JPS59179109A - 中空糸膜分離モジユ−ルの端面処理方法 - Google Patents

中空糸膜分離モジユ−ルの端面処理方法

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JPS59179109A
JPS59179109A JP5494483A JP5494483A JPS59179109A JP S59179109 A JPS59179109 A JP S59179109A JP 5494483 A JP5494483 A JP 5494483A JP 5494483 A JP5494483 A JP 5494483A JP S59179109 A JPS59179109 A JP S59179109A
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JP
Japan
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resin
casting resin
repair
hollow fiber
face
Prior art date
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Application number
JP5494483A
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English (en)
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JPH032008B2 (ja
Inventor
Keisuke Nakagome
中込 敬祐
Iwataro Hazama
間 岩太郎
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中空糸膜分離モジュールの端面処理方法に関
し、さらに詳しくはモジュールの端面におけるリーク箇
所を完全かつ簡便に補修することのできる方法に関する
ものである。
中空糸膜分離モジュールは、各種工業用液体や気体の処
理用、医療用、超純水製造用装置として広く使用されて
いる。
このような中空糸膜分離モジュールとしては、例えば中
空糸膜相互間及びそれを収納する筒状ケースとが両端で
注型樹脂により接着固定されて、該注型樹脂の端面にお
いて中空糸膜が開口されてなるものが知られている。
上記モジュールを用いて液体を分離処理する場合、原液
は中空糸膜の一方の開口端面から供給され、濃縮液は他
方の開口端面より流出され、得られた透過液は筒状ケー
スに設けられた透過液取出口より流出される。この場合
、原液及び濃縮液は透過液側にリークしてはならず、万
一リークが発生するとモジュールの性能低下を招き使用
不可能となる。このリーク発生原因としては、端部にお
ける注型樹脂と中空糸膜及び筒状ケースとの接着不良に
よることが多く、したがってこの接着不良箇所を補修す
る必要がある。
従来上記の補修方法として、減圧法による補修法(特開
昭54−135675号)や加圧法による補修法(特開
昭54−138874号)等が提案されているが、これ
らの方法では、補修の際に中空糸1漠の開口部が閉塞さ
れるため、端部をさらに切断して中空糸膜を開口させな
げればならす、非常に煩雑であり、コスト的にも不利で
あるという欠点を有していた。
本発明はかかる従来技術の欠点を解決するためになされ
たものであって、中空糸膜の開口部を閉塞させることな
くモジュールの端面を補修できる方法を提供するもので
ある。
即ち本発明は、複数本平行に集束された中空糸膜の両端
部において中空糸膜相互が注型樹脂により接着固定され
てなるモジュールの中空糸膜開口側の注型樹脂端面に、
発泡体の表面に補修用注型樹脂層を剥離可能に均一に設
けてなる補修材を押接することにより、補修用注型樹脂
を上記注型樹脂端面に転写させることを特徴とする中空
糸膜分離モジュールの端面処理方法に関するものである
本発明において使用する補修材は、ゴムあるいは合成樹
脂等よりなる発泡体の表面に補修用注型樹脂層を剥離可
能に均一に設けてなるものであって、補修用注型樹脂を
モジュールの注型樹脂端面に転写させることができるよ
うにしたものである。
かかる補修材を製作するには、剥離性を有する発泡体の
表面に補修用注型樹脂層を直接設けるごともできるが、
該樹脂層の均−性及び剥離性の観点から次の操作により
製作するのが好ましい。
すなわちまずシート状物の表面に補修用注型樹脂を該樹
脂層の厚さが50〜200μm程度になるように均一に
塗布する。」二記シート状物としてはその表面が平滑で
あって均一な樹脂層を剥離可能に設けることができるも
のであればよく、例えばポリプロピレン、ポリエチレン
、テフロン、ポリ塩化ビニル製等のプラスチックシート
が用いられる。
次いで上記シート状物に設けられた補修用注型樹脂層を
発泡体の表面に転写させ−る。該発泡体としては、シー
ト状物からその樹脂層を剥離して発泡体の表面に均一な
樹脂層を設けることができると共にモジュールの注型樹
脂端面に転写できるもの゛であればよく、例えばゴムあ
るいは合成樹脂等の発泡体を含水処理あるいは離型剤処
理してなるものを使用すればよい。このようにして発泡
体の表面に補修用注型樹脂層を剥離可能に均一に設けて
なる補修材を得ることができる。
本発明においては上記の補修材をモジュールの中空糸膜
開口側の注型樹脂端面に押接することにより、補修用注
型樹脂は発泡体表面より剥離して上記端面に転写され接
着不良箇所に充填される。
一方中空糸膜開口部においては、補修用注型樹脂は接触
せず発泡体表面に付着した状態であるため、開口部に侵
入することはない。
上記補修用注型樹脂としては、該樹脂層を発泡体の表面
に剥離可能に均一に設けられるものであればよく、通常
その粘度が200〜10.000cp、好ましくは50
0〜2.000cpのものが使用できる。粘度が200
cp以下の場合には、所定量の樹脂層を均一に設けるの
が難しく、また粘度が10.000cp以上の場合には
1.補修材をモジュールの注型樹脂端面に押接した際に
中空糸膜開口部における樹脂層までも剥離して該開口部
に樹脂が侵入する恐れがある。
また補修用注型樹脂の材質は特に限定されないが、モジ
ュールを構成している注型樹脂例えばエポキシ樹脂、ウ
レタン樹脂等と同種のものを用いるのが好ましい。
さらに本発明において補修材をモジュールの注型樹脂端
面に押接させる際に、中空糸膜の外側を減圧(通當30
0〜750 +uHg)となるようにすれば、補修用注
型樹脂を接着不良箇所により良好に充填することができ
る。
以上に述べた如く本発明によれば、発泡体の表面に補修
用注型樹脂層を剥離可能に均一に設けてなる補修材を、
モジコ、−ルの中空糸膜開口側の注型樹脂端面に押接す
ることによって、中空糸膜開口部を閉塞させることなく
上記補修用注型樹脂を端面に転写させることができるた
め、モジュール端面における接着不良箇所を完全かつ簡
便に補修できるという利点がある。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例 内径500μm、膜厚250μmのポリスルホン中空糸
膜3700本を、内径77mm、長さ1077mmの塩
化ビニル製筒状ケースに収納し、両端をエポキシ樹脂で
接着固定し、樹脂固化後中空糸膜が開口するように両端
部を切断して中空糸膜分離モジュールをiまた。
このモジュールの中空糸膜の外側に加圧ガスを供給して
リークテストを行ったところ、加圧ガスの圧力低下が生
じリーク箇所が発生していることかわかった。
そこでポリプロピレン製シート上に、補修用注型樹脂と
し“ζ粘度1 、000cpのエポキシ樹脂を樹脂層の
厚さが70〜150μmとなるように均一に塗布し、次
いでこのエポキシ樹脂を、水を含浸させたポリウレタン
製発泡体に転写させて補修材を製作した。しかる後ごの
補修材をモジュールの注型樹脂端面に押接して、エポキ
シ樹脂を上記端面に転写させ固化させた。この際、中空
糸膜の外側は300酊Hgとなるように減圧状態とした
上記の如く端面処理を行ったモジュールについて再度リ
ークテストを行ったが、リーク箇所は全く認められなか
った。また中空糸膜の開口部は何ら閉塞されていなかっ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数本平行に集束された中空糸膜の両端部において中空
    糸膜相互が注型樹脂により接着固定されてなるモジュー
    ルの中空糸膜開口側の注型樹脂端面に、発?(4体の表
    面に補修用注型樹脂層を剥離可能に均一に設けてなる補
    修材を押接することにより、補修用注型樹脂を上記注型
    樹脂端面に転写させることを特徴とする中空糸膜分離モ
    ジュールの端面処理方法。
JP5494483A 1983-03-29 1983-03-29 中空糸膜分離モジユ−ルの端面処理方法 Granted JPS59179109A (ja)

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JPS59179109A true JPS59179109A (ja) 1984-10-11
JPH032008B2 JPH032008B2 (ja) 1991-01-14

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