JPS59179615A - メラミン樹脂の製法 - Google Patents

メラミン樹脂の製法

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JPS59179615A
JPS59179615A JP5686383A JP5686383A JPS59179615A JP S59179615 A JPS59179615 A JP S59179615A JP 5686383 A JP5686383 A JP 5686383A JP 5686383 A JP5686383 A JP 5686383A JP S59179615 A JPS59179615 A JP S59179615A
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JP
Japan
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melamine
melamine resin
resin
water
reacted
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Pending
Application number
JP5686383A
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English (en)
Inventor
Hideo Izumi
泉 秀雄
Hajime Kawakami
河上 肇
Katsunori Okuma
大熊 勝則
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔背景技術〕 この発明は、化粧板表層用樹脂や紙エポキシその他の電
気用積層板の基材の下処理用樹脂等として用いられるメ
ラミン樹脂の製法に関する。
〔背景技術〕
メラミン樹脂の中には、メラミンとホルムアルデヒドか
らつくられたストレートメラミン樹脂があるが、このも
のは比較的不安定であって保存安定性が悪いという問題
がある。また、得られる硬化体は、硬いけれどももろい
という問題もある。
そこで、メラミン、ホルムアルデヒドに、保存安定性を
良くするための変性剤、あるいは得られる硬化体に可撓
性を持たせるための可撓性(=i与剤を加えてつくるよ
うにしたメラミン樹脂がある。しかし、これらのメラミ
ン樹脂には、水に熔けにくいため扱いに<<、得られる
硬化体の耐水性や耐熱性が悪いという問題がある。アル
コール系の変性剤を加えてつくるようにしたメラミン樹
脂の場合は特にそうである。
〔発明の目的〕
この発明は、保存安定性が高くて水に溶は易いメラミン
樹脂が得られ、しかも、可撓性があり、耐水性および耐
熱性に優れ、そのうえ絶縁抵抗も高い硬化体をつくるこ
とのできるメラミン樹脂を得ることができる製法を提供
することを目的とする。
〔発明の開示〕
前記のような目的を達成するため、この発明は、メラミ
ン1モルに対してホルムアルデヒドを1゜8〜2.8モ
ルの割合、メチルアルコールを0.1〜2モル゛の割合
でそれぞれ配合したものをpH3〜6゜5で反応させ1
、メトキシ化率を2〜10%とした反応生成物に対し、
そのメラミン使用量1モルに対して0.1〜1モルの割
合となるトルエンスルボンアミドを加えたものを、pl
+7.5〜9.5で反応または混合させ、最終的にpH
を7.8〜8.5とすることを特徴とするメラミン樹脂
の製法をその要旨としている。以下に、この発明の詳細
な説明する。
まず、メラミン1モルに対してホルムアルデヒドを1.
8〜2.8モルの割合(F/M=1.8〜268)、メ
チルアルコールを0.1〜2モルの割合(Me011/
 M = 0.1〜2)で混合し、パラトルエンスルホ
ン酸等の有機酸あるいは無機酸等の酸性触媒下、ρII
3〜6.5の範囲内でメチロール化反応とメチール化反
応を1段階で行なう。そして、得られる反応生成物のメ
トキシ化率を最終的に2〜10%とする。つぎに、反応
生成物のメラミン使用量1モルに対してトルエンスルボ
ンアミ1を0.1〜1モルの割合(TS篩/M=0.1
〜1.0)で反応生成物に加え、水酸化ナトリウム(苛
性ソーダ)等の無機塩基あるいは有機塩基によるアルカ
リ条件下、pH7,5〜9.5の範囲内で反応または混
合させる。そして必要に応じて酸あるいは塩基を使用し
、最終的にpH7,8〜8.5とすることによりメラミ
ン樹脂を得る。
このようにして得られるメラミン樹脂に、樹脂が白濁す
るまでの時間(ボッi・ライフ)が14日程度(常温)
と長くて、保存安定性に優れ、水にも熔は易い。また、
耐水性および耐熱性に優れた硬化体をつくることができ
るので、化粧板等の表層用樹脂として使用した場合に化
粧板の表面物性を高いものとすることができる。この製
法により  ゛得られたメラミン樹脂を化粧板の表1薔
用樹脂として用いた場合、インゴットテストによって調
べた耐熱性は230〜240℃程度であって、従来のメ
ラミン樹脂を用いたものが普通200 ’c程度である
のに比べて優れている。絶縁抵抗が高い硬化体をつくる
ことができるので、積層板用基材の下処理用樹脂等とし
て用いた場合に積層板の絶縁性能を高いものとすること
ができる。そのうえ、可撓性のある硬化体を得ることも
できる。この製法により得られた硬化体の電気絶縁抵抗
(抵抗率)はlXl0”Ω・am程度、ポストフオーム
性は6〜8mmR程度であって、従来のメラミン樹脂の
硬化体が、普通、1XlO8Ω・印程度、10〜12m
mR程度であるのに比べて優れている。
この製法により得られるメラミン樹脂は、積層板用基板
等に難燃性を付与するために使用するのに卵重に通して
いる。従来一般に使用されている難燃剤を樹脂に加えて
用いる場合では、価格が高くなるとともにフェスの安定
性が低くなり、積層板等のパンチング性も低くなるのに
比べて、メラミン樹脂はもともとN燃性であって、比較
的値段も安く、そのうえ、この製法によって得られるメ
ラミン樹脂では前記のように安定性に優れ、得られる硬
化体が可撓性を有するので積M坂等のノ々ンチング性も
優れたものとなるからである。
つぎに、実施例および比較例について説明する(実施例
〕 メラミン100重量部に対して、37%ポルマリン14
0重量部とメチルアルコール33重量部を加えたのぢ、
バラ1−ルエンスルホン酸を用いてこの配合物のpl+
を5.7に調整し、50℃で70分間反応させて水混和
度を850%とした。水混和度とは、樹脂100重量部
に対して30℃の水を白濁するまでにいくら添加するこ
とができるかをみるものであり、反応程度の尺度となる
ものである。たとえば、水混和度200%とはメラミン
樹脂100重量部に対し、白濁するまでに添加できる水
が200重量部であることを示している。前記のように
水混和度を850%とするとメトキシ化反応率は5%と
なる。つぎに、反応生成物にトルエンスルホンアミドを
40重量部加え、苛性ソーダでpiを9.3に調整して
から30分間II 71 して混合し、最終的にpHを
8゜1としてメラミン樹脂を得た。
得られたメラミン樹脂の性状は、比重が1,20(30
℃)、粘度が63cP(30°C)、固形分が57%(
170℃で30分間処理後)であった。
〔比較例1〕 メラミン100重量部に37%ホルマリン140重量部
を加えたものに、さらに、アンモニア水を加えてρ11
7.5に調節し、つぎに、還流温度で60分間反応させ
てメラミン樹脂を得た。
〔比較例2〕 比較例1で得られたメラミン樹脂100重量部に対して
エチレングリコール20重量部を加えて混合し、可撓性
メラミン樹脂を得た。
実施例および比較例1.2で得られたメラミン樹脂の白
濁するまでの時間を測定した。また、化粧板の表層用樹
脂として用いた場合の耐熱性、煮沸後におけるポストフ
オーム性、電気絶縁性および耐水性も測定した。測定結
果を第1表に示す。
(以下余白) 第   1   表 第1表より、実施例により得られたものは、比較例1に
より得られたものに比べて、耐熱性および耐水性は同程
度であるが、保存安定性、ボス1−フオーム性(可撓性
)および電気絶縁抵抗に優れており、比較例2により得
られたものに比べて保存安定性およびポストフオーム性
は同程度であるが、耐熱性、電気絶縁抵抗および耐水性
に優れ゛こいることがわがる。
〔発明の効果〕
この発明にかかるメラミン樹脂の製法では、前記のよう
な反応条件とするので、保存安定性が高くて水に溶は易
いメラミン樹脂を得ることができ、しかも、耐水性、耐
熱性に優れ、化1!抵抗が高く、そのうえ可撓性を有す
る硬化体をつくることのできるメラミン樹脂を得ること
ができる。
代理人 弁理士  松 本 武 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (11メラミン1モルに対してホルムアルデヒドを1.
    8〜2.8モルの割合、メチルアルコールを0゜1〜2
    モルの割合でそれぞれ配合したものをpl+3〜6.5
    で反応させ、メトキシ化率を2〜10%とした反応生成
    物に対し、そのメラミン使用量1モルに対して0.1〜
    1モルの割合となるトルエンスルホンアミドを加えたも
    のを、pl+7.5〜9.5で反応または混合させ、最
    終的にpHを7.8〜8.5とすることを特徴とするメ
    ラミン樹脂の製法。
JP5686383A 1983-03-31 1983-03-31 メラミン樹脂の製法 Pending JPS59179615A (ja)

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