JPS59176160A - ラツク長さ検出装置を設けたならし運転機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はラックアンドピニオン式ステアリングの組立状
態における誤組立を検出することかできるランク長さ検
出装置を設けたならし運転機に関するものである。

（従来技術） 従来、ラックアンドビニオン式ステアリングのラックと
ピニオンの組み付は作業は、作業者が流れ作業によって
組み付けている。この組み付は作業では多くの型式のも
のが同時に流れているため、組み合わせる部品を間違え
て組み合わせることがあるが、車両組み立て段階か車両
検査段階で？−１しめて誤組付かわかる為、多くのムダ
を生んでいた。

（発明の目的） 本発明はランクアンドピニオン組立品に対する上記欠点
を解消するためになされたもので、ラックアンドビニオ
ンのならし運転時にランクとピニオンの噛み合い状態を
調べその結果に基づき誤組み付けの是否を判定できるラ
ンク長さ検出装置を設けたならし運転機を提供するもの
である。

（発明の構成） 本発明によるならし運転機の特徴は、ラックアンドピニ
オン式ステアリング機構のならし運転機において、前記
ピニオンの回転角検出器を設けるとともに、前記ラック
の一端に設けられ他端に向けて荷重を与えるシリンダと
前記ラックの他端に設けられ前記一端に向けて荷重を与
えるシリンダの少なくとも一力のシリンダにラック長さ
検出用測長器を設けたことである。

（作　用） 本発明の装置を上記のように構成したことにより、ラッ
クとピニオンがニュートラルの位置からピニオンの回転
量に見合った、ラック長さを持つことを検出器のデータ
から確認することができ、誤組み付は部品があった場合
にはピニオンの回転とそれに噛み合うラック長さとの寸
法により組合せ不適合が明らかにされる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例につき図により説明する。

図に示すように、ならし運転機の中央部にラックアンド
ピニオン組立品である製品１の簡易ラックエンドストッ
パ２を取付けた力を上側に、製品別アダプタ３を下側に
して取付ける製品サボ〜り４と製品クランパ５を設け、
製品クランパ５に製品クランプ用シリンダ６が接続して
おり、製品１の取付、取外のワに製品クランパ５を移動
させる。ラック側両端部には、上部に上負荷用シリンダ
７と、下部に下負荷用シリンダ８を設ける。ピニオンの
ステアリング軸側にビニオン回転用油圧モータ９を設け
、この油圧モータ９の下部にソケット抜き用シリンダ１
ｏを設ける。このならし運転機の右上部には操作盤１１
を設けてならし運転の必要な操作を行なえるようにして
いる。

ピニオン回転用油圧モータ９には作動時の回転角を測定
する回転角検出器１２を設ける。ラック上部からラック
に負荷をかける上負荷用シリンダ７にはラック長さが設
定範囲内のものがどうか識別するためｐラック長さ検出
用測長器１３を設け、ラック下部からランクに負荷をか
ける下負荷用シリンダ８にはラック長さ検出用測定器１
４を設ける。

このように構成したならし運転機では、製品１をならし
運転機に取付け、操作盤１１を操作して製品サポータ４
と製品クランパ５を作動し、製品１を固定する。製品１
を固定してから油圧モータ９によりピニオンを回転させ
ると同時に下負荷用シリンダ７吉下負荷用シリンダ８を
作動させて製品１のラックに上下より負荷をかける。そ
の後、ならし運転をパワーステアリングオイルを入わた
状態で行ない、ステアリング操作はラックエンド手前で
反転させ高速にて数回実施する。このならし運転の最後
のサイクルではストローク途中でパワーステアリングオ
イルの供給をやめ、ピニオンの回転を低速にすると同時
に負荷シリンダ７．８のバルブをＲ放Ｌ、低トルクにし
て簡易ラックエンドストッパ２がラックハウジング１ａ
に当たるまで回転させる。

低速、低トルクへの切替えは簡易ラックエンドストッパ
２を損傷させないだめの措置で、これにより簡易ラック
エンドストッパ２の取付部を傷付けることが避けられる
。

このならし運転の最終サイクルにおい毛、右切り端、左
切り端のラックエンドの位置をラック長さ検出用測定器
１３．１４で測定し、設定した合格範囲に入っているか
どうかを判定し、同時に右切り端から左切り端までのビ
ニオン回転角を回転角検出器１２により測定する。この
測定結果すなわちピニオンの回転角およびその回転角に
対する布切エンドと左切エンドの位置関係がすべて合格
したものを合格品として次の工程へ搬送する。

（発明の効果） 以上のような構成作用の本発明によるラック長さ検出装
置を設けたならし運転機では、車種毎に合格範囲を設定
しラックとピニオンの組み違いによるラック長さの違い
、ストロークの過不足、ピニオン回転角の過不足を容易
に判定することができる。ならし運転中に測定するため
、新らたな工程を増加させることがない。車種の増加や
変更に容易に対応できる。測定器の接点信号を一般のな
らし運転機のリミットスイッチ　゛代用品と［７て使用
することもできる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明によるラック長さ検出装置を設けたならし運
転機の側面図。 １・・・製　品 ２・・簡易５ツクエンドストツノく ５・・・製品別アダプタ　　４・・製品サポータ５・・
・製品クランノく ６・・・製品クランプ用シリンタ゛ ７・・主負荷用シリンダ ８・・下負荷用シリンダ ９・・ビニオン回転用油圧モータ １０・・・ソケット抜き用７１ノンタ゛１２・・・回転
角検出器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ラックアンドビニオン式ステアリング機構の
   ならし運転機において、前記ピニオンの回転装置に回転
   角検出器を設けるとともに、前記ラックの一端に設けら
   れ他端に向けて荷重を与えるシリンダと、前記ランクの
   他端に設けられ前記一端に向けて荷重を与えるシリンダ
   の、少なくとも一力のシリンダにラック長さ検出用測長
   器を設けたことを特徴とするラック長さ検出装置を設け
   たならし運転機。