JPS5917793Y2 - 飲料用容易開口缶 - Google Patents
飲料用容易開口缶Info
- Publication number
- JPS5917793Y2 JPS5917793Y2 JP10292580U JP10292580U JPS5917793Y2 JP S5917793 Y2 JPS5917793 Y2 JP S5917793Y2 JP 10292580 U JP10292580 U JP 10292580U JP 10292580 U JP10292580 U JP 10292580U JP S5917793 Y2 JPS5917793 Y2 JP S5917793Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- piece
- easy
- open
- sealing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は容易開口容器に関するものであり、尚詳しくは
罐口部を閉鎖するテープ状シール等を剥すのみで容易に
開口し得る罐容器を提供するものである。
罐口部を閉鎖するテープ状シール等を剥すのみで容易に
開口し得る罐容器を提供するものである。
従来いわゆるプルオープンタイプの罐は、罐蓋本体を形
成するパネルにスコアーをもって区画して開口部材とし
、該開口部材にプルタブを併設し、該プルタブを引上げ
ることによって開口部材を除去して開口した。
成するパネルにスコアーをもって区画して開口部材とし
、該開口部材にプルタブを併設し、該プルタブを引上げ
ることによって開口部材を除去して開口した。
ところで、近年接着剤の発達により罐蓋の開口部材にプ
ルタブを併設することなく、開口部分に対して直接にシ
ール材をもって密封することが行なわれる様になった。
ルタブを併設することなく、開口部分に対して直接にシ
ール材をもって密封することが行なわれる様になった。
しかし、ビールや炭酸飲料等のガス飲料の容器は内圧が
高くなる故、強力な接着が要求される反面、開口に際し
ては容易に開口し得るものでなければならず、接着強度
、シール材の引張り強度等の整合が困難であった。
高くなる故、強力な接着が要求される反面、開口に際し
ては容易に開口し得るものでなければならず、接着強度
、シール材の引張り強度等の整合が困難であった。
ところが最近は、強力な感圧接着剤が開発されると共に
、該感圧接着剤を付着させる基材も薄くして強力且つ食
品飲料用に使用し得るものが開発されるようになった。
、該感圧接着剤を付着させる基材も薄くして強力且つ食
品飲料用に使用し得るものが開発されるようになった。
そこで上記の様に食品飲料用容器に直接使用しても差支
えない基材をもって開口部分を覆い、容易且つ確実に開
口し得るところの飲料用容易開口罐を開発したのが本考
案であること下記の通り。
えない基材をもって開口部分を覆い、容易且つ確実に開
口し得るところの飲料用容易開口罐を開発したのが本考
案であること下記の通り。
本考案は第１図に示す如く罐蓋２１の天板部２２に設け
る注出用開口部２３に対して第２図に示す様な前記開口
部２３の幅Ｗ１よりも広い幅Ｗ２にして適宜長さのテー
プ状封鎖部材１０を貼着する。
る注出用開口部２３に対して第２図に示す様な前記開口
部２３の幅Ｗ１よりも広い幅Ｗ２にして適宜長さのテー
プ状封鎖部材１０を貼着する。
この封鎖部材１０には、罐蓋２１の開口部２３よりも大
きく、封鎖部材を開口部に貼着したとき第３図に示すよ
うに開口部の外側縁に剥離部１９が形成されるような大
きさの開封片１２を第２図に示す如くスコアー、ミシン
目等の破断線１５により形成する。
きく、封鎖部材を開口部に貼着したとき第３図に示すよ
うに開口部の外側縁に剥離部１９が形成されるような大
きさの開封片１２を第２図に示す如くスコアー、ミシン
目等の破断線１５により形成する。
この破断線１５は一部に不連続部１６を有して開封片１
２を囲周し、開封片１２と残存部１１とを区分する。
２を囲周し、開封片１２と残存部１１とを区分する。
更に開封片１２は破断線の不連続部１６によって引手部
１３と連なり、引手部１３と残存部１１とは開口片端１
８から破断線１５に至る切込み１７により区分される。
１３と連なり、引手部１３と残存部１１とは開口片端１
８から破断線１５に至る切込み１７により区分される。
上記の如き封鎖部材１０を、第３図に示す如くその開封
片１２が開口部２３を覆い且つ開口部の外側に剥離部１
９が形成されるように罐蓋２１へ貼着する。
片１２が開口部２３を覆い且つ開口部の外側に剥離部１
９が形成されるように罐蓋２１へ貼着する。
このとき、引手部先端１４が罐天板２２に貼着されない
ことは云う迄もない。
ことは云う迄もない。
本考案に係る容器開口罐を開口するには引手部先端１４
を持ち、上方に引き上げると、切込み１７に初期破断が
生じ、続いて破断線１５．１５に沿って破断して開封片
１２は封鎖部材１０から容易に取除かれて開口部２３全
域を開封する。
を持ち、上方に引き上げると、切込み１７に初期破断が
生じ、続いて破断線１５．１５に沿って破断して開封片
１２は封鎖部材１０から容易に取除かれて開口部２３全
域を開封する。
上述の如く本考案に係る飲料用容易開口罐は、罐天板部
２２の開口部２３の外側縁に剥離部１９を形成する大き
さをスコアー１５等をもって区画した開封片１２とその
引手部１３とを具えた封鎖部材１０を前記開口部２３を
覆うように貼着した構造を特徴とする故、開封片１２の
外周縁は剥離部１９として天板部２２に貼着しているの
で、罐に対する不測の衝撃によって内側から開封片１２
に一時的な圧力が加わっても、この圧力は剥離部１９の
みならず残存部１１にも分散され、封鎖部材１０が容易
に剥離することはない。
２２の開口部２３の外側縁に剥離部１９を形成する大き
さをスコアー１５等をもって区画した開封片１２とその
引手部１３とを具えた封鎖部材１０を前記開口部２３を
覆うように貼着した構造を特徴とする故、開封片１２の
外周縁は剥離部１９として天板部２２に貼着しているの
で、罐に対する不測の衝撃によって内側から開封片１２
に一時的な圧力が加わっても、この圧力は剥離部１９の
みならず残存部１１にも分散され、封鎖部材１０が容易
に剥離することはない。
又、剥離するときは、切込み１７、及び破断線１５の破
断により剥離部１９の一部に開口力が集中し、開封片１
２のみを剥離するため、小さい力で剥離することができ
る。
断により剥離部１９の一部に開口力が集中し、開封片１
２のみを剥離するため、小さい力で剥離することができ
る。
第１図は本考案に用いる罐蓋の平面図、第２図は封鎖部
材の平面図、第３図は封鎖部材を罐蓋に貼着した平面図
である。
材の平面図、第３図は封鎖部材を罐蓋に貼着した平面図
である。
Claims (1)
- 罐蓋天板部の開口部よりも大きな開封片とし、以て開封
片の外側縁に剥離部を形成する大きさをスコアー等をも
って残存部と区画した開封片と該開封片の引手部とを具
えた封鎖部材を前記開口部を覆うように貼着した構造を
特徴とする飲料用容易開口罐。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10292580U JPS5917793Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 飲料用容易開口缶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10292580U JPS5917793Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 飲料用容易開口缶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5726331U JPS5726331U (ja) | 1982-02-10 |
| JPS5917793Y2 true JPS5917793Y2 (ja) | 1984-05-23 |
Family
ID=29464342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10292580U Expired JPS5917793Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 飲料用容易開口缶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917793Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0227547Y2 (ja) * | 1984-11-08 | 1990-07-25 |
-
1980
- 1980-07-19 JP JP10292580U patent/JPS5917793Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5726331U (ja) | 1982-02-10 |
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