JPS5917568A - キヤリヤ駆動機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタイプライタ等のシリアルプリンタに用いられ
るキャリヤ駆動機構に関する。

従来、印字キャリヤを使用したシリアルプリンタでは、
駆動源に主として直流上−タを用い、張力伝達部材とし
て、ギヤ、駆動ベルト又は駆動ワイヤを使用し、キャリ
ヤを移動していたが、印字の自動修正や、ボールド印字
機能が一般的である現在、キャリヤの静止位置のずれは
大きな問題としてクローズアップされている。

第１図は従来のキャリヤ駆動機構の一例を示す。

１はキャリヤ駆動用モータでＰの出力を有する。

２は駆動プーリ、６は駆動ベルトで、キャリヤ４と結合
部５，５″で結合されている０６はガイドプーリである
。印字はプラテン７上の用紙に対し、印字ハンマ８によ
り活字ホイーＡ／９を叩打することにより行なわれる。

１０はキャリヤの位置信号を発生するだめのロータリー
エンコーダである。

印字は図中プラテン７の左から右に向ってなされる。キ
ャリヤ４がプラテン７の左端にある時、ベルト６の駆動
プーリ２から結合部５までの長さ１１は大きく、ガイド
プーリ６から結合部５′までの１２は小さい。駆動力は
、ベルト３の１１．ｌｊｚの部分−プーリ６−プーリ２
，６間の１３の部分の順序でかかり、１１の伸長による
過渡応答が発生する。しかし、１１が小さく、また開始
時期なので大きな問題とはならない。停止時は、モータ
の駆動電流は逆転し、駆動力Ｂｌａ部−プー９６　、　
ｌｚ、ｌｚ部の順序にかかり、１２及びＩｓ部の大きな
伸長による大きな過渡応答が発生することになる。一方
、キャリヤがプラテンの右端側（モータ側）にある時で
社、１２は１３とほぼ同じ長さに近づき、停止時１３及
び１２の両者の非常に大きな伸長により最大の過渡応答
が発生する。この様にキャリヤ停止時には大きな過渡応
答が発生し、キャリヤの停止精度を大きく劣化させてい
た。

本発明は上記欠点を除去し、過渡応答が小さく、キャリ
ヤの停止精度の高いキャリヤ駆動機構を提供することを
目的とする。

第２図は本発明を実施したキャリヤ駆動機構の一例を示
す。図中２〜１０は第１図と同様である。

モータ１′と１１は１と同じ直流モータであるが、出力
はモータ１の約１／２で、又同−の駆動Ｎ路で駆動され
る様に設定されている。従ってモータ１′と１１は同期
して回転し、ベルト３はプーリ２゜６によって搬送され
る。今、キャリヤ４がプラテンの左端にあって入方向に
移動している状態で、キャリヤ４を停止させるには、モ
ータ１’、ｉｉにそれぞれ逆方向の電力を供給するが、
この時ベルトのｌ３部には、従来例に比ベアの張力しか
発生しない。また同時にこの時、ベルトの１２部には従
来例と同じ張力が発生することになる。従ってキャリヤ
４の停止時に社、従来例に比ベベルト３の１３部におけ
る伸びがｉとなり、１２，１３部における伸びが減少し
２て過渡応答が小さくなる。これによりキャリヤの停止
精度は大巾に向上する０またキャリヤ４がプラテン７の
右端に６−Ｓ時にも同様である。

尚、本発明り上記実施例に限定するものでなく、モータ
としてパルスモータを使用しても良いし、ベルトの代り
に、チェーン、ワイヤーその細帯状部材を使用しても良
いことは言うまでもない。

以上の様に本発明によれば、キャリヤ停止時にオケル張
力伝達部材の伸びを最小に留めることができ、キャリヤ
の停止精度を大巾に向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の貌明図、第２図は本発明の詳細な説明
図。 １’、　１１−・・拳モータ ６・・・・・ベルト ４、・０１．キャリヤ 出願人　キャノン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 両端をキャリヤに固定した張力伝達部材とその張力伝達
   部材を搬送することによりキャリヤな駆動する駆動源と
   を有するキャリヤ駆動機構において、駆動源を複数備え
   各駆動源で張力伝達部材を同時に搬送することを特徴と
   するキャリヤ駆動機１１゜