JPS5917617A - 冷却水ph制御装置 - Google Patents

冷却水ph制御装置

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JPS5917617A
JPS5917617A JP12785682A JP12785682A JPS5917617A JP S5917617 A JPS5917617 A JP S5917617A JP 12785682 A JP12785682 A JP 12785682A JP 12785682 A JP12785682 A JP 12785682A JP S5917617 A JPS5917617 A JP S5917617A
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water
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cooled
ion exchange
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澄夫 山本
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清 福井
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良輔 三浦
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D21/00Control of chemical or physico-chemical variables, e.g. pH value
    • G05D21/02Control of chemical or physico-chemical variables, e.g. pH value characterised by the use of electric means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば、大容量のしゃ断器、発電機の固定子
コイル等による被冷却電気機器を純水による冷却水で冷
却する冷却水PH制御装置に係シ、特に、純水による冷
却水の導電率を測定しながらPHを一定の範囲に制御し
て上記被冷却電気機器の腐蝕を防止する冷却水PH制御
装置に関する。
一般に、純水による冷却水を使用して被冷却電気機器を
冷却する手段では、冷却水を通す金属管が、通電時、金
属イオンを電解発生して上記冷却水中罠溶存し、これに
起因して、被冷却電気機器を腐蝕するおそれがある。
そこで、上記被冷却電気機器の腐蝕を防止する手段とし
て、冷却水中に溶存する金属イオンをイオン交換樹脂に
よるイオン交換器で除去して純水による冷却水を再生成
して、これを被冷却電気機器の冷却手段に使用している
即ち、上記冷却水PH制御装置は、第1図に示されるよ
うに、純水としての冷却水を貯水槽1から給水ポンプ2
によって冷却器3へ循環冷却管4を通して供給し、上記
冷却水を上記冷却器3によって一定の温度に冷却し、さ
らに、この冷却水を電気的な絶縁管5を介して、例えば
、大容量をなすしゃ断器による被電気機器6のアルミ管
の冷却ミイオンによる微−゛な金属イオンが冷却水に電
解して溶存する。しかして、仕事を了えた冷却水は絶縁
管7を通して上記貯水槽1へ還流する。
能力、上記貯水槽1と上記被冷却電気機器6の上流側に
位置する循環冷却管4との間には、絞す弁8を備えたバ
イパス9が付設されており、このバイパス9には、■+
−0H−イオン交換樹脂10 aによる脱イオン交換器
10が設けられている。
従って、腐蝕発生の原因となる金属4オンの含まれる冷
却水は、その純度を低下して、導電率を高くするけれど
も、上記バイパス9の脱イオン交換器10を通すことに
°より、イオン樹脂交換作ホにヨ)テ冷却水の純度を保
持するようにガっている。
こ\で、上記冷却水PH制御装置における冷却水の導電
率とPHとの関係について考察すると、導電率を高くす
るイオンとしては、陽イオンと陰イオンとがあり、陽イ
オンとしては、例えば、AI” 、 Al0−1Fe”
+、Ou2千等による金属イ第ンがあり、これらばPI
(の尺度であるH+イオンがある。又、陰イオンとして
は、01 .5o42−1N03−イオン或は、PHに
おける代表的なイオンとしてOH−イオンなどがある。
しかして、」二連した冷却水pH制御装置は、上記バイ
パス9に付設された脱イオン交換器10で陽イオンと陰
イオンを、同時に、イオン交換し、陽イオンはH十にし
、陰イオンはOH−にしている。
即ち、R+ H+O−4R+ O++H+・・・陽イオ
ン十  + 反応 R−01(−十A−→R−A  −1−OH−・・・陰
イオン交換反応 こ\で R+:陽イオン交換体 R−;陰イオン交換体 C十:陽イオン(カチオン) (3) A−:陰イオン(アニオン) 全いう。
又一方、上記冷却水PH制御装置は、一定の導電率全保
持する場合、第2図(計算値による)に示される導電率
(#S/、)とPHとの関係からも明らかなように、P
Hが7”よりも高くなるときと低くなるときがある。
例えば、空気中に存在する00□ ガスが冷却水に吸収
されるとき、導電率を0.5μ8/cIn に保持する
と、その時のPI(は約5.9である。逆に、NaOH
が微量に残存する冷却水で導電率を0.5μB/σに保
持すると、そのときのPHは、約8.3となる。
次に上記循環冷却管9内の金属イオンの腐蝕性について
考察すると、被冷却電気機器6の冷却管6aが主として
6アルミ管”で構成される場合、その腐蝕特性は、第3
図及び第4図に示されるように、腐蝕生成物であるAl
2O3・3H20の溶解度はPHが約5で最小となシ、
腐蝕度もそのPH付近で抑制される。
(4) 従って、冷却水によるアルミニウムの腐蝕、即ち、A%
 o 2−イオンの溶出量を抑制するために、PHを7
(論理純水)よりも6弱酸性”に保つことが望ましい。
このように、導電率を一定に保持すると、PHが7″よ
りも高くなる場合があり、そのときは、アルミニウムの
腐蝕が増大し、被冷却電気機器6の寿命が著しく短縮し
たり、その曲腐蝕生成物による弊害を発生するおそれが
ある。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上述した冷却水PH制御装置は、導電率
の低い冷却水としての純水を使用している関係上、絞り
弁8と上記脱イオン交換器10によって金属イオンを除
去しても、第4図に示されるように、PHを4.5〜6
.5の範囲内に制御することは困難であるばかりでなく
、導電率の低い純水は、水のゆらぎ等によハ直接PHを
測定することはできず、p’aを測定して水質を一定の
範囲内で制御することは困難である。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した欠点を解消するために、純水による
冷却水の陰イオン(アニオン)若L<ld陽イオン(カ
ニオン)を導電率測定器(水質制御器)で測定し、これ
を脱イオン交換器及び選択イオン交換器で一定の範囲の
PHに制御して冷却水の純度を保持し、被冷却電気機器
の腐蝕を防止することを目的とする冷却水PH制御装置
tヲ提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、アルミイオン若しくは銅イオン、鉄イオン等
を電解発生する被冷却電気機器、貯水槽、給水ポンプ及
び冷却器を循環冷却管で接続し、上記貯水槽と上記被冷
却電気機器の上流側との間にバイパスを付設し、このバ
イパスに各絞り弁を有する枝路を並設し、上記バイパス
に水質制御器を上記各絞り弁を開閉制御するようにして
付設し、一方の上記枝路に脱イオン交換器ヲ、能力の上
記枝路に選択イオン交換器を設けて構成したものである
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には同
じ符号を付して説明する。
第5図及び第6図において、符号1は、純水による冷却
水を貯溜した貯水槽であって、この貯水槽1の冷却水は
、循環冷却管4に接続して設置された給水ポンプ2によ
って冷却器3へ供給され、この冷却器3は上記冷却水を
一定の温度に熱交換して冷却し、これを電気的な絶縁管
5を介して、例えば、しゃ断器の被冷却電気機器6のア
ルミ、管による冷却管6aへ供給され、こ\で、発熱す
る被冷却電気機器6を冷却する。と同時に、上記アルミ
管による冷却管6aが電解してアルミイオンを冷却水に
溶存する。そして、仕事を了えた冷却水は絶縁管7を通
して上記貯水槽lへ還流するようになっている。
能力、上記貯水槽1と上記被冷却電気機器6の上流側に
位置する循環冷却管9との間には、例えば、導電率測定
器による水質制御器13を付設したバイパス9が接続さ
れておシ、このバイパス9には各絞シ弁8及び11を備
えた各枝路9a、9bが並設されている。又、この各絞
り弁8と11は上記水質制御器13に電気的にリード線
を介して接続されており、この水質制御器13が、第4
図に示されるように、冷却水の弱酸性(4,5〜6.5
の範囲)度を越えたことを検出すると、上記各絞シ弁8
と11を大きく開弁して冷却水の流量を増加して調整し
得るようになっている。
さらに、上記絞り弁8の下流側に位置する上記枝管9a
には、H+−0H−イオン交換樹脂10aによる脱イオ
ン交換器10が設置されており、上記絞シ弁11の下流
側に位置する上記枝管9bには、例えば、5o42−選
択イオン交換樹脂のような、アニオン選択イオン交換樹
脂12aによる選択イオン交換器12が設置されている
なお、上記脱イオン交換器10内には、第6図の系統図
に示されるように、H+イオン交換樹脂AとOH−選択
イオン交換樹脂Bが組込まれて構成されておシ、能力、
上記選択イオン交換器12内には、第6図に示されるよ
うに、H+イオン交換樹脂Aと例えば、アルミ管の冷却
管6aとしての金属管による通水系統に対して比較的に
害の少いアニオン選択イオン交換樹脂Cが組込まれて構
成されている。
従って、今、上記冷却管6aによる通水系統が主として
アルミ管であるとすると、上記アニオン選択イオン交換
樹脂は、SO42−選択イオン交換樹脂を使用できるの
で、下記の式に示されるようにイオン交換が行われる。
即ち、本発明のイオン交換樹脂の作用において、上記H
+イオン交換樹脂Aは陰イオン(A:アニオン)を通す
が、陽イオン(C+:カチオン)はできるだけ除去し、
その代シにH+イオンを出す。
RA−H+十〇+ Q  RA−C++H+となる。
又、01選選択イオン交換樹脂B陽イオン(c十)を通
すけれども、陰イオン(A−)は0「イオンとイオン交
換する。
RB−OH−+A−→RB−A+OH−となる。
さらに又、アニオン選択イオン樹脂Cは、陽イオン(C
+)を通すけれども、陰イオン(A−)はS Oi、”
−とイオン交換する。
Re  1/2802+A−→Re−A +1/280
2−4 となる。
しかして、第5図における冷却器3から分法した冷却水
がバイパス9から各枝管9a、91)に流入すると、上
記各絞シ弁8.11を通って、上記脱イオン交換器10
及び選択イオン交換器12へ供給され、こ\で、上記冷
却水は上述したようにイオン交換されて、導電率測定器
による水質制御器13によって、導電率を検出し、この
導電率が、第2図に示される適正基準範囲を検出すると
きは問題ないけれども、上記導電率が適正基準範囲を越
えると、上記絞り弁8.11を大きく開弁して調整し、
盛んにイオン交換作用を行い、上記適正基準範囲内に保
持するように々っている。
即ち、本発明による冷却水PI(制御装置を、第6図に
示される系統図について詳述すると、冷却水(純水)が
バイパス9からH+イオン交換樹脂Aに流入し、その後
、 OH−選択イオン交換樹脂Bとアニオン選択イオン
樹脂Cとに分流する。これらが1オン交換して通過した
後、合流して水質測定器13を設置したバイパス9へ流
出する。又、上記流量は、上記各絞シ弁8と11によっ
て調整制御される。
従って、今、例えば、Na十とA1に有害な01−の含
まれる冷却水が上記バイパス90入口より流入すると、
H+イオン交換樹脂八へはNa+がイオン交換されてH
+となる。
RA、−H”+Na” −h  RA−Na十+H+又
、01−はイオン交換されずに通過するので、上記H+
イオン交換樹脂AからはH十とC1−が出てくる。これ
らは、0「選択イオン交換樹脂Bとアニオン選択イオン
交換樹脂Cとに分流し、この0「選択イオン交換樹脂B
では、H十はそのま\通過し、al−はO「に変換され
る。
RB−OH−1−01−41B−01−)OH−又、上
記アニオン選択イオン交換樹脂Oにおいても、■士はそ
のま\通過するが、C1−は]/2 So 2−(11
) に変換される。
Re−1,/28042+o1→Re C1+1/28
042−となる。
この結果、上記バイパス9の出口からは、Hlo「及び
アルミニウムに対して比較的に害の少ないS O4”−
のイオンを含んだ冷却水が流出する。
その結果、H十濃度が高くなり、PE(が低下する。又
、導電率が基準範囲(規定値)に達したとき、又は、こ
れに近づいたときには、5o42−はイオン交換されて
O「となる。
R10f+1/2BO42−→R11/28042 +
0I(−又、0「の増加によj5、PHが上昇するが、
す”を越えることはない。さらに、一部の0「は、解離
定数の関係からH十と結合して導電率が低下する。
H+±OH−→’Fi 20 このようにしてPHは、6弱酸性”に保持することがで
きる。
又一方、カチオンはH−に変換されてpHを下げる。
最初から鱈が含まれるときには、PHは低下しないが、
このときでも、BEが、R7”を越えることはない。
(12) このようにして、導電率を規定値以内に保つことでは、
PHは、117I+以下に保持され、アルミニウムの腐
蝕が抑制される。従って、被冷却電気機器6の寿命が長
くなると共に、腐蝕生成物の発生を未然に防止すること
ができる。
なお、pHを6弱酸性”に保持することで腐蝕が抑制さ
れる金属は、純アルミニウム以外にアルミニウム合金等
も同様である。
因に、上述した実施例は、H十−5042−のイオン交
換器を使用した実施例について説明したけれども、本発
明の要旨を変更しない範囲内で、例えば、 H+−P0
43 W、 H十−N03−型、 H+ 0rO42−
型に設計変更することは自由である。
なお、上記絞シ弁8を調整して0「選択イオン交換樹脂
Bへの流量を低減させると、上記バイパス9の出口の0
「量は、減少する。能力上記絞9弁11を調整してアニ
オン選択イオン交換樹脂0への流量を低減させると、S
04′−量が減少し、相対的にO「量が増加する。又一
方、PHは、H十量で決まり、H十とO「のイオン積は
一定(中1,003xIo’)であるから、 PH= −log[H+) =14+10g [OH]
となる。
従って、上記絞り弁8と11f、調整することにより、
PHを変えることができる。
又一方、上記絞り弁8を全閉すると、イオン交換されて
出てくるイオンは、バイパス9の出口では、H+とso
4”−だけとなり、PHは低くなる。
このときOPH値は、流入水のpH及び流入水中の01
−量で決定される。
能力、上記絞シ弁11を全閉すると、イオン交換してく
るイオンは、バイパス9の出口では、H+と0「だけと
なり、PHは上昇して”7”となる。
しかして、上記絞り弁8と11の開弁状態では、PHは
7以下の6弱酸性”となる。
こ\で、前述したように、上記バイパス9の出口側のイ
オンは、H+、OH、SO2”−であるから、このとき
のPHは、水質制御器13で検出される。
即ち、第2図に示される関係から、適正な導電率を得る
ように、上記バイパス9の出口側の導電率を得るように
、上記バイパス9の出口側の導電率を水質制御器13が
導電率を測定して、上記絞り弁8及び11を調整し、導
電率を一定(PHを一定)に制御するようになっている
なお、上述した実施例では、冷却水のイオンとしてNa
+及びC1−の例を挙げて説明したけれども、これらは
、例えば、K+、NH4+、A13+、cu2+、F 
e ”+、N Oa−・・・・・・の池のイオン等でも
同様になる。
また、アニオン選択イオン交換樹脂Cは、so4”−型
以外でも、 PHと導電率との関係が求められるので使
用できる。さらに、アルミニウムに対して有害性の少な
いイオンとしては、so4”−以外に、NO3−1PO
43−5Or042−等が挙けられる。
又一方、イオン交換樹脂の組合せ手段は、第6図に示さ
れる実施例以外に、第7図(a)、(b)、(C)、(
d)の組合せて構成してもよいこと勿論である。
次に、第8図乃至第10図に示される実施例は、本発明
の池の実施例であって、これは、例えば、タービン焼電
機の固定子コイルのような被冷却電気機器6の銅バイブ
や鉄パイプ等による冷却管6aを使用したときの冷却水
PH制御装置であり、この冷却水FT(制御装置は、第
8図及び第9図に示されるように、PHを6弱アルカリ
性”に保持するようにしたものである。
即ち、この実施例は、第10図に示されるように、例え
ば、銅パイプに有害なNH4+と01−の含まれる冷却
水が、バイパス9の入口より流入すると、O[イオン交
換樹脂AIでは、01−がイオン交換されてO「となる
RA−OH+(1−→RA−01−1−OH−又、NH
4+はイオン交換されずに通過するので、上記OH−イ
オン交換樹脂A1からは% NHJ+と○H−が出てく
る。これらは、H+選択イオン交換樹脂B1と通水系統
内の金属(Ou)に対して比較的に害の少ない例えば、
Na選択イオン交換樹脂のようなカチオン選択イオン交
換樹脂C1へ分配される。
そこで、上記H+選択イオン交換樹脂B1では0「はそ
のま\通過し、NH4−はH+に変換される。
+ RB −H+NH4+−+ RB−NH+H+となる。
又一方、カチオン選択イオン交換樹脂0’にオいても、
0「は、そのま\通過するけれども、NH4+は、Na
+に変換される。
RONa+−1−NIH+ → RCNH4++Na+
となり、 その結果は、上記バイパス9の出口からは、Of、H十
及び銅に対して害の少ないNa+のイオンを含んだ冷却
水が流出する。
なお、ここで、上記各絞シ弁8と9の調整及び水質制御
器13による検出手段は、前述した実施例と同じ動作で
行われるも、6弱アルカリ性”の規定値は、第8図のグ
ラフに示されるように、PHを9〜13”の範囲で行わ
れる。このように、上述した第2実施例では、例えば、
冷却水中に微量に含まれているNH401は、NH4+
と01−とに電離されているが、導電率が規定値を越え
ない範囲内では、NH4+はNa十にづオン交換されて
、C1−け0flCイオン交換される。
R−Na十+NH4+ −b  R+−NH4+Na十
+ R−0H−4−01−4R−01+O,H−となる。
その結果、0[濃度が高くなり、PHは上昇する。導電
率が規定値に達したとき、又は、近づいたときには、N
a十はイオン交換されてH十となる。
R+−)T千十Na十 → R+−Na十+H+となる
又一方、H+の増加により、PHは低下するが、PRが
′7″よりも低く彦ることはない。又、一部のH十は解
離定数の関係から0「と結合して導電率は低下する。
H++OH−4I(20 このようにして、上述の第2実施例は、PHを6弱アル
カリ性”に保持することができる。
しかして、導電率を規定値以内に保持することでPHは
7”以上に保持され、銅の腐蝕は抑制される。従って、
上記固定子コイルによる被冷却電気機器6の寿命は大幅
に長くすることができると共に、腐蝕生成物による障害
の発生を防止することができる。
なお、PI(i”弱アルカリ性”に保持すること 1o
 X で腐蝕が抑制される金属には、純銅以外に、例えば、銅
合金、鉄鋼、亜鉛、ニッケルクロム合金などがある。
因に、上述したカチオン選択交換樹脂による選択イオン
交換器12は、Na十−o「型のイオン交換樹脂を使用
したものについて説明したけれども、例えば、K十−0
H−型、Mg2+−0H−型、A13+−〇H−型など
のイオン交換樹脂に設計変更するとは自由である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、アルミイオン、若し
くは銅イオンや鉄イオンを電解して発生する被冷却電気
機器6、貯水槽1、給水ポンプ2、及び冷却器3を循環
冷却管4で接続し、上記貯水槽1と上記被冷却電気機器
6の上流側との間にバイパス9を付設し、このバイパス
9に各絞9弁8.11ヲ有する枝路9a、91)を並設
し、上記バイパス9に水質制御器13f、上記各校り弁
8及び11ヲ開閉制御するようにして付設し、一方の上
記枝路9aに脱イオン交換器10を、能力の枝路9bに
アニオン選択イオン交換樹脂若しくはカチオン選択イオ
ン交換樹脂による選択イオン交換器12を設けであるの
で、上記被冷却電気機器6がアルミイオンを電解発生す
るときけ、1弱酸性”による規定値の範囲内でイオン交
換を制御できるし、龍方、上記被冷却電気機器6が、銅
イオン等を電解発生するときは、゛弱アルカリ性″によ
る規定値の範囲内でイオン交換を制御するようになって
いるから、−腐蝕を防止できると共に、規定値を水質制
御器13による導電率によって正確に検出して、各絞シ
弁8.11を開閉調整するため、PHの測定精度を大幅
に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、既に提案される冷却水PH制御装置の系統図
、第2図は、導電率とPHとの関係を示すグラフ、第3
図は、アルミニクム水酸化物のpaによる溶解度を示す
グラフ、第4図は、第3図に基づいて描いたアルミニウ
ムの腐蝕を示すグラフ、第5図は、本発明による冷却水
PH制御装(20) 置の系統図、第6図は、本発明に組込まれる脱4オン交
換器と選択イオン交換器との関係を示す系統図、第7図
(a)、(o)、(C)、(d)は第6図に示される能
の変形例を示す系統図、第8図は本発明の池の実施例で
あって、この第8図は、銅酸化物のPHによる溶解度を
示すグラフ、第9図は、第8図に基づいて描いた銅の腐
蝕を示すグラフ、第10図は、第2実施例に組込まれる
脱イオン交換器と選択イオン交換器との関係を示す系統
図である。 1・・・貯水槽、2・・・給水ポンプ、3・・・冷却器
、4・・・循環冷却管、6・・・被冷却電気機器、8・
・・絞シ弁、9・・・バイパス、9a、9b・・・枝路
、10・・・脱イオン交換器、1】・・・絞如弁、12
・・・選択1オン交換器、13・・・水質制御器。 出願人代理人  猪 股   清 単1父 馬2図 馬5図 7 94− 馬8図 手続補正書 昭和57年8月−LD日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第127856号 2、発明の名称 冷却水PH制御装置 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 (307)  東京芝浦電気株式会社 一−− 7、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」の
欄及び図面。 8、補正の内容 (1)  明細書画1買初行初頭から同第3頁末行末尾
まで(2)同第4頁第6行中の1これらは」を「又は」
と改める。 (3)同第6頁第2行中の「(論理純水)」を「(理論
純水)」と改める。 (4)同第7買初行から第2行に亘る「陰イオン(アニ
オン)若しくは陽イオン(カニオン)」の語句を1導電
率」と改める。 (5)同第7頁第5行中の「防止」ヲ「抑制」と訂正す
る。 (6)同第7頁第10行中の「電解発生−1を1溶出」
と改める。 (7)  同第8頁第13行中の「電解」を「腐蝕」と
改める。 (8)同第8頁第14行中の「溶存」を「溶出」と改め
る。 (9)同第13頁第18行初頭の「又一方、」から同頁
末行末尾の「越えることはない」の文を「又一方、カチ
オンはH+に変換されてPI(を下げる。 又、最初からカチオンがH+の場合には変化しない。」
と改める。 知 同第17頁下から第2行中の、 rRB−H++NH之→RB −NH,十H+JをrR
B−H++NH店→RB−NH店+H+Jと改める。 (I])同第加頁第12行中の「電解して発生」を「溶
出」と改める。 αa 同第21頁第6行中の「電解発生」ヲ「溶出」と
改める。 (I3  同第21頁第9行中の「防止」を「抑制」と
改める。 (rJ  同第21頁第11行中の「測定」を[設定子
と改める。 α→ 願書に添附した図面の1第8図′を別紙の通り訂
正する。 明    細    書 1、発明の名称  冷却水PH制御装置28  特許請
求の範囲 1、アルミイオン若しくは銅イオン等を溶出する被冷却
電気機器、貯水槽、給水ポンプ及び冷却器を循環冷却管
で接続し、上記貯水槽と上記被冷却電気機器の上流側と
の間にバイパスを付設し、このバイパスに各絞り弁を有
する枝路を並設し、上記バイパスに水質制御器を上記各
絞り弁を開閉制御するようにして付設し、一方の上記枝
路に脱イオン交換器を、他方の上記枝路にアニオン選択
イオン交換樹脂若じくはカチオン選択イオン交換樹脂に
よる選択イオン交換器を設けたことを特徴とする冷却水
PH制御装置。 2、水質制御器を導電率測定器にしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の冷却水PH制御装置。 (3) 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば、大容量のしゃ断器、発電機の固定子
コイル等による被冷却電気機器を純水による冷却水で冷
却する冷却水PH制御装置に係り、特に、純水による冷
却水の導電率を測定しながらPHを一定の範囲に制御し
て上記被冷却電気機器の腐蝕を抑制する冷却水PH制御
装置に関する。 一般に、純水による冷却水を使用して被冷却電気機器を
冷却する手段では、冷却水を通す金属管の腐食により生
じたl金属イオンが上記冷却水中に溶存し、これに起因
して、冷却水の導電率が上昇し、通水部の絶縁抵抗低下
や被冷却電気機器の腐蝕を促進するおそれがある。 そこで、上記被冷却電気機器の腐蝕を抑制する手段とし
て、冷却水中に溶存する金属イオンをイオン交換樹脂に
よるイオン交換器で除去して純水による冷却水を再生成
して、これを被冷却電気機器の冷却手段に使用している
。 即ち、上記冷却水PH制御装置は、第1図に示(1) されるように、純水としての冷却水を貯水槽1から給水
ポンプ2によって冷却器3へ循環冷却管4を通して供給
し、上記冷却水を上記冷却器3によって一定の温度に冷
却し、さらに、この冷却水を電気的な絶縁管5を介して
1例えば、大容量をなすしゃ断器による被電気機器6の
アルミ管の冷却管(熱交換器)6aへ供給し、ここで熱
交換して発熱する被電気機器6を冷却すると同時に、ア
ルミの腐食による微量な金属イオンが冷却水に溶出して
溶存する。、しかして、仕事を了えた冷却水は絶縁管7
を通して上記貯水槽1へ還流する。 他方、上記貯水槽1と上記被冷却電気機器6の上流側に
位置する循環冷却管4との間には、絞り弁8を備えたバ
イパス9が付設されており、このバイパス9には、H+
−0H−イオン交換樹脂10mによる脱イオン交換器1
0が設けられている。 従って、腐蝕により生じた金属イオンの含まれる冷却水
は、その純度を低下して、導電率を高くするけれども、
上記バイパス9の脱イオン交換器10を通すことにより
、イオン樹脂交換作用によつて冷却水の純度を保持する
ようになっている。 (4)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルミイオン若しくは銅イオン等を電解して発生す
    る被冷却電気機器、貯水槽、給水ポンプ及び冷却器を循
    環冷却管で接続し、上記貯水槽と上記被冷却電気機器の
    上流側との間にノ々1ノ(スを付設し、このバイノくス
    に各絞り弁を有する枝路を並設し、上記パイ/くスに水
    質制御器を上記各絞り弁を開閉制御するようにして付設
    し、一方の上記枝路に脱イオン交換器を、池方の上記枝
    路にアニオン選択イオン交換樹脂若しくはカチオン選択
    イオン交換樹脂による選択イオン交換器を設けたことを
    特徴とする冷却水PH制御装置。 乙水質制御器を導電率測定器にしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の冷却水PH制御装置ヵ
JP12785682A 1982-07-22 1982-07-22 冷却水ph制御装置 Granted JPS5917617A (ja)

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