JPS591759Y2 - 回転円板式浄化装置 - Google Patents
回転円板式浄化装置Info
- Publication number
- JPS591759Y2 JPS591759Y2 JP1979120820U JP12082079U JPS591759Y2 JP S591759 Y2 JPS591759 Y2 JP S591759Y2 JP 1979120820 U JP1979120820 U JP 1979120820U JP 12082079 U JP12082079 U JP 12082079U JP S591759 Y2 JPS591759 Y2 JP S591759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- purification device
- rotating shaft
- rotating disk
- type purification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は汚水等被処理水を浄化するにあたり、表面に生
物膜層を形成した円板を回転して行なうという、いわゆ
る回転板式の浄化装置に関する。
物膜層を形成した円板を回転して行なうという、いわゆ
る回転板式の浄化装置に関する。
被処理水の浄化方法として従来より散水濾床法、活性汚
泥法、接触曝気法及び回転円板法等があるが、このうち
回転円板法は他の方法に比して浄化能力が大きく、それ
でいて汚泥発生量が少なく、かつ動力費が少ない等の特
徴をもつため近年者しい普及をみせている。
泥法、接触曝気法及び回転円板法等があるが、このうち
回転円板法は他の方法に比して浄化能力が大きく、それ
でいて汚泥発生量が少なく、かつ動力費が少ない等の特
徴をもつため近年者しい普及をみせている。
ところで回転円板法はこのような利点をもつ反面、単に
円板をその中心局りに回転させるだけであるため円板表
面の30〜40%を常に被処理水中に浸漬せねばならず
、好気性の浄化処理を行なう場合にあっては空気中の酸
素と接触する円板表面の面積が60〜70%という小面
積に限られてしまうという欠点がある。
円板をその中心局りに回転させるだけであるため円板表
面の30〜40%を常に被処理水中に浸漬せねばならず
、好気性の浄化処理を行なう場合にあっては空気中の酸
素と接触する円板表面の面積が60〜70%という小面
積に限られてしまうという欠点がある。
また被処理水に浸漬している円板表面の面積も上記のよ
うに少ないため、高濃度な被処理水を能率よく浄化する
ためには円板の数を増やすより方法がなく、この結果、
装置の大型化は浄化能率の向上のために避けられないも
のである。
うに少ないため、高濃度な被処理水を能率よく浄化する
ためには円板の数を増やすより方法がなく、この結果、
装置の大型化は浄化能率の向上のために避けられないも
のである。
しかしながらこれらの欠点は、円板を定期的、間欠的に
空気中に引上げて、その略全表面を酸素と接触するよう
にすれば解消できるものであり、従来においてはこのよ
うな技術を採用した手段として2軸間に巻回した回動チ
ェーンに円板を装着した手段(特開昭53−662号公
報)とか、回転軸の周りに放射状にアームを突設し、該
アームに円板を装着した手段(特開昭49−84054
号公報)等がある。
空気中に引上げて、その略全表面を酸素と接触するよう
にすれば解消できるものであり、従来においてはこのよ
うな技術を採用した手段として2軸間に巻回した回動チ
ェーンに円板を装着した手段(特開昭53−662号公
報)とか、回転軸の周りに放射状にアームを突設し、該
アームに円板を装着した手段(特開昭49−84054
号公報)等がある。
ところがこれら従来手段はいずれも機構的、構造的に複
雑で、部品数が多いため、種々のトラブルを発生しやす
く、長期間安定して使用することができるとはいい難い
ものであった。
雑で、部品数が多いため、種々のトラブルを発生しやす
く、長期間安定して使用することができるとはいい難い
ものであった。
そこで本考案は、円板を空気中に引上げてその略全表面
の生物膜層をムラなく酸素と接触させることによって高
濃度の被処理水を能率よく浄化することのできる回転円
板式の浄化装置を部品数少なく非常に簡素な構成となし
て前記従来手段における欠点の解消を図ろうとするもの
である。
の生物膜層をムラなく酸素と接触させることによって高
濃度の被処理水を能率よく浄化することのできる回転円
板式の浄化装置を部品数少なく非常に簡素な構成となし
て前記従来手段における欠点の解消を図ろうとするもの
である。
即ち、この目的を遠戚するために本考案に係る回転円板
式浄化装置は非直線形に変形した回転軸に円板を装着し
、回転軸の回転に伴ない円板が被処理水に対して突入、
脱出を繰返すように構成したことを要旨とする。
式浄化装置は非直線形に変形した回転軸に円板を装着し
、回転軸の回転に伴ない円板が被処理水に対して突入、
脱出を繰返すように構成したことを要旨とする。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1,2図はその一実施例を示したもので、回転軸1は
クランク状に折曲形成され、その山側1aと谷側1bと
に円板2・・・・・・が装着しである。
クランク状に折曲形成され、その山側1aと谷側1bと
に円板2・・・・・・が装着しである。
そして、この回転軸1の両端を処理槽3の両側上部位置
に設けた軸承部材4,4に回転自在に軸承し、かつ一端
に駆、動軸5を連結して回転軸1を回転駆動することに
よって、前記円板2・・・・・・を処理槽3内に貯留さ
れた被処理水(汚水)Aに対して交互に突入、脱出を繰
返えすように構成しである。
に設けた軸承部材4,4に回転自在に軸承し、かつ一端
に駆、動軸5を連結して回転軸1を回転駆動することに
よって、前記円板2・・・・・・を処理槽3内に貯留さ
れた被処理水(汚水)Aに対して交互に突入、脱出を繰
返えすように構成しである。
図中3aは処理槽3に汚水を供給する供給口、3bは処
理槽3にて浄化処理された汚水を排出する排出口、3C
は前記円板2表面から剥離し、汚泥と化した生物膜を排
出する開閉弁6付きの排出管である。
理槽3にて浄化処理された汚水を排出する排出口、3C
は前記円板2表面から剥離し、汚泥と化した生物膜を排
出する開閉弁6付きの排出管である。
尚、この構成においては、山側1aに設けた円板2・・
・・・・を完全に空気中に脱出した状態で、谷側1bに
設けた円板2・・・・・・が約60%汚水Aに浸漬する
ようにしているが、山側1aと谷側1bとの距離のとり
方及び円板2・・・・・・の直径の大小、並びに汚水A
のレベルのとり方によって例えば谷側1bの円板2・・
・・・・を完全に水没させるようにすることもできるし
、またその状態において山側1aの円板2・・・・・・
をその表面全面の均等な酸化作用に影響がない程度の面
積だけ水没させるようにすることもできる。
・・・・を完全に空気中に脱出した状態で、谷側1bに
設けた円板2・・・・・・が約60%汚水Aに浸漬する
ようにしているが、山側1aと谷側1bとの距離のとり
方及び円板2・・・・・・の直径の大小、並びに汚水A
のレベルのとり方によって例えば谷側1bの円板2・・
・・・・を完全に水没させるようにすることもできるし
、またその状態において山側1aの円板2・・・・・・
をその表面全面の均等な酸化作用に影響がない程度の面
積だけ水没させるようにすることもできる。
また、前記円板2・・・・・・は回転軸1に固着しても
良いが回転自在な装着構造としても良い。
良いが回転自在な装着構造としても良い。
その場合は円板2・・・・・・が汚水Aに突入する際、
或いは汚水Aから脱出する際に衝撃によって多少回転す
るので、半水没状態で浸漬する場合においては何回かの
浸漬後に円板2・・・・・・が一回転して、その表面全
面が均等に浸漬される結果となり好都合である。
或いは汚水Aから脱出する際に衝撃によって多少回転す
るので、半水没状態で浸漬する場合においては何回かの
浸漬後に円板2・・・・・・が一回転して、その表面全
面が均等に浸漬される結果となり好都合である。
更に回転軸1としてはこの実施例に示した形状以外に例
えば第3図イないしホに示す如き形状に折曲変形した構
造のものでも使用することができるし、また第4図イ9
0に示すように鋸歯形状或いは蛇行形状(サイン波形)
に変形した構造のものでも使用することができる。
えば第3図イないしホに示す如き形状に折曲変形した構
造のものでも使用することができるし、また第4図イ9
0に示すように鋸歯形状或いは蛇行形状(サイン波形)
に変形した構造のものでも使用することができる。
そしてこれらの形状の回転軸1に対して円板2・・・・
・・は山側1a、谷側1bに一枚づつ装着してもよく(
第3図イ90、ホ参照)、また各頂点に一枚づつ装着し
てもよく(第4図イ参照)、一定間隔おきに装着しても
よく(同図口参照)、更には第5図に示すように装着個
所ごとに枚数を異ならせても良いものである。
・・は山側1a、谷側1bに一枚づつ装着してもよく(
第3図イ90、ホ参照)、また各頂点に一枚づつ装着し
てもよく(第4図イ参照)、一定間隔おきに装着しても
よく(同図口参照)、更には第5図に示すように装着個
所ごとに枚数を異ならせても良いものである。
本考案に係る回転円板式の浄化装置は上記の如く構成し
たため、円板が被処理水に対して突入、脱出を繰返すこ
とにより高濃度の被処理水を能率よく浄化できるもので
ありながら、突入、脱出動作も単に非線形に変形した回
転軸に円板を装着するという部品点数の少ない、非常に
簡素な構成によって行なえるものであり、それ故に装置
自身、堅牢で故障し難く、長期使用に適したものとする
ことができる。
たため、円板が被処理水に対して突入、脱出を繰返すこ
とにより高濃度の被処理水を能率よく浄化できるもので
ありながら、突入、脱出動作も単に非線形に変形した回
転軸に円板を装着するという部品点数の少ない、非常に
簡素な構成によって行なえるものであり、それ故に装置
自身、堅牢で故障し難く、長期使用に適したものとする
ことができる。
図は本考案に係る回転円板式の浄化装置を例示し、第1
図はその一実施例としての全体正面断面図、第2図は側
面視図、第3図イないしホ及び第4図イ90並びに第5
図は本考案の他の各実施例を示す要部の概略正面図であ
る。 1・・・・・・回転軸、2・・・・・・円板、A・・・
・・・被処理水。
図はその一実施例としての全体正面断面図、第2図は側
面視図、第3図イないしホ及び第4図イ90並びに第5
図は本考案の他の各実施例を示す要部の概略正面図であ
る。 1・・・・・・回転軸、2・・・・・・円板、A・・・
・・・被処理水。
Claims (1)
- 非直線形に変形した回転軸に円板を装着し、回転軸の回
転に伴ない円板が被処理水に対して突入、脱出を繰返え
すように構成してなる回転円板式浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979120820U JPS591759Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 回転円板式浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979120820U JPS591759Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 回転円板式浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5639192U JPS5639192U (ja) | 1981-04-13 |
JPS591759Y2 true JPS591759Y2 (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=29352988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979120820U Expired JPS591759Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 回転円板式浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591759Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP1979120820U patent/JPS591759Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5639192U (ja) | 1981-04-13 |
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