JPS59221320A - エポキシ変性メラミン樹脂の製造方法 - Google Patents
エポキシ変性メラミン樹脂の製造方法Info
- Publication number
- JPS59221320A JPS59221320A JP9821283A JP9821283A JPS59221320A JP S59221320 A JPS59221320 A JP S59221320A JP 9821283 A JP9821283 A JP 9821283A JP 9821283 A JP9821283 A JP 9821283A JP S59221320 A JPS59221320 A JP S59221320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melamine
- resin
- epoxy
- melamine resin
- epoxy resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は配線器具、電気器具等に用いられるメラミン樹
脂成形材料用のエポキシ変性メラミン樹脂の製造技術に
関するものである。
脂成形材料用のエポキシ変性メラミン樹脂の製造技術に
関するものである。
従来、メラミン樹脂成形材料に用いられるメラミン樹脂
は吸湿性が大きく且つポットライフが短かくその取扱性
はやっかいなものであった。
は吸湿性が大きく且つポットライフが短かくその取扱性
はやっかいなものであった。
不発明の目的とするところは、メラミン樹脂の吸湿性及
びポットライフを改良しその取扱性を答易なものにする
ことにある。
びポットライフを改良しその取扱性を答易なものにする
ことにある。
〔発明の開示]
本発明はエポキシ樹脂を10〜70重量%(以下単に−
と記す)含むメラミン水溶液を加熱してから該水溶液の
メラミン1モルに対しホルムアルデヒド1.2〜2゜5
モルを加え反応させることを特徴とするエポキシ変性メ
ラミン樹脂の製造方法で以下本発明の詳細な説明する。
と記す)含むメラミン水溶液を加熱してから該水溶液の
メラミン1モルに対しホルムアルデヒド1.2〜2゜5
モルを加え反応させることを特徴とするエポキシ変性メ
ラミン樹脂の製造方法で以下本発明の詳細な説明する。
本発明に用いるエポキシ樹脂はビスフェノール系エポキ
シ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、グリシジルエステ
ル型エポキシ樹脂、高分子型エポキシ樹脂、可撓性エポ
キシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂等が用いられ特に限定す
るものではないが好ましくはエポキシ当量500〜10
00 のビスフェノール皺エポキシ樹脂ヲ用いること
が相溶性の点からみて望ましいことである。エポキシ樹
脂とメラミンとの比率はエポキシ樹脂10〜70%に対
しメラミン90〜ao %である。即ち、エポキシ樹脂
の量が10%未満では変性メラミン樹脂の吸湿性、ポッ
トライフが改良されず、70% をこえると反応性が極
度に低下するためである。メラミンに対するホルムアル
デヒドの量はメラミン1モルに対しホルムアルデヒド1
゜2〜2.5モルである。即ちホルムアルデヒドの量が
1.2モル未満では変性メラミン樹脂の反応性が低下し
、2.5モルをこえると吸湿性が大きくなるからである
。このように本発明ではエポキシ変性メラミン樹脂を得
ようとして硬化の遅くなるブチルエーテル化メラミン樹
脂を用いることもな(又、吸湿性、ポットライフが大き
く改良されない単にメラミン樹脂とエポキシ樹脂を混合
したものでなく、更にメラミン樹脂と芳香族アミンと反
応させてからエポキシ樹脂と混合するような手間のかか
る混合物でもなくエポキシ変性メラミン樹脂のため吸湿
性、ポットライフを大巾に改良することができたもので
ある。更に本発明のエポキシ変性メ(3) ラミン樹脂は脱水することにより容易に固形化するので
更に取扱性を改善することができるものである。以下本
発明の実施例を従来例と併せて説明する。
シ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、グリシジルエステ
ル型エポキシ樹脂、高分子型エポキシ樹脂、可撓性エポ
キシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂等が用いられ特に限定す
るものではないが好ましくはエポキシ当量500〜10
00 のビスフェノール皺エポキシ樹脂ヲ用いること
が相溶性の点からみて望ましいことである。エポキシ樹
脂とメラミンとの比率はエポキシ樹脂10〜70%に対
しメラミン90〜ao %である。即ち、エポキシ樹脂
の量が10%未満では変性メラミン樹脂の吸湿性、ポッ
トライフが改良されず、70% をこえると反応性が極
度に低下するためである。メラミンに対するホルムアル
デヒドの量はメラミン1モルに対しホルムアルデヒド1
゜2〜2.5モルである。即ちホルムアルデヒドの量が
1.2モル未満では変性メラミン樹脂の反応性が低下し
、2.5モルをこえると吸湿性が大きくなるからである
。このように本発明ではエポキシ変性メラミン樹脂を得
ようとして硬化の遅くなるブチルエーテル化メラミン樹
脂を用いることもな(又、吸湿性、ポットライフが大き
く改良されない単にメラミン樹脂とエポキシ樹脂を混合
したものでなく、更にメラミン樹脂と芳香族アミンと反
応させてからエポキシ樹脂と混合するような手間のかか
る混合物でもなくエポキシ変性メラミン樹脂のため吸湿
性、ポットライフを大巾に改良することができたもので
ある。更に本発明のエポキシ変性メ(3) ラミン樹脂は脱水することにより容易に固形化するので
更に取扱性を改善することができるものである。以下本
発明の実施例を従来例と併せて説明する。
〔実施例1〕
エポキシ樹脂(シェル化学株式会社製、エピコ−ト10
02 、エポキシ当量600〜70o ) to重量部
(以下単に部と記す)、メラミン90部、水100部か
らなるメラミン水溶液を還流温度で100分間加熱して
から温度を90℃にし、次にメラミン1モルに対しホル
ムアルデヒド1.2モルを40%ホルマリンで加えてか
ら水酸化ナトリウムでPH10に調整し還流温度で60
分間反応させエポキシ変性メラミン樹脂を得、更1こ脱
水して固形樹脂とした。
02 、エポキシ当量600〜70o ) to重量部
(以下単に部と記す)、メラミン90部、水100部か
らなるメラミン水溶液を還流温度で100分間加熱して
から温度を90℃にし、次にメラミン1モルに対しホル
ムアルデヒド1.2モルを40%ホルマリンで加えてか
ら水酸化ナトリウムでPH10に調整し還流温度で60
分間反応させエポキシ変性メラミン樹脂を得、更1こ脱
水して固形樹脂とした。
〔実施例2〕
エポキシ樹脂(シェル化学株式会社製、エピコ−) 1
004 、エポキシ当量875〜975 ) 70部、
メラミン30部、水100部からなるメラミン水溶液を
還流温度で120分間加熱してから温度を90℃ に(
4) し、次にメラミン1モルに対しホルムアルデヒド2.5
モルを37% ホルマリンで加えてからアンモニア水で
PH10に調整し\巴流温度で60 分間反応させエ
ポキシ変性メラミン樹脂を得た。
004 、エポキシ当量875〜975 ) 70部、
メラミン30部、水100部からなるメラミン水溶液を
還流温度で120分間加熱してから温度を90℃ に(
4) し、次にメラミン1モルに対しホルムアルデヒド2.5
モルを37% ホルマリンで加えてからアンモニア水で
PH10に調整し\巴流温度で60 分間反応させエ
ポキシ変性メラミン樹脂を得た。
〔従来例1〕
メラミン1モルに対しホルムアルデヒド1.2モルを4
0%ホルマリンで加え水酸化ナトリウムでPH10に調
整してから下流温度で60分間反応させてメラミン樹脂
を得、更に脱水じて固形樹脂とした。
0%ホルマリンで加え水酸化ナトリウムでPH10に調
整してから下流温度で60分間反応させてメラミン樹脂
を得、更に脱水じて固形樹脂とした。
〔従来例2〕
メラミン1モルに対しホルムアルデヒド2.5モルヲ3
7 %ホルマリンで加えアンモニア水でPH10に調
整し1流温度で60分間反応させてメラミン樹脂を得た
。
7 %ホルマリンで加えアンモニア水でPH10に調
整し1流温度で60分間反応させてメラミン樹脂を得た
。
実施例1及び2のエポキシ変性メラミン樹脂と従来例1
及び2のメラミン樹脂の吸湿性、ポットライフは第1表
で明白なように本発明のエポキシ変性メラミン樹脂の吸
湿度は少なく且つポットライフは長く本発明の優れてい
ることを確認した。
及び2のメラミン樹脂の吸湿性、ポットライフは第1表
で明白なように本発明のエポキシ変性メラミン樹脂の吸
湿度は少なく且つポットライフは長く本発明の優れてい
ることを確認した。
特許出願人
松下電工株式会社
代理人弁理士 竹 元 敏 丸
(ばか2名)
Claims (2)
- (1) エポキシ樹脂を10〜70重量襲含むメラミ
ン水溶液を加熱してから該水溶液のメラミン1モルに対
しホルムアルデヒド1.2〜2.5モルを加えアルカリ
性下で反応させることを特徴とするエポキシ変性メラミ
ン樹脂の製造方法。 - (2) エポキシ樹脂がエポキシ当量500〜100
0のビスフェノール系エポキシ樹脂であることを特徴と
する特許請求の範囲S1項記載のエポキシ変性メラミン
樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9821283A JPS59221320A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | エポキシ変性メラミン樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9821283A JPS59221320A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | エポキシ変性メラミン樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59221320A true JPS59221320A (ja) | 1984-12-12 |
JPH0524166B2 JPH0524166B2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=14213667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9821283A Granted JPS59221320A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | エポキシ変性メラミン樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59221320A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305117A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | Matsushita Electric Works Ltd | メラミン樹脂、その製造方法及びメラミン樹脂成形材料 |
JPH01272615A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 固形メラミン樹脂の製造方法 |
CN110358036A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-10-22 | 四川构聚高分子材料有限公司 | 一种改性蜜胺树脂及制作方法 |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP9821283A patent/JPS59221320A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305117A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | Matsushita Electric Works Ltd | メラミン樹脂、その製造方法及びメラミン樹脂成形材料 |
JPH01272615A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 固形メラミン樹脂の製造方法 |
CN110358036A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-10-22 | 四川构聚高分子材料有限公司 | 一种改性蜜胺树脂及制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524166B2 (ja) | 1993-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59221320A (ja) | エポキシ変性メラミン樹脂の製造方法 | |
US2239440A (en) | Resinous composition prepared from malonic diamide | |
JPS61152717A (ja) | 硼酸変性フエノ−ル樹脂組成物 | |
JPS54116082A (en) | Preparation of phenolic resin | |
JPS61112066A (ja) | エポキシ樹脂の製法 | |
US2928808A (en) | Curing of polyepoxides | |
JPH0363968B2 (ja) | ||
JPS5814450B2 (ja) | ノボラック型フェノ−ル樹脂の製法 | |
GB2075512A (en) | Curing agents for epoxy resins | |
JPH03195716A (ja) | メラミン樹脂の製造方法 | |
JPH0230329B2 (ja) | ||
JPS6395220A (ja) | エポキシイミドおよびその製造方法 | |
JPS55116717A (en) | Preparation of resol-type phenol-formaldehyde resin | |
JPH04372645A (ja) | フェノール樹脂成形材料 | |
JPS58196224A (ja) | ポリエポキシ化合物の製造方法 | |
JPS6051496B2 (ja) | 積層板用フエノ−ル樹脂の製造方法 | |
JPH0236125B2 (ja) | Kairyosaretainionkokanjushinoseizohoho | |
JPS5930815A (ja) | 固形ユリア樹脂の製造法 | |
JP3154436B2 (ja) | マレイミド樹脂組成物 | |
JPS58180515A (ja) | フエノ−ル樹脂の製造方法 | |
JPS62227920A (ja) | 耐熱性エポキシ樹脂組成物 | |
JPH04372644A (ja) | フェノール樹脂組成物 | |
JPS61255920A (ja) | アミノ固形樹脂の製造方法 | |
JPS63238126A (ja) | エポキシ樹脂組成物の製法 | |
JPS6279216A (ja) | 固形アミノ樹脂の製造方法 |