JPS59176222A - 塩化ベンザルの製法 - Google Patents
塩化ベンザルの製法Info
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- JPS59176222A JPS59176222A JP59052424A JP5242484A JPS59176222A JP S59176222 A JPS59176222 A JP S59176222A JP 59052424 A JP59052424 A JP 59052424A JP 5242484 A JP5242484 A JP 5242484A JP S59176222 A JPS59176222 A JP S59176222A
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- thiol
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C255/00—Carboxylic acid nitriles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/23—Preparation of halogenated hydrocarbons by dehalogenation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C201/00—Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
- C07C201/06—Preparation of nitro compounds
- C07C201/12—Preparation of nitro compounds by reactions not involving the formation of nitro groups
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はペンシトリクロライドからの塩化ベンザルの製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
塩化ベンザルは例えば加水分解により対応するベンズア
ルデヒドに転化し得る重要な中間体である。ベンズアル
デヒドは例えば除草剤の製造に使用される(米国特許第
4.212.998号及び同第4、212.999号参
照)。
ルデヒドに転化し得る重要な中間体である。ベンズアル
デヒドは例えば除草剤の製造に使用される(米国特許第
4.212.998号及び同第4、212.999号参
照)。
ペンシトリクロライドが塩化ベンザルに転化し得ること
は既に公知である。例えば、ペンシトリクロライドを三
価のリン化合物と反応させ、塩化ベンザルを生成するこ
とができる。この反応において、例えば三価のリン化合
物としてエーテル中でリン酸トリー(ジ−N−エチル)
−アミドを用い、そしてエタノールの存在下で反応を行
う場合の如き特殊な場合にのみ良好々結果が得られる(
1. M、 Down i e及びJ、 B、 Le
eによるTetra−hedron Letters
1968. 4951参照)。
は既に公知である。例えば、ペンシトリクロライドを三
価のリン化合物と反応させ、塩化ベンザルを生成するこ
とができる。この反応において、例えば三価のリン化合
物としてエーテル中でリン酸トリー(ジ−N−エチル)
−アミドを用い、そしてエタノールの存在下で反応を行
う場合の如き特殊な場合にのみ良好々結果が得られる(
1. M、 Down i e及びJ、 B、 Le
eによるTetra−hedron Letters
1968. 4951参照)。
脂肪族に結合するCC1,基をテトラヒドロフラン中で
ニッケルテトラカルボニルと反応させ、CHCl2基を
生成することができる。しかしながら、この方法を芳香
族に結合するC C1s基に応用することができず、そ
の理由は塩化ベンザルが全く生成せず、そして脱ハロゲ
ン化による二邦:体化が起こり、ジフェニルエタン誘導
体が生じるから−Caる(’J:’、 f(unied
aらによるJ、 C,S、 Chem。
ニッケルテトラカルボニルと反応させ、CHCl2基を
生成することができる。しかしながら、この方法を芳香
族に結合するC C1s基に応用することができず、そ
の理由は塩化ベンザルが全く生成せず、そして脱ハロゲ
ン化による二邦:体化が起こり、ジフェニルエタン誘導
体が生じるから−Caる(’J:’、 f(unied
aらによるJ、 C,S、 Chem。
Comm、 1972 、 885参照)。
脂肪族に結合するC C1s基をCHCl2基に転化さ
せる他の方法は還元剤としてチオールを用い、そして鉄
カルボニルまたは塩化鉄の存在下で行うものである[R
−G、 Petrova及びR,Kh。
せる他の方法は還元剤としてチオールを用い、そして鉄
カルボニルまたは塩化鉄の存在下で行うものである[R
−G、 Petrova及びR,Kh。
FreidlinaによるIzvest、 Akad、
Nauk。
Nauk。
5SSR1970,1483(英語)参照〕。この方法
を芳香族に結合するCCl3基に応用し得るか否かは公
知ではない。またこの場合、芳香族に結合するCCl3
基を用いる際に、ジフェニルエタン誘導体が生じるか、
そして/またはフリーデル−クラフト反応が起こること
が予期されねばならない。
を芳香族に結合するCCl3基に応用し得るか否かは公
知ではない。またこの場合、芳香族に結合するCCl3
基を用いる際に、ジフェニルエタン誘導体が生じるか、
そして/またはフリーデル−クラフト反応が起こること
が予期されねばならない。
ベンゾl−IJジクロイドを金属塩の存在下にて昇温下
でチオールと反応させることを特徴とする塩化ベンザル
の製造方法が見い出された。
でチオールと反応させることを特徴とする塩化ベンザル
の製造方法が見い出された。
多くの種類のペンシトリクロライドは本発明による方法
への使用に適している。出発物質は未置換のペンシトリ
クロライド(Ca H5CC1s )であるか、丁たは
芳香族の核上で−もしくは多置換されるベンシトリクロ
ライドであることができる。
への使用に適している。出発物質は未置換のペンシトリ
クロライド(Ca H5CC1s )であるか、丁たは
芳香族の核上で−もしくは多置換されるベンシトリクロ
ライドであることができる。
適当なペンシトリクロライドの例は式
式中、R0〜R6は相互に独立し2て水素、ニトロ、ハ
ロゲン、アルキル、フルオロアルキル、アリール、置換
された了り−ル、O−アルキル、O−フルオロアルキル
、フェノキシ、置換されたフェノキシ及び/またけシア
ナイドを表わす、 に対応するものである。
ロゲン、アルキル、フルオロアルキル、アリール、置換
された了り−ル、O−アルキル、O−フルオロアルキル
、フェノキシ、置換されたフェノキシ及び/またけシア
ナイドを表わす、 に対応するものである。
ここにハロゲン基はフッ素及び塩素であることが好寸し
い。ここにアルキル、フルオロアルキル、0−アルキル
及びO−フルオロアルキル基ハ好ましくは炭素原子1〜
12個、殊に好ましくは炭素原子1〜4個を含む。ここ
にアリール、置換されたアリール、O−アリール及び〇
−置換されたアリール基は好ましくは炭素原子6〜10
個、殊に好ましくは炭素原子6〜8個を含む。
い。ここにアルキル、フルオロアルキル、0−アルキル
及びO−フルオロアルキル基ハ好ましくは炭素原子1〜
12個、殊に好ましくは炭素原子1〜4個を含む。ここ
にアリール、置換されたアリール、O−アリール及び〇
−置換されたアリール基は好ましくは炭素原子6〜10
個、殊に好ましくは炭素原子6〜8個を含む。
未置換のペンシトリクロライドまたは芳香族の核上で−
、二もしくは三置換されるベンゾ) IJジクロイドを
本発明の方法に用いることが好ましい。
、二もしくは三置換されるベンゾ) IJジクロイドを
本発明の方法に用いることが好ましい。
好適なペンシトリクロライドの例には式式中、R6−R
8は相互に独立して水素、ニトロ、フッ素、塩素、シア
ナイド、C1〜C4−アルキール、01〜C4−フルオ
ロアルキル及び/マたは0−C1〜C,−フルオロアル
キルを表わす、 に文づ応するものカラ)る。
8は相互に独立して水素、ニトロ、フッ素、塩素、シア
ナイド、C1〜C4−アルキール、01〜C4−フルオ
ロアルキル及び/マたは0−C1〜C,−フルオロアル
キルを表わす、 に文づ応するものカラ)る。
F6〜R8が、IF5互に独立して水素、ニトロ、フッ
Wi 1.47M 素、シアナイド、メチル、トリフル
オロメチル及び/またはo−トリフルオロメチルヲ表わ
す式(11)のペンシトリクロライドを本発明による方
法において用いることが殊に好ましい。
Wi 1.47M 素、シアナイド、メチル、トリフル
オロメチル及び/またはo−トリフルオロメチルヲ表わ
す式(11)のペンシトリクロライドを本発明による方
法において用いることが殊に好ましい。
ペンシトリクロライド、0−クロロベンシトリクロライ
ド、p−クロロベンシトリクロライド、o、p−ジクロ
ロベンシトリクロライド、m−フルオロベンシトリクロ
ライド、p−フルオロベンシトリクロライド、O−フル
オロ−〇′−クロロベンゾトリ、クロライド、O,O’
−ジフルオロベンシトリクロライド、m−メチルベノゾ
トリクロジイド、〇−トリフルオロメチルベンゾトリヅ
ロライド、+11− トリフルオロメチルペンシトリク
ロライド、’f) l”リフルオロメチルベンシトリ
クロライド、m−、’pリフルオロメトキシベンシトリ
クロライド、0−クロロ−m−トリフルオロメチルベン
シトリクロライド、m−二トロー+n’−)リフルオロ
メチル−p−クロロベンシトリクロライド、0−シアノ
ベンシトリクロライド、m−シアノベンシトリクロライ
ド及びp−シアノベンシトリクロライド。
ド、p−クロロベンシトリクロライド、o、p−ジクロ
ロベンシトリクロライド、m−フルオロベンシトリクロ
ライド、p−フルオロベンシトリクロライド、O−フル
オロ−〇′−クロロベンゾトリ、クロライド、O,O’
−ジフルオロベンシトリクロライド、m−メチルベノゾ
トリクロジイド、〇−トリフルオロメチルベンゾトリヅ
ロライド、+11− トリフルオロメチルペンシトリク
ロライド、’f) l”リフルオロメチルベンシトリ
クロライド、m−、’pリフルオロメトキシベンシトリ
クロライド、0−クロロ−m−トリフルオロメチルベン
シトリクロライド、m−二トロー+n’−)リフルオロ
メチル−p−クロロベンシトリクロライド、0−シアノ
ベンシトリクロライド、m−シアノベンシトリクロライ
ド及びp−シアノベンシトリクロライド。
多くの種類のチオールが本発明による方法に用いる際に
適している。反応条件下で液体であるチオールを用いる
ことが好ましい。他のチオールは溶解された状態で用い
なければならない。炭素原子4個またはそれ以上を有す
る脂肪族チオール及び炭素原子6個またはそれ以上を有
する芳香族チオール、例えば炭素原子4〜10個を有す
る脂肪族チオールまたは炭素原子6〜8個を有する芳香
族チオールを用いることが好ましい。プヲーンテオール
及びチオフェノールの使用が殊に好ましい。
適している。反応条件下で液体であるチオールを用いる
ことが好ましい。他のチオールは溶解された状態で用い
なければならない。炭素原子4個またはそれ以上を有す
る脂肪族チオール及び炭素原子6個またはそれ以上を有
する芳香族チオール、例えば炭素原子4〜10個を有す
る脂肪族チオールまたは炭素原子6〜8個を有する芳香
族チオールを用いることが好ましい。プヲーンテオール
及びチオフェノールの使用が殊に好ましい。
チオフェノールの1更用が極めて殊に好ましい。
ペンシトリクロライド1モルを対応する塩化ベンザルに
転化させるためにはチオール2モルが必要である。従っ
てペンシトリクロライド1モル当り2モルのチオールを
本発明の方法に用いることが好ましく、その理由は未反
応のベンゾh IJジクロイドまたは未反応のチオール
を反応混合物から実質的に分離する必要がないからであ
る。しかしながら丑だ、1:2以下またはそれ以上のチ
オールに対するペンシトリクロライドのモル比でも本発
明による方法を行うことができる。
転化させるためにはチオール2モルが必要である。従っ
てペンシトリクロライド1モル当り2モルのチオールを
本発明の方法に用いることが好ましく、その理由は未反
応のベンゾh IJジクロイドまたは未反応のチオール
を反応混合物から実質的に分離する必要がないからであ
る。しかしながら丑だ、1:2以下またはそれ以上のチ
オールに対するペンシトリクロライドのモル比でも本発
明による方法を行うことができる。
本発明による方法は金属塩の存在下で行う。金属塩は種
々のタイプであることができ、例えばこれらのものは金
属錯体であることもできる。亜族元素の脇の存在下で反
応を行うことが好ましい。
々のタイプであることができ、例えばこれらのものは金
属錯体であることもできる。亜族元素の脇の存在下で反
応を行うことが好ましい。
銅塩及び鉄塩、例えば・・ロゲン化鋼及びノ・ロゲン化
鉄が殊に好ましい。銅塩の中で銅が+1の酸化状態のも
のが好ましい。臭化銅(1)の使用が極めて殊に好まし
い。
鉄が殊に好ましい。銅塩の中で銅が+1の酸化状態のも
のが好ましい。臭化銅(1)の使用が極めて殊に好まし
い。
少量の金属塩を存在させれば十分である。各々用いるペ
ンシトリクロライドを基準として、適当な量の例は0,
01〜10重量%であシ、0.1〜5重量%が好ましく
、そして0.5〜2重量係が殊に好ましい。
ンシトリクロライドを基準として、適当な量の例は0,
01〜10重量%であシ、0.1〜5重量%が好ましく
、そして0.5〜2重量係が殊に好ましい。
本発明による方法は一般に溶媒を存在させずに行う。し
かしながらまた、溶媒の存在下で行うこともできる。例
えば反応条件下で液体でないチオールを用いる場合は溶
媒の存在が必要である。適当な溶媒の例は80℃以下の
融点を有し、100℃以上の沸点を有し、十分に不活性
であシ、そして用いる特定のペンシトリクロライド及び
/またはチオールに対して適当な溶解力を有するもので
アル。一般ニ、トルエン、キシレン、メシチレン及びメ
チルシクロヘキサンが殊に適当な溶媒でろる。
かしながらまた、溶媒の存在下で行うこともできる。例
えば反応条件下で液体でないチオールを用いる場合は溶
媒の存在が必要である。適当な溶媒の例は80℃以下の
融点を有し、100℃以上の沸点を有し、十分に不活性
であシ、そして用いる特定のペンシトリクロライド及び
/またはチオールに対して適当な溶解力を有するもので
アル。一般ニ、トルエン、キシレン、メシチレン及びメ
チルシクロヘキサンが殊に適当な溶媒でろる。
本発明による反応中に塩化水素が脱離する。従って本発
明による方法に対する温度の下限は特殊な場合において
塩化水素の発生が開始する温度である。一般に、この温
度は約80℃であるが、特殊な場合においてはそれより
高くても、または低くてもよく、例えば50〜120°
Cの範囲であることができる。本発明による方法に対す
る温度の上限はめまシ臨界的ではない。実際的な考lハ
から、反応を行う最高の温度は一般に反応混合物が還流
Fで沸騰する温度であシ、その際に例えば用いるチオー
ル、溶媒及び/または反応容器の反力を適当に選択する
ことによシ、この温度に影響を及ぼすことができる。本
発明による方法は50〜150°C1殊に好ましくは8
0〜120℃の範囲の温度で行うことが好ましい。例え
ば、続いて反応混合物を最初に80°Cに加熱し、次に
温度を徐々に120℃に上昇し、そして塩化水素の発生
が終了するまで120℃に保持することができる。
明による方法に対する温度の下限は特殊な場合において
塩化水素の発生が開始する温度である。一般に、この温
度は約80℃であるが、特殊な場合においてはそれより
高くても、または低くてもよく、例えば50〜120°
Cの範囲であることができる。本発明による方法に対す
る温度の上限はめまシ臨界的ではない。実際的な考lハ
から、反応を行う最高の温度は一般に反応混合物が還流
Fで沸騰する温度であシ、その際に例えば用いるチオー
ル、溶媒及び/または反応容器の反力を適当に選択する
ことによシ、この温度に影響を及ぼすことができる。本
発明による方法は50〜150°C1殊に好ましくは8
0〜120℃の範囲の温度で行うことが好ましい。例え
ば、続いて反応混合物を最初に80°Cに加熱し、次に
温度を徐々に120℃に上昇し、そして塩化水素の発生
が終了するまで120℃に保持することができる。
本発明による方法は一般に常圧下で行う、また昇圧下ま
たは減圧下、例えば0.5〜20バールの範囲の圧力で
行うことができる。塩化水素の脱離及び除去を促進させ
る場合は減圧下で反応を行うことが有利であシ得る。反
応混合物の中で常圧下で一番低い沸点を有する成分の沸
点以上の温度で反応を行う場合は加圧が有利であシ得る
。
たは減圧下、例えば0.5〜20バールの範囲の圧力で
行うことができる。塩化水素の脱離及び除去を促進させ
る場合は減圧下で反応を行うことが有利であシ得る。反
応混合物の中で常圧下で一番低い沸点を有する成分の沸
点以上の温度で反応を行う場合は加圧が有利であシ得る
。
反応混合物は一般に塩化水素の発生が終了するまで反応
温度で保持する。この時間は例えば2〜15時間の範囲
であり、そして通常は5〜10時間の範囲である。
温度で保持する。この時間は例えば2〜15時間の範囲
であり、そして通常は5〜10時間の範囲である。
反応が終了した場合、反応混合物を例えば蒸留によシ処
理することができる。ここで引き続き溶媒が存在する場
合、このものを分別し、そして生じる塩化ベンザルを減
圧下での蒸留にょシ反応混合物から除去する。ここで適
当な圧力の例は0.1〜50ミリバールの範囲のもので
ある。概して、これにより塩化ベンザルは続いての反応
に対して既に十分に純粋な状態で得られる。適当ならば
、かくして分別した塩化ベンザルを更に精製するために
再び蒸留することができる。このことは、最初に分別し
た塩化ベンザルが問題を生じる量のペンシトリクロライ
ド及び7才たはチオールから生じるジサルファイドによ
シ汚染され、用いるペンシトリクロライド、生じる塩化
ベンザル及び/捷だけ生じるジサルファイドの沸点が相
互に接近している場合に殊に有利である。
理することができる。ここで引き続き溶媒が存在する場
合、このものを分別し、そして生じる塩化ベンザルを減
圧下での蒸留にょシ反応混合物から除去する。ここで適
当な圧力の例は0.1〜50ミリバールの範囲のもので
ある。概して、これにより塩化ベンザルは続いての反応
に対して既に十分に純粋な状態で得られる。適当ならば
、かくして分別した塩化ベンザルを更に精製するために
再び蒸留することができる。このことは、最初に分別し
た塩化ベンザルが問題を生じる量のペンシトリクロライ
ド及び7才たはチオールから生じるジサルファイドによ
シ汚染され、用いるペンシトリクロライド、生じる塩化
ベンザル及び/捷だけ生じるジサルファイドの沸点が相
互に接近している場合に殊に有利である。
一般に蒸留残渣に残るジサルファイドを接触的水素添加
による公知の方法で対応するチオールに転化することが
でき、次にこれらのものを本発明による方法に再び用い
ることができる。
による公知の方法で対応するチオールに転化することが
でき、次にこれらのものを本発明による方法に再び用い
ることができる。
本発明の方法によシ多くの種類の塩化ベンザルを対応す
るペンシトリクロライドから簡単に、かつ良好な収率で
製造することができる。ジフェニルエタン誘導体の生成
が起こる際に、それが極めて少ない程度のみであること
は極めて驚くべきことである。微量のジフェニルエタン
誘導体が生成し、その最大値は2%である。チオールと
してチオフェノールを用い、そして金属塩として臭化銅
(1)を用いる際に本発明の利点は最大であると言えよ
う。
るペンシトリクロライドから簡単に、かつ良好な収率で
製造することができる。ジフェニルエタン誘導体の生成
が起こる際に、それが極めて少ない程度のみであること
は極めて驚くべきことである。微量のジフェニルエタン
誘導体が生成し、その最大値は2%である。チオールと
してチオフェノールを用い、そして金属塩として臭化銅
(1)を用いる際に本発明の利点は最大であると言えよ
う。
次の実施例は本発明による方法を説明するものであシ、
これを制限するものではない。
これを制限するものではない。
実施例1〜18
所定の特定のペンシトリクロライド1モル、チオフェノ
ール2モル及び臭化@(D 2 、Fを還流下で加熱し
た。塩化水素の発生が約80℃で始まシ、次にやや発熱
的に反応が進行した。反応温度を徐々に120℃に上昇
させ、そして120℃で反応を完γさせた。次に各々の
場合に得られた塩化ベンザルを減圧下で反応混合物から
留去した。更に詳卸]を次の表に示す。
ール2モル及び臭化@(D 2 、Fを還流下で加熱し
た。塩化水素の発生が約80℃で始まシ、次にやや発熱
的に反応が進行した。反応温度を徐々に120℃に上昇
させ、そして120℃で反応を完γさせた。次に各々の
場合に得られた塩化ベンザルを減圧下で反応混合物から
留去した。更に詳卸]を次の表に示す。
実施例19(ブタンチオールを用いる還元)ペンシトリ
クロライド19.5.9(0,1モル)、ブタンチオー
ル18,9(0,2モル)及び臭化銅(I)02Iを攪
拌しながら還流温度に加熱し、そして塩化水素の発生が
終了するまで反応を続けた(期間:6時間)。次にこの
混合物を分別蒸留し、沸点102〜b ザル11.9g(74チ)を得た。
クロライド19.5.9(0,1モル)、ブタンチオー
ル18,9(0,2モル)及び臭化銅(I)02Iを攪
拌しながら還流温度に加熱し、そして塩化水素の発生が
終了するまで反応を続けた(期間:6時間)。次にこの
混合物を分別蒸留し、沸点102〜b ザル11.9g(74チ)を得た。
実施例20(チオフェノール及び触媒としてFe(CO
)5を用いる還元) ペンシトリクロライド19.5g(0,1モル)、チオ
フェノール2211(0,2モル)及び鉄ペンタカルボ
ニル1gを不活性の窒素雰囲気下で120℃に加熱し、
そして塩化水素の発生が終了するまで反応を続けた(期
間=2時間)。次に103〜b ことにより塩化ベンザル4g(24%)を混合物から分
別した。
)5を用いる還元) ペンシトリクロライド19.5g(0,1モル)、チオ
フェノール2211(0,2モル)及び鉄ペンタカルボ
ニル1gを不活性の窒素雰囲気下で120℃に加熱し、
そして塩化水素の発生が終了するまで反応を続けた(期
間=2時間)。次に103〜b ことにより塩化ベンザル4g(24%)を混合物から分
別した。
実施例21(トルエン中のチオフェノール及びCu13
rを用いる還元) トルエンd Q at中のペンシトリクロライド19.
5g(0,1モル)、チオフェノール22g(0,2モ
ル)及び臭化銅(I) 0.2 gを徐々に加熱し、そ
して気体の発生が終了するまで120℃(油浴温度)で
反応を続けた(期間:10時間)。溶媒を留去した後、
沸点100〜104°C/30ミリバールで塩化ベンザ
ル12.11(79%)を反応混合物から留去した。
rを用いる還元) トルエンd Q at中のペンシトリクロライド19.
5g(0,1モル)、チオフェノール22g(0,2モ
ル)及び臭化銅(I) 0.2 gを徐々に加熱し、そ
して気体の発生が終了するまで120℃(油浴温度)で
反応を続けた(期間:10時間)。溶媒を留去した後、
沸点100〜104°C/30ミリバールで塩化ベンザ
ル12.11(79%)を反応混合物から留去した。
特許出願人 バイエル・アクテエンゲゼルシャフト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ペンシトリクロライドを金属塩の存在下にて昇温下
でチオールと反応させることを特徴とするペンシトリク
ロライドからの塩化ベンザルの製造方法。 2式 式中、R2−R6は相互に独立して水素、ニトロ、ハロ
ゲン、アルキル、フルオロアルキル、アリール、置換さ
れたアリーノペ 〇−アルキル、0−フルオロアルキル
、フェノキシ、置換されたフェノキシ及び/またはシア
ナイドを表わす、 のベンシトリクロライドを用いることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 3、式 式中、R6−R8は相互に独立して水素、ニトロ、フッ
素、塩素、シアナイド、C1〜C4−アルキル、CI”
C4−フルオロアルキル及ヒ/または0−C1〜C4−
フルオロアルキルを表わす、 のベンシトリクロライドを用いることを特徴とする特許
請求の範囲第1又は2項記載の方法。 4、ペンシトリクロライド1モル当シ2モルのチオール
を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項の
いずれかに記載の方法。 5 炭素原子4〜10個を有する脂肪族チオールまたは
炭素原子6〜8個を有する芳香族チオールを用いること
を特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記
載の方法。 6、 チオフェノールを用いることを特徴とする特許請
求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7、用いるペンシトリクロライドを基準として0.01
〜1074量チの金属塩の存在下で反応を行うことを特
徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の
方法。 8、亜族(sub −group)元素の塩の存在下で
反応を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1〜7項
のいずれかに記載の方法。 9、 臭化鋼(1)の存在下で反応を行うことを特徴と
する特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の方法
。 10、反応温度が塩化水素の発生の始まシの温度乃至反
応混合物が還流下で沸騰する温度間であることを特徴と
する特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の方法
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE33109532 | 1983-03-25 | ||
DE19833310953 DE3310953A1 (de) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | Verfahren zur herstellung von benzalchloriden |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59176222A true JPS59176222A (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=6194681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59052424A Pending JPS59176222A (ja) | 1983-03-25 | 1984-03-21 | 塩化ベンザルの製法 |
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JP (1) | JPS59176222A (ja) |
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DE10022661A1 (de) | 2000-05-10 | 2001-11-15 | Clariant Gmbh | Ortho-substituierte Benzaldehyde, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
Family Cites Families (4)
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---|---|---|---|---|
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- 1984-03-21 US US06/591,666 patent/US4558166A/en not_active Expired - Fee Related
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