JPS5917862B2 - 半導体スイツチ素子 - Google Patents

半導体スイツチ素子

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JPS5917862B2
JPS5917862B2 JP50105764A JP10576475A JPS5917862B2 JP S5917862 B2 JPS5917862 B2 JP S5917862B2 JP 50105764 A JP50105764 A JP 50105764A JP 10576475 A JP10576475 A JP 10576475A JP S5917862 B2 JPS5917862 B2 JP S5917862B2
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semiconductor layer
transistor
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昌彦 赤松
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、トランジスタのコレクタ・ベース間にゲー
ト逆バイアスを行うサイリスタを接続した三層四層複合
電力半導体素子の改良に関する。
’0 トランジスタのコレクタ・ベース間にゲート逆バ
イアスを行うサイリスタを接続し、トランジスタのベー
ス電流を上記サイリスタにより制御するものにおいて、
これを一つの半導体ウェハに形成した複合電力半導体素
子が提案されている(特公’5 昭49−35028号
公報参照)。この原理構造を第1図に示す。同図aは、
第2面(トランジスタエミッタ側)の図、bは上記a図
のH3−H3ラインで切つた断面図、cは同H1−Hl
ラインで切つた断面図、dは同H2−H2ラインで切つ
た断面j0図である。図において、Niは第1導電性の
第1半導電体層でトランジスタコレクタ層、P3は第2
半導体層でトランジスタベース層、n3は第1導電性の
第3半導体層でトランジスタエミッタ層、P1は第2導
電性の第4半導体層でサイリスタア■5 ノード層、N
iは第1導電性の第5半導体層でサイリスタベース層で
あり上記Ni層とつながりを持つ対等レベル層をなす。
P4は第2導電性の第6半導体層でサイリスタゲート層
であり上記P3とつながりを持つ対等レベル層P2をな
す。N4は第1導電性の第7半導体層でサイリスタカソ
ード層であり、上記N3と対等レベル層をなす。3・1
は第1半導体層N1及び第4半導体層P1の第1面側露
出面にオーミツクコンタクトする第1コンタタト(コレ
クタコンタクト)で第1主電流端子(コレクタ端子)C
に接続される。
32は第2半導体層P3の第2面側露出面にオーミツク
コンタクトする第2コンタクト(ベースコンタクト)、
33は第3半導体層N3の第2面側露出面にオーミツク
コンタクトする第3コンタクト(エミツタコンタクト)
で第2主電流端子(エミツタ端子)に接続される。
34は第6半導体層P4の第2面側露出面にオーミツク
コンタクトする第4コンタクト(ゲートコンタクト)で
ゲート端子Gに接続される。
35は第7半導体層N4の第2面側露出面にオーミツク
コンタクトする第5コンタクト(カソードコンタクト)
で、上記第2コンタクト32に接続されるか又は共通コ
ンタクトをなす。
さて、第1図bは第1図A,b,cの右側三層トランジ
スタ部の断面図に相当する。
そして、サイリスタ部CR領域に、ゲート電流をG−E
間に与えると、G−P4−N4−35,32−P3−N
333−Eのルートでゲート電流が与えられ、C3l−
P1−N1′−P4−N4−35,32−P3n3−3
3−Eのルートでサイリスタ部アノード電流が流れ、上
記ルートがトランジスタ部TRのベース電流即ちP3−
N3電流となるので、トランジスタ部を通電し、C−3
1−N1−P3−N333−Eを介してトランジスタ部
コレクタ電流が通電する。又、サイリスタ部CRにゲー
ト逆バイアスを、E−33−N3−P3−32,35−
N4−P4−Gなるルートで印加すると、サイリスタ部
CRがゲートターンオフする。
即ち、主トランジスタTRの蓄積キヤリアやエミツタ電
流が大きいものとすると、上記ルートでサイリスタをゲ
ートターオフするに要するゲート逆バイアス電流をサイ
リスタ部に与えることができ、ゲートターンオフサイリ
スタ動作させることができる。ところで、上記従来構造
及び動作において、次の問題がある。
即ち、サイリスタ部をゲートターンオフさせる場合、こ
のゲート逆バイアスによるターンオフを容易ならしめる
ためには、サイリスタ部を先にターンオフさせ、主電流
を全てトランジスタに負担させ、ひいてはサイリスタ部
のゲート逆バイアスによるキヤリア放出及びアノード電
流カツトオフ進行に伴う再印加順電圧の上昇を抑制する
のが良い。即ち、トランジスタのまら導電的である期間
(即ちトランジスタの蓄積期間)中にサイリスタCRの
ゲートターンオフ(蓄積キヤリア放出と電流の大略カツ
トオフ)を完了させるのがよい。ところが、トランジス
タ部に蓄積キヤリアが多量に残存しているトランジスタ
ターンオフ過度期間及びトランジスタ部が活性動作領域
に入つてまだコレクタ電流が流れていて且つコレクタ電
圧が上昇して来るターンオフ過度期間(再印加順電圧上
昇期間)を、上記サイリスタの電流カツトオフ後に通過
しなければならない。
かかるトランジスタターンオフ過渡期間中、トランジス
タのコレクタ電流の分流電流(横広がり電流)やキャリ
ア拡散を生じ、第1図C,dの点線矢印のようにサイリ
スタベース層及びゲート層へキャリアが注入される現象
を生じる。
このため、サイリスタ部は順電上昇に伴つて電流増幅率
も増加して来るので、サイリスタが再点孤する。
あるいは又、ゲート逆バイアスが非常に強く、且つ継続
されていれば、再点孤されないまでもゲート逆バイアス
とバランスしつつ電流が長らく流れつづけようとする。
上記の如くトランジスタ部とサイリスタ部との半導体層
結合のために、サイリスタ部のゲートターンオフが困難
になつたり、強大なゲート逆バイアス電流の必要を生じ
たり、総合ターンオフが遅れたりすると云う問題を生じ
る。
又、サイリスタ部をゲート逆バイアスすると、トランジ
スタ部のベース領域P3も影響を受け、サイリスタ部に
近い程ターンオフが早く進行し、逆に遠い領域にターン
オフ過渡電流が集中する問題を生じる。即ち、総じてタ
ーンオフ特性が悪化する欠点があつた。この発明は、上
記従来の欠点を解消すべくなされたもので、ターンオフ
特性を改善することを目的とする。
第2図はこの発明による半導体素子の半導体ウエハの一
実施例を示す概念構造図で,同図bは第2面側から見た
図、P3,n3,p4,n4,T2各層露出面パターン
図、aは上記bにてH−Hラインで切断した断面図であ
る。
この発明の実施例において、サイリスタCR部とトラン
ジスタTR部との間に分離帯Xl,X2を設ける。X1
は第1面側から見た分離帯、X2は第2面側から見た分
離帯である。第1面側分離帯には、アノード層P1が露
出面を持たない。第2面側分離帯X2には、ゲート層P
4及びベース層P3とのつながりを持つ同一層P2が露
出面を持つ。Nxは分離帯X2に隣接する第7半導体層
N4の一部、N,は分離帯X2に隣接する第3半導体層
N3の一部である。N2はN3とN4とを合せた第1導
電性の半導体層(エミツタ層)の集合で、(N3,n4
,nX,n,)を含む。
更に、コレクタ層N1とトランジスタベーース層P3と
の境界域は第1PN接合J1を形成し、トランジスタベ
ース層P3とトランジスタエミツタ層N3との境界域は
第2PN接合J2を形成し、サイリスタアノード層P1
とサイリスタベース層N/との境界域は第3PN接合J
3を形成し、サイリスタベース層vとサイリスタゲート
層P4とは第4PN接合J4を形成し、サイリスタゲー
ト層P4とサイリスタエミツタ層N4とは第5PN接合
J5を形成する。そして第4PN接合J4は第1PN接
合J1と連続な接合面であり、電圧を阻止するための空
乏層はこのJ4,Jl接合域の両側に広がつて生じる。
〃 特にNl,Nl層側に広がる空乏層を形成せしめる。
このために、N1層は更に高抵抗率層N2(1)と低抵
抗率層(不純物濃度力塙い)n1とからなり、N/もN
2とn+1とからなることが望ましい。上記第2図にて
、分離帯X2は、ベース層P3とゲート層P4との間の
抵抗を高抵抗にする。前記第2図半導体ウエハは、第3
図〜第5図に示す各実施例のようにコンタクトを設ける
第3図は、コンタクトを設けた一実施例を示す概念構造
図で、第1コンタクト31はトランジスタコレクタ部コ
ンタクト31aとサイリスタアノード部コンタクト31
bとからなり、分離帯X1露出面域にはオーミツクコン
タクトを設けない。あるいは、全層薄膜によるコンタク
ト31を全面に設けて、分離帯部に凹部を持つ電極(銅
プロツク、銅基板、タングステン基板、モリブデン基板
、銅メツキないし他の良導電性全層メツキを施した他の
層基板など)1を圧接しないロウ付する。あるいは、分
離帯部に対応した切り欠き(打ち抜き)穴を持つ仲介ス
ペーサ板(上記電極と同様材料)をはさみ込む。このよ
うにして、非接触面ないし高抵抗率接触面域COを設け
ることができる。
又、第2面分離帯X2においては、サイリスタ部カソー
ドコンタクト35及びトランジスタベースコンタクト3
2と共に1体(1面)のコンタクトを形成する第1分離
帯コンタクト(シヨートコンタクト)41を設け、41
は分離帯に隣接したカソード層部分Nxと分離帯に露出
したP2層(ゲート層P4やトランジスタベース層P3
とつながりを持つ)とをカソードコンタクト及びベース
コンタクト32,35にシヨートする。
上記にて第2面の各コンタクトのパターン図第3図bの
ようになる。
同図にて、コンタクトを他のコンタクトとの境界は1本
の線で略記したが、同図引き出し矢印で円内拡大図を示
すように、各コンタクト境界は分離されている。カソー
ド・ベースリード端子KBは必ずしも必要ではないが、
これをリードアウトしておくことにより、サイリスタを
ゲートターンオフして後、トランジスタにベース逆バイ
アスをかけトランジスタのターンオフ特性を改善できる
又、サイリスタをターンオフさせる時、トランジスタが
即座に追従してターンオフ開始(再印加順電圧上昇)す
るとサイリスタのターンオフが困困難になるが、G−E
端子間逆バイアスを行うと、この問題を生じる。特に、
サージ電流耐量を大きくすべく、サイリスタ部の占有ウ
エハ面積比率を大きくすると上記問題を生じる。これに
対し、KB端子を設けておくと、G−KB端子間を逆バ
イアスすることにより、サイリスタ部のみを独立逆バイ
アスでき、サイリスタを先行ターンオフできるので順電
圧が低い間にサイリスタのターンオフを完了できる。更
に又、サイリスタのゲートターンオフを容易にするため
に、G−KB間を逆バイアスし、且つKB−E間を順バ
イアス(パルスで所定短時間)することができる。そし
て、これらサイリスタのゲートターンオフを容易に行わ
しめて後、KBE間又はG−E間を逆バイアスすれば、
トランジスタのターンオフ速度も改善される。これら、
KB端子もリードアウトすることにより、総合ターンオ
フ特性(容易さ、速度)を大巾に改善でき、大電力素子
や高速度素子に適するものである。さて、上記各コンタ
クトは、ロウ付リード線や圧接電極によりパツケージ外
部端子に引出すことができる。第3図実施例において、
分離帯X2は次のように作用する。
トランジスタのコレクタ層N1及びベース層P3からサ
イリスタのベース層N/及びゲート層P4へ向うからキ
ャリアの拡散及び電流の分流が、分離帯の横広がり抵抗
(薄いフイルム抵抗)や分離帯での再結合作用により阻
止される。
又、更に漏れて来るキャリア(あるいは電流)は、シヨ
ートコンタクト41にとらえられると共に、シヨートさ
れた層で更に阻止される。NxとN/とにはさまれたP
2域は、極めて薄く、高抵抗を呈する。他方、シヨート
コンタクト41にオーミツクコンタクトされたP2域の
タテ方向抵抗は極めて低抵抗である(薄く且つ広い面を
持つ)から、上記漏れ電流は41にとらえられる。又、
上記タテ方向抵抗が小さいので、Nx層とP2との接合
に印加される漏れ電流による電圧は無視することができ
、このNX/P2接合のしきい(スレツシヨールド)電
圧より充分低い。又、上記分離帯の横方向高抵抗は、ゲ
ート逆バイアス電圧がトランジスタのP3へ伝わり、ト
ランジスタ内での2ターンオフ進行度合と電流2分布の
不均一となるのを防止する。以上の作用により、トラン
ジスタ部からサイリスタ部への漏れ電流やキャリア拡散
を防止できる。
従つて、サイリスタ部のゲートターンオフ特性が改善さ
れる。第4図は、この発明の他のコンタクト実施例を示
す概念構造図である。
半導体ウエハは、前記第2図において、更に第2面分離
帯X2に、P2層切徐部Sを設ける。かかる切除はベベ
リングと同じく研磨加工法などにより行うことができる
。更に分離帯に近接した層はカソード層N4として有効
に利用すべくカソードコンタクト35にオーミツクコン
タクトする。このに接し且つ分離帯に隣接するP2層の
露出面はゲートコンタクト34に接続された第2分離帯
コンタクト42にオーミツク接触させる。又、N,露出
面及びN,に接し且つ分離帯に隣接するP2層の露出面
は第3分離帯コンタクト43にオーミツク接触させ、更
にエミツタコンタクト32に接続する。即ち43はトラ
ンジスタ側分離帯側のベース層をシヨートエミツタする
ものである。尚、{43と32}{42と34},{3
2と35}夫々同一連結コンタクトであつてよい。第4
図実施例の作用は、先づ第1に、トランジスタ部からサ
イリスタ方向に漏れようとする電流及びキャリアを、ト
ランジスタの分離帯側シヨートエミツタコンタクト43
でエミツタコンタクト32へバイパスさせる。
第2に、更に切除部のP2層のフイルム抵抗により、ト
ランジスタベース領域とサイリスタゲート領域との間の
抵抗(GB間抵抗)を大きくする。これはサイリスタを
逆バイアスする時、KB−32−P3−P3−P4−3
4−Gなるルート叉は、ピ一33−N3−P3−P2−
P4−34−Gなるルートで、ゲート逆バイアスすべき
電流がトランジスタ側へ漏れてしまい、肝心のサイリス
タカソード・ゲート間に逆バイアス電圧(又は逆バイア
ス電流)が印加されなくなる廻り込み現象を阻止する。
又、この廻り込みにより、トランジスタのターンオフが
不均一となり、ひいては最終的にトランジスタがターン
オフする時、そのターンオフスイツチングパワ一が反サ
イリスタ側の面積領域に集中することを防止する。第3
に、更にトランジスタ部からサイリスタ部へ漏れて来る
電流を、第2分離帯コンタクト42でとらえ、ゲート逆
バイアスと並行して分離隣接カソード層Nxに到達する
ことを阻止する。上記第4図実施例は、上記切除部Sに
より、狭い分離帯巾で、G−B間抵抗を大きくでき、ゲ
ート逆バイアスが効果的に働く。又、分離帯側にゲート
面及びゲート電極42を設けることにより、漏れ電流を
確実に引き出す(NX,n4へ到達させない)ことがで
きる。しかもこの作用がG−B間高抵抗により一層よく
働く。即ち、Nx近傍の逆バイアス電圧を高くすること
ができる。換言すれば、狭い分離帯で高いG−B間抵抗
を得ることができる。
更に又、第4図において、KB−E間逆並列ダイオード
Dを設けると、E−G間にゲート逆バKEイアスしても
、大部分の逆バイアス電圧がG−K間即ちサイリスタに
対して印加され、B−E間には余り印加されない。
従つて、サイリスタの先行優先ゲートターンオフ作用を
確保し且つKB端子の省略が可能となる。第5図は、更
に改良した他の一実施例を示す図で、前記第2図実施例
の半導体ウエハにおいて、第2面分離帯のP2層に、ト
ランジスタエミツタやサイリスタカソードと同様に第1
導電性の半導体層nを形成する。
このnは前述第4図実施SS例の切除部Sと同じくG−
B間抵抗を高くする効果を持つ。
この分離帯遊びエミツタ層nはコンSダクトを持たない
オープンエミツタ(第5図aにてコンタクト44を設け
ない)にするか、又は、第3分離帯コンタクト43と連
結(同−1体形成)したコンタクト44を設けてシヨー
トエミツタにする。
第5図bは前者のオープンエミツタN8の場合の第2面
コンタクトパターン図である。第5図実施例は、切除加
工プロセスが不要で、N2やN4と同時にN8を形成で
きるので、製造プロセスが簡略化され、しかも第4図実
施例と同様のトランジスタ→サイリスタ間漏れ電流阻止
効果及びサイリスタゲートターンオフ作用向上効果を発
揮する。又、第5図において、分離帯にシヨートエミツ
タ43を設けると、逆方向ダイオードP2−N1領域が
得られる。
この逆導電性を積極的に利用すれば、トランジスタと逆
並行のダイオードを具備する逆導通トランジスタスイツ
チ素子が得られる。
第6図は、この発明の他の一実施例を示す概念構造図で
、同図aは半導体ウエハの第2面側露出面のパターン図
、同図bは半導体ウエハの第2面側からの斜視図で1部
断面を示す図である。
上記半導体ウエハに対する第2面コンタクトパターン図
をbに示し、このラインH−Hで切断した断面図dに示
す。この実施例は、トランジスタ部は前述第2図〜第5
図と同様である。第2面側分離帯X2は、遊びエミツタ
nとこの部分コンタクトS44、第2分離帯コンタクト
42、第3分離帯コンタクト43を備える。
ゲートコンタクト34の連結集合部が分離帯側に位置し
、上記第2分離帯コンタクト42を形成する。そして、
カソードコンタクト35とトランジスタベースコンタク
ト32とは、分離帯によつて分断する。
これに伴い、34,32間を接続する渡り電路60を設
ける。
この渡り電路60は凸ろ付ジャンパ線などで得られる。
上記第6図実施例は、分離帯側にゲートコンタクト42
が入り、且つサイリスタ占有面とトランジスタ占有面と
を結ぶゞコンタクト類とP2層露出面と2による連結を
完全に断ち切ることができる。
従つて、G−B間抵抗を更に高くできる。以上の実施例
は大略四角形の半導体ウエハ形状の例を示したが、円形
状ウエハの場合にも適用できる。即ち第2図〜第7実施
例は、円形状ウエハにおける曲率パターンを、線形パタ
ーンに変形展開したものに相当する。逆に、前述線形構
造パターンを自由な曲率パターンに変形することができ
る。第7図は、第2図の半導体ウエハ構造パターンを、
円形パターンに変形したものがある。
円形パターンに変形する時、サイリスタ部を内円にする
方法と、サイリスタ部を外円にする方法とがある。その
他、円形半導体ウエハ面を、適宜に分割することができ
る。第7図実施例は、サイリスタ部を内円に位置せしめ
た一実施例である。
同図bは第2面側から見た図、同図aは上記bのライン
H−Hで切断した断面図、同図cは上記bのだ円内の拡
大図、dは上記cのだ円で切り出しただ円柱の断面図で
ある。同図において、X22は第2分離帯コンタクト(
ゲートコンタクト)42の面域、X23は第3分離帯コ
ンタクト(シヨートエミツタコンタクト)43の面域、
X3Oはコンタクトを持たないP2層露出面の面域であ
る。これらの作用は、前述第2図〜第6図と同様である
。上記第7図の円形パターン構造は、フラツトパツケー
ジ形の大電力半導大スイツチ素子に適する。
この場合、ゲートコンタクト34は中心部に圧接又はロ
ウ付したリード線でパツケージ外に引き出すことができ
る。又、カソード・ベースコンタクト35,32も同様
である。更に又、エミツタコンタクト33は圧接により
引き出される。即ち、前述の凸面パターンを持つ銅プロ
ツクや、同一パターンで抜き出した仲介スペーサを用い
て圧接することができる。同様にコレクタ・アノードコ
ンタクト31a,31bも圧接によりリードアウトでき
る。この時、基板1をモリブデンやタンクズテンを用い
て、31a,31bにロウ付し、更にその上に銅プロツ
クを圧接する。以上はNPNトランジスタとPNPNサ
イリスタとの組合せの如き記写で例示したが、PNP形
トランジスタとNPNP形サイリスタであつてよい。
又PNP形とPNPN形との組み合せやNPN形とNP
NP形との組合せでもよい。尚実施例のP,N,nなど
は夫々P形やN形半導体を限定する記号ではなく、互い
に逆導電性であることを意味する。以上、この発明によ
れば、トランジスタとサイリスタとを同一半導体ウエハ
に形成し、上記サイリスタを上記トランジスタのコレク
タ・ベース間に接続するものにおいて、分離帯Xの領域
の半導体層P2に分離帯コンタクト41〜44を設け、
かつこれを第2電極32、第3電極33又は第4電極3
4のいずれかに接続したので、上記トランジスタのベー
ス及びコレクタから、上記サイリスタのゲートやサイリ
スタベース層N/へ電流やキヤリアが侵入するのを防止
する機能を向上できる。
特に分離コンタクト42を第4電極34に接続すれば、
サイリスタのゲート逆バイアスによつて上記サイリスタ
部のゲート域に侵入して来るキヤリアをゲ゛一トへ引き
出すことができ、ターンオフ特性を更に改善できる。こ
のように、サイリスタとトランジスタとの複合素子のタ
ーンオフ特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一実施例を示す概念構造図、第2図はこ
の発明の一実施例を示す半導体ウエハの概念構造図、第
3図〜第5図は主として第2図半導体ウエハに対応する
この発明の夫々一実施例を示すコンタクトをつけた概念
構造図、第6図および第7図はこの発明の更に他の異な
る実施例を示す概念構造図である図において、N1 :
第1半導体層(第1導電性)(トランジスタコレクタ層
)、P3:第2半導体層(第2導電性)(トランジスタ
ベース層)、N3:第3導導体層(第1導電性)(トラ
ンジスタエミツタ層)、P1 :第4半導体層(第2導
電性)(サイリスタ第1エミツタ層:PNPN形の時ア
ノード層)、N/:第5半導体層(第1導電性)(サイ
リスタ第1ベース層:PNPN形時のベース層)、P4
:第6半導体層(第2導電性)(サイリスタ第2ベース
層:Pゲート形の時ゲート層)、N4:第7半導体層(
第1導電性)(サイリスタ第2エミツタ層:PNPN形
の時カソード層)、J1 :第1PN接合(N1とP3
との境界域)、J2:第2PN接合(P3とN3との境
界域)、J3:第3PN接合(P1とN/との境界域)
、J4:第4PN接合(N,′とP4との境界域)、J
5:第5PN接合(P4とN4との境界域)、CR:サ
イリスタ部(Nl,p3,n3,Jl,J2)TR:ト
ランジスタ部(Pl,N/,P4,n4,J3ラJ4l
J5))X:分離帯XXl:第1面側分離帯、X2:第
2面側分離帯、P2:分離帯域にあつて、第2半導体層
P3と第6半惇体層P4とつながりを持つ連続半導体層
、P2:第2半導体層P3と第6半導体層P4と分離帯
のP2とを含む全体(P3,P4,P2)、31:第1
コンタクト(第1半導体層及び第4半導体層とオーミツ
ク接触)、32:第2コンタクト(第2半導体層とオー
ミツク接触)、33:第3コンタクト(第3半導体層と
オーミツク接触)、34:第4コンタクト(第6半導体
層とオーミツク接触)、35:第5コンタクト(第7半
導体層とオーミツク接触)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1つの半導体ウェハの第1部分に形成される三層ト
    ランジスタ部と上記ウェハの第2部分に形成された四層
    サイリスタ部とを備え、上記三層部は第1面に露出面を
    占有して第1電極31にオーミック接触される第1導電
    性の第1半導体層N_1と、第2面に露出面を占有し且
    つ上記第1半導体層と第1PN接合J_1を形成すると
    共に第2電極32にオーミック接触される第2導電性の
    第2半導体層P_3と、第2面に露出面を占有し且つ上
    記第2半導体層と第2PN接合J_2を形成すると共に
    第3電極33にオーミック接触される第1導電性の第3
    半導体層n_3とからなり、上記四層部は、第1面に露
    出面を占有して上記第1電極31に接続される第2導電
    性の第4半導体層P_1と、上記第4半導体層と第3P
    N接合J_3を形成する第1導電性の第5半導体層N_
    1′と、上記第5半導体層と第4PN接合J_4を形成
    すると共に第2面に露出面を占有して第4電極34にオ
    ーミック接触される第2導電性の第6半導体層P_4と
    、上記第6半導体層と第5PN接合J_5を形成すると
    共に第2面に露出面を占有して上記第2電極32に接続
    される第5電極35へオーミック接触される第1導電性
    の第7半導体層n_4とからなり、更に、第1PN接合
    J_1と第4PN接合J_1′とは、上記同一ウェハ内
    に形成されたPN接合の互に異なる面領域を分割占有し
    たものにおいて、更に、上記三層部と上記四層部との上
    記分割境界に分離帯域Xを設け、上記分離帯域にあつて
    上記第2半導体層P_3及び上記第6半導体層P_4と
    同一導電形の第8半導体層部分P_2の上記第2面側露
    出面にオーミック接触される分離帯コンタクトを備え、
    上記第2、第3、第4電極の内の少なくとも1つに上記
    分離帯コンタクトを接続したことを特徴とする半導体素
    子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940887A (ja) * 1972-08-25 1974-04-17

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