し。
また、 C−6’位に不斉炭素原子を有しているので。
夫々のN−メチル誘導体についてこの不斉炭素原子にも
とづく異性体の存在が可能である。
後記実施例で分離されたY−02077H−αとY−0
2077H−βの2物質は、上記N−メチル基の結合位
置が相違するか、あるいは6′−位の立体配置が相違す
るものと考えられる。
つぎに、 Y−02077H−αおよびY−02077
H−βの各種細菌に対する抗菌活性を寒天平板希釈法で
測定した結果を「ゲンタシン」(塩野義製薬)と対比し
て示すと表1の通りである。
第1表  最少発育阻止濃度(MIC)(γ/m1)(
菌数:10・、培地:ミさ−ラーヒントン寒天つぎに1
本発明のY−02077)(物質の製造法について説明
する。これらの物質は、ミクロモノスポラ属に属するY
−02077H物質生産菌を栄養培地に培養してY−0
2077H物質を蓄積させ、培養物からY−02077
1(物質を採取することにより1得ることができる。
本発明の製造法において使用する微生物&ま。
ミクロモノスポラ属に属し、Y−02077H物質生産
能を有する微生物であればいずれのものも用いることが
できる。このような微生物として41゜タトえばミクロ
そノスボラ エキノスポラ、サブスペーシス コモロエ
ンシスを挙ケるこトカできる。
この微生物は長野県小諸市の土壌より本発明者等によっ
て分離された放線菌で、 Y−02077Hなる菌株番
号を付された新菌株である。Y−02077H株の菌学
的性状は次の通りである。
1、形態的性質 Y−02077H株は一般に使用されている各種の寒天
培地上で気菌糸を形成しない。液体培地で培養すると光
学顕微鏡的には分枝した基土菌糸(直径0.4〜0.5
μm)を生じその基土菌糸には隔壁は認められず、胞子
は菌糸から分枝した胞子槽の頂点に1個づつ着生してい
る。電子顕微鏡的には、胞子はほぼ球形でその直径は約
1μmであり、胞子表面にはやや丸味を帯びた突起が多
数観察される。
各種培地での生育状態 各種の培地で28℃、7〜21日間培養した時の生育状
態及びコロニーの形状を第2表に示す。
第2表 3.生理的性質 Y−02077H株の生理的諸性質を第3表に示す。
生育温度範囲、ミルクおよび繊維素に対する作用以外の
ものについては28℃で2週間後の観察結果を示す。又
生育温度は7〜30日までの観察結果、ミルクおよび繊
維素に対する作用は7〜21日までの観察結果を示す。
第3表 以上の性状をまとめると、Y、−02077H株は各種
寒天培地上で真性の気菌糸を形成せず、基土菌糸より生
じた胞子柄に胞子を単一に形成し。
細胞壁の分析によりメン−ジアミノピメリン酸を有する
ことからミクロモノスポラ属に属する放線菌であると認
められる。本菌株に類似の既知菌株をf3ergey’
s Manual of Determinative
 Bacterio−1ogy 8 th Edi t
ion (1974)および種々の文献などにより検索
するとY−02077H株と類似の菌株として、ミクロ
モノスポラ轡エキノスポラ(Micromo−nosp
ora echinospora )、ミクロモノスポ
ラ・ジオネンシス(Micromonospora j
ionensis、特開昭49−55895)ミクロモ
ノスポラ・サガミネンシス(Micromonospo
rasagaminensis、特開昭49−4759
0)などがあげられる。しかしY−02077)(株は
、ミクロモノスポラ・ジオネンシス及びミクロモノスポ
ラ・サガミネンシスに関する記載と比較するとベネット
寒天。
オートミール寒天などにおける生育の色が異なり、又、
前者がラムノースの利用性が極めて良好なのに対し、後
者の2株はこれを利用しない。
一方、  Y−02077H株はミクロモノスポラ・エ
キノスポラと各種培地上での生育の色(暗い茶色〜黒)
、胞子表面に丸味を帯びた突起を有する点、糖の利用性
、生育温度範囲、至適生育pH。
繊維素の分解作用、メラニン様色素の生成(陰性)など
の点で良く一致していることから。
Y−(129,77H株はミクロモノスポラ・エキノス
ポラに属する菌株であると判定した。ミクロモノスポラ
・エキノスポラに属する菌株として、ミクロモノスポラ
・エキノスポラ・サブスペーシス・ハリタ(ATCC1
5838)、ミクロモノスポラ・エキノスポラ・サブス
ペーシス・エキノスポラ(ATCC15837) 、ミ
クロモノスポラ・エキノスポラ・サブスペーシス・フェ
ルギニ7 (ATCC15836)の3株が報告されて
いるが、第4表にY−02077H株との比較による相
違点を示す。
第4表 Y−020771(株とミクロモノスポラ・エ
キノスポラに属する3菌株との 相違点 これらの結果よりY−02077H株は形態及び寒天培
地上での菌集落の色調、胞子の形状、生育温度範囲、生
育至適pH,メラニン様色素の生成(陰性)、繊維素の
分解作用、糖の利用性などに於て、ミクロモノスポラ・
エキノスポラの特徴を有しているが、ミクロモノスポラ
・エキノスポラに属する既知の3菌株とはゼラチンの液
化作用及びミルクの凝固作用において異った性状を示す
。又、グルコース1%含有培地(例えばグルコース・ア
スパラギン寒天培地、ベネソト寒天培地など)において
Y−02077H株は生育が悪く、一方ミクロモノスポ
ラの既知3株は普通〜やや良好な生育を示す。又、糖の
利用性においてもわずかな相違がみられる。以上の事が
らY−02077H株はミクロモノスポラ・エキノスポ
ラに属する新亜種であると認め、ミクロモノスポラ・エ
キノスポラ・サブスペーシス・コモロエンシス(Mic
romonospora echinospora 5
bsp。
Komoroensts )と命名した。なおY−02
077H株はミクロモノスポラ・ニス・ピーY−020
77H株として微工研に寄託されその寄託番号は微工研
菌寄第6557号である。
本発°明に用いられる菌株は、他の放線菌にも見られる
ごとく1人工的にまた自然に変異をおこしやすいが1本
発明のいうY−02077H株は天然から分離された放
線菌、あるいはこれを紫外線、X線、化学薬剤などで人
工的に変異させた菌株及びそれらの自然変異株について
も本発明の微生物に包含されるものである。
本発明におけるミクロモノスポラ属に属するY−020
77H物質生産菌の培養においては通気の放線菌の培養
法が用いられる。培養の為の栄養源としてはいろいろの
ものが用いられる。
炭素源としては同化可能な炭素化合物であればよく1例
えばブドウ糖、殿粉、グリセリン、フラクトース、アラ
ビノース、ラムノース、シュクロース、デキストリン、
ヤシ油、大豆油等が単独または組み合わせて用いられる
。さらに。
アルコール類、有機酸なども用つる場合がある。
無機および有機窒素源としては、塩化アンモン。
硝酸ンーダ、硫酸アンモン、硝酸アンモン、尿素などが
、有機窒素源としては、ペプトン、酵母エキス、肉エキ
ス、コーンスチ−7”lJカー。
大豆粉、魚粉、綿実粕、カザミノ酸などが単独または組
み合せて用いられる。培養法としては液体培養法、特に
深部通気攪拌培養法を行うのが有利である。培養温度は
27〜30℃、 pHは中性付近で培養を行うことが望
ましい。培養時間は条件により多少異なるが通常3〜5
日程度であり、Y−02077)1物質が最高力価に達
する時期を見計らって適当な時期に培養を終了する。
培養液からY −02077H物質の単離精製は水溶性
塩基性物質の分離に通常用いられる方法で行いつる。即
ち、カチオン交換樹脂による吸脱着法、活性炭、セルロ
ーズ、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等の方法を
適当に組み合わせて行うことが出来る。
次に実施例を挙げて上記新アミノ配糖体抗生物質の製造
法を説明する。
実施例 デキストリン2.0%、グルコース0.5%、コーンス
テイープ・リカ−0,5%、ポリペプトン0.5%、酵
母エキス(オリエンタル酵母社製)0.5%、肉エキス
(極東製薬工業KK製)0.3%、プレインハートイン
フェージョンブイヨン“栄研”0.5%、  CaCO
30,2%、pH8,0なる組成の培地を500mZ三
角フラスコに50+nZ宛分注し、常法通り滅菌を行っ
た後、  Y−02077H株を接種し、28℃で72
時間培養をおこない種培養液とする。
別にポテト・スターチ3%、脱脂大豆粉1.5%。
コーン・ステイブリカー0.5%、酵母エキス(オリエ
ンタル酵母社製)0.2%、  MgSO4−7H20
0,05%。
NaC10,3%、 CoC1t  O,02g/Z、
  pH7,3なる組成の培地を500 mZの三角フ
ラスコに50mAづつ14t(約280本)分注し、各
フラスコに消泡剤として、アデカノール(無電化社製)
を1滴加え、常法通り滅菌後、上記の種培養液を5%の
割合で植菌し28℃120時間培養を行う。培養終了後
の培養液はp)t7.8を示す。この培養液14Zに4
N塩酸水を加え。
pH2,0に修正した後30分攪拌後ラジオライト60
0(昭和化学工業KK製)を500g加えて吸引r遇す
る。
このr液に適当に希釈した水酸化ナトリウム溶液を加え
てpH7,0に調整した後、アンバーライトIRC−5
0(ローム・アンド・)・−ス社製> (Nl(;型〕
1xを充填した( 9.3 x 20c+n )カラム
に吸着せしめその抜水で洗浄し、さらにINアンモニア
水を用いて溶出する。活性区分を減圧濃縮した後、アン
バーライトCG−50タイプ■(ローム・アンド・ハー
ス社製) CNH,”り 240m1を充填した2X1
20αカラムに吸着し水で洗浄して水とアンモニア水に
よる濃度向配法にて溶出することにより先ずY−020
77)T−αの活性区分を得1次いでY−02077H
−βの活性区分を得た。これらを減圧濃縮した後、それ
ぞれの活性区分について、以下の操作を施こした。すな
わち、ダウエックス1×2 (ダウケミカル社製)〔O
H−型)3mZを充填した0、9×8.4 aRカラム
に通し活性物質を水で流出させ活性区分を減圧濃縮した
後再度アンバーライトCG−50タイプ■(ローム°ア
ンド・)・−ス社製)〔NH:型〕10mt髪−充填し
た1、2 X 14.53カラムに吸着し水で洗浄して
水とアンモニア水による濃度向配法にて溶出する。活性
区分を減圧濃縮した後、シリカゲル(和光紬薬)を充填
した1×50crnカラムでクロロホルム・メタノール
、アンモニア水(2:1:1)(容量比)の下層を用い
てクロマトグラフィーを行う。各フラクションの抗菌活
性を調べたのち。
シリカゲル薄層クロマトグラフィーを行って目的とする
活性区分を凍結乾燥してY−02077H−αの粉末3
4■及び同様の工程でY−02077H−βの粉末44
■を得た。
なお1本物質の活性区分の確認はバチルス・ズプチルス
ATCC6633を用いる生物検定、シリカゲル薄層ク
ロマトグラフィーを用いて行なった。
【図面の簡単な説明】
(11第1図は、物質Y−02077H−αの赤外部吸
収スペクトルを示す。 (2)  第2図は、物質Y−02077H−αの核磁
気共鳴クベクトルを示す。 (3)  第3図は、物質Y−02077H−βの赤外
部吸収スペクトルを示す。 (4)  第4図は、物質Y−02077H−βの核磁
気共鳴スペクトルを示す。 特許出願人  山之内製薬株式会社 代理人  佐々木晃−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 (式中、Rはいずれか一方が水素原子で他方が低級アル
    キル基を意味する。) で示されるY−02077H物質。
  2. (2)  ミクロモノスポラ属に属するY−02077
    H物質生産菌を培養し、培養物中にY−02077H物
    質を蓄積させ、該培養物からY−02077H物質を採
    取することを特徴とするY−02077H物質の製造法
  3. (3)  Y−02077H物質生産菌がミクロモノス
    ポラ・ニス・ピーY−02077H株である特許請求の
    範囲第(2)項記載の製造法。
JP57128368A 1982-07-23 1982-07-23 新規抗生物質y−02077hならびにその製造法 Pending JPS5917995A (ja)

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